2019年08月31日

2019年6月〜2019年8月の〔万年筆談話室〕開室日 *** 将来日付でのご案内 ***

@01 万談室開室日 サムネイル6月17日〜8月31日の開室日・開室時間は 左のとおりです。

夜間も開いていますのでお勤め帰りにもおいで下さい。


単なる万年筆談義をされる場所としてお使いいただいても結構です。

入室は無料。室内での喫煙禁止。(ベランダでは喫煙可能ですが灰皿はありません。携帯灰皿をお持ち下さい)

飲食(アルコール含む)
OKですが、調理不可



万年筆談話室
談話スペース調整部屋からなっています。

談話スペース は仲間と 泉筆五宝(Pen / Paper / Case / Ink / Maintenance)談義 や ミニ・イベント を楽しむ場所としてお使いください。

調整部屋 は万年筆の修理やペン先調整をその場で依頼できる〔万年筆診察室〕です。問題のある万年筆がありましたらお持ちください。


調整部屋について

オープンしているのは  第1ゾーン 10:00〜13:00 と 第2ゾーン 14:00〜17:00 と 第3ゾーン 18:00〜21:00 の1日3回。

第1ゾーンでは12:00第2ゾーンでは16:00までに入室いただければ調整は閉室時間を超えても最期まで行いますが、第3ゾーンでは21:00で閉めます。

また事前予約が入っていないゾーン予告なく閉めますので、調整ご希望の方は必ずメール予約を入れてからお越し下さい

上記開室スケジュール表ののついたゾーンに対して、開始時刻の12時間前までに予約を入れてからおいでください。

    第1ゾーン 10:00〜13:00 での診察をご希望の方は 前日22:00までにメールでお知らせ下さい。
    第2ゾーン 14:00〜17:00 での診察をご希望の方は 当日02:00までにメールでお知らせ下さい。 
    第3ゾーン 18:00〜21:00 での診察をご希望の方は 当日06:00までにメールでお知らせ下さい。


    予約が入っていないゾーンでは万年筆談話室開けません


調整部屋はペン先調整や修理の場所ですので、中ではお静かに願います。紙が擦れる音を聞き取りたいがために静かな空間を作ったので、ご協力よろしく!

基本的に対面調整/修理ですので、当日中にお返しします。お時間の無い場合はお預かりします。


談話スペースについて

談話スペースには、インスタ映えする撮影スタジオが装備されています。

またお子様をお連れになっても大丈夫なように、床にはウレタンマットを貼り、トイレにはお子様に便利な踏み台もあり、ウエットティッシュも完備しています。

12月から3月までの間は、電気炬燵(6人用)も設置してあります。ご自由にお使い下さい。

万年筆を愛用されている方であれば、イベントや勉強会、実験、万年筆撮影会、オフ会、女子会などに談話スペースを無料で提供いたします。

また 販売会 や 新商品発表会(小物類)などにお使いいただいてもかまいません。利用代金不要です。

万年筆談義や、飲み会の待ち合わせ場所としてご利用いただいても結構です。

各種書籍古いカタログパイロットタイムズ各社の社史萬年筆と化学インクと化学 等もありますのでお一人で読書するのに利用いただいても結構です。

談話スペースについては、10:30〜20:30の間であれば、自由な時間設定でお使いいただけます。利用日の前日以前に代表の方がメールかFAXでお申し込み下さい。



何か質問がありましたらコメント欄にお書き下さるか、メッセージ、メールでお知らせ下さい。  


〔万年筆談話室〕の 場所 :東京都港区三田1-10-10 三田グリーンハイツ 209号室
 (エレベーターを降りて正面突き当たりの部屋)

万年筆談話室の地図電話03-5476-0361 (出られない場合は、留守番電話にメッセージを入れてください)

Mailpelikan @ hotmail.co.jp or  pelikan_1931 @ yahoo.co.jp にお申し込み下さい。 の前後のブランク を外してからメールして下さいね。  
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2019年08月03日

8月3日(土)は萬年筆研究会【WAGNER】 表定例会@水道橋 *** 将来日付でのご案内 ***

日時:83日( 10:3016:30 開場10:00  ペンクリ会員限定(開催日当日会員登録された方も調整は受けられます)

場所:
内海 2F教室(東京学院ビル) 住所:東京都千代田区三崎町3丁目615

2019/20年の予定  ここ を押して! 名札をお持ちの方はお忘れなく!  


入会申込書 V3

新規入会の方は左記の記入用紙会員番号以外を書き入れて持参して頂くと、受付時間が短くなります。

記入例は
 ここ にあります!  携帯メールアドレスを記入される方はPCからのメール拒否を外して下さいね。 

参加を逡巡されている方は
 こちら を読んで安心して参加を!  

18
未満の方は参加費無料です。友人を誘って・・・勇気を持って覗いてみてね!


★ 紙様勉強会  テーマは後日広報します。午後2時開始!


★ 万年筆談話室  開室一周年記念行事の紹介

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2019年07月27日

7月27日(土)は 〔あきた萬年筆フェス 2019〕 です *** 将来日付でのご案内 ***

WAGNER2019秋田大会日時:727日(  10:0016:30 開場9:00  

場所:
アトリオン
 7階 ハーモニープラザ 研修室2 住所:秋田県秋田市中通2-3-8

〔あきた萬年筆フェス〕として開催する2回目の大会です。秋田での萬年筆研究会【WAGNER】としては12回目。

主催が秋田萬年筆倶楽部で、共催が萬年筆研究会【WAGNER】です。

ごらんのように、本当に一日でこれだけ出来るのか?というほど詰め込まれたプログラムこそが秋田らしさ。

年一回の実施ということもあり、毎年20人から多い時には50人ほどの万年筆ユーザが集まります。

どなたでも参加出来ますので、(お好きな時間帯に)お気軽においでください。

なを、〔あきた萬年筆フェス 2019〕ということなので、萬年筆研究会【WAGNER】への会員登録無しでもペン・クリニックは受けられます。

機構修理は出来ませんが、ペン先の書き味や曲がりは、ワンコイン(オッチャン・コイン)で魔法のように直ってしまいます。ぜひお試し下さい。

エンターテナーの多い秋田大会。開場から二次会終了まで、ずーっと大笑いという楽しい大会です。

また個人的には1日で最も体重が増える大会。なんとかカロリー消費しようと宴会場からホテルまで歩いて帰るので、もっとも歩行数の多い大会でもあります  

今回は秋田を楽しむため二泊します。〔飲んだらと研ぐな!研ぐなら飲むな!〕を守れるだろうか?

2019/20年の予定  ここ を押して! 名札をお持ちの方はお忘れなく!  

入会申込書 V3

新規入会の方は左記の記入用紙会員番号以外を書き入れて持参して頂くと、受付時間が短くなります。

記入例は
 ここ にあります!  携帯メールアドレスを記入される方はPCからのメール拒否を外して下さいね。 

参加を逡巡されている方は
 こちら を読んで安心して参加を!  

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未満の方は参加費無料です。友人を誘って・・・勇気を持って覗いてみてね!

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2019年07月14日

2019年7月14日(日)は 第10回 y.y Day@神戸・元町 *** 将来日付でのご案内 ***

日時:714日(  10:0016:30 開場9:00  ペンクリどなたでも受けられます!

場所:兵庫県民会館 9 303  住所:兵庫県神戸市中央区下山手通4-16-3 

2019年/2020の萬年筆研究会【WAGNER】関係の予定  ここ を押して! 


入会申込書 V3

萬年筆研究会【WAGNER】への新規入会ご希望の方は左記の記入用紙会員番号以外を書き入れて持参して頂くと、受付時間が短くなります。

記入例は
 ここ にあります!  携帯メールアドレスを記入される方はPCからのメール拒否を外して下さいね。 

参加を逡巡されている方は
 こちら を読んで安心して参加を!

料金は1家族2,000円ですので、ご家族でおいで下さいね!
 


第10回 y.y Day の 詳細はこちらをお読み下さい!

  
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2019年07月07日

2019年7月7日(日)は萬年筆研究会【WAGNER】 裏定例会@横浜 *** 将来日付でのご案内 ***

日時:77日(  9:3016:30 開場9:00  ペンクリ会員限定(開催日当日会員登録された方も調整は受けられます)

場所:
横浜情報文化センター 7F会議室 住所:横浜市中区日本大通11番地

2019/20年の予定  ここ を押して! 名札をお持ちの方はお忘れなく!
  
 

入会申込書 V3


新規入会の方は左記の記入用紙会員番号以外を書き入れて持参して頂くと、受付時間が短くなります。

記入例は
 ここ にあります!  携帯メールアドレスを記入される方はPCからのメール拒否を外して下さいね。 

参加を逡巡されている方は
 こちら を読んで安心して参加を!  

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未満の方は参加費無料です。友人を誘って・・・勇気を持って覗いてみてね!

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2019年06月24日

自己調整の失敗事例を募集し、原因解析&最適調整を無料で行うキャンペーン!

緊急募集!


自己調整に失敗し、にっちもさっちもいかなくなった萬年筆よ来たれ!


萬年筆の書き味を少しでも良くしようと、自分でいじり始める人がいる。そう少なくは無いはずだ。

しかし、正しい形と、ただしい道具、正しい理論と、正しい手順を知らないでやみくもにやっても、絶対に最高の状態にはならない。

適当にルービックキューブを回していたらたまたま6面がそろった・・・という確率とそれほど変わらないだろう。

だいたい〇〇〇〇京分の1の確率くらいかな?まぁ不可能だろう。

また、たまたまましな書き味になって、調整に成功した!と喜んでいても、最高の書き味のレベルまで持って行ける余地はいくらでもあるはずだ。

賢明な方は、途中であきらめ、それ以上触らずに箪笥の肥やしにしているはずだ。あるいは、ペンクリニックに持って行くか。

しかし対面のペンクリで、自己調整に失敗した萬年聿をペン・ドクターにさらし、自分で壊しましたとゲロし、鼻先で笑われるのを屈辱と考える人も少なくはあるまい。

まぁ、イヤなもんだ・・・拙者は意地でも持って行かなかった。とは言っても当時はペンクリもほとんどなかったのか!

しかし、どうして自己調整に失敗したのか?失敗しないためにはどうしたら良いのか?  を学ぶためには、自己調整の失敗例が一番タメになる。

そこで、ご提案!


自己調整に失敗した萬年筆を万年筆談話室まで送ってくだされ。あるいは、WAGNERのペンクリニックでお渡しくだされ。

失敗した原因を分析し、再発防止のポイントをblogで紹介した後、完璧なありのまま調整(本来あるべきペン先の姿に可能な限り持って行く調整)を施してお返しする。

もちろん、blogで本名やハンドル名は、ご本人の了解が無ければ出さない。また調整料金は、この企画に関してだけは無料とします。

もちろん期限付きです。6月25日〜7月31日までに談話室に届いた萬年筆が対象。(宅配便/クリックポスト/小包/レターパックetc.)

上限人数/本数:最大10人、20本まで(最初の人が20本と申し込んできたら、それで枠は完了します。申し込みはお早めに!

どこで入手し、どうやって失敗したかを、詳細に記述していただくことが前提です。

送っていただいた内容はblogへ掲載することもありますが、個人を特定できる情報は開示しません。

掲載日:月曜日、木曜日の週2回の掲載。


何故失敗するのか?どうやれば失敗しないのか?失敗したらどうすれば良いのか?

などを一本ずつ記載していく予定です。

まずは、Mailpelikan @ hotmail.co.jp or  pelikan_1931 @ yahoo.co.jp にお問い合わせ下さい。 の前後のブランク を外してからメールして下さいね。

詳細を打ち合わせた上で、お送りいただき、直した上で返送します。

対象は、あくまでも自己調整の失敗物、あるいは、まだ良くなる可能性ありますか?と聞きたいようなブツです。

今回は機構修理はやりません。あくまでも自己調整の失敗物です。(無料ペンクリでメチャクチャにされたものでもOKですが、自己調整の失敗としてblogには掲載します。

すこしだけ後悔している一本?があれば、まずはメールください。

直接、万年筆談話室には送らないでくださいね!失敗内容の確認してから、受ける受けないを決めま〜す!


それでは、自己調整に失敗した萬年筆を捜せ!



にっちもさっちもいかない・・・ にっちもさっちもは、算盤(そろばん)用語が語源である。 参照元

「にっち」は「二進(にしん)」、「さっち」は「三進(さんしん)」の音が変化した語。

「二進」とは2割る2、「三進」とは3割る3のことで、ともに割り切れ、商に1が立って計算が出来ることを意味していた。

そこから、2や3でも割り切れないことを「二進も三進も行かない」と言うようになり、しだいに計算が合わないことを意味するようになった。

さらに、商売が金銭面でうまく行かないことの意味になり、身動きがとれない意味へと変化した。
  
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2019年06月23日

ひょっこり訪問〔新潟〕が想定外の盛り上がり!

本日のひょっこり訪問〔新潟〕は、まさに想定外のにぎわいだった。

たこ娘の調整、Ericのデコ・カクノ・ワークショップ(キノコ、金魚)、マッチの鍍金工房などを目当てに28人の人が集まった。

地元会員の熱意、地元文具店の協力があって初めて実現できるような数字だ。過去、参加者数が一桁になって開催が消滅した新潟とは思われない賑わいだった。

地元以外からの参加者は8名だったが、うち2名は新潟に実家があるということで地元からの参加者が実質22名という地元比率の高い大会!

初参加の方12名のうち、9名の方がWAGNERに入会。これは2019年の新記録。

昨日までは、2月の泉筆五宝展の8名が最高だった!

調整依頼の紙は33枚だったが、調整した萬年筆は34本で、そのうちたこ娘さんが担当したのが16本で、拙者のが18本。

ペースを見ながら配分したaurora_88さんの手際に感心!

Montblanc が 9本

プラチナ/中屋 が 7本

セーラー が 7本

パイロットが 3本

あとはバラバラかな?

Montblanc 比率が高いのが新潟! とは
一概には言えない。Montblanc命の方が2名いらっしゃったのでなぁ。

とはいえ、一日に持ち込まれたNo.149の数は凄かったな!

全体として、萬年筆研究会【WAGNER】に対して、〔新潟まで来てくれたありがとう!〕という気持ちをひしひしと感じ、行って良かった!と確信する事が出来た。

また宴会にも10人が参加し、地元の名店での料理に舌鼓を打った。

日本全国のWAGNERの二次会の中で、最高においしい宴会であることは確か!

おいしいお酒にもありつけ、最高に幸せな一日となった。

宴会の食べ物等は facebook に掲載されているようなので、ぜひご覧下さい。

年に2回ぐらいやりたいね!という声も上がるほど期待感の強い新潟大会でした!

新潟萬年筆倶楽部の方々、ありがとうございました〜!
  
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6月23日(日)は萬年筆研究会【WAGNER】 ひょっこり訪問【新潟】 *** 将来日付でのご案内 ***

日時:623日( 10:3016:30 開場10:00  ペンクリ会員限定(開催日当日会員登録された方も調整は受けられます)

場所:
NST新潟総合テレビ 3F ゆめディア 301 住所:新潟県新潟市中央区八千代2-3-1

2019/20年の予定  ここ を押して! 名札
をお持ちの方はお忘れなく!

入会申込書 V3

新規入会の方は左記の記入用紙会員番号以外を書き入れて持参して頂くと、受付時間が短くなります。

記入例は
 ここ にあります!  携帯メールアドレスを記入される方はPCからのメール拒否を外して下さいね。 

参加を逡巡されている方は
 こちら を読んで安心して参加を!  

18
未満
の方は参加費無料です。友人を誘って・・・勇気を持って覗いてみてね!

詳細情報は追って掲載しますが・・・


      たこ娘 さんのペン・クリニック

      Eric
さんのデコカクノ・ワークショップ

      マッチ
さんの鍍金工房

など、華やかなイベントが盛りだくさんです!

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2019年06月22日

万年筆談話室を夏向きに・・・

@01万年筆談話室を少しだけ夏向きにすべく、入口のスリッパを変更した。

左が男性用で、右が女性用。各5足しか用意していないので、それ以上の人数になる場合は、別の物を用意するので、事前に連絡くだされ。

冬用だと足が暑いし、ビーチサンダルのようなスリッパでは靴下を脱ぐ手間がかかるので、これくらいで妥協した。

万年筆談話室の建物は40年ほど前に立てられたものなので、バリアフリー仕様ではない。

室内で躓く部分も多いので、出来ればクロックスのサンダルのようなタイプが良いのだが、大きさがネックで万年筆談話室では使えない。

正確に言うと下駄箱に収納できない・・・ので、今回のスリッパで我慢してくだされ。

@02こちらが、何者かわかるかな? Rollei のバッテリーチャージャーなのじゃ。実はいつ使っても満足に充電できなかった記憶がある。

まぁ、1回稼働させると2年くらいは手を触れないので、いくら満タンのバッテリーであろうと空になってしまうのはあたりまえ。

本日、このチャージャーを万年筆談話室に持ち込んでLEDタイトなどが機能しているかどうか確認中。

このバッテリーチャージャーは非常に高価なのでまとめ買いが出来ない。また正規品のバッテリーも目の玉が飛び出るほど高価だ!

バッテリー代替品は売っているのだが、EFSET IMR 14500 という3.7Vの電池を3本使うという変則技。

@04分解してみると、こういう形状になっている。

この紫色の電池が14500タイプらしい。このタイプを充電する能力はこのバッテリーチャージャーにはないので、別途この電池用のチャージャーを探し出してポチったところじゃ。

この代替バッテリー・ユニットは本体に押し込むことは出来るのだが、外す際に大騒ぎとなる。

なんとロックを外した状態で、マイナスドライバーのような物で押し出さないと出てこない。

いやはや、
やはり純正でないと色々と不都合はあるわな。

@03こちらが本体で、Rolleiflex 6008 integralというもの。もちろんブローニー・サイズのフィルムを使う6x6判カメラじゃ。

専用充電器ですらフルチャージには何時間もかかるので、少しだけ充電したところで、カメラに装着してシャッターを押してみた。

押すと同時にバフォー・バフォーという感じで連続撮影が出来る。巻き上げスピードはそれほど速くない。

まぁ、ブローニーで連写することもないので、モードラは不要なのだが・・・残念ながらこの機種はバッテリーが無いとまったく動かない。

実は、このヘッドに乗っかるプリズムファインダーを使ってみたくて購入したのだが、6x6は左右反対にファインダー画像がなるのになれているので、左右が正しいとカメラの振り方に戸惑ってしまう。

やっぱり拙者には6X6は、メカニカルシャッターの二眼レフの方が良い。出来ればレンズもプラナーじゃなくてクセノタールの描写の方が好きだなぁ・・・

そうだ、ちょっと邪魔だけど、カメラ保存庫を万年筆談話室に持って上がろうかなぁ? 暇つぶしにはなるかもしれない。
  
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2019年06月21日

万年筆談話室の電話機を変更(留守録出来るようになりました)

今まで、万年筆談話室の電話は、複合機経由で繋がっていた。

従って指定回数ならしても当方が出なかった場合は、自動的にFAXになるような設定だった。

すなわち、留守番電話にならなかったのじゃ。

一方で開室以来、FAXを送ったことは一度も無いし、FAXが来たことも一度も無い。

そういう情報は自宅の方で送受信しているので、FAXは不要と判断し、電話回線を直接受話器(親機)に接続した。

しかし、電話機は昨年安価なモデルをamazonで購入したので、見栄えが悪い。しかも使い勝手も悪い。

親機も子機も調整スペース内にあるのだが、子機は作業椅子の前で、親機は入口の棚の上。しかも親機の受話器と親機本体が有線接続。

受話器を持って談話スペースに行くには、大回りして机の前の子機を持つ必要があった。


@01@02そこで、いろいろ捜して見つけたのがこちら!Pioneer の親機1つ、子機1つのモデルじゃ。しかも親機本体と親機受話器は無線接続。

親機の受話器を持って談話スペースに行ける。こりゃ便利だ。

しかも色が可愛い!既に廃盤となったモデルらしい。カタログ落ちはしているようだがamazonではまだ10個以上残っている。

子機が3個になると子機の受話器の背中はブルーではなくなってしまうので、選択肢は子機一個しか無かった。

でも、親機の受話器が子機と同じ扱いが出来るし、ボタンのレイアウトも同じなので不便は無い。

自宅は同じ型だがブルーではない方の子機2個モデル、万年筆談話室は左記のブルーの子機1個モデルにした。

そこまでは良かったのだが、配線するのに目が回りそうになった。机の下に潜り、どの線をどここから外すのか?また新しい線をどこに入れるのか・・・気が狂いそうだった。

拙者は小学生の時から電気配線が苦手で、2003年に大型プラズマTVを購入した際も、テレビの配線は全て娘に来てやってもらった。

そんな拙者なので、二カ所も電話配線するのは苦痛以外の何物でもなかった。ともあれ、取説が非常にわかりやすかったのでなんとかはなった。

配線を変えたので、電話線は直接親機につながれた。従って、もうFAXを送っていただいても受信出来ません。

その一方で、留守録機能が復活したので、10分間くらいはメッセージを残せるようになったので、拙者が出られないときにはメッセージを残して置いてくだされ。よろしゅうにぃ〜
  
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2019年06月20日

Pelikan M805 18C-M vibrant blue の 追い込み調整開始

@01左は本日、追い込み調整用としてお預かりした Pelikan M805 vibrant blue じゃ。相変わらず綺麗な軸色

M800/805系の軸色ではNo.1の美しさではないだろうか?

今回の依頼内容は・・・あまり面白くない書き味なので、M-Stub のような書き味にして欲しいとのこと。

既に自己調整である程度削ってはみたものの、今一歩だなぁ〜ということで、万年筆談話室にやってこられた。

自己調整をやられているので、調整のプロセスはよくご存じ。従ってその作業を見るよりも、結果として〔おお、面白い!〕という書き味を早く実現して欲しいということだろう。

@02@03まず、ペン先がかなり奥の方までソケットに押し込まれている。

ペン先の太さ表記がわかりやすいように、首軸からあと1个曚疋撻鸚茲前に出ていた方がカッコイイ!

また右側の拡大画像を見ると、ペン芯の先端部がPelikanのペン先の模様刻印の頂点よりも前に出ている。

ペン先の模様の頂点と、ペン芯の先端部がピッタリとあう場合が一番カッコイイ!こいつはペン芯が少し前に出すぎている。

@04@05こちらは横顔。ペンポイントを見ると、Stub化すべくペンポイントの下側を耐水ペーパーで研磨しているようだ。

ただ、先端部を落としていないので、ペンポイントを薄くしても、望みどおりの横細縦太の字形にはなりにくい。

ペンポイント研磨のコツは、あるべき姿のペンポイントの形状を知った上で、その形状に近づくように研磨していくのに大半の時間を使う。

ペンポイントをなめらかにする作業は、最期の数分間で十分なのじゃ。

@06書き味が悪い原因は、ここにもある。ペン先ユニットの状態では段差の無いペン先であっても、ペン先単体にすると段差が出る個体が多い。

特にPelikan の M800/805系では、ほとんどの場合、向かって左側下がり。上から見ると右側が下がっている。

この原因は、ペン先とペン芯を押し込む際の動画(Pekikanの作業工程)を見るとすぐに分かるはずだ。

@07一応スリットを拡げた状態のペン先の全体画像。

いつも思うのだが、Pelikanは首軸の中に隠れている部分の処理が下手。コストカット穴の形状や位置が、左右で全く異なっている!

@08こちらはStub調整前のペンポイント。先端部は丸く盛り上がっており、典型的なMの研ぎじゃ。

これをM-Stubのような書き味に変えるだけだが、最も重要なのは、Stubの形状に似せること。

@09こちらが位置調整を施したペン先を胴軸にねじ込んだ状態。Mの文字が堂々と見えるのが分かるかな?上から二番目の左側の画像と比べてみて下され!

ペン芯の先頭部がペン先模様の最先端とほぼ同じ位置にあるのが分かるはずだ。

実は、この位置は現行のPelikan M800/805系のペン芯ではすんなりと場所を固定するのが難しい。実際に揃えようとすればよく分かるはずじゃ。

@10研ぎ上がったペンポイントを上から見た画像。

先端部を平たく研ぎ、背中側のエッジとコーナーに平面を少しだけ作っておいた。その方がStubっぽいからじゃ。

拙者の場合は、何を置いてもかっこよさ!を重視している。

で、肝心の書き味だが、追い込み調整をしていない段階で、まぁまぁというところ。

筆記角度をピタリと決められる人なら、この状態でも十分に使える。

しかし、今回は少しだけ自由度を上げておこうと考えている。

Stub字のニーズがあるわけではなく、つまんない書き味だからStub!という感じなので、持ち方がStubを生かす持ち方になるかどうかは分からない。

それがペン先の自由度を上げる理由なのじゃ。また、一週間ほど追い込み調整をするので、どんな状態に変貌するのか、拙者自身も楽しみにしてる!

  
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2019年06月19日

生還記念のボールペン

2019-06-19このボールペンは1995年の12月にシカゴ国際空港の免税店で購入した物。

訳ありの出張で、アメリカの5州を10人くらいで回る一週間の旅だったのだが、命の危険が2回あった。それを乗り越えた記念に購入した物だ。

ある州の拠点から別の州の拠点まではプライベートジェットで飛んだ。20人くらい乗れる小型機だったが、座席下には酒類がたっぷりと入っていた。

そして操縦席と客室の間のドアは開けられ、前を見ることが出来た。拙者は臆病なのでシートベルトは外さなかったがな。

小型機なのに着陸はスムーズで降りたことさえ気付かなかった。降りてから飛行機の外を見ると、★が20個ほど貼り付けられていた。

聞けば、朝鮮戦争で撃墜した敵機の数だとか!すごく腕の良いパイロットに当たったようで最高の経験をした。二度とプライベートジェットに乗る経験は出来ないだろうが。

その後、シカゴへは中型機で飛んだ。たしか双発だった。飛び立つと同時に右側エンジンから爆発音のような音が聞こえた。

ちょうど右側の席だったので、びっくりした。メーデーを見ていると、こういう時には空港に戻って運行停止にするのが当たり前だと思うのだが・・・

機内放送があって、片側だけのエンジンでも運行に支障は無いのでシカゴまで飛ぶと言ったようだ。

完全には聞き取れなかったし、英語の堪能な日本人とも席が離れていた。

その後、シカゴに近づくにつれて、空模様が怪しくなり、着陸直前には地獄のような揺れ!

胸で十字を切っている乗客も数多くいた。キリスト教は最期は神に頼るんだぁ〜と割と冷静に見ていた。まぁ、大丈夫だろうと・・・

そのうち、
機内放送があって、皆が前傾姿勢をとったので、こりゃやばいかなぁ〜と思ったのだが、太っているうえ、体が硬いので、うまく体をたためない。

いいや!と思って前を見回していたら、日本人だけは前傾姿勢をとっていなかった。

英語が聞き取れなかったか、武士は最期まで威厳を保とうとしたのか・・・

で、ものすごい衝撃音とともに、飛行機は着陸した。逆噴射しなかったのか、ずいぶんと長い間、滑走路を走っていて、このまま死ぬのかと思ったが・・・

なんとか、止まることが出来た。長い滑走路だったのかな?機内放送が聞こえた瞬間、皆が拍手!

拙者も隣の白人の男性に抱きつかれて握手させられた。当時あまり飛行機に乗った経験が無かったのでしらなかったのだが・・・結構危険な状態だったらしい。

その世からシカゴは大雪で、朝になると道路は雪で埋まっていた。とはいえ、本日の便で帰らないと会社に間に合わない。

退職の意思を一言も表明しないまま、次に行く会社の人と旅行してたのでヒヤヒヤ!

どうやらタクシーなら空港に行けそうなので、タクシーに分乗する。

タクシーのスピードが速すぎると感じたので、チップを20ドルわたし、Slow!と言ったのだが・・・

運転手は満面に笑みを浮かべて猛ダッシュした!どうやら遅すぎるから急げと言われたと勘違いしたらしい。

それからの15分ほどは生きたここちがしなかった。飛行機の上なら落ちたら即死で諦めも付くが、衝突して大けがをするのはイヤだぁ〜!と隣の人と顔を引きつらせていた。

ようやく飛行場へ着くと、どうやら出発便が12時間ほど遅れるとの表示が!

3ヶ月前にタバコを止めていたので、喫煙所で時間を潰すことも出来ず、一人で免税店を徘徊していた。

この雪なので、空港内もガランとしていた。そこで見つけたのがこのデュポンのボールペン。

カタログで見たことも無かった模様で、一発で恋に落ちた。ただ名前が無いので、いまだに整理できずに困っている。

純正漆・星雲・・・なら黒い軸に金ラメなのだが、これはオレンジっぽい軸に金ラメを散らしている。

そうだ、これは運良く生き残った生還記念だ!大事にしようっと! そう思って、海外に行く際には毎回、机の上に飾ってから旅に出ている。とても大切なボールペンだ。
  
Posted by pelikan_1931 at 23:40Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

2019年06月18日

萬年筆研究会 最初の限定品〔WAGNER 2007〕

@01左が記念すべき萬年筆研究会【WAGNER】の最初の限定品じゃ。

記録を見ると、40本作ったのだが、30人の人で完売となっている。

一人で2本以上購入した人が何人かいたわことになる。拙者はたしか5本購入したが、現在ではこの一本しか無い。

これってシルバーンの石だたみじゃないの? そうなんです。石だたみなのですが、少しだけ普通と違うスペックなんですなぁ。

10年ほど前に、パイロットの社員が一番買う万年筆がシルバーンだと聞いた。ペンステーションで聞いた話なので信憑性はある。

たしかに重量バランス、キャップを後ろに挿すときの感触(ずぶずぶと深くまで挿せる)、書き味ともに素晴らしいのだが、一つだけ弱点がある。

国内用のペン先はFとMしか用意されていないのじゃ。当時は太字にしか興味が無かったので、そういう万年筆は問題外だったのだが・・・

Fountain Pen Hspital の カタログを見ていたら18K-B ニブ付きがあるではないか!

おそるおそる店員さんに聞いてみると、〔あ、出来るわよ!〕との回答。

そこでヤフオクでパイロット製品を安売りしている店にお願いして、特別仕様のシルバーンを40本作って貰った。

今では考えられないが、すんなりとOKが出て作ってくれた。カスタマイズする部分が少なかったことと、主力商品ではなかったことが幸いしたのだろう。

@02@03カスタマイズした部分は、WAGNER 2007 という文字をSTERLING SILVER という文字の横に入れること。

そしてペン先を18K-Bにすることだけだった。販売店から来た請求書には刻印設定工数として10万円が加わっていた。

WAGNER 2007 の10文字の代金が一本当たり2,500円! 1文字250円なら安い物だ。

ある大先輩が、ペン先に般若心経262文字を彫って貰ったそうだが、1文字当たり1万円だったと聞いた!

Bのペン先を作る方が大変そうに思ったが、それには追加料金は書かれていなかった。

当時のシルバーンのペン先刻印はNAMIKIマークではなかったのかな?

いずれにせよ、赤字にはならないで限定品を作る事が出来たのに自信を持って、翌年は熊本の光助さんで肥後象眼のキャップバンドのプラチナ #3776を100本作った。

この時は、100本全てMusic ニブだったなぁ・・・

2009年はSenator 18C-B を 300本作り、売り切るのに10年かかった。まだ数本は在庫がある。

調子に乗って2010年には限定万年筆を5種類、それにTWSBIのカラー軸を240本にTAKUYAのペンケースなど作りまくって・・・限定品作りに生活が疲弊してしまった。

それで2年ほど休んでから再開した。

いまでは限定品の企画は、老後の楽しみになっているが、だんだんと感性が劣化してきているので、少しずつ若い層に委譲しようかと考えている。
  
Posted by pelikan_1931 at 23:51Comments(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

2019年06月17日

セーラー・プロフィット・レアロの亜流だが・・・なんだか変!

@01この2本はグリーン軸のレアロだ。いずれも仙台の文具の杜で購入した物。

それぞれ左側は、文具の杜オリジナルのグリーン軸で、右側はWAGNER 2013じゃ。

ミドラーの拙者としては、左は外すわけには行かないし、右はペン先にWAGNER専用の刻印を入れる2本目!

1本目(WAGNER 2010)が軸色で失敗し、2年間は限定万年筆を作る気が失せていたので、背水の陣で作ったものじゃ。

WAGNER 2010と同じくセーラーで作り、プロフィット型、プロギア型があり、ペン先もそれぞれ7種類というとんでもない作り方をした。

プロフィットを74本、プロギアを58本作り、いずれも完売した・・・というか、注文生産だったのじゃ。はじめから本数指定で注文した。

購入者の顔が見えているWAGNERだからこそ出来たわざだが、猫も杓子も限定軸を作るようになると、こういうのんびりとした作り方は不可能になった。

写真を撮ってから分かったのだが、WAGNER 2013の方は、キャップと胴軸とが同じモデルではない!

キャップトップが平たいのに、尻軸が尖っている!

@02どうやら、別の軸のキャップを右側の胴軸に挿して撮影したようじゃな。

もっともペンケースから出したものをそのまま撮影したので、しまうときから間違っていたのだろう。

実は拙者は昔のプラチナ #3776 ギャザードの天冠が平べったいやつが大好き。

今回間違えてキャップを被せたモデルは、まさに#3776 ギャザードと似た形状になっている。

本来ならそうやって使いたいのだが、残ったもの同士を組み合わせると、かなりいかさない形状になるので踏ん切りが付かないのじゃ。

@03ペン先は、文具の杜オリジナル軸には普通のペン先が付いている。この場合は21K-B。

一方でWAGNER 2013には21K-Zが付いている。

拙者が自分用に用意したWAGNER 2013は21K-MS付きの軸と、21K-Z付きの軸が各一本のみじゃ。

他は全てお嫁に行ってしまった。少しは売れ残っていたのだが、海外からの問合せに答えていたら、いつのまにか無くなっていた。

今でも問合せが来るのだが、回答はいつも Sold Out! インスタグラムでは海外のフォロワーも多いので、最近では最初から海外枠を(数本だけ)準備しておくことにしている。

海外の万年筆愛好家も、日本の万年筆メーカーの大切なお客様なので、彼らが欲しいものがその国では手に入らなければ、お譲りするのも悪くないと考えている。

逆に、日本では手に入らない物を代わりに購入して送ってくれる時もある。

そうやって世界の万年筆愛好家と繋がっていれば、お互いの文化も少しずつ理解でき、良い関係になれるのではと夢見ている。

個人レベルでは、(覚えている範囲で)韓国、中国、台湾、シンガポール、タイ、ルーマニア、イギリス、英国、伊太利亜、フランス、オーストラリア、ベルギー、オーストリア、ニュージーランド、カナダ、メキシコ、アルゼンチン、ルクセンブルグ、アイルランド、スウェーデン、ノルウェーの人たちに過去の限定品をお譲りしたことがある。

不思議と、独逸だけは輸入超過で輸出の実績が無い(*^O^*)
  
Posted by pelikan_1931 at 23:46Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

2019年06月16日

ペン先調整の基本は・・・・

ここでいうペン先調整には、いわゆる無料のペンクリニックや萬年筆研究会【WAGNER】で行われているペンクリニックは含まない。

あくまでも、気が済むまで追い込んでいく自分用の調整、あるいは、有料で請け負うペン先調整についてじゃ。

ペン先調整の勉強を始めるのに一番必要なことは、各メーカーのペン先の研ぎの標準形を頭にたたき込むこと。それが無理なら写真撮影すること。

注意すべきは、時代と共に各メーカーの研ぎ方も変化している。従って可能であればペン先の研ぎ方を時代別に整理出来れば最高なのだが・・・

拙者は作っていないし、作ったという人も知らない。これがあれば、調整師養成の虎の巻が作れるはずだ。

国産3社の現行品に限っても、各字幅によっては研ぎ方が大幅に違うこともある。これを整理し、記憶しておけば調整は非常に早くなる。

もちろん、各メーカーの調整師は、自社の研ぎ方については100%理解しているはずだ。

しかし、各社の万年筆の書き味調整を行わなければならない現場(ペンクリ)では、かなりの妥協をせまられる。

それは時間との闘い!一人で1日(10-17時)に50人さばくには、1人にかけられる時間は飲まず食わずでやっても1本8分ほどしかない。

書き味の悪い万年筆を8分で直すには、インクフローを良くし、ひっかかりを出来る範囲で取るしか出来ない。

もし、インクを抜いて調整に持ち込まれたら、調整後の試し書きをした後で、そのインクを完全に拭き取り、洗浄しなければならない。

だから無料のペンクリニックでは、インクを入れたままお持ち下さい・・・と言われるのだろう。

もし本格的に書き味調整を行うとしたら、1本あたり30分以上かかることは珍しくない。

対面調整なら相手が〔これでけっこうです、良くなりました!〕と言えば、たいていの場合終了する。

これは萬年筆研究会【WAGNER】のペンクリでも同じ。しかし、万年筆談話室での調整がそこで終わることはあまりない。

むしろ、そこから本格的に始まることが多いのじゃ。

実は昨日の小倉のペンクリニックで、Montblancの90周年記念のNo.146の調整を依頼された。

現在のEFの研ぎとは違い、円盤研ぎなので、グリグリした書き味で気持ちよくないので出番が無い・・・というもの。

最初にやったのは、円盤研ぎを現行のEFと同じ形状に研磨すること。この段階ではエッジは一切取らない。形状を変更するだけなのじゃ。

従って、現行のNo.146のEFニブの形状が頭に入っていないと研ぐことは出来ない。

正確にいうと、現行のNo.146のEFニブの正しい形状・・・といった方が良いだろう。Pelikan M800の場合などは、正しい形状はPF刻印時代に遡る必要のある字幅もあるからな。

その段階で残り時間5分だったので、まずは字幅の確認をして貰ったのだが、多少は不満はあるものの、こんなんでいいかなぁ?という反応だった。

しかし、拙者の気持ちはそれでは収まらないので、住所を聞いてお預かりし、本日、万年筆談話室の空き時間で徐々に形状とひっかかりを正常化していった。

最終的に大満足!の書き味(拙者にとって)になるのに必要だった時間は、本日だけで120分!

対面のペンクリニックだと、依頼者側が妥協してしまうので、万年筆の書き味を最高レベルにするのは難しい。

拙者が、依頼者から〔これで良くなりました、ありがとうございました!〕と言われた万年筆を再度取り戻して追い込むケースは少なくない。

相手に試筆してもらう段階は出来にして95%程度の時。そこから98%程度まで追い込むには約10分ほどかかる。

そこから99.9%にまで向上させるにはさらに60分〜120分かかるのじゃ。

依頼者よりも筆記感覚が鋭敏な調整師が満足がいく仕上がりになって初めて、その万年筆は99.9%の書き味になる。100%になるのは依頼者と最期の微調整をしたときだ。

何故、フルハルターが万年筆を預かっての調整しかしないのか?それは自分で100%納得できていないペン先を依頼者に返したくないからだろうと想像している。

弟子のたこ娘さんの調整を見ていて心をうたれた。彼女は絶対に妥協しないのじゃ。その分、調整結果に満足出来ず落ち込むことも少なくないだろう。

しかし、妥協を覚えた調整師ほど頼りにならないものはない。調整師はギブアップはしかたないにしても、妥協はしてはいけない・・・と信じている。

(1)まずはあるべき形を覚え、その形に忠実にペンポイントの形を整えていく
(2)依頼者の好みのインクフローになるようスリットを調節する
(3)依頼者の筆記角度で絶対に引っかからない超絶調整を施す
(4)ひっかかりが好きな人用には少しひっかかりを作る

個々人の好みに合わせるパーソナライズ調整においては、時間に余裕がある限りは、上記を完全実施したい。

少なくとも、万年筆談話室で依頼される〔追い込み調整〕については、上記(1)〜(4)を完全実施している。

というか(5)経過観察(調整戻りチェック)もやっておる。

ちなみに、無料ペンクリで出来る範囲は、人数が多ければ上記の(2)と(3)の一部だけ!

昨日預かったMontblancの90周年記念のNo.146には、(1)〜(3)の完全実施と(5)を実施してからお返しする予定じゃ。

あまりに出来が良かったので、本日は実に気分が良い!
  
Posted by pelikan_1931 at 23:17Comments(3) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote