2019年05月10日

2019年02月〜2019年5月の〔万年筆談話室〕開室日 *** 将来日付でのご案内 ***

2月16日〜5月10日の開室日・開室時間は万談室開室日 サムネイル左のとおりです。夜間も開いていますのでお勤め帰りにおいで下さい。

単なる万年筆談義をされる場所としてお使いいただいても結構です。(参加人数2人以上)

入室は無料。室内での喫煙禁止。(ベランダでは喫煙可能ですが灰皿はありません。携帯灰皿をお持ち下さい)

飲食(アルコール含む)
OKですが、調理不可

オープンしているのは  10:30〜13:00 と 14:00〜16:30 と 17:30〜21:00
 の1日3回。

それぞれ
12:3016:00までに入室いただければ調整は閉室時間を超えても最期まで行いますが、最終回は21:00で閉めます。

それぞれ12:3016:0019:30の時点で依頼者がいらっしゃらなければ閉室時間前であっても万年筆談話室閉めます

    また予約が入っていない日予告なく閉める事がありますので、調整ご希望の方は可能な限り予約を入れて下さい

  注:初めて万年筆談話室に来られる方は、必ずメール予約してからおいで下さい。
    10:30〜13:00 の回 前日23時までにメールでお知らせ下さい。
    14:00〜16:30 の回と17:30〜21:00の回 当日12:00まで
にメールでお知らせ下さい。
    予約が入っていない場合には万年筆談話室にいない場合もあります。


万年筆談話室談話スペース調整部屋からなっています。

調整部屋は左記のついた枠の中であれば、予約無しでいらしていただいて結構ですが、事前に予約を入れて頂ければ調整は優先とします。

予約の方の調整で手一杯の時には、入室をお断りする場合がありますので、可能な限り予約してからおいで下さい

調整部屋はペン先調整や修理の場所ですので、中ではお静かに願います。

紙が擦れる音を聞き取りたいがために静かな空間を作ったので、ご協力よろしく!

その分、談話スペースではいくら騒いでいただいてもかまいません。(小さなお子様OKです)

調整部屋
の私の椅子の位置では談話スペースの音はほとんど聞こえませんのでご心配なく。

談話スペースに関しては、その内容によっては、朝から夜までぶっ続けのイベントとすることも可能ですので、お問い合わせ下さい。

何か質問がありましたらコメント欄にお書き下さるか、メッセージ、メールでお知らせ下さい。  


〔万年筆談話室〕の 場所 :東京都港区三田1-10-10 三田グリーンハイツ 209号室
 (エレベーターを降りて正面突き当たりの部屋)

万年筆談話室の地図電話/FAX03-5476-0361 (在室時間のみ電話対応可能です)

Mail
pelikan @ hotmail.co.jp or  pelikan_1931 @ yahoo.co.jp


基本的に対面調整/修理ですので、当日中にお返しします。お時間の無い場合はお預かりします。

既に万年筆談話室には、インスタ映えする撮影スタジオが装備されています。

またお子様をお連れになっても大丈夫なように、床にはウレタンマットを貼り、トイレにはお子様に便利な踏み台もあり、ウエットティッシュも完備しています。

12月から3月までの間は、電気炬燵(6人用)も設置してあります。ご自由にお使い下さい。

お子様を連れてのペンクリニック訪問にも対応できます。

万年筆を愛用されている方であれば、イベントや勉強会、実験、万年筆撮影会、オフ会、女子会などに談話スペースを無料で提供いたします。

また 販売会 や 新商品発表会(小物類)などにお使いいただいてもかまいません。

実験(インク混合実験、インク固着実験など)と 販売関係イベントに関しては、実施者お一人での申込も可としますが、他のイベントついては、2人以上のグループであることが前提となります。

談話スペースについては、いつでも予約いただけますので、3日以上前にメールかFAXでお申し込み下さい。折り返し空き状況を連絡します。

  
Posted by pelikan_1931 at 05:00Comments(19) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

2019年02月18日

ペリカンのキャップが外れやすい

@01友人がfacebookに〔キャップだけが残って胴軸が外れて行方不明になった〕ペリカン M120 アイコニック・ブルーの写真をUpしていた。

さっそく購入してからキャップすら開けていなかったアイコニック・ブルーを取り出してみると確かにキャップが外れやすい。

しかしキャップを締めた状態から外れるまでの角度は約280度。角度自体でみればそう簡単に外れるはずはないのだがなぁ・・・

VintageのMontblancには少し捻るとポロっと外れる物もあるが、不思議と脱落した経験があるのはPelikanばかりだ。

@02しかし、Vintage Pelikanはキャップのネジが不思議で、途中まで締めるときつくなり、もう少しネジを締めるとパチンと音がして締まる物もあった。

すなわち、絶対にキャップが脱落しない設計になっていた。それがPelikanの没落とともに無くなり、その後の奇跡の復活?後にも機構は復活していない。

そういう技術は無くなってしまったのかなぁ?

外れにくいキャップはParker Duofold センテニアルで、あれはキャップを630度ほど回さなければ外れなかった。

たしか最近では一般的な四条ネジ(しじょうねじ)ではなく、三条ネジだったと記憶している。

このあたり外しやすさを重視するか、安全性を重視するかの設計思想の近いかもしれない。拙者は安全性重視派!

ただ、北海道在住の友人によれば、Pelikan M200のインクの乾きにくさは、プラチナのスリップシールと遜色ないほどだとの研究結果がある。

外れやすくて乾きにくいという素晴らしいキャップなのだが、振動に弱くポケットやペン挿しに挿しておくとすぐにゆるんで外れてしまうというリスクがあるようだ。

そのせいかもしれないが、万年筆談話室に修理に持ち込まれる万年筆の中には、渾身の力でキャップを閉めたものがある。キャップ割れまっせ!

一番安全なのは、万年筆はペンケースに入れて運ぶこと。どうしても手帳に装填したければ、落とし込み嵌合式のキャップにするか、キャップレスにするか・・・

キャップねじ込み式の万年筆(ネジ嵌合式)はペンケースに入れて大切に運んであげて下さいね〜!
  
Posted by pelikan_1931 at 22:05Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

2019年02月17日

WAGNER 2020 へ向けての課題とは?

@01左画像は、最近ネットで大幅値引きで売られているセンチュリーの旧型。

といってもキャップリングがエッチング加工になったくらいではないだろうか?

それだけで3,000円値上がりし、値引率も下がってしまう。さらには10%の消費税が背後にいる。こういう時は買い時でっせ!

ということで、14K-Mを8本購入したのに加えて、センチュリー・シャルトルブルー軸をUEFとCで各2本ずつ購入した。

@02こちらは、超極太?であるコース(C)のペン先が取り付けられたモデル。

プラチナのCは、厚みが有り、ペンポイントの大きさも巨大なので、これをベースに研出しの練習をするのにちょうど良い。

十分に練習を積んだ上で、来年 WAGNER 2020 のペン先ラインアップに加えたいと考えている。場合によっては150本ほどのCニブ付きを作るかもしれない。

なんせこのCニブは、Stubに研いでもオブリークに研いでも面白い。

もちろんWAGNER 2019で14K-Mに施す各種のたこスペを適用することも出来るが、その先も狙っているので、お楽しみに!

@03Cニブがもっとも加工のしがいがあるペンポイントなのに対して、UEFは一般的ではないし、出荷された製品のムラも大きい。

聞くところではUEFの研出しは手作業でやっているそうだ。それじゃ生産性は上がらないだろう。

また薫風のUEFではペンポイント先端部を少しだけ隙間を開けたような形状になっていた。

隙間を空けた方がインクフローは良く、結果として書き味が良いと錯覚するのだが・・・本来のUEFの細さとは比べものにならない。ちと太いのだ。

そこで来年のWAGNER 2020では、50本だけUEF枠を設け、それらを表書き、裏書きとも実に細い字幅で、しかも書き味も良いUEF付きを提供する予定。

その研ぎ方を確立し、次世代に繋げられるように記録として残すのが目的じゃ。

研ぎ方(パーソナライズ)が一番難しいのが中軟、次がUEFだろう。今後〔中軟〕のペン先はNAKAYA用と、ここぞというエポック・メイキングな限定にしかつくらぬそうな。

となると実質的にお買い得な定番万年筆はUEF付きということになる。(価格の割に手間がかかっている)

ただ、出荷直後の物はまだまだ改良する余地がありそうなので、今回の2本でコツをつかんでWAGNER 2020に突入しようと考えている。お楽しみに!
  
Posted by pelikan_1931 at 23:40Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

2019年02月16日

喜望峰インク詰め会 ・・・ そして New 鮫万年筆

@01@02本日は拙者を含めて17人の方々が万年筆談話室にいらっしゃった。

目的は左の喜望峰インクのラベル貼りと販売。拙者は事前予約していなかったのだが、めでたく7,500円で5本入手できた。

これで仙台の友人への義理も立つ!色味と色の変化は極めて楽しく、万年筆にもやさしい硫酸系のクラシックインク。

このラベル貼り作業はことのほか生産性が悪かったようだが、どうにか間に合った。

あとは、3月9日(土)に、水道橋の会場で販売する。販売出来る個数は20個弱。ただいま、この瞬間から万年筆談話室ではこのインクを売れなくなるので悪しからず。

その詰め人の物かどうかはわからないが右画像のようなハズキルーペが忘れ物として手元に残った。

お心当たりの方はメッセージかメールでお問い合わせくださいね。

@03@04本日、談話室の開室前に届いたのがこちらの鮫万年筆パート2で、12本入りで送料込みで1,980円(amazon.com)

そしてペン先は・・・ふででまんねん風に上に曲がっている。しかしふででまんねんと比べると書き味は20%程度。価格はそれ以下!

満足に書けない物もあるが、これを材料にして曲がったペン先を直す練習台にしたり、ふででまんねんの書き味をよくする練習台にするには最適な素材だ。

そして調整師に少し舐めてもらえば、書き味はがくぜんと良くなるのだが、調整代の方がはるかに高いので、ご自分で調整する方がお奨めだ。

ただし、ふででまんねんの調整は極めて難しいので、12本の内半分は殺す覚悟で自己調整に臨まれたし。

拙者も練習したいので、この12本入りをは5セット購入した。ああ、楽しみ!
  
Posted by pelikan_1931 at 23:33Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

2019年02月15日

久しぶりにインクの入っている万年筆の棚卸し!

@01久しぶりにインクの入っている万年筆を1カ所に集めてみた。ずいぶんとあちこちに散乱していたなぁ〜。

一ヶ月以上雲隠れしていた万年筆もあったが、キャップを外して書くと掠れも無くすんなりと書けた!素晴らしい〜!

それは左から4番目のニース・ロゼに危険な〔ペンマン・ルビー〕を入れたもの。

乾燥すると首軸先端部に毒キノコのような花が咲く?のだが、さすがスリップシール!なんともなかった!

一番左は〔WAGNER 創立12周年記念モデル〕。材料に限りがあったので、限られた会員の方にだけ案内をしたものだった。

木軸だけに乾燥に弱く、拙者のはキャップが割れて修理してもらった。その継ぎの技術が素晴らしく、本当に割れていたのかまったくわからない。

割れに懲りたので、今後絶対に木軸のい限定品は作らないと誓ったので、貴重な一本になった。ペン先は18K-BBで、インクはモンブランのパーマネントブラックが入っている。

左から2番目は秋の泉筆五宝展2019で販売開始するWAGNER 限定万年筆のプロトタイプ。本番は18金ペン先だが、プロトは14金ペン先付き。

キャップと尻軸はブラスの削り出しで、軸はトンカチでたたいても壊れない防犯カメラ用の樹脂製。

18金ペン先には金魚の刻印入り、胴体はアイドロッパーだが、半分のスペースには金魚が二匹泳いでいるという凝ったモデル。注文生産ですが、注文は近日中に会員宛お送りします。

左から3本目は、春暁のペン先(C)を薫風のUEFと交換した物。薫風のペン先はUEFであってもスリットを拡げているので、拙者のような低筆圧でもすらすらと筆記できる。もちろん書き味は調整してありますよ。

左から4本目は先ほども紹介したニーズ・ロゼの14K-B。プラチナにはSB(ソフトB)が無いので、来年のWAGNER 2020 では、研磨でソフトBを作ろうかな?なんて考えている。

WAGNER 2019 で Mから研ぐ〔たこスペ
ちとソフトン〕の発展系としてなので、まだ成功していないがな・・・

次の2本は春の泉筆五宝展2018で発売したスチール製ペン先付きのモデル。まったく同じEFなのだが、左側(黄色)は、赤よりもはるかに書き味が良い。

もっといえば、同じ大きさのペン先である左から三番目の14K-EFよりも書き味が良い。なぜなら調整にかけた時間の差!

JOWOのスチール製ペン先は素質があるので調整によって化けてくれる。またふででまんねん風にしても面白い。

次はLAMY サファリのBニブ。正式には国内では販売していないが、通販なら入手可能。拙者は英国のサイトからBのペン先だけ100個入手したことがある。

調整講座用に使った物だが、さすがに自分で調整した物は、どの生徒さんのものよりも書き味は良い。あたりまえだが・・・良かった良かった。

次は数ヶ月前にマイブームだったドラゴンペン。3000円弱のモデルだが、調整して多少加工すればペン先は乾かないし、重量バランスが良いので実に良い書き味!

インクがからっきし出なかったので、相当スリットは拡げています。インクはペリカン・エーデルシュタイン・タンザナイト。拙者の持っている数少ないインクの中ではプラチナ・カーボンの次に書き味が良いインクじゃ。

その右はハーレイ・ダビットソンの繰り出し式万年筆。すぐにペン先が乾いてしまうのが難点だが、書き味は悪くない。素性は不明なのだが、USAから100ドルほどで購入した。

その右はKAWECOのブラス製万年筆。ペン先をBBに変えてあるのでヌメヌメと書ける。インクはプラチナのカーボンブラック!大好きだ。

その右側5本は最近紹介したので省く。

@02こちらはボールペンとペンシル。左端が0.92个侶り出し式ペンシルで、真ん中はノック式ボールペン。

いずれもパーカー75シリーズのはじめの方のモデルで、トップに宝石がついている。まぁ・・・それほど高いモデルではなかったが、拙者が購入した頃はめちゃくちゃ値が上がっていたな。

芯は0.92个4BとJetstreamのパーカー型の芯を入れている。これ以上に書きやすいボールペンは昨日まで経験したことが無かったなぁ〜。

右端はSheafferのフレッド・フォース 10 のボールペンで、万年筆は10万円だったので、定価はその半分くらいだったのかも?拙者は韓国で購入したが価格は忘れてしまった。めちゃくちゃ安かったはずだ。

芯はセーラーの黒のBを入れている。これもSheafferのものよりもはるかに書き味が良いので重宝している。

ただし、最近はボールペンやペンシルを持って出かけることが少ないので出番は皆無!かわいそう!

ボールペンが必要なケースは、最近ではモンブラン・ブティックだけなので、当然ボールペンは貸してもらえるのでな。すこし意識して使ってあげようと思う。
  
Posted by pelikan_1931 at 23:56Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

2019年02月14日

2月16日(土)には、喜望峰インクのラベル貼りが万年筆談話室で行われます。

@01先週の土曜日、インクを詰め、箱も組み立てたのに、ラベルが間に合わなくてまだ出荷できない喜望峰インク!

今週末の土曜日についにFinal Stage に突入するようだ。みんなでラベルを貼り、当日訪問された方には即売しまーす!・・・ということなのだが、

そもそも喜望峰インクは予約していないと入手は出来ないはずなのだが、現場にいれば買えるかもしれない?

今回買い逃しても秋の泉筆五宝展2019で再販しますので、今回縁が無かった方は、秋までお待ちくだされ。

今回のガラス瓶は理化学実験用なので、使用しているガラスからへんな物がインクに溶け出したりはしない。

またPelikan M800程度の太さであれば、そのまま吸入できますのでご安心を!試してみるとMontblanc No.149は太すぎてインク瓶に入らなかったな。

このケースの底は相当重い瓶でも底が抜けない構造になっているが、この小さなインク瓶を入れるにはオーバースペック!贅沢すぎる箱じゃな。

ところで、ラベルは箱の数の2倍よりも多い枚数を確保出来ているのだろうか?

瓶とケースに貼るはずなのだが、たいてい2%程度は貼り損じるはずだ。曲がったりインクがついたりして・・・

そのことを考えて枚数を余分に準備しているのかなぁ〜?また箱の数もピッタリでは足りないので予備が必要だけど・・・きっと取り越し苦労だろう。爺になると心配性になってなぁ〜。

@02ラベル貼りはたいそう繊細な作業なので、大人数で一挙にやらないとダレが出る。

そういう作業をやる方のために、DP500Z。さんから差し入れが届いた。左の千葉竹岡式らーめんが10個!

それに、倉庫には煮玉子らーめんが一箱(12個)残っておいるはずだ。これで飢える方は無くなりそうだが・・・注意事項もある!

(1)炬燵に入ったままラーメンを食べないこと。こぼすと大変なことになる。

(2)ラベルを貼る手を休めて食べないこと。おつゆが飛んでラベルが汚れる。ラベル貼りが終わり、インクを収納してから食べてね!

(3)食料は絶対に食べ残さないこと。おつゆまで飲みきること。生ゴミは出さない方針なので、食料品は食べきるか持ち帰ること。冷蔵庫に残して良いのはビールとチョコだけ!

(4)当日は、調整依頼にいらっしゃる方もいるので、調整スペースには許可無く入らないこと。インク詰めと談笑は談話室スペースでお願いしまーす!
  
Posted by pelikan_1931 at 22:43Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

2019年02月13日

WAGNER 2019 14K-M スペシャル研ぎ について!

先日、WAGNER 2019 限定万年筆の 14K-M についての研ぎ方を紹介した。それの番号を少し変えて紹介すると・・・

(1)14K-M ありのままで〜  段差があれば直すくらいで、一切研ぎも丸めもしないで出荷するもの。普通はこれで十分。 研ぎ代金:0

(1)
たこスペ超不細工 Stub  14K-M を Stub に研ぎ出す。横細縦太の漢字に適した字幅になる。ただしハネやハライを綺麗に出すには書く方の技が必要です 研ぎ代金:1,000

(2)
14K-超絶M  14K-Mをどのように捻っても引っかからないで書けるように調整したもの。筆記角度が可変の方向け 研ぎ代金:1,500

(3)快刀鉈野郎  往年のMontblancの鉈研ぎをプラチナの14K-Mに施したもの。非常に懐かしい書き味ですが、裏で書くとUEFになります。実に難しい研ぎ! 研ぎ代金:4,000

(4)
両面研ぎ  表はMをFに研ぎ出し(インクフローが良く、やや細字になる)、裏をUEFに研ぎ出す(最近の長刀研ぎの裏側に似てる) 研ぎ代金:2,000

(5)たこスペちとソフトン  ペン先とペン芯とを少し上に反らし、14K-Mで14K-SMの書き味を実現したもの。腹の研ぎに秘密が!今回の一押し! 研ぎ代金:3,000


2019-02-13
それらのうち、すぐに研げるし型も確立している(1)たこスペ超不細工 Stub 以外を試しに作って、万年筆談話室で試筆いただいている。

すなわち、もう既に調整は狂ってきている・・・

今回は希望により、ありのままか、5種類の調整のどれかかを注文者に選んで頂くのだが、あまり妄想を膨らませないで欲しいな。

たとえば、
たこスペちとソフトン はペン先をウェーバリーのように少し上に反らし、それに合うようにペン芯も上に反らせている。

ただし、当然のことながら、注文者の筆記角度に合わせた角度でウェーバリーを作っているわけではない。筆記角度45度から55度くらいの人向けに反らせている。

従って、万年筆の首軸先端部を持ったり、左右にかなり捻って書くような人には絶対に向かない。

いわんや、ソフトニブ好き+強筆圧+筆記角度も捻りも縦横無尽というような人には絶対に向かない。また左利きで押し書きの人にも向かないのでご用心!

筆記角度がブレず、左右にほとんど捻らないで筆記する方だけがこの
たこスペちとソフトン を使いこなせると考えてくだされ。

筆記角度が高い人、捻りがすごい人向けの調整は
14K-超絶M だけなので悪しからず! これ、引っかかりも書き出し掠れもほとんどありませんが、感動するような書き味ではありません。

どの万年筆も手に合わない・・・とお嘆きの、特殊な握り方をされている方のための救済策です。キャッチフレーズは
平凡確実です!

快刀鉈野郎 はもっと特殊です。1980年代のMontblkan No.149の EFF の 気持ちよく書くのに苦労する書き味を再現した物です。

ああ、そうそう、こんな感じだったなぁ〜とノスタルジーを感じてもらうように調整してあります。

ただし、それだけではお金が取れないので、ペン先をひっくり返して書くと、UEFの線幅でUEFよりも書き味の良い調整を施す予定です。

両面研ぎ プアマンズ・快刀鉈野郎で、研ぎ代半分、意外性も半分、研ぐ時間1/4というものです。裏書きのUEFもやや太いUEFです。

ただし、表書きの書き味は
快刀鉈野郎 よりも上ですが、平凡です。筆記角度はたこスペちとソフトン と同じく、45度から55度で、捻らないことを前提で研ぎます。

たこスペ超不細工 Stub は筆記角度の自由度は少し高まり、30度か65度くらいまで広がりますが、捻りの許容度はほとんどありません。そりゃStubですから。

かなり書き癖が強い方は、購入をあきらめるか、購入後、万年筆談話室でパーソナライズをお申し込みください。

パーソナライズの費用は研ぎ代に含まれていませんので悪しからず。

メーカーの名前をしょっている人は、持ち方を変えろと言えないのが苦しいと思っておられることだろう。

〔万年筆に合わせて持てというのか!〕と文句をたれる人もいるそうだ。しかし、ある程度は万年筆に持ち方を合わせないと万年筆は快適には使えない。

トラクターでもナンバープレートを付けると時速30km以上で公道を走らなければならないそうだが・・・

時速30kmでちゃんと操縦できるトラクターはほとんど無いそうな。ハンドルを握っていられないと聞いた。

万年筆も同じ!万年筆に適した持ち方が出来る人以外には使って欲しくない。集めるのは良いけどね!

ということで、WAGNER 2019 の 14K-M スペシャル研ぎは、万年筆にふさわしい持ち方が出来ている人だけに申し込んで欲しい。

  
Posted by pelikan_1931 at 23:53Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

2019年02月12日

プラチナ 創業 100周年記念万年筆 純銀製 14K-SM

@01@02@03昨日、ようやく〔プラチナ 創業 100周年記念万年筆 純銀製 14K-SM〕を受け取ってきた。

今回一番欲しかったのは、プラチナ100年史(左端画像)で、これを読むと、プラチナの歴史がよくわかるはずだが、まだ読んでいない。

この本の監修には萬年筆研究会【WAGNER】の会員番号〔00001〕のすなみまさみち〔世界のコレクター〕さんが大きな役割を果たされていると聞いた。

彼のコレクションの中にしか存在しないモデルも多数掲載されているのかもしれない。

この限定モデルは大きな箱に入っており、その中にはインク瓶やペン立ても入っている。このブルーブラックのインク瓶はいいなぁ〜!

@04こちらはスキャナーで撮影した画像。格子模様を綺麗に撮影するのは、実はスキャナーは苦手なはずだが、けっこう綺麗に撮れた。

胴体は純銀せいだが、けっこう軽い感じがする。33gなので、Pelikan M1000程度。M800は29gなので、プラチナ製品としては重いが、Pelikanなら樹脂軸程度の重さ。

従って、Pelikan使いには重量感が実に良いのじゃ。筆記バランスのGood!

ただ、キャップを後ろに挿そうとした時の収まり具合は今一歩かな。挿していてもいつ外れるかと少し不安になる時がある。

もう5个曚疋ャップが深く挿せると良かったなぁ〜。せっかくの逸品なので、少し設計を変えて定番化して欲しいなぁ。

もしSMニブがこの後続モデルで手に入るのなら差別化できると思う。ただその時には、意味がないことを承知で、18K-SF、18K-SM、18K-SMを出して欲しいなぁ!世界中の軟筆好きのハートに刺さります!

現在のプラチナ・プラチナは同じ10万円でもプラチナ製ペン先、すなわちガチ・ニブ!それの真反対に振れるペン先付きというのはプラチナらしくて良い!そう、振れ幅の大きいメーカー!なのじゃ。

@05@06てっきり18K-SMを出してくると思っていたが、意表をついて14K-SMで来た!

これで薫風に国内向けSMを出さなかった理由がわかった・・・かも?

SMは製作に時間がかかるので、この100周年向けモデルのペン先生産にリソースを振り向けたかったのかも?

このペン先は打刻刻印なので、多少固めになるはずなのだが、けっこう柔らかく、薫風のSMと目隠しテストでは判別できない。

いずれにせよかっこいいペン先デザインだ! しかし・・・近日中に発表するWAGNER 2019のペン先デザインもなかなかのものですよ!

近々、軸の試作が出来るかもしれないので、出来たらすぐに発表します!
  
Posted by pelikan_1931 at 23:55Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

2019年02月11日

銀座のモンブラン・ブティックのインクバーは?

@01@02本日、プラチナの100周年記念の万年筆を受取りに行く前に、銀座のモンブラン・ブティックで普通のインクを買うべく11:30ごろ入ったのだが・・・

なんと銀座のモンブラン・ブティックに巣食う二大魔女と愛好家から親しみを込めて呼ばれている〔Mさん〕〔N嬢〕が同じシフトで入っていらっしゃった!

ブティックに入るなり〔たこ吉様、いらっしゃいませ!〕と〔N嬢〕から声をかけられる。

拙者が〔N嬢〕に会うのはたしか二回目。なんで名前知ってんの?・・・どうやら鑑定申込書に書き込んだ際の名前と顔を一回で覚えていたとしか思われない。

普通のインクを一瓶買う予定で訪問したのだが、二階に連れていかれ、普通のインクとともに、その倍もする写真の香り付きインクも買ってしまう羽目に。

しかもシャンパンやチョコレートの攻撃で、あやうく近日中に始まるビスポーク・フェアの予約をしそうになった。

期間中に30万円以上の万年筆を購入すれば、ビスポークが・・・(以下自粛)というとんでもない特典が!

しかも〔ビスポークにいかがでしょう?〕といって〔Mさん〕が首からぶら下げたカードを当てるとカチャと開いた魔法の引き出しから出てきた限定品は88本とか888本の物ばかり!

眼が釘付けになった一本は180万円ほど!もし、プラチナの限定品を受け取って13:50までに家に帰らなければならないという制約が無ければ、魔法にかかって大変なことになっていたかもしれない。

彼女たちの接客というか、たらし込みの手口は超一流!

拙者がバブル全盛期で、接待費を自由に使える立場におり、彼女たちが銀座のクラブのおねえさんだったら、毎日通っただろうなというくらい良い気持ちにさせてくれる。

しかも、このお二人は商品知識も豊富で、いらいらさせられることも無い。

また、こちらの正体もうすうす知っているらしく、本音で対応してくれるので助かるが、その分、魔法にかかりやすくさせられる。いやぁ、危機一髪だったな!

二階にはインクを並べたディスプレイがあり、彼女たちはそれを〔インクバー〕と呼んでいた。

インクバーって呼び名は昔からあるんですか?〕

〔いぇ、こちらでは改装後に出来ました。世界でX箇所しかございません〕というような話を聞いた。細部はもう忘れているのだ。なんせ相手は魔法使いなので・・・

そうか〔インクバー〕という名称は、やはり白星Blogの方が先だったんだ!

では、堂々とペントレで〔インクバー〕をやるかな? それとも念のために〔インクバー〕にしておくか?

買ってはみたものの、使わないなぁ〜というインクをお持ちの方は多い。

一方で15,000円出しても欲しい廃盤インクというのもある。インクの量り売りや買取りは、ちゃんと広報してやれば、結構売りたい人、買いたい人はいるはずだ。

その構想外なのは定番インク!これをWAGNER経由で流通させることは無理なので、今のうちに言っておきますね。

あくまでも〔インクバー〕の対象は限定インク、廃盤インク、そして入手が困難なマイナー・インクです!
  
Posted by pelikan_1931 at 23:50Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

2019年02月10日

WAGNER 2019 の 14K-M の研ぎ方案(決定ではない)

昨年から今年のプラチナ・センチュリーのペン先のトレンドはMで決まりだと考えている。

うそだと思ったら一本Mを試してみて下さいな。けっこういけますよ。マニアックな方でなければ〔いいじゃん!〕といって購入するでしょうね。

スリットを少し開いて出荷しているので、試し書きしたら感激します・・・しかるに、マニアックな書き味を求める萬年筆研究会【WAGNER】では、そうはいかない人もいる。

実は、WAGNER 2019 では、14K-Mを50本用意するのだが、その候補が本日決定した。

(1)14K-M ありのままで〜  段差があれば直すくらいで、一切研ぎも丸めもしないで出荷するもの。普通はこれで十分。 研ぎ代金:0

(2)
たこスペ超不細工 Stub  14K-M を Stub に研ぎ出す。横細縦太の漢字に適した字幅になる。ただしハネやハライを綺麗に出すには書く方の技が必要です 研ぎ代金:1,000

(3)
14K-超絶M  14K-Mをどのように捻っても引っかからないで書けるように調整したもの。筆記角度が可変の方向け 研ぎ代金:1,500

(4)両面研ぎ  表はMをFに研ぎ出し(インクフローが良く、やや細字になる)、裏をUEFに研ぎ出す(最近の長刀研ぎの裏側に似てる) 研ぎ代金:2,000

(5)たこスペちとソフトン  ペン先とペン芯とを少し上に反らし、14K-Mで14K-SMの書き味を実現したもの。腹の研ぎに秘密が!今回の一押し! 研ぎ代金:3,000

(6)快刀鉈野郎  往年のMontblancの鉈研ぎをプラチナの14K-Mに施したもの。非常に懐かしい書き味ですが、裏で書くとUEFになります。実に難しい研ぎ! 研ぎ代金:4,000

研ぎ代金の差は、研ぐのに必要な時間の差です。(6)は最期のひっかかりを取り除くのに30分以上かかります。

本番に向けて練習中ですが、(3)〜(6)までは既に万年筆談話室にプロトタイプがあります。

みなさんの意見を参考にして形を決めますので、どんどんご意見をいただければ幸いです。ただし、万年筆談話室で試した方からのご意見のみ参考にします。

こう言ってはなんですが・・・
(1)14K-M ありのままで〜 が意外と良いんです。(^_^;

また裏のUEFは、(4)よりも(6)の方が細いです。(4)の裏UEFはなんちゃってUEFになりがち・・・
  
Posted by pelikan_1931 at 21:29Comments(5) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

2019年02月09日

喜望峰インクが大人気な理由とは?

@01@02こちらのBlogで紹介されているように、本日2月8日(土)は、万年筆談話室で7人によって、喜望峰インクが一応箱に入れられたようだ。

拙者はとなりの調整部屋で、鍍金や修理を行っていたので、作業そのものはあまり見ていないが、和気藹々と大声でおしゃべりしながら、インクチームと箱チームとで協力してやっていたと思われる。

左側画像のように、1Lボトルが5個空になっているので、200個ほど作られた勘定になる。インクボトル一個には25gのインクが入っている。

今回の喜望峰インクは、予想以上の人気で、通販サイトから連絡があって5分後にアクセスしても、購入できないとの声もあった。

本日はインクを瓶に入れること、箱を組み立てることがメインの仕事だが、来週の16日には箱とインク瓶にラベルを入れ、緩衝材代わりのカードを箱に入れることになっている。

そして、その段階で喜望峰は販売出来る状態になっているので、事前にお金を支払っている方は、引換券をなくさないように保存しておいてくだされ。

関西地区で開催のWAGNER会場や、万年筆談話室でもお引き渡しできますが・・・出来るだけ万年筆談話室にいらしてくだされ。2月17日以降は、ちゃんと会場(関東地区限定)でお渡しできるはずですが・・・

2月16日当日であれば、万年筆談話室でのお引き渡しも可能ですよぅ〜!

@03こちらは、最後に余ったインクを入れたボトル。商品にならないので、所場代のかわりにいただいた。

せっかくなので、さっそく使ってみた。

往年の、Fountain Pen Inks A Sampler の筆者と同じく、綿棒にインクを付けて時間差で書いてみた。

どうしても万年筆に入れてしまうと、インク本来の色がわからなくなってしまうので、グレッグ・クラーク氏は、綿棒を使ってインクを紙に書いた物を乾かして本を作っていた。

@04こちらがグレッグ・クラーク氏を真似た書き方だ。

クラシックインクなので、最初に上を書き、しばらくして下と文字を書いた時点で撮影した。

既にインクの色は変わりつつあるのだが、これを見れば聿竹さんが、何故このインクを作ったかがよくわかる。

彼に何故喜望峰インクを世に出すことにしたのかを聞いたところ、明確な回答が得られた。

それは・・・ターコイズクラシックインクが無かったから!〕というもの。たまたまレシピがあったから作ったのではなく、自分が欲しい色のレシピが見つかったから作ったのじゃ。

拙者などは〔喜望峰の次は室戸岬だ!〕なんて騒いだのだが、色の必然性が無ければ市場には受け入れられないことを聿竹さんは良く理解しているので、にっこり笑って否定されちまった!

確かにね!たとえ100色作っても、よく売れるのはほんの数色だけ!という現実を知れば、限定インクの色だけを増やしてもマーケットには響かない。

むしろ、何を狙ったインク名なのかを明確にして、年に一色?ずつ出していくのが正しい戦略なのかもしれない。

インク瓶の奇抜さや、箱に描かれた絵の美しさではないところで素人が勝負するなら、そのレシピの必然性を訴えなければ相手の心に響かないだろうなぁ〜。

少なくとも、万年筆で字を書かない拙者には、インクを企画する資格は無いなと気づいた一日であった!
  
Posted by pelikan_1931 at 22:39Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

2019年02月08日

プラチナ #3776 センチュリー 旧型は今が買い時!

@01@02プラチナ #3776 センチュリー は定価が10,000円(税前)から13,000円(税前)に値上がりし、キャップリングが左画像の彫りからエッチングに変更になった。

現在でも旧モデルはカタログに載っているので、amazonなどでも購入できる。しかもえらく安く購入できる。

新型モデルからは、どうやらネットでの大幅割引販売を禁止しているのか、ほとんど値引きが無い。

しかし旧型にはそういう規制が無いようでペンポイントの種類によっては、かなり安価に購入できる。

今回はUEFとMとCを各2本ずつ購入したが税送料込みで40,000円しなかった。

UEFとCは、2020年の限定品の構想を決める際の練習用、すなわち来年の準備用だ。

しかし、Mに関しては今年の限定品のペン先に関する方向性を決めるための物なのだ。

ことしの WAGNER 2019 は、軸色が2種類、ペン先の太さが3種類でペン先の刻印が4種類となる。全部で限定200本。

黄色軸がMとSFが各50本、ピンク軸がSFとEF各50本で、ペン先刻印は各50本毎に変化する。(SFのピンク軸には刻印無しのペン先)

ピンク軸のペン先刻印には P100 という刻印と WAGNER 2019 という刻印の両方が入っている。

すなわち、プラチナの100周年も同時に祝おうという魂胆だ。もちろんペン先の刻印模様が無いピンク軸のペン先にもP100 と WAGNER 2019の刻印は入っている。模様刻印が無いだけじゃ。

詳細は価格が決まったらお知らせするが、4月末には出来上がり、ペントレ初日が初出荷日となる。

ただし、黄色軸のMだけは5月3日には間に合わないはずだ。いや、もちろん万年筆談話室への納品はされるのだが・・・

Mのペン先だけには、なんらかの調整を施してから出荷しようと考えているからなのだ。

@03@04昨年の段階で、今年のペン先のトレンドは〔M〕になる!と言っていたはずだが、世のトレンドもそのようで、かなりMニブの人気が上がってきている。

左画像を見てもわかるがセンチュリーのMは実に良く出来ていて、調整師による微調整が不要といえるレベルの物がほとんどだ。

@05ソフト系のニブだと一定確率で発生するペン先とペン芯との乖離も無い。研ぎにも破綻は見られず切り割りも刻印の中央を通っている。

ペン先のスリットの両側の幅もほぼ同一で、3:7 とか 6:4 に切れている物は絶対に無い。

ただし、これがUEFともなるとスリット両側の幅にはムラが出る。これはUEFはMから研ぎ出しているからだろう。

Mの両側を研磨して落とし、またペンポイントの下側を金の部分も含めて、先端部が薄くなるように研ぎ上げている。

プラチナのHPには超極細(UEF)について・・・

プラチナ万年筆のペン先ラインナップの中で異彩を放つのが、このペン先です。
もちろんスターンダードは中字ですが、海外ではneedle pointとも呼ばれ文字通り針のような細さです。
その細さ故にカリカリとした筆記感はありますが他にはない独特の筆記が得られます。 
また海外では人気のある趣味としてカリグラフィーがありますが、本当のカリグラファーはペン先にスリットが二本切られたMUSICペンよりもこの超極細を使用し、ペン先の太さを筆圧により書き分けています。
私共の工場におきましても、MUSICペンと共に最も手で加工する部分が多く手間も掛かりますが、愛用者がいればこそのアイテムとなっています。

と書かれている。つまり・・・Mから研ぎ出していると睨んでいる。

@06こちらは購入したままのMのペン先だ。多少の段差はあるが、この程度の段差は筆圧をかけた段階で消えてしまう。

ものすごく綺麗に研がれて何の問題も無いペン先なのだが、意外性が無く、なんか感動が無い。

そこそこの優等生なのに卒業と同時に先生が名前を忘れてしまうような、個性の無い生徒・・・のような味付けなのだ。

今回販売するWAGNER 2019の黄色軸につく14K-Mは、〔えっ!これ本当にMなの!〕と驚くような調整をして世に出したいと考えている。

そのためには、まずは練習をしなければ・・・ということで2本購入したのだが、この記事を書いているうちに自信がなくなったので、改めて4本のMを追加購入した(記事をUpする前にね!)

もし研ぎに成功すれば、その分だけMは値段が高くなりますので、仕様をよーく確認してから申し込んで下さいね。再来週くらいには公開できると思いますので、お楽しみに!
  
Posted by pelikan_1931 at 23:27Comments(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

2019年02月07日

自社製品の本物鑑定をやってくれるモンブランは素晴らしい!

2019-02-07左は、あるMontblancの限定品をモンブラン社に鑑定してもらった結果の証明書類。

昨年、ある方からモンブランは創業以来作ったモデルは、全て真贋鑑定してくれるという話を聞き、これ幸いと現物を持ち込んでいたのだが、約4ヶ月を経過してついに戻ってきた。

鑑定書を見ると、ちゃんとハンブルグのMontblanc Simplo GmbHから出されたもの!ペン先交換依頼時の〔本国〕と呼ばれる深川送りではなかった。感無量?

サインの日付は 02.01.2019 となっている。この鑑定書は月曜日すなわち2月4日にはモンブラン・ブティックには届いていた。

まさか正味二日で日本に届くの?と疑惑を感じたのだが、独逸の日付表記を思い出した。ddmmyyyyなのだった。

すなわち、鑑定日は2019年1月2日!水曜日なので独逸では普通の勤務日だったのだろう。

鑑定を依頼した時、クリスマスを挟むので時間がかかるかもしれないと聞かされていたのだが、クリスマスが終われば仕事は本気モードに入ってさっさと片付けてくれるのかもしれない。

以前、パイロットのペンステーションの方に、〔偽物の松田権六が持ち込まれたらどうするのですか?〕と聞いた時、

〔偽物ですとは絶対に言わないで、当社では鑑定等は行っていませんと答えます。そもそも松田権六氏は萬年筆に蒔絵は描いていらっしゃいませんしね〕というように聞いた記憶がある。

自信満々で持ち込んだ方に対して、偽物だとわかっても〔鑑定等は行っていません〕と否定はしない=夢は見てもらう・・・というパイロット・スタイルと、白黒はっきりとつけるモンブラン・スタイル。

まぁ、お国柄もあるのだろうが・・・コレクターとしては、メーカーによる真贋鑑定はありがたいなぁ!それだけの資料が完備していないと出来ないはずなのでただただ感心するばかり。

ちなみに、創業時からの真贋鑑定をやってくれるメーカーって他にありますか?

ジュエラーが勝手に宝飾品を被せたモデルなどもあるので、そういうのにどういう鑑定が出るのかは興味があるなぁ。

ちなみに、鑑定料はモデルの価格や古さにかかわらず12,420円だそうです。

実物を持ち込んだ段階で、細かい傷までその場で指摘した上でサインして鑑定を依頼する。元々あった傷は鑑定者に認識しておいて貰うということだろう。

ちょっと油断していた間に、ずいぶんと所有者寄りの企業姿勢に変わってきているモンブラン。あなどれませんね!
  
Posted by pelikan_1931 at 22:44Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

2019年02月06日

実家の部屋で発見したもの!

@01今回の帰省の目的は、実家で小作に出していた田んぼで稲作をしていた一家が、老齢化のためつくれなくなったため、その小作契約を削除し、拙者の同級生と小作契約を結ぶため。

そしてもうひとつの目的は、昨年末の年末大バーゲンで、拙者のヘルマン・ヘッセ(OMAS)を購入してくださった方に、元箱と、ヘルマン・ヘッセを描いた古山画伯の絵をお渡しすること。

この絵に描かれたヘルマン・ヘッセは絵と交換で画伯の手元にわたっているため、この元箱と絵を入手された方は、2本のヘルマン・ヘッセを入手されたのに等しいのじゃ。

この絵は、長い間自宅の2階の部屋に飾られていたものだが、直射日光がはいらないようにしてあるので、ほとんど褪色していない。

@02部屋の中をごそごそと捜していたら、いろんなものが出てきた。

左はどこかでもらったマグカップ。小ぶりだが、万年筆談話室ので使っているものに似ている。

インクは、そのむかし岡山駅前にあったPTAで購入したもの。ご主人は今では神奈川にいらっしゃるようだ。拙者と同じ年だったかな?

そして試筆用紙は大阪にあった Ir で川口さんにいただいたものだと記憶している。

@03@04こちらはすなみまさみちさんのサイン入りの万年筆クロニクルと、101本の万年筆。

両方とも10冊以上あるはずなのだが、今回は各一冊しか発見できず。どこへ隠したんだろう?

実は、このブックカバーはTAKUYAが作ったもの。しかも表紙の模様は古山画伯によるもの。

今では手に入らない貴重なものじゃ。これを5冊分ほど作った記憶がある。バブリーな生活してたなぁ・・・

@05そして、ペン!ペン!ペン!ファウンテンペン!を10冊発見!

先日の春の泉筆五宝展2019で、編者の足澤さんに聞いたら、さすがに自分の分しか持ってない・・・とか。

ひょっとすると二歩日の在庫かも?自分用がないので、一冊だけ持って帰ろう!

@06そして実家の二階は、古山浩一ギャラリーとなっている。

古山さんの絵や、たまご人間がいっぱい並べられている。個人としては相当なコレクターだと思うなぁ〜、一番ではないけど。

少なくとも枚数/個数はかなりのものですよ。金額はともかく・・・・

この部屋がここちよいのは、こういうコレクションに囲まれているからかもしれない。

実は、加納満さんの写真コレクションも別の部屋に展示してある。なぜWAGNERの岡山大会が年に2回も3回もあるかといえば・・・

拙者が、このコレクションに触れたいからなのじゃよ! さて、そろそろ同窓会に出かけよう!
  
Posted by pelikan_1931 at 16:56Comments(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

2019年02月05日

喜望峰インクの近況〜!

@01ペンサルーンが販売する〔喜望峰〕インクは、当初の計画では2月2日(日)に開催された春の泉筆五宝展2019の目玉商品として発売される予定だった。

元々は数年前のWAGNER限定インクの候補であったが、当時の流行の色味に合わないとのことで、選考から落ちていた処方。

そのインクの色に惚れたペンサルーンのメンバーが、当時の処方にひと味加え、塩酸ベースをより万年筆に優しい硫酸ベースに変え、パッケージとラベルと広報手段にも工夫を加えて一大キャンペーンを張った。

新しい販売方法も考え、予約時点でお金を払ってもらうというインク販売では画期的な方法も試行した。

@02@03またパッケージもオリジナルの物を設計し、印刷会社にラベルまで特殊な紙で発注するという懲りよう。

ぶっちゃけ中身のインクよりも印刷代の方が高いのでは?とからかわれていたが、まんざら嘘でも無いらしい。

春の泉筆五宝展2019の目玉のはずだったのに、箱の製作や、ラベルの印刷が遅れ、2月9日(土)に万年筆談話室でインク詰め会を開催し、その場で予約している人にはお渡しし、申し込まれてない人には即売する・・・という計画だった。

ところが、印刷会社の機械の不良で、ラベルの納期が1日遅れることになり、インク詰め会の時点ではラベルが無い!という有様となってしまった。


しかし、ころんでもただ起きないペンサルーンは、その遅れを理由に、印刷会社の負担でラベルのグレードを上げてもらうことに成功した。
                    
@04@05このインク瓶の外箱は、地獄底という嵌め込み式にし、ビンの自重で解放されないように出来ている。はっきり言って超贅沢な仕様。

たかだか25cc程度のインク瓶には過剰品質の箱だ!しかし、そういうところにこだわる気持ちを失ってはロマンが無い!神は細部に宿るので徹底的に凝って欲しい!

実は、インク瓶と箱に貼るラベルも徹底的に凝っているらしいのだが、まだ手元に無い。また9日のインク詰め会時点でも入手できていない。

そこで、2月9日(土)のインク詰め会の時点では、ラベルが無くともインクだけでも良いという人のだけお渡しする。ラベルは後日受け取って頂く。

そして2月16日(土)に、再度インク詰め会を開催し、そのときにはちゃんとしたラベルを貼ったボトルをお渡しする!ということになった。

喜望峰インクは春と秋に販売するが、既に春の発売枠の残りは40本ほど。拙者も申し込み忘れているので、友人のと合わせて5本は確保する必要があるので宜しくね!

万年筆談話室への麻布十番駅からの道順は こちら に書いてあるので頑張ってきてくだされ!  
Posted by pelikan_1931 at 23:33Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote