2021年12月31日

2021年11-12月の〔Lichtope / 万年筆談話室〕開室日 ----------------------  常設の ペン先調整 / 万年筆修理工房

談話室_Lichtope_開室_2021_12_V111月28日〜1月9日Lichtope / 万年筆談話室営業日/開室時間左図のとおりです。

12月-1月もCOVID-19対策としてLichtope万年筆談話室も完全予約制を継続します。



万年筆談話室 
は Lichtope と たこ吉ペンクリニック からなっています。


Lichtope は萬年筆研究会【WAGNER】の調整師である〔たこ娘〕さんのセレクトショップです。営業日は左列をご覧ください。

書き味調整や研出しも行っています。メーカー保証期間中の万年筆は調整/研出しを行う事によって保証されなくなる可能性がありますので事前にご相談下さい。

お問い合わせフォームこちらです。(画面の下の方までスクロールしてください)


ご来店ご希望の方はご来店希望日時をお問い合わせフォームにご記入の上、〔送信する〕を押して下さい。混み合いそうなときには時間調整させていただきます。

対面調整をご希望の方は希望内容(日時、開始時刻、症状、依頼本数など)をお問い合わせフォームにご記入の上、〔送信する〕を押して下さい。



なを動画を使った 遠隔調整 は常時行っています。お問い合わせフォームからお申し込み下さい。お問い合わせフォームは こちら です。

直接 info @ mituo.co.jp  にメールしていただいてもかまいません。


Online Store には こちら から入れます。(カード決済もPayPal決済も可能)



他店では入手できないLichtope限定品(万年筆/インク)もあります!



会員登録やメルマガ登録/削除も簡単に行えますので、お気軽に 
e来店 してみてください。


たこ吉
ペンクリニックについて
 
 


たこ吉ペンクリニックには事前予約が必須です。pelikan_1931 @yahoo.co.jp まで、ご希望日と時間帯、修理・調整内容をお知らせ下さい。

予約確認メールが届いてからおいでください。時間調整した上で予約確定メールをお送りします。

お預かりして修理・調整することは可能ですので、お持ち込み本数の制限はありません


たこ吉ペンクリニック基本的に対面調整/修理ですので、当日中にお返しします。お時間の無い場合はお預かりします。


〔修理/調整料金の目安〕


(01)インクフローや書き味の改善など、大幅な研磨を伴わないパーソナライズ   1,000円 
    パーソナライズは下記の研出し/修理とは別料金です。パーソナライズ(書き味調整)は下記全てに付加されます。

(02)一段階の研出し(BB
➡B、B➡M、M➡F、F➡EF)   1,000円

(03)二
段階の研出し(BB➡M、B➡F、M➡EF   2,000円

(04)三
段階の研出し(BB➡F、B➡EF   3,000円

(05)ペンポイントの形状変更 その1(オブリーク化、オブリーク
➡通常)   2,000円

(06)ペンポイントの形状変更 その2(ソフト化:ちとソフトン/ウェバリー、ハード化:らすポス/ポスティング
   2,000円

(07)UEF(超極細への研出しとパーソナライズ:M
➡UEF、F➡UEF、EF➡UEF   4,000円

(08)縦書き用(鉈形状)への
研出しとパーソナライズ:BB➡まさかり、B➡ふと鉈、F➡ほそ鉈、SF➡チビ鉈) 3,000円

(09)横
書き用への研出しとパーソナライズ:Stub化:F/M/B/BB、超絶化:B/M   2,000円

(10)本体の分解清掃(完全分解後清掃して再度組み立てる)
 1,000円

(11)鍍金剥がれの再鍍金(ロジウム鍍金ペン先の研出しの場合には、この料金が追加となります)
 1,000円

(12)ペン先曲がりの調整(かかった時間に連動)
 2,000円〜5,000円

(13)部品交換を伴う修理(テレスコープ吸入式のOリング化、レバーフィラーのサック交換etc.)
 部品代(1,000円〜5,000円)+技術料(1,000円〜5,000円)

(14)上記以外(お見積もりします)



万年筆談話室の地図〔万年筆談話室〕の 場所 :東京都港区三田1-10-10 三田グリーンハイツ 209号室 (エレベーターを降りて正面突き当たりの部屋)


 電話
03-5476-0361 (出られない場合は、留守番電話にメッセージを入れてください)  
Posted by pelikan_1931 at 05:00Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年12月18日

2021年12月18日(土)/ 19日(日)は 〔 A Space Walk 2021 Winter TOKYO Christmas Party 〕@ 四谷



泉筆五宝(
Pen  Paper  Case  Ink  Maintenance)の要素が満載されたイベントです!


同じタイミングで開催される
女子文具博よりも筆記具臭が強そうです!


2021-11-27
   
Posted by pelikan_1931 at 05:00Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年12月12日

2021年12月12日(日)は 年忘れ泉筆五宝展2021@浜松町 *** 将来日付でのご案内 ***

***年忘れ泉筆五宝展2021@浜松町***


1212(10:0016:30

場所:
東京都立産業貿易センター 浜松町館 4F 第2会議室  住所:東京都港区海岸1-7-1

入場料(2,000円)を支払えばどなたでも参加出来ます。12歳の以下の方は入場無料です。


Pen:万年筆、ガラスペン、ペンシル、ボールペン、鉛筆、筆記具小物
Paper:原稿用紙、一筆箋、手帳、ヌルリフィル etc.
Case:ペンケース、ペンシース etc.
Ink:各種 限定インク、幻のインク etc.
Maintenance:ペン先調整/研出し/修理(有料)。(書き味の調整だけなら1,000円)


泉筆五宝〔
Pen、Paper、Case、Ink、Maintenance〕に関係のあるGoodsがたくさん出品されますが・・・・

第一目的は物販ではなく、筆記具の愛好家同士の交流です。大声は避けなければなりませんが、ぜひ多くの方とご歓談下さい。

2021年はあまり皆さんとお会いできていないので、ぜひこの機会に!



182屬旅い会場です。テーブルもたくさんありますので、たくさん出品して下さい。

また歓談スペースも設けますので、譲り合って休憩/歓談してください。

テーブルの大きさは  縦60 x 横180 x 高さ72僉,如1ブース2枚まで(2枚使う場合は縦120僂瞭麕臀鼎佑任使い下さい)



出店される方は出店料のほかに入場料
(2
,000円も必要です。


 ★筆記具本体や万年筆部品なども販売する方は3,000円
/1テーブル。 2テーブルなら2,000円(入場料)+3,000円×2枚で 8,000円が入場料込みで必要です。

 ★それ以外の物だけを販売する方(ブースやイベントや調整)は
1,000円/1テーブル。 1テーブルなら2,000円(入場料)+1,000円×1枚で 3,000円が入場料込みで必要です。

 ★ご友人と共同で1ブースをシェアすることも可能です。お申し出下さい。


出展をご希望の方は 
事前に pelikan @ hotmail.co.jp (@前後の は排除)まで連絡下さい。

テーブルを使う方(出店者)は9:30ごろまでには会場にお入り下さい。開場は8:50です。

9:30ごろより入場者の受付を始めます。出店者以外の方は受け取った名札をつけて、エントランスでご歓談下さい。


注意事項;
★参加者の方は10:00と同時に入場して下さい。それまでは出店者の方以外は絶対に会場内に入らないで下さい。
会場内にはご自身で消費する飲食物以外持込禁止
★入口に検温機能付き消毒液噴霧器を設置しますので、入場/再入場の際は必ず検温+消毒をして下さい。
★マスクを着用されていない方は入場できません。また37.5度以上の方には入場をお断りします。
★会場内では静かな会話をお願いします。
★入場時に本名と連絡先電話番号を必ずご記入下さい。ご記入いただけない場合は入室をお断りします。

会場宛てに荷物をお送りいただく場合は、佐川急便で11月11日(土)の18-20時指定でお送りください。
開催日当日の午前中搬入で良ければ他の宅配会社でもお送りいただけます。


 12月11日(土)18-20時枠 で 〒105-7501 東京都港区海岸1-7-1 東京都立産業貿易センター 浜松町館 4階第2会議室A 宛てで

 コメントとして(年忘れ泉筆五宝展2021)と入れて下さい。


会場内の空気は約20分間で全て外気と入れ替わります。日本一?換気の良い会場です。ご安心下さい。


入会申込書 V3

新規にWAGNERへの入会希望の方は左記の記入用紙会員番号以外を書き入れて持参して下さい。
コロナ対策として、会場受付では入会申込用紙は配布いたしません。

記入例は
 ここ にあります!  携帯メールアドレスを記入される方はPCからのメール拒否を外して下さいね 

新規にWAGNERへの入会希望の方は11:00以降に受付に申込書を提示し、会員番号を入手して下さい。


この年忘れの泉筆五宝展2021 でも 日本初見参の商品もあります。お楽しみに!

会場からのインスタライブ(参加者の顔はNG)や Clubhouse の実況中継も自由です。

いわゆる販売のイベントとは異なり、各ブースに参加者用の椅子を用意します。ブース出店者の説明を聞きながらゆっくりと購入の検討して下さい。

販売者側でも見せるだけのつもりで展示しているものも少なくありません。

でも熱心に〔欲しい!欲しい!〕と力説すれば、意外とお安く譲っていただけることもあります。これこそがこのイベントの醍醐味です。

また今回はフライングゲット予約も行います。こちらもお楽しみに!

会場内でのアンケート調査や商品紹介・販促活動、取材などは自由です。ただし撮影に関しては出店者や個々人の了解を得てから行って下さい。
  
Posted by pelikan_1931 at 05:00Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年12月10日

2021年 年末最後の万年筆関係イベント!

こちら に紹介したように、年末最後の筆記具関係イベントが四谷で開催される。日程は12月18日(土)と19日(日)。

期を同じくして 女子文具博2021 も12月16日(木)〜19日(日)の日程で開催されている。

泉筆五宝の観点で言えば【 A Space Walk 2021 Winter TOKYO Christmas Party 】の方がはるかに筆記具色が 強い / 濃い のは間違いない。

前の週に浜松町で開催される 年忘れ泉筆五宝展2021 に登場するのが、かなりマニアックな萬年筆であるのに対して、こちらはインクの比重が高い。

そしてインクを大量に消費してくれる便利な筆記具としてのガラスペンも大人気!

一時の女子人気が男子にも波及してきているし、字を書くのと同時に絵や塗り絵にも使われるようになった。

そういうイベントで万年筆が売れるのか?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれないが・・・

こういうイベントのサポーターや出店者には、意外と万年筆使いが多い。そういう方にはお手軽価格ではない万年筆が嫁いでいく。

お手軽価格の万年筆は、インクで大量の字を刻むように書き込む女子のターゲット筆記具でもあるようだ。

やはり大量の字を書くには万年筆は適している。柔らかい書き味とインク補給なしで書けるという長所が評価されるようだ。

ただし〔万年筆は刃物〕である。使う前に研ぎ、書き味が劣化したら研ぎ直す必要がある。

従って、このイベントでも書き味調整は必ず行いま〜す! 新品も使用品も! そしてこの手のイベントでは初めての〔修理相談〕も!

インクが出ない、鍍金が剥がれた、ペン先を落とした、祖父から万年筆をもらった・・・などでの困り毎があれば相談して下さい。相談は無料!

修理に最適な場所を紹介しま〜す。1本の万年筆がいろんな人の手を経ながら何度も売り買いされてこそ、経済に貢献できると考えている。

そのためには、単に愛用するためだけではなく、直して流通させるための修理も大切な機能だと考えているのでな。
  
Posted by pelikan_1931 at 05:00Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年12月06日

年忘れ泉筆五宝展2021 〔フライングゲット予約〕 第3日目

年忘れ泉筆五宝展2021は、本番が妙味なのだが、フライングゲット予約にも出物はあるので、ぜひご覧下さい。

フライングゲット予約の出品者は萬年筆研究会【WAGNER】会員/会友限定だが、購入はWAGNER会員/会友でなくとも誰でもOK牧場。

今回はC-1C-6 という番号で管理します。

本日も珍品/変品が含まれています。この金額なら購入するというオファーがあれば、それも連絡下さい。出品者に確認しまーす。

お申込みは pelikan @ hotmail.co.jp へ。C-1C-6  の番号でお申し込み下さい。   の部分は除いてメールして下さい。

こちらは、萬年筆研究会【WAGNER】会員/会友以外の方でもお申込みが可能です。

折り返し、お振込先の口座番号をお知らせします。




2021-12-06 C-1 20,000円 新品同様 売約済

@01@02こちらは S.T. Dupon'tのエリゼ 14K-EF。デュポン製なのに18金ペン先ではないという当時では珍しいモデル。

この書き味には痺れる。拙者は以前このモデルの色違いを持っていたころ、趣味文に掲載した記憶がある。

未調整のままでは面白くない書き味なので、少しAdjustmentを施して悦妙にしてからお送りします。



2021-12-06 C-2 20,000円 新品同様

@03@04こちらは  カランダッシュ ジュネーブ 緑 14K F。クリップが剣(エペ)を象徴しているという触れ込み。

工業用ラッカーをマーブルに塗ったモデルだが、販売当時はかなり高価だった。

いま同じ物を作ったら金の価格上昇や金属加工費の高騰の影響を受けて受け入れられない値段になるだろう。

これも、
このままでは面白くない書き味なので、少しAdjustmentを施して悦妙にしてからお送りします。



2021-12-06 C-3 35,000円 新品  

@05@06こちらは、ottohutt(オットーフット)D03 All Black 18C-F。現在EU圏でブレイクしている黒軸をまとっている。

最近のブラック人気の影響か、シリーズの中での最高額モデル(定価は38,500円税込)。

インクを入れていない状態で55g以上ある細くて重い万年筆なので、筆圧の低い人向けといえるだろう。書き味は調整してからお送りします。



2021-12-06 C-4 25,000円 新品同様 売約済 

@07@08こちらは、WAGNER 2017 限定万年筆 ブラックマット軸 14K-Music。実は拙者も持っていないレア品。

製作した本数が少なかったので、UEFとMusicにはロゴを入れられなかった。

あまりに短時間に売れてしまったので、拙者も自分の分を確保する時間も無かった。こんなところで出会えるとは思わなかった。懐かしい!

多少使用した形跡があるので、完全清掃し、書き味調整を施した上でお送りします。




2021-12-06 C-5 10,000円 新品 売約済 

@09@10こちらは、プラチナ センチュリー ブルゴーニュ(旧タイプ)14K-C。モデルチェンジ直後、安値に振れた際に買いだめしていた物。

ペン先がCですので、どのようにでも研出し出来ます。今回は研出し代金込みという価格設定!

太鉈研ぎ、Cursive Italic Soft、バトラフ、超絶C、スプーン研ぎ・・・など、どのようにでも研ぎ出しまーす。



2021-12-06 C-6 7,000円 新品 売約済

@11@12こちらは、Moonman 木製万年筆。元々はMontblancのパクリ万年筆!

ところがBockの6号スチール製ペン先付きモデルの書き味が評判になって、あっというまに姿を消してしまったもの。

未調整でも十分に書き味は良いのですが、拙者がペンポイントをひと舐めし、ペン芯とペン先との立て付けを少し直すとさらに書き味は良くなる。





お申込みは pelikan @ hotmail.co.jp へ。C-1C-6 の番号でお申し込み下さい。   の部分は除いてメールして下さい。

こちらは、萬年筆研究会【WAGNER】会員以外の方でもお申込みが可能です。

折り返し、お振込先の口座番号をお知らせします。


それではGo!
   
早い者勝ちです!
  
Posted by pelikan_1931 at 23:39Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年12月05日

年忘れ泉筆五宝展2021 〔フライングゲット予約〕 第2日目

年忘れ泉筆五宝展2021は、本番が妙味なのだが、フライングゲット予約にも出物はあるので、ぜひご覧下さい。

フライングゲット予約の出品者は萬年筆研究会【WAGNER】会員/会友限定だが、購入はWAGNER会員/会友でなくとも誰でもOK牧場。

今回はB-1B-6 という番号で管理します。

本日も珍品/変品が含まれています。この金額なら購入するというオファーがあれば、それも連絡下さい。出品者に確認しまーす。

お申込みは pelikan @ hotmail.co.jp へ。A-1〜A-6 の番号でお申し込み下さい。   の部分は除いてメールして下さい。

こちらは、萬年筆研究会【WAGNER】会員/会友以外の方でもお申込みが可能です。

折り返し、お振込先の口座番号をお知らせします。




2021-12-05 B-1 25,000円 中古(吸入機構完璧) 売約済

@01@02ちらは1950年代のMontblanc No.242。いわゆるでべそモデルの一番小さなペン先を持つ型番。

元々は14C-OBBのペン先がBBに削り出されている。尻軸の刻印を見るまで不覚にも気づかなかった。実に上手い研ぎ出しだ。

機構も完璧でピストン弁も換えたばかりのようだ。これはお買い得!



2021-12-05 B-2 25,000円 新品同様 売約済

@03@04こちらは  ラミー・ペルソナ ブラックチタンコート 18K-M 

このペルソナ・シリーズには握る部分がすべりやすいモデルが多い。若い人には問題無いが、手の脂が少なくなった人はすべる。

しかし、このブラックマット仕様は一切すべらない(手の脂が無くなった拙者が実験したので間違いない)

新品で5万円ほどしたモデルと記憶している。古山画伯のお気に入りの一本でもあったはず。

18K-Mのペン先は未調整でも十分に良い書き味ですが、もう一舐めしておきます。




2021-12-05 B-3 8,000円 未使用品 売約済  

@05@06こちらは、プラチナ センチュリー 18C-UEF。キャップリングがエッチング加工になる前のモデル。

実はUEFはこの改良前のモデルが柔らかくて(未調整なら)一番書き味が良い。

この個体も未調整UEFの中では最上位に位置する書き味なのだが、それをさらに追い込んで絶妙のUEFに改良してからお届けする予定。

調整時間は2時間ほど必要なので、多少お送りするのが遅れるかも?(どうしても後回しにしがち)




2021-12-05 B-4 10,000円 未使用品 

@07@08こちらは、パイロット カスタム74 14K-C。現在の定価は税込15,400円。

大玉のペンポイントなので、いかようにでも削り出せる。お奨めは太鉈、バトラフ、Cursive Italic など。

今回は研出料無料でのご提供。超お得です。ご希望をお知らせ下さい。



2021-12-05 B-5 6,000円 中古(ジャンク) 

@09@10こちらは、Parker Slimfold 14K-F と Junior Duofold 赤  14K-M

いずれも吸入機構が壊れているジャンク品。

ただし、赤軸は完全修理してお渡しします。黒軸も機構を改良して使えるようにしてからお送りします。




2021-12-05 B-6 5,000円 新品箱入り 申込5人(残り1セット)

@11こちらは、KAWECO Special Mini ボールペン+ペンシルのセット

単品だとボールペンは税込み5,830円で、ペンシルは5,280円。それを2本セットで5,000円。こちらは数セットあります。

ちなみに単品の場合は、どちらも3,000円です。

小さいけれども丈夫で目立たないので、バッグに放り込んで置いても傷つきません。拙者はベストのポケットに無造作に入れ・・・

BPにはJETSTREAM 4Cの青を入れ、ペンシルには0.54Bの芯を入れて愛用している。



お申込みは pelikan @ hotmail.co.jp へ。A-1-〜A-6の番号でお申し込み下さい。   の部分は除いてメールして下さい。

こちらは、萬年筆研究会【WAGNER】会員以外の方でもお申込みが可能です。

折り返し、お振込先の口座番号をお知らせします。


それではGo!
   
早い者勝ちです!
  
Posted by pelikan_1931 at 22:59Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年12月5日(日)は萬年筆研究会【WAGNER】 中部地区大会 in 名古屋 *** 将来日付でのご案内 ***

日時:125日( 10:3016:30 開場10:00  ペンクリ会員限定開催日当日会員登録された方も調整は受けられます)

場所:名古屋国際センター 4階 第3研修室   住所:愛知県名古屋市中村区那古野1-47-1 

2021年/22の予定  ここ を押して!   名札をお持ちの方はお忘れなく! 

 

入会申込書 V3


新規入会希望の方は左記の記入用紙会員番号以外を書き入れて持参して頂くと、受付時間が短くなります。

会場へ入るには、萬年筆研究会【WAGNER】への
会員登録が必須条件となりますが退会も再入会も自由です。

入会資格は〔万年筆が好き!〕ということだけで、年齢制限も入会審査もありません。


記入例は
 ここ にあります!  携帯メールアドレスを記入される方はPCからのメール拒否を外して下さいね。 
  
18未満の方は参加費無料です。友人を誘って・・・勇気を持って覗いてみてね!

  続きを読む
Posted by pelikan_1931 at 05:00Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年12月04日

年忘れ泉筆五宝展2021 〔フライングゲット予約〕 第1日目

年忘れ泉筆五宝展2021は、本番が妙味なのだが、フライングゲット予約にも出物はあるので、ぜひご覧下さい。

フライングゲット予約の出品者は萬年筆研究会【WAGNER】会員/会友限定だが、購入はWAGNER会員/会友でなくとも誰でもOK牧場。

今回はA-1A6 という番号で管理します。

本日も珍品/変品が含まれています。この金額なら購入するというオファーがあれば、それも連絡下さい。出品者に確認しまーす。

お申込みは pelikan @ hotmail.co.jp へ。A-1〜A-6 の番号でお申し込み下さい。   の部分は除いてメールして下さい。

こちらは、萬年筆研究会【WAGNER】会員/会友以外の方でもお申込みが可能です。

折り返し、お振込先の口座番号をお知らせします。




2021-12-04 A-1 6,000円(6本セット) 新品+中古  珍品フラッグ

@01こちらはローラーボールの6本セット。フライングゲット予約にローラーボールが出るのは初めてかな?
ZEBRA ルージェル 黄・白・橙・赤・桃・青

定価1,000円のもの(一部中古)が、なんで6本で6,000円もするのか?

それは一部のモデルは定価の数倍のプレミアム価格で取引されているからだそうだ。わかるかな?わかんねぇだろうなぁ〜。拙者もわからん。このRBの世界は!



2021-12-04 A-2 12,000円(3本セット) 新品

@02こちらは KAWECO ステューデント ヴインテージブルー・ホワイト・70'sソウル(限定) 3本セット

KAWECOのこのシリーズは万年筆は大人気だが、ローラーボールもあったとは知らなかった。

かわいいのでプレゼントにいかがかな? 定価は税前で一本8,500円!3本で12,000円なら安い!ご希望なら金属製ケースお付けします。



2021-12-04 A-3 20,000円 未使用品 売約済 

@03-1@03-2こちらは、ご存じ真鍮古美仕上万年筆バイオレットペイントモデル。

真鍮を特殊な劣化液で劣化させ、次にそれを黒化させる。その黒化膜を乱雑に削ってから塗装用のペイントを施す。

金属に吹きつけ塗装を施しても、使っていれば剥がれていく。その滅びの美学を実現するために長い時間を掛けて仕上げたもの。

最近は金の値段が上がったので、ペン先ユニットの価格だけでこの値段を超えてますので超お得です!




2021-12-04 A-4 25,000円 中古 売約済 

@04-1@04-2こちらは、Montblanc No.74 18C-F。WAGNER会場持ち込み禁止の1960年代Montblanc 2桁番代の代表モデル。

金貼キャップは通常Dentが入っている物だが、こちらは擦り傷こそあるもののDent無し!ちなみに擦り傷は金磨き布で綺麗に落ちる。

ペンポイントはものすごく綺麗な、理想的な鉈研ぎ!この柔らかいペン先を消してしまったのはMontblancの罪だろう。

書き味はメチャクチャ素晴らしいのですが、素材は脆いので、時間とともに割れやすくなっていきます。それを承知で楽しむのが2桁番代とのお付き合い!

ペン先は調整師、胴軸は磨き上げてお送りします。



2021-12-04 A-5 5,000円 中古 

@05-1@05-2こちらは、Parker Slimfold 14K-F。おそらくはParkerの気の迷いで作られた細身のモデル。

インク吸入はスポイドをペコペコ挟んで吸入するタイプ。

ペン先は3号ペン程度の小さな物ですが、金を節約しているせいか、厚みが薄く、意外と柔らかい書き味。

調整すればけっこう良い感じになる予感。もちろんペン調整や軸磨きをやってからお送りしま〜す。



2021-12-04 A-6 10,000円 新同 

@06-1@06-2こちらは、Laban TAROKO Steel-EF。ペン先調整済みだが化粧箱は無い。定価は16,500円。

TAROKOシリーズの中で一番綺麗な軸なのだが、インナーキャップが無いので、毎日筆記していないとペン先が乾いてしまう。

そういう時にはペン先先端部を少しだけ塗らすとすぐに書けるようになる。

ペン先もペン芯もBock製なので、ラメ入りインクはお奨めできない。染料インクのみお使い下され。

書き味はスチール製ペン先とは思えないほど気持ち良く書けるように調整してからお送りします。



お申込みは pelikan @ hotmail.co.jp へ。A-1-〜A-6の番号でお申し込み下さい。   の部分は除いてメールして下さい。

こちらは、萬年筆研究会【WAGNER】会員以外の方でもお申込みが可能です。

折り返し、お振込先の口座番号をお知らせします。


それではGo!
   
早い者勝ちです!
  
Posted by pelikan_1931 at 22:34Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年12月03日

萬年筆研究会【WAGNER】限定万年筆で最初にレーザー刻印を施したモデル

@01左画像は2014年に作った萬年筆研究会【WAGNER】の限定品である WAGNER 2014 だ。

それまではセーラー製でペン先の装飾は打刻で行っていた。しかしもう少し細かい模様も欲しくなった。

そこである万年筆店にお願いして、既存の型、既存の樹脂を使っても良いというところまで妥協して作ってもらったもの。

すでにショップオリジナルの限定品の枠を狭めようとしていたパイロットで限定品が作れるとは思っていなかったのでびっくり!

当時は会員限定だったので、1回目の募集で希望のあった本数で発注したのだが・・・途中で人気沸騰し追加での購入希望が殺到し、追加発注!

樹脂が定番品と同じ物を使ったというところが災いし、定番品が所定の数だけ作れなくなって担当営業さんは叱責されたらしい。

予定よりたくさん売った営業さんが叱責されるなんて、聞いた事なかったのでびっくりした記憶がある。万年筆業界では当たり前なのかなぁ?


@02午(うま)年だったので、左馬(ひだりうま)という縁起の良い文字をポンちゃんがデザインしてくれた。

このデザインを打刻では表現できないため、レーザー刻印で仕上げていただいた。これが大成功だった。

ペン先は打刻にすると多少硬くなるが、レーザー刻印なら硬化しないので多少弾力がある(拙者には検出できない)とか。

このレーザーの出力とか、レーザーを当てる方向とかは相当研究されていたようで、一朝一夕で彫れる物ではないようだ。

翌年からはプラチナに作っていただいているが、初年度のレーザー刻印は出力が強すぎたようで、少し絵柄が滲んでいるみたいだった。

その WAGNER 2015 は左馬を凌ぐ大人気となり、数多くの萬年筆研究会【WAGNER】会員の手に渡った。

そこでの改良要望(2〜3点)をペントレにゲストで講演いただいた中田社長に講演後のQ&Aで会員からお伝えしたら・・・

半年後に発売されたモデルでは、もののみごとに改善されていた。

ああ、これが鶴の一声か!と納得させられた1年であった!
  
Posted by pelikan_1931 at 23:45Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年12月02日

Pelikan M800 18C-M 現行品最高の書き味に! (アーカイブ 2008年6月)

下の記事は2008年のものなので、今から13年前。その最後の言葉は・・・

拙者は絶対にインクで冒険はしない・・・

である。いまやラメ入りインク販売促進協会会長?かと思われるようにラメを奨めているのだが・・・

ラメ入りインクは冒険では無い。何度も万年筆とインクとの相性を実験し、問題の無かった組み合わせでしか使っていない。

すなわちラメ入りインクを万年筆に入れて使っているのは、もはや冒険ではなく、日常なのじゃよ!




2008-06-25 01今回の依頼品は現行品のM800でペン先は18金のM。

拙者はM800用のニブとしては【p.f.】付きの3B、BB、B、O3Bばかり使ってきたが・・・EF、F、Mについては、現行のM800の書き味の方が好きじゃ。

その中でもMの書き味は大好き。じっくりと時間を書けて調整すれば、得も言われぬ書き味になる・・・・

というような話をあちこちでしていたら、【ではでは、よろしゅくぅ〜】ということで依頼があった。


2008-06-25 022008-06-25 03調整前のペン先を拡大してみると、ペンポイント先端部が開きすぎている。しかも若干背開き気味。

これではインクフローが安定しないうえ、筆記時にエッジが立った書き味になってしまう。ペン先を斜めにすると、紙を削るような書き味じゃ。

それにしてもプラチナ鍍金の正確性は舌を巻くばかり!Montblancでは結構おおざっぱだったように記憶している。


2008-06-25 042008-06-25 05こちらは調整前の横顔。3Bなどと違って未調整で書ける事を狙った形状になっている。

もしペン芯とペン先を固定するソケットがもう少し長く、そして強く締め付けられるのであれば、すばらしいペン先になったであろう。

ペン先ユニットの交換時に力を入れすぎるとペン先とペン芯がずれやすいという欠点はなんとかならないものか?

この個体では発生しなかったが、高確率でズレているのを見かける。もっとも、ペンクリには問題ないペン先は来
ないわけだが・・・


2008-06-25 06こちらはペン先ユニット。ペン芯とペン先の位置関係も拙者の好みにピッタリ!かつペン先の形状もメタボが目立たない!


これならペン先ユニットを分解しないまま調整出来る。この調整報
告シリーズで初の快挙!今までのM800の調整では、必ずペン先ユニットを分解して位置調整をしていたものじゃ。



2008-06-25 072008-06-25 08まず最初にスリットを狭めた。先端が多少は開きすぎでもインクは供給される。

ただしM程度のペンポイントではかなり狭い面積で筆圧を受け止めるので、ペン先は拡がりやすい。

従ってスリットは書き出し掠れにならない限界まで狭めた方が書き味は良い。今回のスリット幅調整は今までで一番の出来。拡大するほど美しさが際立つ。

対面ペンクリでは、一本の万年筆にかけられる調整時間は極めて短い。従って(表現は適切ではないが)依頼者をどこで満足させるか?にを使う。

一方で持ち帰りの調整は時間の制約がないので、の出番は不必要で、を存分に発揮するだけじゃ。これが一番楽しめる!


2008-06-25 092008-06-25 10スリットを左右から寄せただけでは、背開きは解消しない。背開きの解消には猫背化が一番。

左の画像のようにペン芯から先の部分を若干寝かせ気味にすると背開きは直り、書き味も向上する。

そして最後はペンポイントの形状を書き癖に合わせること。これには相当時間をかけた。

通常はチョチョイノチョイで終わるのだが、現行品最高の書き味に!となれば話は別。

書き癖に合わせてペンポイントを研磨した後で、金磨き布に変わる秘密兵器で丹念にエッジを取ると・・・多少滑り気味なほど滑らかなペンポイントになる。

そこから書き出し掠れが発生しない状態まで、ペンポイントに微細な傷を5000番独逸製耐水ペーパーでつけていく。

そして入れるインクにもこだわりが必要。世界一書き味の良いインクはプラチナ・カーボンインクだが、一般的にドロドロ系が良い。

ただし最近ポッと出のインク、メーカーは止めた方がよい。ペン先とペン芯の間で、インクが煮こごりのようにプヨプヨする物すらある。

これが空気の通り道を止めて、途中からインクが出なくなってしまう。

拙者は絶対にインクで冒険はしない・・・



【 今回執筆時間:6時間 】 画像準備2h 修理調整2.5h 記事執筆1.5h
画像準備
とは画像をスキャナーでPCに取り込み、向きや色を調整して、画像ファイルを作る時間
修理調整とは分解・清掃・修理・ペンポイント調整の合計時間
記事執筆とは記事を書いている時間
  
Posted by pelikan_1931 at 23:41Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年12月01日

筆記バランスが手に合うと書き味は格段に向上する!

@01こちらの万年筆は、この記事で改造したJINHAOのドラゴンペン。元々はamazonで2000円ほどで購入した物。

元々はBlack Watchさんに奨められて購入し、嵌まりまくってしまった中華萬だが、ペン先をJOWO製のスチール製に交換した。

書き味が格段に良くなったので、興味を失い、そのまま4ヶ月近く放置していたのだが、ふと発見して使ってみた。

さすがにキャップを後ろに挿すとバランスが悪い。コンバーターとインク込みで83gもある。もっともこのシリーズでは軽い方かな?


@02しかしキャップを後ろに挿さない場合は65g。軽いわけでは無いが、筆圧が低い拙者にとっては実に書きやすいことを再発見!

拙者の通常の筆記角度である45度くらいでは超重く感じて、とても筆記どころではないのだが・・・

ペンを立てて、筆記角度70〜80度くらいで筆記すると、ふっと軸の重さを全く感じない位置がある。

ペンポイントは、どうやらその位置でもっとも書き味が良くなるように調整されている。我ながらあっぱれ!

今回気づいたのは、ペンポイントのスイートスポット以外にも、もっとも軸の重さを感じなくなる握る位置(スイートスポットのような物?)があるということ。

その位置を発見し、その位置に合わせてペンポイントを調整すれば、ものすごく筆記しやすい万年筆が出来上がるはずじゃ。

万年筆毎の、握り位置のスイートポイントを見つけ、それに合わせてスイートスポットを削り込んで行くことが出来れば・・・

おそらくはその万年筆を手放せなくなるのではないかなぁ?

そして、どんな名人が調整してあろうとも、自分の握り位置と合わないところにスイートスポットが削り込まれていたら、その万年筆は汝にとって書き味が悪いはずだ。

一番バランスの良い位置を探りながら、さらには、一番書き味の良い位置を捜しながら筆記できる人以外は、以下のことをしてはどうだろう。

(1)持つ位置を色々変えて一番万年筆の重量を感じなくなるポイントを見つける。その人差し指がアタリところに印をつける。

(2)その位置を握った状態を調整師に見せ、スイートスポットを削り込んでもらう。(筆圧を見るために試筆した紙は欲しい)

これだけで、汝の万年筆は、汝にとって最高のパーフォマンスを提供してくれるようになる。

最良の筆記バランスの位置は、最も楽に筆記できる位置。その位置を万年筆毎に記録しておくと、ストレスは大幅に減るはずじゃ。
  
Posted by pelikan_1931 at 23:59Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月30日

Bockのスチール製ペン先は悪くない

@01最近の中国や台湾製の万年筆は安価な物の品質は、むしろ日本製よりも良いといえる。

文具の仕入価格と販売価格との差が少ない上、人件費が安いアジアの国々で製造している。

そしてペン先もけっこう良い物を使っている場合もある。独逸製のスチール製ペン先を使う場合は、価格が倍になるケースもある。

いったい本体はいくらで製造出来るのだろう?

上はMoonmanの木製軸。Bock製のスチール製ペン先が付いたモデルだが、未調整でも書き味が良いと評判だ。

下はLABANのTAROCOで、こちらは台湾製。値段はMoonmanの倍くらいするが、それなりに垢抜けたデザインとなっている。


@02しかし、ペン先を見て違和感を覚えた。

LABANの万年筆は自社のロゴが入ったペン先を使っているはずだ。いくらなんでもBockのペン先は多雨買わないだろ・・・

実はTAROCOはペン先先端部が天冠内側の頂上に衝突してペン先がひん曲がるリスクがある。

キャップをきつく閉めると、ペンポイント先端部は天冠内部の底よりも奥に入る設計になっている。

天冠内部の金属に穴が開いていて、そこにペンポイントが収納される仕組みだ。

ただしインナーキャップが無いので、万力のような力持ちが閉めたり、捻りながら押し込むと・・・

ぐんにゃりと曲がる可能性がある。

拙者が持っているTAROCOはそういう被害に遭ったので、ペン先を互換性のあるBOCK製に取り替えたのだろう。


@03元々のペン先は右側のような状態だったが、左のようにペン先を入れ替えたのじゃ。

見比べてみると、どう考えても同じ設計のペン先に見えるじゃろう?

Bockの模様があるペン先は、ほぼ未調整でも気持ち良く書けた。

一方でTAROCOのペン先はやや細めに研ぎ上げてからスリットを狭めた。

実はその前に、ひん曲がった状態のペン先を直している。

先端部のオレンジに見える部分が下に曲がっている。ただし肉眼ではほとんどわからない。

そして研磨・調整してあるので、さすがに未調整のBock製のスチールペンよりは書き味が良い。でも差はさほど無い。

可能な限りペン先を後ろに押して、衝突のリスクを減らすような調整がこういう設計の万年筆では求められるのじゃ。
  
Posted by pelikan_1931 at 23:59Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月29日

万年筆談話室開室4周年記念モデルはプラチナのプレジデントで行くつもり・・・

@01万年筆談話室開室1周年はプレジデント、2周年はセンチュリー+バトラフ、3周年は樹海だった。

来年の4周年は初心に戻ってプレジデントで行くべく企画を進めている。

ペン先はUEF/EF/F/M/B/Cの6種類がある。1周年ではFとBとを作り、それぞれ別々の刻印を施した。

今回は刻印は1種類のみ。模様はまだ何にも決まっていない。そろそろポンちゃんに頼まねばな。

ペン先の種類だがこちらは悩む。個人的にはプレジデントはMとBとが好きだ。どちらも調整を施せば、夢のような書き味に変貌する。

ただし、軸の構造が複雑なせいか、Customize出来る部分はセンチュリーと比べてさほど多くない。

悩んでいるのはペンポイントのバリエーション・・・

18K-Cは決まっている。このペンポイントの形状がセンチュリーのCとは異なっているので、〔バトラフ〕にはセンチュリーのCよりも研ぎやすいはずだ。

もちろん〔太鉈研ぎ〕や〔太Cursive Italic〕にも研げるが、〔太Cursive Italic Sofy〕は難しいかもしれない。


@02 C@03 UEF@04 EFMも決まるだろう。拙者はプレジデントのMは使ったことが無いかもしれない・・・

ただどの会社も通常はMが一番書き味が良いので、選ばない手は無い。

こちらも超絶Mとか、M-Stubとか、M鉈など定評のある研ぎが出来そうじゃ。

まぁ一般的ではないので会員以外には見向きもされないかもしれないがな。

そして悩むのが細字系。UEFかEFかFかという選択なのだが・・・実に悩ましい。

万年筆談話室1周年記念万年筆で経験したのだが、18C-Fは調整がかなり難しかったし、ばらつきも大きかった。

Bが抜群だったのに対して、Fは調整にかなり苦労した記憶があるので、今回はパス!

ではUEFかEF化ということなのだが、UEFならセンチュリーの方が出来が良い。そこで今回はEFを選んでみようと考えている。

プラチナのEFはFかMから横をざっくりと削って作られているふしがある。先端部だけを再研磨している(おそらくは機械研磨)。

ここの仕上げを全て手で仕上げて、見た目も美しいペンポイントを作ってみようかと考えている。

もちろん書き味に関してもAdjustment調整を施した上で、ペンポイントの左右の形状をそろえ、さらには形状変更も行った上での納品となる予定!

実は今回は軸の素材にもこだわってみます。不透明の色軸ではない選択肢も当然持っている。お楽しみに!
  
Posted by pelikan_1931 at 23:36Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月28日

【 1950年代 Montblanc No.144 14C-OBB 生贄 】(アーカイブ 2008年8月)

この時にはヒートガンを持っていなかったので、首軸を綺麗に外すことが出来ず、ペン先とペン芯だけを引っこ抜いたのだが・・・

今ならヒートガンを使って首軸を接着しているシェラックを溶かしてから首軸を外す。

記録を残しておき、それを適宜Updateしておくと、後から修理に参入した人の参考になる。

これこそがこのシリーズの意義なのじゃ!




2008-08-27 01今回のブツは【生贄】ということでお預かりした。

どうぞお好きにしてください。自分では既に愛情が持てなくなりました】というようなものが【生贄】とされる事が多い。

詳細に調べてみたが、これは難物だな・・・と感じた。首軸、ソケット、ペン先&ペン芯、そしてピストン機構の全てが固着していてビクともしない

書き味に関しては最悪。オブリークの右側のエッジが紙に引っ掛かって運筆が上手く出来ない。

ピストン機構は弁がプラスティック製に交換され、尻軸側からピストン機構をはずせない。ということはペン芯+ペン先をたたき出す事も出来ない・・・まさに八方塞がり


2008-08-27 022008-08-27 03ペン先はスリットが詰まりインクフローはおぼつかない。エッジは引っ掛かって書きにくいことこのうえない。

さらにペン先の根元のカーブの径がペン芯よりも小さい。

それを押し広げるようにしてペン芯の上に載せているので、無駄な力がペン先先端にまで走っているような感じがする。

どう考えても生贄提供者の好みではない。しかしソケットを専用工具で捻ってもビクともしない。80度のお湯につけても首軸は動かない。

しかもピストン機構に不具合があるようで、何回かに一回はピストンが途中で止まってしまう。

軸は比較的綺麗な形状をしているので、このままにしておくか、軸を変形させてでもペン先を取り出し絶妙の書き味にする・・・

依頼者の性格を考えて、後者の方法をとることにした。


2008-08-27 042008-08-27 05長時間費やしてやっと取り出したペン先の根元径を拡げ、スリットも拡げた状態が左画像。

これをソケットにペン芯と一緒に挿し、それを首軸ユニットにねじ込み、最後に首軸ユニットを胴体にねじ込めば完成じゃ。


2008-08-27 06次にペンポイントの研磨。これは依頼者の書き癖に合わせて慎重に研磨する。尻軸にOBBと彫られているので、その形状は維持したまま筆記角度に合わせて研磨。

さらに一番尖った先端部(画像ではペンポイントの一番右下部分)をかすかに丸めた。これで引っ掛かりは皆無になる。

依頼者は35度ほどペン先を左に捻って書く(2年前調査)ので、オブリークであっても問題なく筆記出来る。ペンポイントの腹の研ぎが合ってさえいればな。

これを研磨無しで合わそうとすれば、ペンポイントが大きいだけに、毎日2万文字をかなりの筆圧で書いても数年はかかるだろう。

ましてや低筆圧の依頼者の場合、あと50年くらいかかるかもしれない。それまでに軸は朽ち果ててしまう・・・

これがペンポイント研磨のメリットじゃ。研磨は人間の手術と同じ。やるべきか、やらざるべきかは時と場合による。画一的に決まる物ではない。


2008-08-27 072008-08-27 08こちらが横顔。ペン先の位置は以前と同様。これ以上前に出すとキャップ先端部にペンポイントがぶつかってしまう。

ペン芯はホンの少し後退させて、ペンを寝かせて書く依頼者であってもペン芯が紙に接触しないようにした。

前期のフラットフィードなら問題ないが、後期のペン芯は寝かせて書くと紙にペン芯があたる事がある。従ってペン芯を後退させるのじゃ。その方が美しいし!

書き味は絶妙になった!ただしボディは(予想どおり)多少変形した。

ピストンは下まで降りてこないので、一度吸入したらペン先を上に向けて空気を押し出し、その状態で再度インクを吸えば、インク吸入量は設計どおりになる。

美しいじゃじゃ馬むすめ】が、年をとって往年の美貌は無くなり腰は曲がった慈悲に富んだ貴婦人】に育ったようなもの。

飾っておくなら前者、使うなら後者だろう。コレクターの拙者にとっては苦渋の選択であったが・・・


【 今回執筆時間:9時間 】 画像準備3h 修理調整4.5h 記事執筆1.5h
画像準備
とは画像をスキャナーでPCに取り込み、向きや色を調整して、画像ファイルを作る時間
修理調整とは分解・清掃・修理・ペンポイント調整の合計時間
記事執筆とは記事を書いている時間
 
  
Posted by pelikan_1931 at 23:54Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月27日

2021年11月27日(土)は萬年筆研究会【WAGNER】 表定例会@浜松町 *** 将来日付でのご案内 ***

日時:1127日(  10:3016:30 開場10:00  ペンクリ会員限定( 開催日当日会員登録された方も調整を受けられます )

場所:東京都立産業貿易センター 浜松町館 4F 第1会議室 住所:東京都港区海岸1-7-1

2021/22年の予定  ここ を押して! 名札をお持ちの方はお忘れなく!  
 

入会申込書 V3


新規入会希望の方は左記の記入用紙会員番号以外を書き入れて持参して頂くと、受付時間が短くなります。

会場へ入るには、萬年筆研究会【WAGNER】への
会員登録が必須条件となりますが退会も再入会も自由です。

入会資格は〔万年筆が好き!〕ということだけで、年齢制限も入会審査もありません。


記入例は
 ここ にあります!  携帯メールアドレスを記入される方はPCからのメール拒否を外して下さいね。 
  
18未満の方は参加費無料です。友人を誘って・・・勇気を持って覗いてみてね!


ちなみに換気は完璧な会場ですが、マスク着用&入場時の検温と両手の消毒にはご協力下さい。(検温と消毒液噴霧が出来る装置を設置します)

  続きを読む
Posted by pelikan_1931 at 05:00Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月26日

年忘れ泉筆五宝展2021@浜松町 での フライングゲット予約について

こちら に紹介している年忘れ泉筆五宝展2021@浜松町 では、開催日の8日前よりフライングゲット予約を始めます。期間を1週間に短縮しました。

今回のフライングゲット予約は、秋の泉筆五宝展2021@浜松町フライングゲット予約と基本的には一緒。ただし期間は短縮されます。


(1)出品者が現実に所有しているものであれば、万年筆以外でも販売可能です。

(2)出品希望者からは  pelikan @ hotmail.co.jp (@前後の は排除)にメールで申し込んでいただく。

    出品者は事前に出品物の一覧を pelikan @ hotmail.co.jp までお送り下さい。

(3)出品者が購入希望者と直接やりとりすることは無い。商品に瑕疵があった場合、購入者は事務局経由で出品者に返品し、出品者は事務局経由で購入希望者に返金する。

(4)出品物を直接万年筆談話室宛てに送っていただいてもかまいません。ただ、事前に出品される旨はメールでお知らせ下さい。Blog掲載用の写真は事務局で撮影します。

(5)筆記具に関しては、新品、調整済、ジャンクなどの程度をお知らせ下さい。書き味に問題のあるものは事務局で調整してから出品します。

(6)事務局に送られてきた万年筆には整備を施し、整備代金を上乗せして販売価格を設定します。万年筆以外には整備代金を上乗せしません。

(7)フライングゲット予約への掲載期間は12月4日〜10日の間です。どの日にUpするかはこちらにお任せ下さい。

(8)万年筆が売れなかった場合には、整備した万年筆を出品者にお返ししますが、その場合、整備代金は請求しません。


★地方の方は泉筆五宝展に参加しなくても逸品を手に入れられるチャンスがあり、販売者の方は遠方の方に販売することが出来ます。

★大変になりそうなのはたこ吉だけですが、萬年筆研究会【WAGNER】も目的は業界の活性化なので喜んでやらせていただきます。

★手作りイベントですので、出品は小規模なグループや店舗、個人の方に限らせていただきま〜す。


★過去の事例ですと、当日急に見せてもとても決心が付かないような高価な万年筆も、フライングゲット予約では結構売れた実績があります。

★前回はボールペン1本を除いて、申し込まれた方からの筆記具は全てお嫁に行きました。驚異の成約率!

★前回、送られてきた万年筆の整備に大変な手間がかかったので、今回は整備代金は有料とします。

ただし出品者が整備代金を払う必要はありませんので、どんどんお申し込み下さい。

★使われなくなった万年筆を流通させないのはもったいない。経済の活性化のためにも、ぜひフライングゲット予約へご参加下さい。

★萬年筆研究会【WAGNER】会員/会友の方以外もフライングゲット予覚に出品/購入出来ます。

★出品者としても、購入者としても、どしどしお申し込み下さい。

★前回の例ですと、AM1:30ごろに画像が出て、AM1:40には売り切れているという状態もありました。

 今回は画像のUpが22:00までに出来るように頑張りま〜す。
  
Posted by pelikan_1931 at 23:00Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月25日

万年筆にラメ入りインクは使えるのか?

最近よく〔ラメ入りインクを万年筆に入れて使えますか?〕という質問を受ける。そのたびに長々と説明するのだが、一言で言えば概ね使える・・・ということ。

普通の染料系インクを入れた万年筆の蓋をしないで8時間放置するとインクの水分が蒸発してインクが出なくなる。

そういう時にどうしますか? たぶん水にペン先を浸して洗うことによって水分が補充されインクは再び流れるようになる。

ラメ入りインクの場合も全く同じだと考えればよい。顔料インクやクラシックインクのように、粒子同士が結合したり化学変化して凝固するわけではない。

従って水分を加えれば再度流れ出してくれると考えれば良い。

ラメは光を反射してこそ効果を発揮する。従って拡大して見れば薄いフィルムのようなもの。

水には溶けないのでインク瓶の下部に大量に沈殿し恐ろしげに見えるが、ラメ自体が固まることはないので安心されたし。

インクが固まって出なくなっても水分を加えれば(洗い流せば)元どおりインクが流れ出す!

ただし回転吸入式の万年筆に入れると、ラメがピストンと内壁の間に入って傷をつける可能性が無いとは言えないので、お奨めは出来ない。

しかし、アイドロッパー方式や、コンバータ方式の場合は問題は無いはずだ。


2021-11-25本日拙者が手元に出して使ったのは左の6本。そのうち、ラメ入りインクがはいっているのは、4本。

左から3本と右から2本目にラメ入りインクが入っている。

左端のモデルにはottohutのGold Dustという朱色に近い赤に金色のラメが入ったインクで、for fountainpen と印刷されている。

毎朝、書き出しでインクが乾いているので、水にペン先を浸し、拭ってから使っている。

左から2番目と3番目は万年筆談話室開室3周万年筆万年筆〔樹海〕に〔樹海その奥へ〕というバリバリにラメの入ったインクを入れて使っている。

こちらの万年筆にはスリップシールに似た機能が付いているせいか、書き出しで掠れたことは無い。

左から3番目の樹海は、ペン先をスチール製のふででまんねんに改造している。

右から3番目は樹海万年筆にLichtopeのインク〔八坂〕を入れている。ペン先は18K-EFだがインクフローは潤沢で書き味も抜群!

右から2番目のWinter Nightには14K-Mのスッポンと万年筆の図柄のペン先がついている。14K-Mじゃな。

インクは〔深海〕で銀ラメがいっぱい入っているが、詰まったことは無い。

3日間も使っていなければインクが乾いて欠けないケースもあるが、水で先端部を洗えばすぐに書けるようになる。

結論:ラメ入りインクを恐れる必要は無い。水で洗えば問題は解決する!
  
Posted by pelikan_1931 at 23:59Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月24日

11月27日(土)は、なんと2021年最初で最後の萬年筆研究会【WAGNER】表定例会!

こちら で紹介している浜松町大会は、今年最初で最後萬年筆研究会【WAGNER】定例会

会場となる
東京都立産業貿易センター 浜松町館では、2021年に万年筆関係のイベントが何度か行われた。

★春の泉筆五宝展2021

★第21回ペントレーディン in 東京

★秋の泉筆五宝展2021

★万年筆交流会

★TIPS

そして12月12日には 年忘れ泉筆五宝展2021も予定されている。

しかしながら、東京でのそれ以外の萬年筆研究会【WAGNER】関係イベントは、蒲田で開催された裏定例会の一回を除いては全て中止となった。

運悪く、全てが緊急事態宣言の期間とかぶってしまったのじゃ。

11月27日(土)は今年初の定例会。物販中心のイベントとは違い、ゆっくりと万年筆談義したり、ペンクリニックを受けたりするのが目的なので・・・

室内の空気を数十分で外気と交換できる)空調設備が完備した浜松町館は最高の会場と言えるだろう。

欧米や韓国のように、来年寒くなるとコロナがぶり返す可能性が高いので、今こそ2021年の鬱憤を晴らすべく、万年筆談義を楽しみましょう。

また12月12日(日)開催の 
年忘れ泉筆五宝展2021 の前哨戦としてのフライングゲット予約が始まるので・・・

遠隔地の方はメールで連絡後宅配便で拙者までお送り下さい。

また、関東近郊にお住まいで、表定例会の参加出来る方は会場へ持ち込んで拙者までお預け下さい。

前回はボールペン一本を残して完売だったので、他の人に愛用してもらった方が幸せと考えられる筆記具をお持ちの方は遠慮無くお持ち込みくださ〜い。
  
Posted by pelikan_1931 at 22:39Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月23日

【 Parker Sonnet 18K-M どろどろ〜! 】(アーカイブ 2013年5月)

下の記事の中で、首軸先端部の金属装飾をプラチナもやめたように書いているが、この時点ではプレジデントの存在を忘れていたようだ。

プレジデントの首軸先端部が腐食した個体に出会ったことは無いのだが、ペンクリに持ち込まれる数が少ないだけからかもしれない。

現在でもソネットはカタログに掲載されているが、この空気がシューシューと抜ける欠点は改善されたのかなぁ?

もしご存じの方がいらっしゃれば教えて下され。気になってなぁ〜



1本日の生贄の提供者は、延々と続くParker 75 シリーズと同じ方。同時にまとめてお預かりしたのだが、Parker 75 以外もたまに混じっている。

この軸は、たしかファイアーダンス?とか呼ばれていたように思う。工業用漆(ラッカー)を塗った軸で、値段は2万円。

輸入筆記具カタログをひっかき回して1996年版の103頁で発見した。正式名称は、ソネット・ラック・ファイアーダンス。よくぞ覚えていたものだと我ながら感心。

興味も無かったモデルなのになぁ・・・

このころのソネットのキャップは口にくわえて吹くと、まるで笛を吹くかのように勢いよく空気が天冠の隙間から吹き出す。

当然、ペン先はすぐに乾き、とても使い物にはならなかった。書き出しが異様に濃い色になるし、一週間も使わなければ水で洗わなければインクは出ない。

今のモデルでは改善されているのかな?


23こちらが清掃前のペン先。首軸先端部に大量のインク滓が溜まっている。インクが乾く過程で酸性が強くなれば首軸先端部の金属を溶かす。

それがわかっていながらどうしてこういう設計をするのかがわからないなぁ・・・Parker 75 で懲りているはずなのに・・・

それに乾きやすいキャップ内部を合わせれば最強の使えん萬年筆になってしまう。アホとしか言いようがない。

どうしてノウハウが技術者間で引き継がれていかなかったのだろう?

これが企業衰退時の顕著な症状なのか?ムム・・・そういえば、こういうの自分で体験したことがあるなぁ。

海外のカウンターパートがころころ代わり、ガイドラインに一貫性がなくなり、挙げ句の果てに極東の小国である日本からのアドバイスまで求められた苦い記憶が蘇ってきた。

とはいえ、ペンポイントの溶着状態は、現在のPelikanの細字よりはずっとまし。丸いもんなぁ。今のPelikanはこぶとりじいさんのコブのようなペンポイントじゃ。

しかし、最近、海外でも日本でも、M800のペン先単体がほとんど市場に出なくなった。ひょっとするとこれは良い兆候かも?

さすがにまずいと気付いたPelikanがペンポイントの溶着やデザインを変えた新型ペン先を準備しているのかもしれない?

だから旧型のペン先の供給を絞っているのかも・・・なんて捕らぬ狸の皮算用。


45こちらは横顔。この角度から見た方が首軸先端部に固まったインクが良く見える。すごいなこりゃぁ・・・

ペンポイントの形はなかなか良い。これ以上形状を変える必要はなく、エッジをスリスリ擦り落とせば書き味は向上するはず。

まったくお辞儀していないペン先なので、少し筆圧を書ければすぐにペン先が開く。

結果として非常に柔らかいタッチの書き味なのじゃ。先端部4个曚匹ペコペコと上に反るような書き味。

柔らかいのだが、この感触は拙者は好きになれない。なんていうか、偽物の柔らかさのような気がする。昔は好きだったのになぁ・・・


6こちらがペン芯から外したペン先。もちろん清掃し、スリットは少しだけ開いている。このころからParker はコストカット穴を開けている。

コストカット穴を開けるとペン芯を痛めたり作業効率が下がったりするので、高度に自動化されたペン先製造ラインを持つ会社以外はやめた方が良いと言われている。

すなわち、コスト削減される金の価格よりも、微調整や取り換えに必要な人件費の方が高くなるケースも十分に考えられる。

現に、コストカット穴を廃止することを検討中のメーカーもあると聞いた。素人調整師の作業効率にはほとんど影響しないがな・・・


78左側がペン芯の裏表で、右側が首軸を前から見た画像。先端部の金鍍金が腐蝕しているのがわかるかな?

Montblanc は No.144で首軸先端部の金鍍金を止めたし、Sailorも止めた。Pilotはずっと以前に止めていた。プラチナも止めた。

そのなかで、Pelikan MXXスリーズだけがデザインを変えない。首軸先端部の金属鍍金が腐蝕するのが怖いので、拙者のM800の99%にはインクが入っていない。観賞用なのじゃ。

インクを入れたらすぐに拭う。胸に挿したりしては持ち歩かない。インクが首軸につきそうな状況は回避する。

このソネットもそれが必要かも・・・と画像を見て思った。もっとも拙者の場合、一時は20本以上あったSonnetは今や1本もなくなってしまった。


910こちらが調整後のペン先画像。綺麗になっているじゃろう?

スリットはやや拡げ、インクはすんなりとペンポイントまで誘導される。

従って書き出しで掠れることはない。スリットを開くと毛細管現象は弱くなる。ただしちゃんと研磨すれば書き出し掠れは根絶できる。

また柔らかいペン先であれば、ペン先がペコペコする際のポンプ運動でインクが押し出されていくので、書き出し後の掠れ発生確率も低くなる。

そういう意味ではいいペン先なんだがなぁ・・・問題はキャップ。それが全てを台無しにしている。

ペン先の乾燥が解消されない限り、絶対に使うべきではない萬年筆がSonnetなのじゃ。


【 今回執筆時間:3時間 】 画像準備1h 修理調整1h 記事執筆1h
画像準備
とは画像をスキャ ナーでPCに取り込み、向きや色を調整して、画像ファイルを作る時間
修理調整
とは分解・清掃・修理・ペンポイント調整の合計時間
記事執筆とは記事を書いている時間
  

  
Posted by pelikan_1931 at 23:59Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月22日

KOBE Pen Show で活躍した筆記具たち

2021-11-22昨日終了した KOBE Pen Show では左のような筆記具が活躍した。

もちろん表舞台で活躍したわけではなく、あくまでも裏舞台かな?

KAWECO Special Mini と リリプットのボールペンは、常にベストの胸ポケットに鎮座している。

イベント最終日には、宅配伝票をたくさん書く必要がある。ワンオペなので、荷物を絞り込んだ我がブースでも6箱送った。

萬年筆研究会【WAGNER】の定例会で宅配便伝票を書こうとするとき困ったことがある。

ほとんどの人がボールペンを持っていないのじゃ。さすが万年筆愛好家団体・・・

従って、いつでも書けるように、また一本無くしても伝票を書くために、コンパクトなボールペンが2個いるということ。

さらに赤字で書き込むために、プラチナのDouble 3 Antionというマルチペンもかかせない。これアマビエのプリント付きの軸!

上記3本は現場で実用として活躍したのだが、下の万年筆は説明用として使われた。

Pelikanの染料インクを入れてあるのだが、常時ペン先を外してあった。わざと・・・・な。

ラメ入りインクが固まって怖い・・・とかおっしゃるお嬢様方への説明用に使ったのじゃ。

ラメ入りインクを入れると固まると恐れる人に、この万年筆で字を書いてもらうと、一文字も書けない。乾燥しているからな。

ほら、ラメを入れてなくても固まってインクが出なくなるでしょう?

そして水につければ、すぐに前のように流れ出すのが染料インクなのだが・・・

ラメ入りインクもペン先を水で洗い流せばあ〜ら不思議。すぐに書けるようになります。

ラメはフィルムなのでそれ自体が凝固などしたりするわけではない。

従って染料インクと同じく、出なくなったら水に浸せば良い!という超簡単なその場対応!

これを聞くと皆さん安心してラメ入りインクをお買い上げ下さるのが愉快だった。いわゆる殺し文句かな?
  
Posted by pelikan_1931 at 23:56Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月21日

KOBE Pen Show 終了しました!

本日は、朝ご飯食べずに会場入りしたのが8:45くらい。

そこからヤマトさんに梱包した荷物を渡す17:00までに座ったのは伝票を6枚書く間だけ。

食事はいただいたコロッケ一個。ちゃんとワンオペの店には目を配ってくれていて、適宜差し入れして下さる。

飲み物は隣のブースの方がわざわざ買ってきて下さった。

みなさんに助けられて、なんとか1日を立ちっぱなしで乗り切った69歳。なんか達成感があるなぁ〜

トイレに行ったのは、荷物をヤマトさんに出した後が初めて!

忙しくてアドレナリンが出ている間は生理現象が不活性化するのかもしれない。

そのむかし、ゲームセンターにお昼休みに行って、100円でスペースインベーダを始め、24時頃に蛍の光が鳴るまで一度もトイレに行かなかったことがある。

もちろん使ったお金は100円だけ!これもアドレナリンのせいだろうなぁ〜。ちなみにアイ・ジョージは25時間かけて100万点を出したそうだ。

当然、その間はトイレに行っていないし、お箸でご飯も食べられなかったはず。手はレバーとボタンから離せなかったのでな。

大ぼら吹きで有名なアイ・ジョージだったが、この得点の話だけは信じている。

拙者の打ち方だと1時間に6万点出せたのだが、一瞬でも緩むとアウト!長時間やるには向いていない打ち方だった。

一方でアイ・ジョージの打ち方は1時間に4万点しか出せないので100万点を25時間で出したというのは計算上合ってた。

六本木のゲームセンターのハイスコアは全部クリアしたが、彼のように自宅にインベーダー機を持っている人には勝てなかった。

ちなみに30万円ほどだったはず。今考えれば子供だましの単純なゲームだろうが、単純なゲームほど嵌まりやすい。そして飽きやすい。

本日は最初の1時間はインクばっかり売った(ほぼ女性)。その後は万年筆が立て続けに売れて(ほぼ男性)、最後にまたインクがバタバタと駆け込みで売れた(ほぼ女性)。

金額はともかく、人とたくさん接することは、やみつきになるなぁ〜。ペンクリとはまた違った面白さがある。はまるかも〜?
  
Posted by pelikan_1931 at 23:35Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月20日

11月21日(日)は KOBE PEN SHOW 最終日

本日はKOBE PEN SHOW 初日だったのだが、拙者は所用で岡山の実家で過ごした。

従ってLichtopeブースはたこ娘さん親子が活躍したようだ。

明日はWAGNER ブースとなるが、Lichtope限定インクや限定万年筆はちゃんと販売するのでご安心を。

ワンオペになるので、会計に手間取ることもあるかもだが、(かわいい)じいさんだから許してね!

そして本日はテーブルに並ばなかった珍しい万年筆がごっそりと並ぶはずだ。

試筆用万年筆もたっぷりとあるのでお楽しみに。

Lichtope/WAGNER出店時の特徴は、どんなにたくさんインクが売れても、それよりも万年筆の売上の方が必ず多いということ。

明日は拙者が店番なので、女子が近づかないとますますインクが売れなくなってしまいそう。

こわくないからインクもたくさん買ってね〜!

重いインクをハンドキャリーで持って帰りたくないので、敢えてインクをお奨めするかも?

おおすすめのインクを詰めた万年筆もいっぱいあるのでお試しあれ。

あと、非常に珍しいラメ入り万年筆用インク(万年筆メーカー製:Pelikanじゃないよ)もあるのでお試し下され。濃い朱色です。
  
Posted by pelikan_1931 at 23:29Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月19日

11月20日(土)と21日(日)は KOBE PEN SHOW 本日は会場セットアップ!

11月20日(土)と21日(日)は KOBE PEN SHOW なので、ブースのセットアップに参加した。

20日(土)はたこ娘さんがLichtopeとして出店し、21日(日)はたこ吉がWAGNERとして出展する。

両日で共通して販売するのは、Lichtope/万年筆談話室の限定インクとLichtope限定万年筆【くくりざる】くらいかな?

20日(土)にたこ娘さんが販売する【くくりざる】以外の万年筆は、かなりマニアックな伊太利亜製万年筆。超々フレックスのペン先を持つらしい。

また女性人気急上昇のottohuttのD06も低重心で書きやすい。サンプルあるのでお試しを!

21日(日)はWAGNER限定品や、日本初上陸のモデルなど、マニアックな物を展示。販売するかどうかは決めてません。予約は取るかも?

本日はキャリー込みで35kgのインクを運搬し、会場に送れて到着した6個のコンテナの中身を整理して入れ替えた。

あまりに荷物が多くて、午前中に到着するはずのみなさんの(ヤマト)荷物が着いたのは15:15ころから。

一番トラックの奥にあった我らが荷物が出てきたのは15:45。会場を後にする限度が15:10だったのでその間ずーっと肉体労働。汗だくでみなさんにろくに挨拶も出来なかった。

衝撃だったのは会場のHPには机の幅が150僂判颪い討△辰燭里法行ってみると180冑の机に変わってた!

150冑に合わせてテーブルクロスを特注してたのに・・・使えん!

予備のクロスがあったのでなんとか格好は付いたかな?

そして、会場内のあまりのインクの数に圧倒される。ヤマトの人もさすがに最後はヘトヘトの様子。全部で100箱以上だったとか。

インク中心のショーでは、大きな袋を肩にかけた女性が会場内を早足で移動するのが特徴なのだが、まさにそういう光景が浮かびそうな会場セットアップ風景でした。

場内整理係はハイテク装備で、ロボコップみたい・・・かな?

とにかくお楽しみに。
  
Posted by pelikan_1931 at 23:10Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月18日

誕生日の波瀾万丈!

@052011年11月18日(木)は拙者の69回目の誕生日だった。ということは萬年筆研究会【WAGNER】を創設したのは53歳の年の12月17日だったのだなぁ・・・

朝一番でMontblancより左のようなシャンパンが送られてきた。

MOETはMontblancと同じ企業グループ。Montblancもなかなか粋なことをする。

モンブラン・ブティックを持っているということは、個人情報を利用してこういうサービスが出来る事を意味している。さすがの戦略!

さっそく万年筆談話室の冷蔵庫に入れ、消費してくれる人を待つことにする。”飲んだら研ぐな”という戒めがあるので飲めないのでな・・・


@02@01KOBE Pen Showには20本ほどしか準備していなかった〔魔界〕だが、Tono&Limsさんの粋な計らいで12月納品のブツを本日届けてくれる予定だった!

しかし運送会社のミスで3箱のうちの1箱を中国の空港に置き忘れてしまい運送が滞ってしまった!

万事休すかとも思ったのだが、Tonoさんが運送会社と交渉して下さったおかげで、明日の9時頃までにチャーター便で万年筆談話室までの運送となった。

ただし全部ではなく、日本に到着している120本ほどだけ!3個口で運送依頼した物を2個だけでも部分通関してくれるなんて!

この〔魔界〕には万年筆/インク界に巣くう3人の(素敵な)悪魔のイメージを込めていただいたのだが、さすがそのうちのひとりだけのことはある!

changing、蛍光、ラメ、香り・・・の4つの要素を織り込んだ全部乗せ傑作インク。TIPSでも大好評でKOBE Pen Show用をわずかに残しての完売だった。

KOBE Pen Show では、この3人の(素敵な)悪魔が勢揃いするので、TIPSの3日分を凌ぐ販売本数を達成できるかが楽しみ。

明日の朝、到着した分をほぼ全部ハンドキャリーで、会場へ前日搬入します。新幹線の品川出発時刻を1時間遅らせて新神戸到着は14:14。

今回は会場で披露する什器も面白いのでお楽しみに。


@05@03@04そしてたこ娘さんプロデュースのインク〔八坂〕と〔くくりざる〕万年筆も神戸上陸!

この小さな万年筆はキャップを後ろに挿すと意外と使いやすくて感心した。

売り切れる前にと萬年筆研究会【WAGNER】でも一定本数を確保し会員向けに頒布する予定。詳細はしばらくお待ち下され。

和のテイストを標榜される光緒ブランドらしく、くくりざるも墨染も淡い色合いに情緒がある。拙者には出来ない配色だなぁ〜。

胴体の樹脂には細かいラメが目立たないように入っているようだ。男性が配色するとどうしてもどぎつくなってしまう。やられたな・・・という感じじゃ。



@02@02なを、TIPSと同じく、〔樹海その奥へ〕のインクには、〔チビ魔界〕5ccが付属。

〔チビ魔界〕はラメも香りも入っていないPURE Ink。

TIPSでは〔チビ魔界〕が欲しくて、すでに〔樹海その奥へ〕をもっているにもかかわらず再度購入された方も少なくなかった。

チビ魔界は左画像の左側の小さな5mlボトル!〔魔界〕には付属していませんのでご注意を!

しかも今回は〔樹海その奥へ〕の神戸搬入個数分(20本弱)しか用意していませんので悪しからず。

拙者は日曜日のみの参加となりますが、皆様とお会いできるのを楽しみにしております!

ペンクリもやっていますので、こしゃくな万年筆がありましたら、お持ち込み下さい。

また年忘れ泉筆五宝展フライングゲット予約へ出品希望の方もおいでやす!
  
Posted by pelikan_1931 at 23:59Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月17日

【 Montblanc No.142 14C-F 相対評価の果てに・・・ 】(アーカイブ 2007年11月)

1950年代のMontblancは、番号が小さいほど変形が少なく丈夫だと言える。

No.149はセルロイドの痩せも大きいので、修理に非常に神経を使う。No.146も同じで首軸を外すときに折ってしまった経験もある。

一方でNO.144は非常に書き味も良く、丈夫なのだが、ピストンの代替となるOリングにJIS規格に合う物が無いので修理が難しい。

その点、No.142は丈夫でOリングも簡単に手に入り書き味も良い。

1950年代のNo,14Xとしては一番日常使いに適したものなのだ。

ただし、Montblancとは独逸語では〔インク漏れ〕の隠語である・・というジョークもあるので、あまり胸に挿して移動するのはお奨めしない。

あくまでも机上で愛用する筆記具なのだ。




2007-11-28 01今回の依頼品はMontblanc No.142じゃ。入手経緯は・・・1950年代のNo.144を購入した際に、おまけとしていただいたものらしい。

ところが、No.144の書き味が非常に悪いのにくらべ、こちらは書き味が悪くなかったので、主としてNo.142の方を使っていた。

ところがWAGNERのペンクリでNo.144の書き味が激変してみると、このNo.142の書き味に満足が出来なくなってしまったというわけじゃ。

食べ物と同じで、よりおいしい物を経験してしまうと、それまで食べていたものに満足できなくなってしまう・・・舌が肥えるという現象は、萬年筆でも頻繁に経験することじゃ。


2007-11-28 02ペン先はFで、スリットは詰まっている。ただしFなのでインクの出はこんなものかなと考えていたらしい。

ところがNo.144で盛り上がるようなインクフローを経験してしまうと、どうしてもインクフローが多い物に惹かれてしまう・・・というありがちなパターン。

特にVintage Montblancでインクフローが良い細字を経験してしまうと、元には戻れない・・・


2007-11-28 03こちらは横顔。1950年代後半の厚いペン芯を装着している。インクフローやインク漏れ対策は、薄いペン芯よりも格段に向上しているが、困ったこともある。

ペンポイントはほとんど摩耗していない。これが書き味が比較的良いと感じていた理由であろう。

一般的に製造後50年も経過して、なお稼働している萬年筆は、愛用され続けていたものが多い。

となればペンポイントは惨いほどすり減って、書き味も極悪になっているケースがほとんど・・・

ところが、この画像でもわかるように、ペンポイントがほとんど摩耗していない。

よほど筆圧が低かったか、あまり使われていなかったかであろう。ペン先の鍍金の剥がれ具合からすると、前者のような気がする。


2007-11-28 04さて、厚いペン芯の問題だが、左図のように、ソケットを外す為の工具が使えない。

この工具は1950年代前半のNo.142に合わせて作られた物だが、後期のモデルではペン芯の厚さがじゃましてソケットの凹まで届かない・・・

結果としてこの個体では、ソケットの凹がある部分が、ペン先のスリットの延長線上から45度ほど傾いた位置になっていた。

どうせ工具が届かないので、どこにあっても一緒とはいうものの、美しくはないので、正しい位置にセットしておいた。



2007-11-28 05こちらがスリットをやや拡げ、ペン先の裏表の細かい傷やエボ焼けを取り除いた後の画像じゃ。

ペン先表面の鍍金が多少薄くなっていることを除けば、驚くほど整った形状をしている。

とても【おまけ】で差し上げるようなものではなく、一級品の書き味を持つ逸品じゃ。

贈呈者は、ペン先の鍍金剥がれが商品価値をそこなうと判断したのかもしれないが、入手された人は【ラッキー!


2007-11-28 06スリット部分を拡大すると、左のとおり。スリットは先端に行くほど間隔が狭くなっている方がインク切れの確率は減る。

よく先端の間隔が開いていると、毛細管現象が働かず、インクが出ない・・・と誤解している人もいるが・・・

ペン先を下に向けて書く場合には、重力やインクの引き、はたまた、ポンプ作用(萬年筆と科學の過去記事参照)などで、先端が狭まっていなくともインクは出る。

ただし先端の方が狭い方が、インクフローやインク切れ対策に【有利】なのは事実じゃ。


2007-11-28 07こちらが調整後の横顔。ペン先先端がキャップ内の天井に衝突状態だったので、多少ペン先を首軸に押し込んだ。

そしてクリップを固定している天冠ネジのキャップ内側部分の先端を研磨した。

その部分がキャップ内部の天井になっているので、
その部分を研磨すれば天井は上がる。

これでNo.142も、既に調整したNo.144に負けない書き味になっているはずじゃ。

元々の素質が良い上に、調整にかけた時間も違うので、おそらくはNo.142がNo.144を抜き返したのではないかな?



今回執筆時間:4.0時間 】 画像準備1.5h 調整1.0h 執筆1.5h
画像準備
とは分解し機構系の修理や仕上作業、及び画像をスキャナーでPCに取り込み、
               向きや色を調整して、Blogに貼り付ける作業の合計時間
調整とはペンポイントの調整をしている時間
執筆とは記事を書いている時間
  
Posted by pelikan_1931 at 23:59Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月16日

魔界が今週中に日本到着!しかし・・・

@02昨日のBlogで、KOBE Pen Show に持っていける魔界の数は24個程度・・・などと書いたのだが、事態は一変した。

Tono&Limsのとのさんから本日DMでFedExの追跡番号が送られてきた。

12月中旬のTono&Limsのクリパに合わせて増産をお願いしていた分の出荷予定を早めてくれたようだ!

現在の到着予定時刻は11月18日(木)の18:00まで・・・ということらしいが、通関手続きに時間がかかると翌日になる。

11月18日(木)は拙者の69回目の誕生日だが、翌日のお昼には会場準備のために品川から神戸に向かう。

誕生日にインクが届けばラッキーかといえば、肉体的にはそうとばかりもいえない。

約100本の魔界をハンドキャリーでKOBE Pen Showの会場まで運ぶことになる。69歳のおじいさんには過酷な旅になるかもしれない。間に合わないとがっかりするけどな。

今回は土曜日がたこ娘の日【Lichtope】で日曜日がたこ吉の日【万年筆談話室】なのだが、少し趣向を変えようと考えている。

土曜日のたこ娘の日は、八坂や手毬花などのインクの販売、くくりざるやイタリアの超軟Nibを持つ万年筆のお披露目販売にペンクリと全部乗せで活躍しそう。

同じことをやっても勝てないので、万年筆談話室というよりも萬年筆研究会【WAGNER】っぽいテーブルに雰囲気を変えようかと考えている。

過去に出した限定品の改造版とか、特殊研ぎ出し予約とか、フライングゲット予約受付とか・・・もちろん調整はやりますけどね。

たこ吉のペンクリニックが他の調整師の方と一番違うのは、インクを入れたままの万年筆の調整は行わないこと。

インクを入れたままだと書き味が良い方に振れるので、真の書き味が把握できない。

本当の書き味はインクを入れない状態で確認しないと完璧とは言えないと考えている。

従って、インクを入れたままたこ吉ペンクリに万年筆を持ち込まれても、調整は出来ませんので悪しからず。

11月27日から、年忘れ泉筆五宝展2021向けのフライングゲット予約が始まります。

秋の場合は、皆さん方が出品した筆記具は、ボールペン1本を除いて完売しました。

今回は年忘れ泉筆五宝展2021向けの出品を明日から受け付けますので、まずはメールで出品したいものを教えてください。

どのくらいの価格ならお嫁に行くかのアドバイスはできますので、お気軽にご相談ください。

この相談を対面で行うのがKOBE Pen Showの談話室ブース。日曜日は出品しても良いと考えている万年筆をもってKOBEに集まってね!
  
Posted by pelikan_1931 at 23:59Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月15日

11月15日(月)21:00に一般販売開始の商品とは?

@01TIPSで先行発売した3つの商品が11月15日(月)21:00よりLichtopeのネットショップでの販売が開始された。

@02こちらはセーラーのプロフェッショナル・ギア・ミニベースの限定品のくくりざる

胴軸、キャップ、尻軸ともに、ラメの入った樹脂が使われている。

そしてミニ・コンバーターが付属して税込28,500円。

Kawecoのボールぺンやペンシルと比べると、その短さ(約11僉砲わかろう。ちなみに筆記時の長さは約13.2僉

かなりペン先から離れた位置を持つ拙者でも筆記感はよい。

LichtopeのHPの説明文を引用すると・・・

 日本の自然・文化・芸術をモチーフにした

 MITSUOラインの新作万年筆は、

 セーラー万年筆 プロフェッショナルギアスリムミニを

 ベースに、京都 八坂庚申堂の願掛け「くくりざる」

 からインスピレーションを得た可愛らしい万年筆。
 

 ほんのりベージュがかったパウダーピンクに
 透明感のある藤色で天冠・大先・尾栓を飾りました。
 あるかなきかの煌めきは上品なメタシャイン。
 

 ひとつ欲を我慢をすると、ひとつ願いが叶うという

 謂れにちなみ、万年筆も小さくつつましやかな姿に

 仕上げました。

 願掛け、ご縁(猿)結び、厄除に、

 小さなお守りのようなこの万年筆を

 ぜひお持ちになってみてください。


@03@04ペン先は14金の中型ペン先で、MITSUOラインのロゴが入っている。

14金であることを示す刻印が無いのが斬新じゃ。昔なら考えられなかったが・・・

現在ではセーラーもプラチナも金の純度刻印無しのペン先も作ってくれるようじゃ。

万年筆調整師が経営するショップの特徴は、出荷する万年筆はすべて adjustment 調整が施されていること。

従って許容範囲内の捻りや傾けや筆圧であれば、ストレスなく文字が筆記できるはずじゃ。

拙者は今回初めてスリムミニ型の万年筆を使ったが、けっこう持ちやすいので感心した。

刻印がレーザーなので、打刻刻印のモデルよりは多少書き味がソフトに感じられるはずだ。

@02@05同時に発売されたのは2つのインク。左の魔界と右の八坂じゃ。

魔界は先日のTIPSでの先行販売で100本以上が売れ、本日オンラインショップに登場したのは、その半分ほど。

しかしものの3時間ほどで完売してしまった。限定インクではないので再生産はするので、買えなかった方はしばし待たれたし。

なを、KOBE ペンショー用には24本ほど持参できそう。

実は韓国の工場にいくらかインクが残っているそうなので、間に合えば何本か追加できるかもです。

12月のTono&Lims の クリパまでには再生産できます。たぶん・・・


右側の緑色インクの【八坂】はミドラーの心を鷲づかみ? 少なくとも拙者はやられてしもうた。

墨染のZニブ付きに〔魔界〕をいれているので、くくりざるには〔八坂〕を入れている。

かなり視認性の良いインクなので、書いていて気持ちが良い。

こちらもKOBE ペンショーに何本か持参予定で〜す。
  
Posted by pelikan_1931 at 23:59Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月14日

TIPS(東京インターナショナルペンショー)2021 第3日目終了!

TIPSが開催される浜松町の会場は、自宅からタクシーで1,060円のところにあるので、非常に便利。

昨年はタクシーで初日の朝に50Lの折りたたみ式コンテナ4つとリュック1個の納入だった。また途中で2回ほどインクを万年筆談話室から補充した。

今年は宅配便で50Lの折りたたみ式コンテナ5つを送り、初日の朝にコンテナ2つとリュック1個で商品を納入。

さらに2日目と3日目の朝に、コンテナ1個ずつを追加した。

ペントレと比べて倍近い量だが、30%程度が万年筆ケースで、同じく30%程度のスペースがインク。

残りの40%程度は、展示用のテーブルクロスやトレイや紙物に調整道具、そしてレジやテーブルタップなどの設備。

ペントレは主催者なので、消毒液や受付用シールドなどの設備も持参するのだが、TIPSはそれが不要なので助かった。

またペントレは万年筆愛好家の集まりなので、インクはあまり動かない。従って持って行く量も少なくてすむ。

また万年筆も箱不要の方が多いので、ケース類も圧倒的に少なかった。

先日の秋の泉筆五宝展2021との比較でいけば、万年筆談話室ブースの客単価(購入者ひとり当たりの消費金額)は圧倒的にTIPSが低い。ちなみに総参加者数はTIPSの方が10倍以上。

総括すると、ペントレは盛り場/遊園地であり、TIPSは販売店や作家さんの展示即売会。

ペントレは盛り場/遊園地である以上費用負担は参加者側に重く、出展者側に軽い。

TIPSは展示即売会なので、費用負担は出展者側に重く、参加者側に軽い(初日のプレミアムデー:参加費2,000円は意味不明?)

主催者からの要望で、限定商品は3日間の5回の入場機会に対して公平に分配しているので、プレミアムデーの参加者にとってのメリットは不明。

プレミアムデーを設けるなら、作品の販売数は制限するとしても、作品を全部展示してもらって選び放題とするべきではないかな?

ちなみに出店者側にとっては、プレミアムデーで入場者数が少ないのは何のメリットも無い。5回の入場機会のうちプレミアムデーは250人に制限。他の4回は300人。

いっそ、プレミアムな価値は維持したまま、人数制限を通常回と同じにしてはどうだろう。誰にとってのプレミアムかは再考する必要があると思うなぁ。

今週末のKOBE Pen Show は、出店社側の費用負担は軽く、参加者側の費用負担も軽い。ただし出店社のスペースは90僉150/1社に制限されている。

ちなみにTIPSでは90僉180僂1ブースで、2ブース以上の店舗も何社かある。1ブース/4万円(3日間)

TIPSは収益重視の店舗や作家さんが大半なので、費用対効果は厳しく評価されているようで、参加者の顔ぶれが毎年かなり変化している。


KOBE Pen Show は、狭い会場で学園祭の要素と展示即売会の要素の両方を狙っている。

1店舗のスペースが狭いので、商品を選別して並べないと費用対効果が出ない。特に関西地区以外から泊まり込みで行く場合はなおさら。

週末のKOBE Pen Show では、Lichtopeと万年筆談話室とで1ブースでとお願いされて、正直当惑した。

万年筆談話室は調整と市場に流通していない限定/改造万年筆展示/販売、Lichtopeは調整と限定インクとショップオリジナル万年筆の販売。

Lichtopeと万年筆談話室が、TIPSでは90僉180僂離董璽屮襪魍1枚使っているのは、商品構成も訪問される客層も全く違うから。

3日間で、万年筆談話室ブースで購入された女性は2人で他は男性、一方Lichtopeは90%以上が女性。当然商品展示の方向性も全く違う(ドンキホーテ方式か宝石店方式か)

そもそも2人で調整すれば150僂離董璽屮襪呂曚榾笋泙辰討靴泙Αアクリルボードの幅が60僂△襪里犬磧

とはいえ、大きなお店も1テーブルという制限内で工夫されているのでどうしたものかなぁ〜と考えて苦渋の選択。

初日はLichtopeのみ参加で、2日目は万年筆談話室のみの参加とすることにした。これなら調整スペースと販売スペースをギリギリ確保できそうだ。

Lichtopeではイベント限定インクやショップオリジナルインクの販売、日本でほとんど知られていないブランドの高級万年筆の調整販売とペンクリ。

万年筆談話室では、ごく少種類の限定インクとWAGNER/万年筆談話室限定万年筆の調整販売とペンクリ。

共通して机の上に置かれるのは調整時のアクリルボードだけになるかもしれない。レジもカード決済システムも全て違うのでな。

初日に欲しい万年筆やインクに出会ったら躊躇無くお買い求め下さいね。

2日目に同じ物はたぶんテーブルの上に出ていませんからね〜!

  
Posted by pelikan_1931 at 23:59Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月13日

本日はTIPS 2日目 腰痛はほぼ治りました!

本日はTIPS 二日目。事務局から8:30頃までに来るようにと前日に言われていたので、8:15位に会場に到着したら・・・

会場の入り口前に異常な殺気を感じた。すでに長蛇の列が出来ていてびっくり。

9:00には参加者が会場内の待機スペースに移り、9:30と同時に目的のブースにまっしぐら。

ただし、昨日と違って競歩の人も、スキップの人もいなかった。さほど緊迫した感じは無く、観光気分で来られている感じ。

ただし、大きな空袋を両手に持って会場内を移動している女性は多数いたようだ。明らかにターゲットはインクと紙もの。

混雑度合いは昨日とは比べものにならないほど。昨日は限定250人ほどで、本日は400人。しかも会場内滞在時かが比較的長い。

なにせ筆記具の遊園地状態なので、ここそこで楽しめる。参加者も店舗も存分に会話を楽しまれたようで、皆さん終始笑顔でいた。

初めて出展されたクリエーターの方は勇気づけられ、常連さん同士は旧交を温める。

その中で最も濃いのは、やはり調整師と依頼者との間の会話と歓喜と微笑み。いいなぁ〜と思ったので・・・

14日(日)は、予約無しでのペンクリを、10:30〜12:00、13:30〜15:30の2回に分けて実施するので、お気軽にいらして下され。

本音で言えば、2日間ほぼ立ち続けており、腰が痛くなってしまったので、少し座って対応したいというのもある・・・

いいずれにせよ、よろしく! ただし・・・調整道具を忘れて会場に行ったらかんにんなぁ〜
  
Posted by pelikan_1931 at 23:09Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月12日

TIPS 初日は運搬でヘトヘト・・・腰が痛〜い!

本日開催されたTIPS初日は、昨年と比べてずいぶんと混雑した感じがしたのだが、入場者数はさほど変わらなかったようだ。

ただコロナが落ち着いてきたせいか、各人の会場内滞在時間がかなり長くなっていたのが混雑したように感じた原因かも?

13日(土)は、前半後半とも、400枚のチケットが完売のようなので、本日よりももう少し混雑感が増すかもしれない。

初日には宅配便で50Lの折りたたみコンテナを5つ送り、当日は同じコンテナを2つハンドキャリーした。

万年筆の箱とインクがその大半を占めていたのだが、会場で受け取る際に腰を痛めた。

箱の入ったコンテナだと思って力一杯持ち上げようとしたら・・・インク満載だった。

その時はなんともなかったのだが、だんだんと腰が痛くなってきた。拙者ももうすぐ69歳。若いつもりでも(知力はもとより)体力も衰えていることを痛感した。

13日は、本日とは展示内容をがらりと変えま〜す。

そして14日には半分のスペースを修理/調整に変更します。毎日飽きない万年筆談話室ブースをお楽しみに。

萬談(まんだん)を楽しむのが万年筆談話室ブースの醍醐味!商売抜きで楽しんでいただきま〜す!
  
Posted by pelikan_1931 at 23:59Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月11日

11月12日(金)はTIPS初日 そして〔魔界〕発売日

@01〔魔界〕インクは11月12日(金)のTIPS初日に発売開始。

@01@02書き出すときには紫色だが、すぐに変化し始め、緑かなぁと思っているうちにグレーに変わる。

部屋を暗くしてUVライトを当てると右側画像のように光る。

かなり強いラベンダーの香りがするので、書いている途中で気持ちよくなる。

昨日のBlogのように四次元の宇宙に巣くう悪魔をイメージしているので、かなり個性的なインクのはずだ。


@03@04ラメはガラスペンで書くと目立つが、万年筆で書くと控えめ。

銀河のようにいろいろな色のラメがたっぷりと入っている。

あまりたくさん作っていないので、会場ではお一人様2本に制限させていただきま〜す。

@02左画像のチビ魔界がスーベニアでつく〔樹海その奥へ〕はたっぷりあるので本数制限はありませ〜ん!

万年筆談話室の名での出展ですが、今回はかなりWAGNER色が強いブースになります。

インク類はLichtopeで販売してもらい、万年筆談話室ブースにはWAGNERの象徴たるあの人も降臨。

また土曜日には聿竹さんも販売に参加!万年筆関係のGoodsがけっこう並びますが、非売品も結構あります。

売り物には妥当な値段が付いていますが、非売品には非現実的な値札が付いているかもしれません。

いずれにせよ、ぜひお手にとってご覧下さい。

インクが入り、試筆できる万年筆も販売し出来ま〜す。未使用品よりもかなり安いのでお問い合わせ下さい。
  
Posted by pelikan_1931 at 23:59Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月10日

TIPS 2021 に 万年筆談話室 が 出品するものたち

@01今週金曜日の午後から始まるTIPSに万年筆談話室として出品する大量のブツの一部が左の3本に関係がある。

一番下は、万年筆はどうでもよくて、重要なのは胴軸内のインク!そう、昨日紹介した〔魔界〕が透明軸に入っている姿じゃ。

真ん中は万年筆談話室開室3周年記念万年筆【樹海】の胴軸内にTono&Limsに作っていただいたラメ入りインク〔樹海その奥へ〕が入っている。

そして一番上は、TIPSで正式デビューする ottohutt の D04。以前にも紹介したスーツの内ポケットに挿しても安心な逸品!


@01@02左側画像にある〔魔界〕は、超傑作インク。単にラメ、蛍光、遊色、香り付きというスペック以上の意味がある。

魔界は四次元だが、三次元の広がりも相当なもので、大きさは銀河と同じくらい。

銀河をあらわしているのがキラキラ恒星のように光るラメで、ブラックライトを当てると光るのはブラックホールを意識している。

遊色がビッグバンによる温度の急速な変化を顕し、香りはかぐや姫の世界観(こちらは時間軸が違う四次元)。

四次元の宇宙を30ccの "キャップが硬い” ボトルに詰め込んだのが〔魔界〕インク!

原色は紫だが、紙によって緑に振れたり、グレーに振れたりと変幻自在。そして細かいくて上品で色とりどりのラメがいっぱい入っている。

メーカー系のラメインクに入っているラメはたいていは1種類だが、こいつには数え切れないほど多種類のラメが入っているようだ。

ちなみにこの〔魔界〕はTIPSでは、万年筆談話室ブースではなく、Lichtopeのブースで販売される。お間違えなきよう!


@02@03右側画像がTIPS参加者向けに販売される〔樹海〕万年筆。

黒檀製の軸に5号の柔らかくて小ぶりな18金ペン先をとりつけた限定品。

ペン先の模様はガーデンチェア、3周年の形の木の根っこ、インク沼の3種がある。

@04@05こちらは一番人気のインク沼模様。インクは〔樹海その奥へ〕で胴軸内に入っている。

すぐにでも詰まりそうだが、スリップシールに似たキャップ構造なので全く乾かない!

そして、この〔樹海〕万年筆か、〔樹海その奥へ〕インクを購入するとスーベニアがつく。

上側左画像の小さなインクボトルにはいった〔魔界〕のベースカラーのみのインクの小瓶がそれで、チビ魔界とか、小宇宙とか呼んでいる。万年筆の価格は4万円!


@07そして密かに正式にデビューするのがottohutt(オトーフット)のDesign 04という細身のモデル。

ottohuttの万年筆は全てが金属製だ。これは創業以来金属加工の専門メーカーとしての仕事の割合が大きかったからだろう。

筆記具に限らず数々の有名メーカーの製品の金属加工を請け負っている技術力の高い会社。

@08@09ラミーと同じくバウハウス系のデザインを踏襲しているそうだ。

このD04はキャップを3回転回さないと外せない。

すなわち胸ポケットに挿していても、キャップが外れて大惨事になる確率が非常に小さい。

同じ独逸製でもFaber-CastellはBOCKの5号18金ペン先を使っているが、ottohuttはJOWO製の5号18金ペン先を使用。

重いのが特徴のottohuttの中にあってこのD04は非常に軽い軸。拙者は長くて軽い軸が好きなのでこのD04は大好きだ。

今、空を飛んでいるD04の2種類の純銀軸モデルは、いずれ紹介したいと考えている。

このJOWO製5号18金ペン先は、同じ大きさのFaber-Castellが使っているBOCK製5号18金ペン先よりも柔らかい感触だ。

価格は税込み40,000円。ヨーロッパ製の高級モデルとしてはお買い得!書き味はTIPS会場で調整できま〜す!

まずはサンプルをお試し下さい。では会場にて!
  
Posted by pelikan_1931 at 23:59Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月09日

東京インターナショナルペンショーで初お目見え〔魔界〕

@01本日、韓国から到着した Tono&Lims 製インク〔魔界〕。〔樹海〕、〔深海〕、〔樹海その奥へ〕に続く万年筆談話室インク第四弾!

この魔界のコンセプトは、万年筆&インク界の方向を大きく変化させた魔物3人をイメージした。

それらが具体的に誰なのか・・・だけをTonoさんに伝えて、レシピからパッケージデザインまで全てお任せした。

★Changing(遊色) ★ラメ入り ★蛍光   に加えて ★香り まで入っている。 

特に香りは強烈で、嗅いだ人は速攻で酔いそうな実に良い香り。悶絶物です。まぁ・・・女性向きです!

ラメは非常に小さく、いろんな色のものが使われているので、ルーペで字をながめるとまるで万華鏡を覗いているよう!

ガラスペンで書いた場合、万年筆で書いた場合、綿棒で塗った場合とで、まったく色味が違うのも面白い。


@02実は、チビ魔界もある。5ml入りで、ベース色だけで、ラメも香りも蛍光も(たぶん)入ってないもの。写真左側。

こちらは2021年内の万年筆&インク関係のイベント限定のスーベニア。

万年筆談話室ブースで、〔万年筆〕か〔樹海その奥へ〕をお買い上げいただいた方だけへのプレゼント。

あくまでもリアルイベント専用のスーベニアなので、通販は対象外です。もちろんフライングゲット予約も対象外!

万年筆の場合は万年筆1本あたりチビ魔界1個ですが、インクの場合は〔樹海その奥へ〕を購入された個人へのスーベニアなので、何個購入されても1個だけ。



対象イベントは、万年筆談話室が参加する

(1)東京インターナショナル・ペンショー

(2)KOBE Pen Show

(3)年忘れ泉筆五宝展2021

(4)Tono&Lims クリパ

ですが途中でチビ魔界が無くなったら終了です。

もちろん、万年筆談話室という名前での出展なので、メインは万年筆です。

現在一般販売している万年筆は一本も出品しません。

過去の各社限定/Vintageか、カスタムモデルか、WAGNER関係限定品か各メーカーの記念品(ペリカンの灰皿とか)。

値段も品質もピンキリです。お楽しみに!


ちなみに・・・〔魔界〕の色は・・・まだ秘密です!
  
Posted by pelikan_1931 at 23:53Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月08日

【 WAGNER 2010 21K-MU Gary-BB用調整 】(アーカイブ 2010年11月)

下の記事では、意味不明の表現がいくつかあるが、出来上がった研ぎは良さそうじゃ。

この万年筆はとっくに手元には無いが、写真を見れば研ぐことは出来る。

しかし昔ほど万年筆の使用頻度が高くない(というかかなり低い)現在の拙者が、クラシックインクを固まらせないで使えるかなぁ〜?



2010-11-26 01今回の生贄はWAGNER 2010 21K-MU じゃ。これは拙者の持ち物。今まで拙者が使っていたWAGNER 2010は1本だけ。ただしニブは21K-Bが付いている。

これはプロギア・マイカルタについていたもの。ボディが軽い方が威力を発揮しそうなので、WAGNER 2010に装填して使っている。

押し出された感じになった21K-Zがプロギア・マイカルタに装填されたが、こちらは調整によってずば抜けた状態になっている。

あまりインクフローが良いとは言えないスティピュラのグリーンを入れているのだが、2週間ペン先が上の状態でペン立てに立てておいても・・・

キャップを外せば掠れることなく極太時がぬらぬらと書ける。もちろんペンポイントの表面を荒らしてあるのだが、筆圧ゼロでも紙の上にインクを流していく。


2010-11-26 022010-11-26 03そこでもう一つのWAGNER 2010の目玉である21K-MUに関してもこれまでにない調整をしてみたくなった。

ズバリ、Gary's Classic Blue Blackインク専用調整じゃ!

このインクは書いた時には緑色、乾くと黒になる。

その書き始めの緑を楽しむにはインクフローが少ない太字が良い・・・と考え、初めてインクフローがカスカスの太字に挑戦してみることにした。

もちろんZoomのような平坦な部分が多いと字形が乱れてしまう。やはりItalic調でないとうまくいくまい。

調整前のペン先はスリットが開いている。ペン芯から外すと閉じるのだが、ペン芯に乗せると開く。

普通ならこの状態を絶賛するのだが、今回はインクフローを絞りたい・・・ので、これはペン芯をお湯に入れて反りを減らす必要がありそうじゃな。

また通常筆記に近い角度変化があるので、ペンポイントの周囲を多少丸めて書き出し掠れを防止する必要がある。

特にインクフローがカスカスの場合、書き出し掠れのリスクは飛躍的に高まる。非常に筆記角度にシビアな調整になる。おそらくは拙者以外は使いこなせないかもしれない。


2010-11-26 042010-11-26 05こちらは調整前の横顔。この状態でスリットを詰めると、インクが紙に当たる部分が拡散し、結果として書き出し掠れが100%発生する。

発生させないためには、拙者の筆記角度で最初に紙に当たる部分にインクを追い込むような研ぎが必要になる。

けっこうワクワクしながら研ぐことになりそうじゃ。

なんせ、どういう状態が良いのかの完成形がはっきりと見えない状態での調整。これは他人の萬年筆には施せない壮大な実験かな?


2010-11-26 062010-11-26 07こちらが調整後の画像。通常なら調整前のスリットが詰まっている状態か?と勘違いしよう。

この状態で、インクはGary's Classic Blue Blackの色を残しながら紙の上に乗り、またたくまに乾いて黒化への道をたどっていく。

この色の変化を見たいがための調整だったが実に良い。

そして、イクフローがドバドバでなくても十分書き味いいじゃん!認めたくないけど・・・


2010-11-26 082010-11-26 09これが絶妙調整のペンポイント。頂点からほんの少し下が拙者のスイートスポット。ここが紙に当たりさえすれば書き出し掠れは発生しない。

しばらく使っていなければ、ペンを90度の角度に立てて紙に当てれば、100%インクは紙に付く。これが本来の毛細管現象。

そしてペン先を裏返すと、表書きよりさらに滑らかな書き味になっている。

表書きの場合、書き出し掠れのリスクを減らすため、多少は表面を荒らしているのだが、裏書きの場合、表でインクを引いた後で書くので、書き出し掠れの心配は不要。

従ってツルツル調整でも問題ない。もちろんこちらにもスイートスポットは研ぎ込んである。


2010-11-26 10正面からペンポイントを見るとこういう状態。スリットは先端部でしっかりと閉じている。が、多少筆圧をかければインクはスッと出てくる。

もちろん、インクフローはカスカスなので、ペンを手のひらに乗せ、筆圧ゼロで手を動かすという川口先生方式のインクフローテストでは一切インクは紙に付かない。

これがZoom用調整との差。一番大きな違いはスリットを開くかどうか・・・・

今回のインクフロー・カスカス調整は、時間がかかるのが難点だが、出来上がったペン先は絶妙で、絶対に他人に試し書きさせたくないほど気持ちよい。

本来の狙いであるGary's Classic Blue Blackの色の変化を素早く楽しむという点でも大満足!

ひさびさの大成功じゃ!



【 今回執筆時間:6.5時間 】 画像準備1修理調整4.5h 記事執筆1h
画像準備
とは画像をスキャ ナーでPCに取り込み、向きや色を調整して、画像ファイルを作る時間
修理調整
とは分解・清掃・修理・ペンポイント調整の合計時間
記事執筆とは記事を書いている時間
 
  
Posted by pelikan_1931 at 23:58Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月07日

萬年筆研究会【WAGNER】創立16周年記念万年筆 特別モデル(限定5本)

@07先日紹介した萬年筆研究会【WAGNER】創立16周年記念万年筆は、まずは WAGNER会員/会友 の方にメールでご案内した。   

人気は値段が高い方の Madagascar rosewood & 赤ラッカーバンド & 8号の18金ペン先付きモデルに集中した。

拙者はアーカイブとして一本は未使用で保存しておく必要があるので、これと同じ仕様を申し込んだ。

会員/会友以外の方向けに向けては、仕様を一つに絞る必要があるので、相当に悩んだのだが・・・

やはり拙者が一番使ってみたい仕様にしようと考え、先日も紹介した上の写真のモデルに落ち着いた。

やや黒っぽい Burmese rosewood の軸に 99.9%の純銀無垢の転がり止めでべその付いたモデル。


@08そしてロジウムメッキが施されたJOWO製の18金ペン先付きで、字幅はEF/F/M/B/BB/Stub1.1个ら選択可能。図柄は左の一択!

ちなみにこの字幅の中では会員が指定したのは EF/BB/Stub1.1个里漾N抄肪爾某兇譴襪里WAGNERの特徴なのだが・・・

全部の字幅を経験したことのある拙者のお薦めは18K-MかB。これらは癖がなく適度に柔らかくて調整すると1ランク上の書き味に化ける。

会員や会友はWAGNERの定例会や万年筆談話室で気軽にペン先調整を受けられるが、一般の方にはそういうチャンスは少ない。

そこで、今回の(会員/会友以外の方向け)特別モデルでは以下の特典を付けることにしました。

(1)このモデルを購入された方には革製ペンケースが付属
(2)書き癖に合わせて調整を施してから出荷
(3)希望があれば特殊研ぎ出し(有料)してから出荷(例:鉈研ぎ、Cursive Italic Soft、超絶Bなど)
(4)半年後のオーバーホール無料(送料はご負担いただきます)



@09製作本数:5本  価格:9万円  申込期限:11月18日 支払期限:11月18日 支払方法:PayPal or 銀行振込 完成予想時期:12月末〜1月末

そう安い万年筆ではないが、1年ほどかけてあーだこーだと仕様調整をした渾身の作。

キャップが尻軸にパチンと固定できる木軸という夢から始まった16周年企画の最終型にご期待ください!

興味のある方は、pelikan @ hotmail.co.jp までメールでお気軽にお問い合わせください!  
  
Posted by pelikan_1931 at 23:59Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月06日

ペリカン 四神シリーズは5本

2021-11-06世界的には価格が高騰しているPelikanの限定品だが、蒔絵物を除くと、この四神シリーズの値上がりがすごい。

何と比べてかといえば、最も相場が下がった時と今の価格とのギャップの大きさがすごいこと。

左画像はPelikanの四神シリーズの5本。左から・・・

1995年 青龍 (黒)

1996年 朱雀 (朱)

2000年 白虎 (白)

2001年 玄武 (緑)

2002年 麒麟 (黄)

の順番で発売された。四神なのに何故5本かということはこちらに書いてある。


左の2本が出たころは【ああ、中国市場向けね、関係無いや・・・】と考えていて大失敗。

青龍は34万円、朱雀は35万円くらい支払う羽目になった。これは、今までに万年筆一本に払った金額の1位と2位。

一方で白虎は10万円程度、
玄武と麒麟は13万円程度で入手できた。未使用箱付きで友人から譲ってもらった。

青龍と朱雀以外は100%機械彫りなのにどうしてあんなに高額の値が付くのか不明・・・

白虎はeBayでは40万円代後半から50万円代後半の値段。

白虎のペン先はホールマークなしのpf刻印付きで普通はMのペン先がついている。

拙者の白虎には
ホールマークなしのpf刻印付き3Bがついている。もちろんペン先は交換してある。青龍にはホールマーク付きのpf刻印付き3Bがついている。

まったく調整していないので、めちゃくちゃ引っかかる。いつかは調整しなくっちゃ!
  
Posted by pelikan_1931 at 23:36Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月05日

Sheaffer  ニュー・コノソアール? プレステージ・コノソアール?

@01左の万年筆は、拙者が万年筆を狂ったように購入し始めて以降で考えれば、残っている一番古いもののはずだ。

書き味に飽きてくると、すぐにプレゼントしたり、分解して構造を調べたり(=壊したり)ということがほとんどだった。

最初の方に購入したル・マン100や、オマス・ジェントルマン、モンブラン・クラシック、ペリカン・#500などはとっくに壊した。

ではなぜこれが残っているかといえば・・・まったく理由がわかんらない。

これは発売と同時にアメ横で購入した。コノソアールを購入した店に一か月後に行ってみると、このニュー・コノソアールが置いてあった。

ペン先はどちらも18金ペン先だが、大きさがかなり違うような気がして速攻で購入。

その一週間後に初めて神田金ペン堂におじゃましたところ、このニュー・コノソアールが入って左側のショーケースのど真ん中に展示してあった。

よく見ると拙者のものよりもペン先が首軸に押し込まれているようだったので、店主に”押し込んでいるんですね・・・”とつぶやいた。

店主は【おお、よくわかったな!気づいたのはあんたが初めてだ】といって、ペリカンM400の調整前と調整後のペン先を見せられた。

〔なるほどすごいですね〜〕とか適当に言ったのだが、実はその違いは全く分からなかった。

おそらくはペン芯を少し前に出していたのだと思うのだが、どこを見ればいいのかちっともわからなかった。

プロに褒められたのはそれが最初で有頂天になったが、すぐにM400でガツンとやられたのが印象深かった・・・手放せなかった原因はそれかもしれない。

@02このペン先は腹が森山スペシャルのようにスプーンの背中風に研がれている。

ペン先の裏にインクがうっすらと残っているので、使っていた万年筆なのだろう。ただし、最後に加工してからはほとんど使っていないはずだ。

ニュー・コノソアールのペン先はバイカラーだった。そこもコノソアールとの差別化ポイントだったのだが・・・

これは自分で24金で鍍金してあるようだ。ペンポイントも金色になっているからな。

胴体に銀色部分が無い軸にバイカラーのペン先が付くのが死ぬほどいやだった時期があるので、そのころに鍍金したのだろう。

ただしペン先の裏には24金鍍金は施していない。ペン先の裏にロジウムメッキをするとインクフローがなぜか良いとセーラーの川口さんに聞いたからだろう。

こうやって過去の万年筆を眺めていると、自分は独学で調整を覚えてきた・・・なんて口が裂けても言えないと気づかされる。

先人に教えてもらいながらここまで来たんだなぁ〜と感慨深い。
  
Posted by pelikan_1931 at 23:53Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月04日

萬年筆研究会【WAGNER】創立16周年記念万年筆 明日から一般販売開始します

@00@01@02昨晩、突然Blogで紹介し、本日15:30から会員/会友向け予約を開始した萬年筆研究会【WAGNER】創立16周年記念万年筆。

予想どおり赤っぽい軸のマダガスカル・ローズウッドに赤のラッカーバンドを施したモデルが一番人気!

そしてペン先は8号の18金ペン先が大人気。すでに製造していないので今後手に入らない・・・というのが大きかったのかも?


@03@04@05左端の画像のように、すでに8号18K-Mは完売。8号ペン先は18K-Fのみで、それも残8本。

実は、拙者は8号の18K-Mを確保しようとしていたのだが、数を数えているうちに完売してしまった。

ということで、18K-Fを確保するので、残りは7本になりま〜す。

16周年 @07実は、左画像の(1)(2)(3)だけをおすすめしていたのだが・・・・それ以外もある程度希望があった。

(2),(6),(10),(11),(12)には今のところ希望者がいない。

今回の目玉は赤のラッカーバンドなので、(1)が最も人気が高いのは予想どおり。

ところが(2)が希望者ゼロに対して、(9)はかなりの人気となった。実はこれ拙者の趣味!

やや暗い色の Burmese Rosewood には、でべそのバンドが似合う。(転がり防止にもなるし)

ペン先がピカピカのロジウムメッキなので、古美仕上げのバンドよりも無垢仕上げのバンドの方が似合うと思う。

拙者とまったく同じ判断をされた方がおひとりだけいらっしゃった!会員番号は拙者の100倍!

限定品はアーカイブとして使わないで残してく必要もあるので、拙者としては・・・

(1)赤ラッカーバンド の Madagascar Rpsewood + #8号18K-F

(9)無垢でべそ の Burmese Rosewood + #6号18K-BB

は決定なのだが、14K-Flexのペン先を搭載するボディが決められない。

(11)古美でべその Madagascar Rpsewood + #6号14K-Flex F

(12)黒ラッカーバンドの Burmese Rosewood + #6号14K-Flex F

のどちらかだと思うのだが・・・どっちにするかなぁ? ああ、悩ましい!

ともあれ、WAGNER会員/会友からの怒涛の予約攻勢が一段落したので、明日から一般の方にもご案内をしま〜す。

SNS上に販売価格は掲載しませんが、問い合わせていただければお答えします。


16周年 @07(1)〜(12)で価格の幅はありますが、9〜10万円前後です。

お薦めは拙者の好みと同じではないが・・・・

(1)赤ラッカーバンド の Madagascar Rpsewood + #8号18K-F

(9)古美でべそ の Burmese Rosewood + #6号18K-M(JOWOの#6号18金ペン先はMの書き味が最高だと思う)

(12)黒ラッカーバンドの Burmese Rosewood + #6号14K-Flex F

のどれかを選べば外れはしないはずだ。とりわけ(9)が良いと思うなぁ〜

ちなみに萬年筆研究会【WAGNER】の限定品を購入すると、会友となり、イベントや限定品の案内は必ずお送りしていま〜す。

今回の創立16周年記念万年筆に興味のある方は、pelikan @ hotmail.co.jp までメールでお問い合わせくださ〜い!  
Posted by pelikan_1931 at 23:59Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月03日

萬年筆研究会【WAGNER】創立16周年記念万年筆の全貌

@00なかなか仕様が決められなかった萬年筆研究会【WAGNER】創立16周年記念万年筆の仕様がようやく決まった。

これから希望を募ってから製作依頼するので完成は2022年にずれこむかも?

今回の限定品の特徴は、木材の材質、胴軸のバンド、ペン先タイプ、ペン先太さのバリエーションが豊富ということ。

選ぶのが非常に難しいので事前にBlogで告知しまーす!


@01木材の種類は2種類。赤っぽいのがMadagascar rosewoodで黒っぽいのがBurmese rosewood。前者の方が高価な素材。

このキャップは尻軸にパキっと固定可能。単に差し込むだけではなく、固定される。どうしてそうなるのかはお楽しみに!

かなり長い軸なので、キャップを後ろに挿して書く必然性は全くないのだがな・・・


@02胴軸のバンドは2タイプ4種類ある。でべそ型回り止めと、古のラッカーバンドの復刻!

いずれも925より純度の高い999の純銀を加工してある。でべそ型は古美仕上げと無垢仕上げ。

ラッカーバンドは同じく999の純銀の模様の間を赤か黒の漆で埋めたもの。古い萬年筆が好きな人ほど萌えるらしい。

@03@04@05そしてペン先は3種類。18金8号ペン先の金一色は希望があればロジウム鍍金は出来るが耐久性が無いのでお奨めはしない。

既に廃版となったJOWO製の8号ペン先なので、Fが16本、Mが9本しか作れない。

刻印は世界で16番目に高く登頂が非常に困難な山!〔万年筆の高みに堕ちる〕という萬年筆研究会会員のあるべき姿にぴったりの刻印。

18金6号ペン先は全てロジウム鍍金。以前にPelikanに敬意を表して酉冠(トリカン)刻印を作ったが・・今回は16芒星。なんとなくモンブランに似てる?

14金Flex ペン先(ロジウム鍍金)では、16進法用の計算機のモチーフ。切れ目が大きいので小さな刻印となる。


16周年 @06ただし、自由に組み合わせられるわけではなく、左画像のような制約はある。選べるペン先は表のとおり。

会員、会友の方々には明日ご案内メールをお送りしますので、どこを選択するかはじっくりと考えて置いて下さいね。

なを別の組み合わせを選択されたい方は、あとで連絡下さい。調整してみます。
  
Posted by pelikan_1931 at 23:44Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年11月02日

【 Pelikan 100 CN-F 崩壊寸前! 】(アーカイブ 2013年11月)

下の説明に画事実誤認がある。

書き味がカサカサの原因はこちら。ペンポイントがかなり粗いペーパーで削られている。売り主が1000番以下のサンドペーパーで擦ったのであろう。

と書かれているが、これは間違いで、正しくはペンポイントの素材のせい。鬆(ス)だらけのペンポイントなのじゃ。

CNニブは崩壊しやすいので、楽しむなら今のうち。ペン先に優しい中性のインクで楽しむのが良いだろう。

酸性の強いクラシックインクは使わない方が賢明!

新品のCNニブ付きの万年筆は無いかなぁ〜。特にハート穴から髭が生えているのが良い。




1今回の生贄はakiさんからのもの。Pelikan 100 の War Time Model で14金ペン先ではなく、CN(クローム・ニッケル)ニブがついている。

このCNニブは金ペンよりも弾力があり、オークションでは14金ペン先よりも高価で取引されていたこともある。

ただし金ペンと比べて崩壊するのも早い。従って状態を十分に確認してから購入する必要がある。

このPelikan 100の軸はakiさんによって加工されていると思われる。胴軸は得意の艶加工かな?ピカピカで実に良い感じに仕上がっている。


23左利き、押し書き、柔らかニブ好き、極細好き、書き味こだわらず・・・のakiさんだが、さすがにこの書き味には満足出来なかったらしい。

調整依頼票に記載されているとおり、かなりカサカサの書き味。しかも字幅が太く、インクフローも良い。

拙者なら満足するが、極細好きな人にとっては許しがたい書き味であろう。

インクがペン先についている状態では気付かなかったが、このペン先は相当侵されている。おそらくはインクを抜き取らないまま長期間(5年以上?)眠っていたものであろう。

酸性インクが蒸発し濃くなって、一番クロームニッケルを侵しやすい時期に、一気にペン先を腐蝕させたと思われる痕跡がここそこに残っている。


45こちらの画像は実は上下を逆転させてある。ペン先の奥側がスリットよりも盛り上がっていることがわかるが、実は、盛り上がっているのはスリットの手前側。

ハート穴からペンポイント直線までが大きく盛り上がっている。

これはスリットを開く際に隙間ゲージの様な物を入れた後、それによって出来た段差を調整しないときに生じる。

そしてペンポイント部分のみで辻褄を合わせた調整で頻繁に発生する。

これは海外から入手したようであるが、海外物でも国内物でも、売り手がいじった物はかなりの確率でこうなっている。

プロの調整であっても、自社製品以外の調整ではこういう状態になっている場合もあるので、可能な限り同じメーカーのペンクリが望ましい。

調整の第一歩は、ハート穴からペンポイントまでを左右で揃えることなのじゃ。ペンポイントの研磨はその後で十分!

ペンポイントの直前部分を曲げて先端部を合わせる調整は美しくない。調整は書き味さえ良ければどんな形でも良いわけではない。

少なくとも萬年筆愛好家がやる調整においては、可能な限り美しく仕上がるようにしたいものじゃ。


6書き味がカサカサの原因はこちら。ペンポイントがかなり粗いペーパーで削られている。売り主が1000番以下のサンドペーパーで擦ったのであろう。

しかも左右の形状がそろっていない。ということはルーペで仕上がりを確認せず、机の上に置いたサンドペーパーにペンポイントを擦りつけるようにして調整した?

かなり馬尻にもなっているのだが、幸いにしてペンポイント表面の凹凸が激しいので、書き出し掠れは無い。しかし・・・汚い!

これが戦時中のペンポイントの素材のせいなのか、荒いペーパーで削ったせいなのか・・・理由は半々じゃな。

たしかに素材も悪そうだが、ラッピングフィルムによる表面研磨である程度は回復できそう。


7こちらは、Pelikan 100の吸入機構。尻軸の右側の部分を摘んで右にまわせば、先のような状態で胴軸から外すことが出来る。こうなれば胴軸内は綺麗に洗浄できる。

実はPelikan 1931の金無垢軸やRolled Gold 軸など、Pelikan 100の復刻版では同じような手順で吸入機構を外すことが出来る。

Pelikan M101NはPelikan 100Nの復刻版だが、こちらは価格が安いこともあり、Pelikan 100Nとは構造が少し違うので吸入機構の外し方も異なっている。

詳しくは趣味文 Vol. 28をご覧あれ!


8こちらがペン先。あちこちに穴が空いている。明らかにクロームニッケルが腐蝕している。

画像では首軸内に隠された部分だけが崩壊しているように見えるが、ハート穴から出た髭の先端部(画像上部)には穴が空いている。

またハート穴からペンポイントまでの中間部分の上にある部分も腐って穴が空いている。これがインクがペン先部分で乾燥したときの脅威なのじゃ。恐ろしや恐ろしや・・・・

でも腐るとペン先が脆くなって書き味が柔らかくなるのも事実。崩壊寸前の書き味が一番いいと、クラックが入ったペン先を好んで捜す人もいる・・・わけないか。


910こちらがakiさんの好みに合わせて研磨したペン先。ペンポイント先端部はより薄くし、ペンポイントを多少尖らせた。

そしてペンポイントの頭頂部分は、タコスペ超不細工加工を施し、押し書きで紙に当たるペンポイント部分の面積を少なくした。

そしてペンポイントの腹を落とした上でCarちゃんで斜めに研ぎ、極細の字幅を実現した。

もっとも非常に柔らかいペン先なので筆圧を書ければ字幅は増す。筆記する側も、かなりの手練れでなければこの萬年筆は使いこなせまいなぁ。まぁ、akiさん専用であろう。


 【 今回執筆時間:3時間 】 画像準備1h 修理調整1.5記事執筆0.5h
画像準備
とは画像をスキャ ナーでPCに取り込み、向きや色を調整して、画像ファイルを作る時間
修理調整
とは分解・清掃・修理・ペンポイント調整の合計時間
記事執筆とは記事を書いている時間
  
  
Posted by pelikan_1931 at 21:41Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック