2021年03月31日

2021年2月の〔Lichtope / 万年筆談話室〕開室日 ----------------------  常設の ペン先調整 / 万年筆修理工房

談話室_Lichtope_開室_2021-032月22日〜3月31日Lichtope / 万年筆談話室営業日/開室時間左図のとおりです。


3月もCOVID-19対策としてLichtope万年筆談話室も完全予約制を継続します。


なを万年筆談話室の開室時刻を3月以降は11:00からとします。


万年筆談話室 
は Lichtope と たこ吉ペンクリニック からなっています。


Lichtope は萬年筆研究会【WAGNER】の調整師である〔たこ娘〕さんのセレクトショップです。営業日は左列をご覧ください。

書き味調整や研出しも行っています。ただしメーカー保証期間中の万年筆は調整/研出しを行う事によって保証がされなくなる可能性がありますので、事前にご相談下さい。

お問い合わせフォームこちらです。(画面の下の方までスクロールしてください)


ご来店ご希望の方はご来店希望日時をお問い合わせフォームにご記入の上、〔送信する〕を押して下さい。混み合いそうなときには時間調整させていただきます。

対面調整をご希望の方は希望内容(日時、開始時刻、症状、依頼本数など)をお問い合わせフォームにご記入の上、〔送信する〕を押して下さい。



なを動画を使った 遠隔調整 は常時行っています。お問い合わせフォームからお申し込み下さい。お問い合わせフォームは こちら です。

直接 info @ mituo.co.jp  にメールしていただいてもかまいません。


Online Store には こちら から入れます。(カード決済もPayPal決済も可能)



他店では入手できないLichtope限定品(万年筆/インク)もあります!



会員登録やメルマガ登録/削除も簡単に行えますので、お気軽に 
e来店 してみてください。


たこ吉
ペンクリニックについて
 
 


たこ吉ペンクリニックには事前予約が必須です。pelikan_1931 @yahoo.co.jp まで、ご希望日と時間帯、修理・調整内容をお知らせ下さい。

予約確認メールが届いてからおいでください。時間調整した上で予約確定メールをお送りします。

お預かりして修理・調整することは可能ですので、お持ち込み本数の制限はありません


たこ吉ペンクリニック基本的に対面調整/修理ですので、当日中にお返しします。お時間の無い場合はお預かりします。


〔修理/調整料金の目安〕


(01)インクフローや書き味の改善など、大幅な研磨を伴わないパーソナライズ   1,000円 
    パーソナライズは下記の研出し/修理とは別料金です。パーソナライズ(書き味調整)は下記全てに付加されます。

(02)一段階の研出し(BB
➡B、B➡M、M➡F、F➡EF)   1,000円

(03)二
段階の研出し(BB➡M、B➡F、M➡EF   2,000円

(04)三
段階の研出し(BB➡F、B➡EF   3,000円

(05)ペンポイントの形状変更 その1(オブリーク化、オブリーク
➡通常)   2,000円

(06)ペンポイントの形状変更 その2(ソフト化:ちとソフトン/ウェバリー、ハード化:らすポス/ポスティング
   2,000円

(07)UEF(超極細への研出しとパーソナライズ:M
➡UEF、F➡UEF、EF➡UEF   3,000円

(08)縦書き用(鉈形状)への
研出しとパーソナライズ:BB➡まさかり、B➡ふと鉈、F➡ほそ鉈、SF➡チビ鉈) 2,500円

(09)横
書き用への研出しとパーソナライズ:Stub化:F/M/B/BB、超絶化:B/M   2,000円

(10)本体の分解清掃(完全分解後清掃して再度組み立てる)
 1,000円

(11)鍍金剥がれの再鍍金(ロジウム鍍金ペン先の研出しの場合には、この料金が追加となります)
 1,000円

(12)ペン先曲がりの調整(かかった時間に連動)
 2,000円〜5,000円

(13)部品交換を伴う修理(テレスコープ吸入式のOリング化、レバーフィラーのサック交換etc.)
 部品代(1,000円〜5,000円)+技術料(1,000円〜5,000円)

(14)上記以外(お見積もりします)



万年筆談話室の地図〔万年筆談話室〕の 場所 :東京都港区三田1-10-10 三田グリーンハイツ 209号室 (エレベーターを降りて正面突き当たりの部屋)


 電話
03-5476-0361 (出られない場合は、留守番電話にメッセージを入れてください)  
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2021年03月27日

2021年3月27日(土)は 春の泉筆五宝展2021@両国 *** 将来日付でのご案内 ***

当日東京都への緊急事態宣言発令されていないことが前提です。解除されなかった場合は中止となります。

緊急事態宣言が2週間延長されて
3月21日まで!

開催日は
3月27日なので、再延長されなければ開催します。3末まで延長されたら中止します。


主な出展者

(1)カリグラファーのbechoriさんが1回12人で2回のワークショップを開催。

(2)Pocketnotebookworkshop
のJuunさんがochibiのオーダー会実施。

(3)乙女座会さんが紙物とインクなどを出

(4)編吟革盤舎さんが革小物を出展。

(5)N御大が古くて珍しいPilot製品を大量に出展。

(6)y.y Pen Club の面々が万年筆や鞄などをあっと驚く価格で販売!

(7)Lichtope のたこ娘さんが、ペン先調整と操業一周年記念万年筆などを出展

(8)万年筆談話室では修理・調整とエボナイト製回転吸入式万年筆などを展示(予約も受け付けま〜す)

万年筆の出展なら1テーブル4,000円、万年筆以外なら1テーブル1,000円という破格の出展料なので、出展希望の方はお早めに連絡下さい。


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:327(10:0016:30
場所:国際ファッションセンター KFC Hall & Rooms 2F Hall 2nd)  住所:東京都墨田区横網1-6-1 

2021年の予定  ここ を押して! 名札をお持ちの方はお忘れなく!  

入場料(1,000円)を支払えばどなたでも参加出来ます。


泉筆五宝〔Pen、Paper、Case、Ink、Maintenance〕に関係のあるGoodsがたくさん出品されます。


Pen:万年筆、ガラスペン、ペンシル、ボールペン、鉛筆、筆記具小物
Paper:原稿用紙、一筆箋、手帳、ヌルリフィル etc.
Case:ペンケース(革/布) etc.
Ink:各種 限定インク
Maintenance:ペン先調整/研出し を有料で行います。(書き味の調整は1,000円程度)


 
166
屬旅〜い会場です。テーブルもたくさんありますので、たくさん出品して下さい。

出店される方は出店料のほかに入場料も必要です。

 ★筆記具本体や万年筆部品などを販売するテーブルは4,000円/1枚 2ブースなら1,000円(入場料)+4,000円×2枚で 9,000円が入場料込みで必要です。
 ★それ以外の物を販売するブースやイベントや調整は1,000円/1枚 2ブースなら1,000円(入場料)+1,000円×2枚で 3,000円が入場料込みで必要です。


出展をご希望の方は 
事前に pelikan @ hotmail.co.jp (@前後の は排除)まで連絡下さい。

テーブルを使う方(出店者)は9:30ごろまでには会場にお入り下さい。開場は8:50です。

9:30ごろより入場者の受付を始めます。出店者以外の方は受け取った名札をつけて、エントランスでご歓談下さい。


注意事項;
★参加者の方は10:00と同時に入場して下さい。それまでは出店者の方以外は絶対に会場内に入らないで下さい。
会場内にはご自身で飲むドリンク以外持込禁止。また酒類は一切持ち込み禁止とします。
お土産など他の参加者に提供する目的で持ち込む飲食物は禁止ですので一切持参しないで下さい。
★入口に消毒液を起きますので、入場/再入場の際は必ず消毒をして下さい。
★体温計測をします。37.5度以上の方には入場をお断りします。
★会場内では静かな会話をお願いします。


入会申込書 V3

新規にWAGNERへの入会希望の方は左記の記入用紙会員番号以外を書き入れて持参して頂くと、受付時間が短くなります

記入例は
 ここ にあります!  携帯メールアドレスを記入される方はPCからのメール拒否を外して下さいね 

新規にWAGNERへの入会希望の方は11:00以降に受付で申し込んで下さい。



施設の消毒体制(KFCホールの運営会社はホテルのため、それに準じた安全対策がされています)==> こちら


クラスター発生リスクを減らすための対策

@02
仝_后兵付前に非接触型の体温計で検温) 37.5度以上の方はそのままお帰り下さい。会場には入れません。
▲泪好着用 必ずマスクを着用して下さい。マスクは各自ご持参下さい。
受付に飛沫感染防止ビニールシートスタンドを設置します。
ぜ付時に入場者全員の連絡先情報を収集いたします。
  ★萬年筆研究会【WAGNER】会員の方は会員番号を記入して下さい。
  ★一般の方は姓名と連絡先電話番号を記入して下さい。




2018-12-30 レイアウトこちらが会場のレイアウトのサンプルです。当日、いかようにでも変更できます。

歓談用のスペースを多めにとりましたので、萬談試筆を小さな声でお楽しみください。

乳母車や大きなスーツケースなどはバックヤード(右上の奥)に収納できます。

会場の収容可能人数の半分まで入場されたら一時的に入場制限をかけます。

入場制限がかかるのは、出店者を除いた入場者が50名を超えた時点ですので、入場制限がかかる可能性は限りなく小さいです。

この春の泉筆五宝展2021初お目見えする新商品も一杯あります。お楽しみに!

会場からのインスタライブ(参加者の顔はNG)や Clubhouse の実況中継も自由です。

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2021年03月21日

2021年3月21日(日) は萬年筆研究会【WAGNER】 東北地区大会@仙台 *** 将来日付でのご案内 ***

東北新幹線の指定席予約が可能になっていることが前提です。満たされなかった場合は延期または中止となります。

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日時:
321日(  10:3016:30 開場10:30  ペンクリ会員限定( 開催日当日会員登録された方も調整を受けられます )

場所:仙台市戦災復興記念館 4F 第4会議室  住所:仙台市青葉区大町二丁目12番1号 


2021年の予定  ここ を押して! 名札をお持ちの方はお忘れなく!  
 

入会申込書 V3


新規入会希望の方は左記の記入用紙会員番号以外を書き入れて持参して頂くと、受付時間が短くなります。

会場へ入るには、萬年筆研究会【WAGNER】への
会員登録が必須条件となりますが退会も再入会も自由です。

入会資格は〔万年筆が好き!〕ということだけで、年齢制限も入会審査もありません。


記入例は
 ここ にあります!  携帯メールアドレスを記入される方はPCからのメール拒否を外して下さいね。 
  
18未満の方は参加費無料です。友人を誘って・・・勇気を持って覗いてみてね!


この会場は窓を開けての空気の入れ換えが出来ます。室内でも厚着していて下さいね!

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2021年03月14日

2021年3月14日(日)は萬年筆研究会【WAGNER】 関西地区大会@元町 *** 将来日付でのご案内 ***

日時:314日(  10:3016:30 開場10:30  ペンクリ会員限定( 開催日当日会員登録された方も調整を受けられます )

場所:兵庫県民会館 9 902  住所:兵庫県神戸市中央区下山手通4-16-3 

2021年の予定  ここ を押して! 名札をお持ちの方はお忘れなく!  
 

入会申込書 V3


新規入会希望の方は左記の記入用紙会員番号以外を書き入れて持参して頂くと、受付時間が短くなります。

会場へ入るには、萬年筆研究会【WAGNER】への
会員登録が必須条件となりますが退会も再入会も自由です。

入会資格は〔万年筆が好き!〕ということだけで、年齢制限も入会審査もありません。


記入例は
 ここ にあります!  携帯メールアドレスを記入される方はPCからのメール拒否を外して下さいね。 
  
18未満の方は参加費無料です。友人を誘って・・・勇気を持って覗いてみてね!


この会場は窓を開けての空気の入れ換えが出来ます。室内でも厚着していて下さいね!

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2021年03月04日

パイロットとプラチナの C ニブ比較

@01@02上がパイロットで下がプラチナの定番品。どちらも現行品とは価格が違うかも?

今まで比べた事が無かったのだが、パイロットの方が軸が長いとは意外だった!

キャップの長さはほぼ同じなのだが、胴軸の長さはパイロットが8〜9个曚苗垢ぁ

長いコンバーター(コンバーター70)を格納するために長い軸にしたのかな?それとも、それは結果であってバランス的に両社が最良を追求した結果なのかな?


@03ペン先の大きさはずいぶんと違う。プラチナの方がずいぶんと大きい。しかもコストカット穴も開いていない。

どう考えてもペン先の原材料のコストはプラチナの方が高いはずだ。

しかし万年筆のコストに占める人件費の割合は意外と大きい。だからこそ中国製万年筆は安いともいえる。


@04@05こちらを比較して欲しい。ペンポイントを磨くコストはパイロットの方がはるかに高いはずだ!

パイロットのコースは丸く研いである。手作業で!

一方でプラチナのコースは前から機械で削っていると思われる。よく見ると削り痕が見える。

それにしても、ペン先先端部の金の厚みの違いはどうだろう!プラチナの方がはるかに厚い。

今度、ペン先だけの重さを計ってみよう。

調整師的にはプラチナのCの方が面白い。どう面白いかは万年筆談話室開室2周年記念モデルを見ればわかるだろう。

これをどう料理するかで調整師の好みがわかる。自分ならどう料理するだろうと考えるとワクワクする。

少なくとも削ってUEFに加工するのは耐久性の上で愚の骨頂なのでやらんがな。

うーん、たこスペ超不細工Stuuuub とか、ペン先を反らせて逆さで書く リバースUEF とかはやってみようと考えている。

あと普通に長鉈研ぎ(ながなたとぎ)とか、超絶球研ぎ(ちょうぜつたまとぎ)とか・・・

名前が先に出来て研ぎ方は後で考えるので、想像して下され!
  
Posted by pelikan_1931 at 23:05Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年03月03日

調整師って交渉人(negotiator)に近いかも?

交渉人(negotiator)とは、国連の停戦監視団や難民弁務官などの国連専門職員。

交渉相手は幅広く、首相、国際機関、諜報員などを相手に交渉を行う。世界平和維持を主たる任務とする・・・ようだ。

本日、隣の部屋で繰り広げられていた会話を聞いていて、調整師ってお医者さんというよりも、交渉人(negotiator)に近いと思った。

ほんまもんの交渉人は国と国との利害の落としどころを見つけるのが仕事だが・・・

調整師とは、持ち主と万年筆との利害の落としどころを見つける人なのだと気づいた。

持ち主の書き癖に合わせてペンポイントを研磨してしまうと、癖が変わった時に困る。

それに万年筆の方にも都合がある。次世代に引き継いでもらいたい万年筆は、極力調整しないようにしたい。

持ち主か自分の無体な書き癖に合わせて【やっちゃって下さい】と言った時には(場合によっては)押しとどめる必要もある。

そんな持ち方したら万年筆がかわいそう!持ち方を変えれば引っかかりも無く、書き出し掠れも無いでしょう!・・・とか言うことも。

削って持ち主の癖に合わせるように研ぐのは簡単だが、書き癖ってあっというまに変わってしまうので信用出来ない。

まずは万年筆にとって最高の書き味になるように調整する。しかる後・・・

(1)持ち主の書き癖に合わせてペンポイントを研ぐ

(2)持ち主を教育して、持つ位置や捻りやインクフローを微修正してもらう

ま、大抵は上記(1)と(2)を一緒に行うことが多い。ただし、割合で言うと重点を置いているのは(2)じゃな。

昔は拙者も(1)しかやらなかった。万年筆愛が高まるほど、ペンポイントをじゃりじゃり削るのに抵抗が出てくるようになった。

本当は研磨しなくても調整は出来るのだが、拙者の場合は年取ってきてツメがもろくなってきた。

従って力ずくでペン先の左右を合わせていると爪が痛んでしまう。

利き腕の親指は最も使い勝手の良い指なので、極力親指を使わないような万年筆を出荷してほしいものじゃな。
  
Posted by pelikan_1931 at 23:43Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年03月02日

Sheaffer PFM- ・・・ インク吸入量は少ないけど大好きな万年筆

@01こちらはSheafferのスノーケルの発展版であるPFM(Pen For Men)。

ずーっと紳士のための万年筆と思っていたが、For Men ならば、単なる男性用万年筆というニュアンスだったのかも?

Lady Sheffer は、淑女のための万年筆という出で立ちだったが、PFMはちょっと紳士感は少ないかも?

どちらかというとメカニックの人が好きそうな仕組み。実は拙者が最も恋い焦がれた万年筆でもあった。

PFMには 機↓供↓掘↓検↓垢5つの型あるのだが、金属製キャップのものはエロティックではない。

靴麓脂製キャップに14金ペン先付きで、キャップがふっくらとしている。このキャップのふっくら感が大好きなのじゃ。


@03この緑軸のPFM-靴魯ーストラリア製。ペン先にAUST. という刻印がある。

それは珍しくないのだが、ペン先は14K-Italic か 14K-Stub。

ペンポイントの形状だけから判断すれば、おそらくは前者かな?

入手したのは新品。それから一度もペンポイントを研磨したことはなく、インクも吸入していないはず。

一時はグレー軸、青軸、黒軸、赤軸とともに5色持っていたが、現在では黒と緑だけにした。

その2本だけが飛び抜けて状態が良いので(未使用)コレクションとして保存している。

この万年筆が廃れたのは、インク吸入量が少なかったことと、修理が非常に面倒だったことらしい。

しかしeBayをあされば、おびただしい数のPFMの部品が出品されている。

修理部品に事欠くことはなさそうなので、中古で入手されたら存分に楽しんで下され。

拙者もこの記事を書いているうちに欲しくなってしまったなぁ。

なんせ書き味も柔らかくてなかなかいいんですぜ、ウェバリー風のペン先は!
  
Posted by pelikan_1931 at 23:50Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年03月01日

最も手に合う萬年筆 Waterman レタロン (アーカイブ 2008年10月)

おそらくは今でも、この純銀のレタロンは大好きな万年筆だと思う。

飽きてしまって譲ったが、もう一度手に入れたい万年筆の筆頭にいることは確かじゃな。
  



今朝の読売新聞の【五郎ワールド】に、特別編集委員の橋本五郎氏が【万年筆ベストコーディネート賞2008】に選ばれた喜びを語っている。

今まで貰ったどの賞よりも感慨深いのである】とか。うきうきとして誇らしげな感じが伝わってくる名コラムであった。


2008-10-17 01それを読みながら、自分はどの萬年筆が好きなのか?と考えてみた。

日々分析的観点から萬年筆に接していると、どれが好き、どれが嫌いという感情で萬年筆と接する事がなくなってしまっていた・・・

で、本音で、一番好きな萬年筆はどれなのさ?】と自問した結果、このレタロンが浮かび上がってきた。

ボディは純銀製で36gとなかなか重量感がある。そして何よりクリップのホール感がよい。


2008-10-17 022008-10-17 03 ペン先の形状はエロティックで刻印も凝っている。バイカラー嫌いの拙者にはペン先が金一色というのもありがたい。

そして太字のペン先はぬめぬめとした極上の書き味を提供してくれる。

太字好きならWatermanLSheafferBを調整して使うことをお奨めする。

非常に上品な太字の醍醐味は、この2社でこそ楽しめるような気がしている。


2008-10-17 042008-10-17 05横顔も、贅肉を省いたすっきりとした美しさ!実に良い!

ペン先はフィリアスと互換性があったので、フィリアスレタロンのペン先を搭載して【羊の皮を被った狼】を気取っていた時期もあった。

完璧な調整になった萬年筆には興味が持てず、すぐにお嫁に出してしまうのだが、このレタロンだけは手放す気にはなれなかった。

先日まではビニール袋に入れて銀の曇りを防止していたのだが、せっかくの機会なのでしばらくは手元に置いてなで回してみよう。
  
Posted by pelikan_1931 at 23:47Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年02月28日

ひと昔前のカタログ 【ペリカン】 (アーカイブ 2006年8月)

下に出ている#400というのは Pelikan 400NN Merz&Krell だと思う。

このモデルは日本市場にだけ投入されたので、この成功に気を良くしてPelikanが新型の#400を発売したときに#400と名乗れなかった。

しかたなく海外では#400、国内では#500という呼び方になった。その時のペン先は【淫らな書き味】と呼ばれたほど柔らかかった。

しかし、ここで紹介されている#400はペン先も小さく、書き味はお世辞にも良いとは言えない。

それにしても文脈がめちゃくちゃ!相当に急いでかいていたのだろうな、当時は





2006-08-25 012006-08-25 022006-08-25 03シグナムが大々的に取り扱われている反面、適当に処理されているのが#400とM100。

何か余った頁にいっしょくたにされて並べられているようじゃ。

#400のヒットで#500が作られ、そこから万年筆におけるPelikanの復活が始まったのだが、当時はその予感は無かったのだろう。


2006-08-25 04
2006-08-25 052006-08-25 06【ペリカン独自のインク吸入方式】というのも間違い。特許を買い取ったのはPelikanだったはずだがな。

Montblanc社は、テレスコープを諦めてペリカン方式に変更したことによって大幅なコスト削減を得られたはずだ。

見えないところにはお金をかけないのがPelikan方式だったが・・・・

最近では天冠のプリント!見えるところであっても機能的に問題が無ければコストカットする。これはアジアの考え方ですな。


こうやって#400とM100を並べられると、ますますM100が見たくなる。書き味はたいした事は無い。だが質感は経験しないとわからない。

M495、M490はM60、M30のモデルチェンジ版だろうが、かなり質感が落ちているように思われる。へらへらの金鍍金軸だったはず。

説明では金張りと書かれているが、この時代には鍍金技術が進化していたので、わざわざ金張りにしたとは思えない。鍍金だと思うのだが・・・・

M488とM477-Bはデザイン上の破綻が無い。実に美しい。特にM488は一回で良いから見てみたいものじゃ。

9頁の下段のメッセージが良いではないか。【自分の欲しいものこそ人にもさし上げたい・・・】これはプレゼントの基本。

そして逃げ道でもある。【俺が好きな物を贈った。いらなければ返せ!】

ちなみに拙者も自分が好きなものしか贈らないが、不幸にして?返されたことは一度もない。


カタログ全体を見て感じるのだが、Pelikanは他社に比べて定番万年筆の種類が多い。

通常、無尽蔵に客がいる場合は、ラインナップの種類を絞り、大量生産して製造原価を下げ利益を出す。一人の人には一本だけ買ってもらう戦略じゃ。

それに対して万年筆の利用者が限られている場合には、一人の人に何本も買わせる限定品方式を取る。

これは一本当たりの販売価格を上げ、製造コスト増を価格Upで吸収する方式。

ある一定期間製造ラインを稼動させ、終わったら次の製品のラインに転用させるため、製造上のミスがあって作り直しに入ると膨大なロスが出る。

デュマのサインミスなどその典型であろう。

そのような明確な戦略に対して、この時代のPelikanの戦略は、より多くの世代、階級にPelikan万年筆を使ってもらおうということのようじゃ。

児童からお金持ちまでに幅広く・・・ これは売上高至上主義の会社が陥りやすい罠だが、この方式を取ると儲からない。ブランドイメージも醸成出来ない。

現在のPelikanもラインナップを増やしすぎているようで心配しておる。企業は利益を出し、存続してこそ社会的異議がある。いくら大きくても潰れては社会に迷惑かけるだけじゃ。

二段目右端の画像の左下にある写真に添えられたコピーが面白い。

【見知らぬ町は新しい生き方をおしえてくれる。
そんな貴方にペリカン】

どんな貴方じゃい!と突っ込みを入れたくなってしまう。この建物はボンにあるものかな?それともハノーヴァー?
 
  
Posted by pelikan_1931 at 22:57Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年02月27日

【 OMAS Octagonal 18K-B ペン先がキャップと干渉 】(アーカイブ 2010年3月)

記事の下の方にある PIGS とは、ポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペインの4カ国を指す。後にアイルランドが入りPIIGSと呼ばれたんだったかな?

世界金融危機 (2007年-2010年)において金融・財政部門の改善が自国の力のみでは達成出来ない可能性のあるヨーロッパの国をまとめて呼んだのがPIGS。

今聞くと懐かしい。最近ではこういう失礼な表現はしないからな。

ちなみに、もっと失礼な表現もあった。ギリシャ経済が崩壊した後、ドミノ倒しに危機を迎えそうな国として・・・

Spain(スペイン)
Turkey(トルコ)
UK(イギリス)
Portugal(ポルトガル)
Italy(イタリア)
Dubai(ドバイ - アラブ首長国連邦)

というもの・・・いやはや。


2010-03-16 01今回の依頼品はOMASのオクタゴナル。硬質セルロイド、植物性樹脂・・・などと呼ばれてきたOMASの胴体の軸素材が、プラスティック製に変わってからの12角軸。

首軸素材などは明らかに品位が無くなっている・・・すなわち安っぽくなっている。ただし、ペン先は豪華だし、ペン芯もエボナイト製。このあたりがOMASの良心かな?


2010-03-16 022010-03-16 03今回の不具合は、キャップを締める際に、ペン先がキャップ内部と干渉をして不快な音が出るということ。

観察すると、かなりペン先が首軸より前に出ている。またペン先とペン芯との相対位置も、かなりペン芯が前進していることを示している。

では、ペン先を抜いて・・・なんて思ったが、堅くてビクともしない。それで原因がわかった。

実はこの首軸にはペン先をセットする位置が決まっており、そこに合せてペン先を押し込めば、深くまで入り、かつ、すぐに抜ける。

どうやらその位置を無視して押し込もうとしたが、きつくて押し込めず、ペン先が前に数仆个燭泙泙埜把蠅気譴討靴泙辰燭里犬磧

こうなると、吸入機構を全て外して、ペン芯を後ろ側からたたき出すしかない。


2010-03-16 042010-03-16 05横顔を見ると、ほんの少しペン芯が上に反るような設計になっている。これはペン先の書き味を多少柔らかく感じさせる工夫じゃな。

Pilotのウェーバリー・・・まではいかないが、タッチが柔らかくなる。ペンポイントにはスイートスポットが無いので、書き味は多少ガサツ。

これは目立たない程度に削り込んでおこう。


2010-03-16 06ペン芯を後ろからたたき出すには、全ての部品を左図のようにばらしてからたたき出す。これには挟む部分が2个曚匹靴ないモンキーレンチを用いる。

ピストンを下げて、尻軸と胴軸の間に出来た隙間にモンキーレンチを差し込んで左に回せばピストン機構が抜け、あとは胴軸をひっぱれば、首軸ユニットと分離出来る。

そのあと、首軸ユニットに付いていたペン先+ペン芯を後ろからたたき出すのじゃ。


2010-03-16 0720年前の伊太利亜の田舎企業であったOMASでは考えられないようなすばらしいデザインのペン先。

このペン先が昔ながらのエボナイト製ペン芯の上に乗っているというアンバランスさがOMASの魅力でもある。

変えるべきところは変え、残すべきところは残す!という意志が感じられる。

PIGSに含まれる経済破綻候補国の伊太利亜ではあるが、萬年筆製造に関してはEU内では独逸に次ぐ実力国。がんばって欲しいな!


2010-03-16 082010-03-16 09こちらが位置調整をした状態。これならキャップ内部との干渉は避けられる。またスリットを多少拡げ、インクフローを改善しておいた。

この位置であれば、ペン先はスポっと抜ける。位置の微調整もやり安い。ただやり過ぎるとグラグラになってしまうので要注意!

軸の質感は高価なセルロイド製には及ばないが、OMAS本来の軸の軽さという点では往年の雰囲気を残している黒軸。比較的安価なので、日本でも手に入るようになれば良いな。

たしか輸入代理店が決定したと昨年聞いたが、2010年版の輸入筆記具カタログには掲載されていない・・・


【 今回執筆時間:3時間 】 画像準備1h 修理調整1h 記事執筆1h
画像準備
とは画像をスキャナーでPCに取り込み、向きや色を調整して、画像ファイルを作る時間
修理調整
とは分解・清掃・修理・ペンポイント調整の合計時間
記事執筆とは記事を書いている時間
 
  
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2021年02月26日

趣味文 Vol.57 執筆日のはずだったが・・・

2021-02-26今回の分解講座は得意中の得意の分野なので、すぐに終わると思ったのだが、やたらと写真が細かくて綺麗で、書く量が多い。

こういう写真を撮るのは・・・と思って写真家を見たら、やはり北郷さんだった。この手の写真は上手いなぁ〜!

写真が綺麗だと、目がそちらに向くので、記事内容にインパクトを出す必要がある。

そこで、一度書いた記事の内容を検証すべく、本3冊、資料1枚、映画2本を見た。

本の一冊が上の井上ひさしさんの小説で、残りの2冊はランブロー本と、それを世界のコレクターが訳した日本語版。

資料1枚は、問い合わせたら世界のコレクターがPDFを送ってくれたもの。

その資料に書かれていることを確認すべく、007 ロシアより愛を込めて を見たのだが・・・

あまりに面白いので、 007 ドクター・ノゥ も観た。

出てくる車が余りにクラシックで驚くし、ドクター・ノゥには 007 の秘密兵器が何も出てこない。

主人公が多弁だった?ころの  ゴルゴ 13 のように新鮮で面白かった!

そして、ちゃんと締切どおりに記事は送りました!
  
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2021年02月25日

近頃わりとボールペンを使うようになってきた・・・

2021-02-25一番上は以前に紹介したフリクション・ホルダー。これ真鍮製で重いので筆圧無しでもフリクションが書ける。

おそらくは現在一番使っている筆記具だろう。約二ヶ月でインクが半分くらいになった。

めったに筆記具を使うことのない拙者にしては画期的に減っているといえる。

上から二本目はUNIのPOSTALCOという鉛筆「uni」発売60周年記念! 幻のボールペンらしい。すぐに売り切れたという噂だ。

拙者は普通にギフショナリー・デルタさんで展示してあるのを購入した。

由来などは知らず、好みの姿、好みの色だったから購入しただけなのだがな。

こちらにはJetstreamのパーカータイプのレフィルが入っている。これも使用頻度が高い。

ただ、少しだけ軸が細いのでやや書いていて疲れる気がする。

下の2本はKAWECOのショート・ボールペン。どちらもJetstreamの芯が入っている。

こちらは軸が短いので、ベストのポケットに入れて、すぐに筆記する時に使う目的だったのだが・・・

いつも見つからなくてポケット中を捜してしまう。はっきり言って小さすぎるので、アクセサリーと化している。

実は机の上の一等席にはこの2本が鎮座している。ただ、短いので取りにくく、つい、上の2本に手が伸びてしまうなぁ。

ま、外出時にはこれら2本をポケットや鞄に入れていくのだが、いつも持って来ていることを忘れてしまう。

しかもノートを持っていないので、そもそも書く紙がない・・・

ということで明日からは野帳を常備することにする。メモ用紙はいっぱいあるのに良い手帳がない。

  
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2021年02月24日

S.T.Dupont  ポルトプリュームのエッグシェル

@01@02拙者は万年筆を集め始めたころではなく、使い始めたころにデュポンの万年筆に恋い焦がれていた。

当時のアメ横には、MontBlancやParkerとは一線を画する値段で、デュポンのボールペンが売られていた。

元々はボールペンコレクターだった拙者は、それらが欲しくてしようがなかったが、ボールペンに7万円も払うのはないよなぁ〜と思った。

そして、素敵なデュポンのボールペンが店頭から姿を消し始めたころには、万年筆の方が好きになっていた。

そして万年筆初心者に毛が生えた程度の拙者には、鉛筆程度の太さの万年筆には満足できなかった。

そう、不覚にも当時は万年筆を自分で字を書くための道具とみなしていたのじゃ。

そしてル・マン100を皮切りに書き味の良い万年筆を探し求め、調整を始め、万年筆で字を書くのが自分の趣味では無いと気づいたころに、この万年筆に出会った。

きっと雑誌か何かだったと思う。さっそく伊東屋に言って、この万年筆は無いのかと聞いたところ、親しくしていた男性店員さんが・・・

残念ながら日本には輸入されませんが、私は近々香港に行きますので、その際に個人的に買ってきましょうか?と言われた。

二つ返事でお願いしたのは言うまでも無い。金額も言い値でお支払いした。記事に掲載されていた価格よりもずいぶんと安かったなぁ。

その後、一度も使うこと無く保存していた。eBayなどっ出来るずーっと前だったので、日本でこれを持っているのは自分だけだろうと悦に入っていたのだが・・・

世界のコレクターのお宅を訪問してコレクションを見せていただいた時に、デュポンのコーナーにしっかりとこのエッグシェルが並んでいた。

当時は、輸入筆記具カタログに掲載されている万年筆を全部買えばいいや・・・ぐらいに思ってたのが恥ずかしかったなぁ。

ある意味、世界の大きさを感じさせてくれた事件であった。蛇足だがその店員さんは何故香港に行くのかを教えてくれなかったのだが・・・

10年以上後に起こった事件と合わせて考えれば・・・新婚旅行ではなかったのかなぁ?

  
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2021年02月23日

まだ米国へ送ることが出来ない【WAGNER 2020】

2021-02-23こちらは、発売後すぐに完売してしまった萬年筆研究会【WAGNER】の限定万年筆である WAGNER 2020 じゃ。

在庫数を間違えて販売してしまい、実は拙者用が一本も無い状態になってしまっている。

にもかかわらず万年筆談話室には未使用品が2本ある。そうコロナ騒ぎで郵便局が受け入れ拒否している国向けの2本じゃ。

具体的には米国本土から注文された2本。実は日本の友人に受け取ってもらってUPSで米国に送った方もいる。

また、米軍施設に送り、そこから(どういう手段かは知らないが)米国に届いた物もあるようだ。

残念ながら2本は、いまだにEMSで米国に送ることが出来ない。

とはいえ、EMS送料込みの値段で送金していただいているので、UPSなどの高い料金では送れない。

結果として、いまだにお待ちいただいている状態なのじゃ。心苦しいなぁ・・・

そうこうしているうちに、WAGNER 2021が5月には完成して万年筆談話室に届く予定になっている。WAGNER 20202021 もプロデュースはたこ娘さん!

プロトタイプどころか、画像もまだ入手出来ていないので、お見せすることも出来ない・・・こちらも心苦しい。今までにありそうで無かった色合いでーす。

今回もペン先を様々な形状に変化させるオプション付き。

WAGNER 2020の時には、プラチナの工場で働いているパートの方々がカワイイ!と絶賛して下さったと聞いた。

WAGNER 2021 はさらに仕様が練られていますぞ〜。お楽しみに!
  
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2021年02月22日

MOONMANの万年筆・・・侮れない!

2021-02-22左は中国製万年筆の中で、凄く評価の高いMOONMANの万年筆3本!

上と下は同じ型の万年筆。非常に安いのに回転吸入式!2500円以下で入手出来るのが凄い!

特に下のモデルはBOCK製のスチールペン付きで書き味も抜群!調整不要かもね?

中央は先日も紹介した木軸のMontblanc似の万年筆。これは花梨だったかな?黒い軸は黒檀製で、いずれも8000円以下。

一番上の回転吸入式はペン芯もペン先も下のモデルとは違っている。

当然ながら書き味はたいしたことない。ペン先もかなり小さいしな。

拙者は木軸にJOWO製の14金ペン先を換装して楽しんでいるが、換装しなくてもいいかなぁ〜? という感じ。

万年筆&インクcafeの友人達も知ってる限り全員が未調整で使っているが、それで十分に満足しているようじゃ。

試しに一番下のペンを調整して見たが、まん中の未調整との差はごくわずかだった。

目隠しして書いてみたら自分でも差はわからないかも・・・

ただ、14金に換装した軸を直後に使ってみると・・・やっぱり差がある。油の上を滑るような書き味!

やっぱりスチール製ペン先と金ペン先とは違うわ!改めて認識できた日であった。
  
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2021年02月21日

2021年の萬年筆研究会【WAGNER】関係のイベント

3月7日までは東京に緊急事態宣言が出ているので、県外に出られませんが・・・

それが解除になるという前提で、下記3つのイベントを開催します。

★3月14日(日)萬年筆研究会【WAGNER】関西地区大会@神戸 10:30〜16:30  ===> 詳細Blog

★3月21日(日)萬年筆研究会【WAGNER】東北地区大会@仙台 10:30〜16:3
0  ===> 詳細Blog

★3月27日(土)春の泉筆五宝展2021@両国
 10:00〜16:30  ===> 詳細Blog


緊急事態宣言が解除されるころには、医療関係者へのワクチン接種も佳境を迎え、4月くらいからは65歳以上の高齢者への接種も開始?

暖かさも増し、ウィルスの感染力も落ちてきそうなので、このまま万年筆と戯れたいなぁ〜。

ただし、緊急事態宣言が延長になったら、その期間は何があっても開催しませ〜ん。命あっての万年筆道楽 by 高齢者たこ吉
  
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2021年02月20日

【 Pelikan 140 黒軸 14C-ST 】(アーカイブ 2007年2月20日)

この記事には拙者の調整の原点が出ている。

ペン先を上から見て、ペン芯がのぞいているのは絶対に許さない・・・という。

現在でも変わらないのだが、最近では少しペン芯を前進させる方向に変化してきている。

調整の方向性も少しずつ変化しているようで、ほほえましい。



2007-02-21 01今回の依頼品の調整にはワクワクした。Pelikan 140では初めてのST【ステノグラフ:速記用】ニブじゃ。

STは穂先が柔らかいので必ずや【ペン鳴り】を演出出来る。

拙者の腕では、まだまだ自由自在に【ペンを鳴かせる】ことは出来ないが、このニブなら100%鳴かせられるじゃろう。さてどう料理するかなぁ・・・



2007-02-21 02まず依頼品を詳細に見てみよう。何とペン芯が覗いているぞ!ペン先とペン芯とを合わせてソケットに突っ込む際の設定位置が間違っている。

以前の所有者が自分で引き抜いて何かやった後で、突っ込む際の位置がわからなくなって適当に突っ込んだようじゃ。

ペン先とペン芯との間には、元も美しく見える位置がある。そこを外すと不細工でとても使う気にならない。

ペン芯は前に出ているほどインク切れが少ないという説があるが、ペン先のポンプ理論を勉強した今となっては【柔らかいペン先でペン芯を前進させる意味は少ない】と断言出来る。

少なくともSTニブのような柔らかなペン先ではインク切れを心配する必要は無いはずじゃ。


2007-02-21 032007-02-21 04 こちらは横と裏からの画像。どちら方面から眺めてもペン芯が前に出すぎている状況がわかる。

それにしてもPelikan 140というのはペン芯に比べてペン先が小さなモデルじゃな。


当時のPelikanは小型の万年筆ばかりを作っていたが、その中でも140は小さい。顧客のターゲット層はどのあたりだったのかなぁ。学生には高級すぎただろうし・・・


2007-02-21 05ペン先ユニットを抜いてみると・・・ソケットが現行のM400用と取り替えられている!Pelikan 140はPelikan 400NNとソケットは同じじゃ。

そして400NNはPelikan #400、その後のM400までソケットの構造は変えていない。素材がエボナイトからプラスティック+金属に変わっただけじゃ。


機能的には問題ないというものの、美しくない。また将来Vintage市場に流れる場合、購入した人ががっかりする。

今のうちに純正パーツに変えておいた方が良い。また現行ソケットはSTニブにはやや径が広すぎる。その為にペン先が後退してしまったのかもしれない。



2007-02-21 06 こちらはエボ焼けを取り、スリットを拡大した140のニブじゃ。驚くほど綺麗になった。

STニブはニブのポンプ運動によってインクを送り出す仕組みになっているのでペン芯のスリットはガチガチに締められている。

従ってスリットを拡げるには相当苦労した。スリットが閉じたままではペン鳴りが発生しにくいので、思い切って開いてみた。



2007-02-21 07ソケットはPelikan 140や400NN用の純正品に交換しておいた。その中でも内径が小さいのを選んで取り付けた。

かなりきついソケットなので多少ペン先を前進させてもぐらつくことは無い。調整前の同様の画像と比較すればどの程度ペン先が前進しているかわかろう。



2007-02-21 08これが完成画像じゃ。インクを付けたあとで、左から右に高速でペンを走らせると、【キュイーン】という音とともにインクが飛び散る!すさまじいペン鳴り!

しかしここからが大事。このペン鳴り状態では日常使用には耐えない。多少スリットを絞り、イリジウム表面をラッピング・フィルムでなぞる。

多少【コードバン:馬尻】化するのじゃ。


極太用イリジウムが馬尻状態になっていると書き出しでインクが掠れるが、スリットが開いた細字では掠れは発生しにくい。

穂先が針のように尖って柔らかいSTの場合には、多少コードバン状態のほうが筆記角度を制限されないので書きやすい。


いやぁ、面白かった!実際に筆記してみると【非常に140らしい書味】じゃ。大成功! 
  
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2021年02月19日

【Montblanc No.149 の完全清掃工具 その3】(アーカイブ 2006年2月19日)

今見れば、突っ込みどころ満載の記事!恥ずかしい〜!


良い子は真似をしないように!と書いたのじゃが、一歩遅く、らすとるむしゃんが分解してしまったので、その画像をお見せしよう。

2006-02-19  らすとるむ分解この分解の問題点は2個じゃ。

\屬念呂辰辛分。

 
尻軸と螺旋棒は一体化したままでないとピストンが上下しないが、外れてしまった。

フック出来そうな気もするが、No.149がオシャカになる原因の半分以上が尻軸の螺旋棒をねじ切ってしまったり、外れてしまったりという事故のように思われる。

ペン先の事故を除いてじゃよ。No.149は胴体や個々の部品は非常に頑丈である。がアキレス腱が、この螺旋棒。

これはアウロラもラミーもそう。螺旋棒の処理はPelikanが一番上手い。尻軸に固定しない仕組みになっている。M800の分解方法は明日公開しよう。


▲撻鸚茲肇撻鷽弔鬚呂気爛愁吋奪箸泙琶解してしまっている。

この部分はPelikanほど精度が出ていないのと、Montblanc独自の慎重さから、通常シーリングされている。

従ってこれを一端外すと、インク漏れの危険が高くなる。このモデルは1980年代前半までの首軸固定式だから被害は少ないが、


2006-02-19  らすとるむ分解 2こちらのタイプ。すなわち、首軸先端がラッパのように外側に広がっているタイプ。1980年代後半から現行品にいたるライン。

この場合、上の写真のソケットはラッパ部分と一体じゃ。従ってソケットを左に回していくとラッパ部分からハズレてしまう。

そしてその後ろに控えている首軸部分もスッポリと抜けてしまう。

それぞれ、肌色のシーリングラバー糊で固定されているので、外す際にそれがペロ〜ンと取れてしまう。

そうなると再び組み合わせても壮絶なインク漏れを起してしまう。

 
良い子は絶対に真似をしないように!  
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2021年02月18日

【 Pelikan 101N リザード 14K-F コルク交換 】(アーカイブ 2009年7月)

このリザードは、この後、復刻版が発売された。

古いモデルと復刻モデルがあれば、必ず復刻の方を選んできた(アンチVintage指向)拙者だが、このオリジナルは例外だなぁ〜

難点があるとすれば、インク窓の劣化。それ以外は言うこと無し!

ただ、今から手に入れようとは思わないなぁ・・・拙者は最新の万年筆のほうに興味がある。

おそらくは春の泉筆五宝展2021でならば紹介できると思う・・・すごいやつ!



2009-07-15 01左画像は、全ての修理・調整が完了したPelikan 101N リザードである。クリップとキャップリングもシルバーでなかなかオシャレ!

どうやったらこんな複雑な模様を作れるのだろう・・・。元々高価であったはずだが、現在の相場もずいぶんと高いのであろう。

いままでPelikan 100や100N、101NやToledoなど色々な模様を見てきたが、拙者にとっては、これが最も魅力的!


2009-07-15 02Pelikan萬年筆の特徴は、キャップを後ろに挿すとかなり長くなること。これはキャップの尻軸への挿さりが浅いのだが、きっちりと嵌るのでグラつく事はない。

この点ではPelikanとOmasが断然優れている。


2009-07-15 032009-07-15 04当初ペン先はギチギチに詰まっていたが、スリットをやや開くことによってずいぶんと書き味が上昇した。

ただペンポイントのエッジが立ち、素材が粗いのでツルツル滑るような書き味ではなく、この時代独特の【紙にインクを絡め込む】ような書き味。

これにはまるとヌラヌラやニュルニュルでは満足できなくなる。


2009-07-15 052009-07-15 06こちらは横顔。かなり柔らかい弾力を持つペン先だが、戻り幅も大きい。

従ってペン先単独での左右の位置と、ペン芯に載せて首軸に突っ込んだ時の左右の位置が同じである必要がある。

ペン芯に載せてから左右の微調整を力ずくでやっても、調整戻りが発生してしまう。

ペン芯に載せると位置が狂うようであれば、ペン芯を削ってペン先の位置調整をすればよい。これは簡単ではないがな・・・

当初、この萬年筆は尻軸から若干のインク漏れがあった。

ペン先の裏にエボ焼け等はなかったし、軸内も洗浄されていたので、ある程度のレベルの人が清掃を施したものに間違いはない。

ただし、ピストンユニットの中身に一部破損があり、またピストンを上下する軸と、ホルダーの径が合わず、尻軸がほとんど回せない状態だった。

おそらくは使っているうちに不具合を発見し、直そうとしていて部品を壊し、あわてて別のモデルの部品で代替しようとしたが・・・

径があわなかったので、サンドペーパーで削って間に合わせた・・・というところだろう。

コルクは縮んでいたので、Montblanc No.144用のコルクを薄く切り、内径を太くしてピストン軸に嵌めて固定し、大きさを調整してからイボタ蝋の熱い液に浸した。

これで真新しい弁になった。

質ではMontblancにかなり劣るPelikanのコルク弁がこれまで生きていたとは思われない。おそらくは先代の弁もMontblanc製(あるいはその代替品)を削ったものであろう。

硬かったピストンは内側のシリンダーを削って細くし、グリースを内部に入れた。

これによって動きがスムーズになるだけではなく、もし万一ピストンからインクが後ろに回っても、グリースがインクの動きを止めるので漏れる量は少なくなる。

Pelikanの100や100N、101Nは尻軸ユニットを右にねじれば簡単に外れる。従って内部の清掃は簡単に出来る。

現在、こういう便利な機構を持つ萬年筆はほとんど無い。Pelikanの復刻1931や、Montblancのフィッツジェラルドくらいかな?

特許などとっくに切れているはずなので、ぜひこういう機構を復活させて欲しい。

内部を自分で清掃したい男の子は多いし、こういうところが萬年筆を好きになってもらうポイントなのじゃよ。

クレームを恐れるのではなく、男の子をワクワクさせる機能を持たせれば、販売数はグッと上がるはずじゃ。

メーカーは自分の都合(クレームを恐れる気持ち)で萬年筆を作るのではなく、消費者の気持ちをもっと考えて欲しいなぁ。

【別れても〜好きな人】じゃないが、【壊しても〜好きな軸】の方が絶対に売れる!


【 今回執筆時間:3.5時間 】 画像準備1h 修理調整1.5h 記事執筆1h
画像準備
とは画像をスキャナーでPCに取り込み、向きや色を調整して、画像ファイルを作る時間
修理調整
とは分解・清掃・修理・ペンポイント調整の合計時間
記事執筆とは記事を書いている時間
  
  
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2021年02月17日

【黒潮】がLichtopeのオンラインショップで発売開始! 【極光】はメールで申込!

@02@03先日、一足早く発売開始した極光に続いて黒潮が発売された。

黒潮は金属部分がブラック・トリムなのでかなり締まって見える。きっと男性が好きだろうなと思っていたが・・・・

既に販売開始している
Lichtopeのオンラインショップでの黒潮購入者は大半が女性とか!

一方で、萬年筆研究会【WAGNER】会員限定で先行販売した極光は、男性購入者が大半!くっきりと好みが分かれたようだ。

@04黒潮の方は尚羽堂の羽根の刻印、極光の方はアマビエの刻印がペン先に入っている。

黒潮の方は上記Lichtopeのオンラインショップから購入が出来、極光の方は・・・

pelikan @ hotmail.co.jp にお申し込み下されば、萬年筆研究会【WAGNER】会員以外でも購入できます。

どちらから申し込まれても、ペン先は一本ずつAdjustment 調整を施してから出荷しています。

JOWO製のスチールペン先はMがとても良いので、先行して発売した極光ではMは残り一本だけ!

あと、上記pelikan @ hotmail.co.jp から黒潮を申し込むことも可能です。

@02その場合には、ご希望により、Fのペン先に限り、羽根刻印だけでは無く、黒いアマビエ刻印を選ぶことも出来ます。

左の画像はStub1.1个Bだが、あるのはFだけでーす!

こちらは極光用の白のアマビエペン先とは違い、唐草模様までレーザー刻印している古い型です。



2021-02-21現在残っているのは、左の数だけになってしまいました。

極光のEFは瞬殺、黒潮のEFも残りわずか1本。 2021-02-21 23:00 現在



追加で作ってもらうことも可能かもしれないので、売り切れても諦めないで
pelikan @ hotmail.co.jp までコンタクトを!  
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2021年02月16日

【 Parker Duofold International 18K-M 書き味改善 】(アーカイブ 2012年10月)

ここで紹介したParkerのコンバーターは優れもの。ちゃんと玉も入っているので攪拌も出来る。

そしてなにより、一発でシューっとインクが入る。キコキコ回転しなくてもインクが素早く吸入出来る。

そしてこの当時は実に安かった!今はどうだったのだろう!

これ欲しいなぁ〜



1本日の生贄はDuofold InternationalのGold Plated Model。

発売された当時、純銀軸とこちらとどちらを選択するか迷ったあげく、両方とも買わなかったことを思い出した。

素材としては純銀軸の方が好きだったのだが、ペン先のバイカラーと胴体の金銀比率が気にくわなくて、どちらかというと金色軸に惹かれていた。

ペン先以外にシルバー部分が無いのと、ペン先も矢羽根だけが銀色というのが琴線に触れていたのであろう。今なら迷うことなくこちらを選ぶ!


23ペン先の形状は完璧。実に美しい機械研ぎじゃ。手研ぎではかなり時間をかけないとここまでは綺麗に研げない。ただし書き味はダメダメ!

依頼人はこのペンのシャリシャリ感がイヤで、これ以降はParkerを一切購入しなくなったといういわく付き。

酷くはないが、無味乾燥で思いやりの無い書き味・・・?

なんというか、舌なめずりする感じがまるでない。普通の人ならまったく気にならないが、萬年筆の書き味を知ってしまったからこそ体験できる不幸だろう。

画像で見る限りはスリットも完璧、研磨も完璧。少なくとも上から見た画像では不具合は発見できない。


45こちらが横顔。拡大画像を見ると機械研ぎの限界がわかる。

横研ぎは綺麗に出来るが、まだ縦研ぎは完璧ではない。当然ながらエッジ研磨は出来ていない。

だからこそスリットを拡げてインクフローで当たりを緩和しようとしたのだろう。

ペンポイントが金に溶着される形状が完全に同じに出来ない限りは、完璧な機械研ぎは出来ないかもしれない。

ならば国産のように手仕上げと併用すれば良いのだが、残念ながらそういう人材はとっくにいなくなってしまっているだろうなぁ・・・。

調整の方針としては、先端部を少し落とし、大きなスイートスポットを削り込み、それをチャーチャーで判別不能にした後で、エッジを丸めてしまうことにした。

こうすると滑らす、引っ掛からず、ヌメっとした書き味になる。すぐに慣れっこになってしまうが、以前の書き味を覚えていれば、書き出したとたん、ゾクっとするはずじゃ。


6こちらが附属していたコンバーターS。昔は安かったはずだが現在の定価は735円!ただ高いだけのことはある。

中に金属玉が入っているので、少し振ればインクの撹拌が出来、棚吊り現象も防止できる。

また上下スライドのワンアクションでインクを吸い上げられるので生産性も高い。

昔から傑作コンバーターだと思っていたが、改めて感心した。これが一個200円くらいなら50個くらいはまとめ買いしたい。


7こちらはペン先。まだWatermanと同じ会社にはなっていないころなので、Parkerを示す刻印しか首軸内部には隠れていない。

この時代の刻印がシンプルで一番好きだなぁ。パーカーのシンボルである矢羽根がディフォルメされていないのが良い。

拙者の趣味からすれば、ペン先に刻印する企業のシンボルマークはあまり簡単に変えない方が良いと思う。 
  
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2021年02月15日

2021年度の萬年筆研究会【WAGNER】開催スケジュール

2021詳細日程V3COVID-19の影響で、最盛期には年間50日ほど開催していた萬年筆研究会【WAGNER】関係者主催の会合は20日間だけだった。

2021年も開催できたのは1月10日の神戸大会だけ。

2月中、および3月7日までの定例会も中止したため、次回の定例会は再び神戸大会となる。

前回は県をまたがる移動のため、拙者は参加出来なかったが、今回は緊急事態宣言が解除されればぜひ参加したいと考えている。

当初2月20日(土)に予定されていた九州地区大会@博多4月3日(土)に延期になるが、会場のご厚意でキャンセル料免除となった。


思い起こせば10年前、3月12日のblogで東北地区在住会員の生存確認を行っていた。

まだ 杜のあくま さんが、ムト と名乗っていたころじゃな。

3:11の翌週の日曜日に仙台での定例会を予定していたのだが、それどころでは無くなっていた。

今年の仙台大会3月21日(日)の開催予定。それまでに今回の地震の復旧が進むことを願っている。


もちろん、3月27日(土)春の泉筆五宝展2021も予定通り開催します。



万年筆・部品以外は出店料無料。出店者募集中です。会場でのイベント開催やインスタライブもOK牧場!


詳細は
pelikan @ hotmail.co.jp までお問い合わせを!  は省いてメールしてください。

感染症対策のガイドラインは遵守しますので、入場制限がかかる可能性もありま〜す。  
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2021年02月14日

真鍮古美万年筆とペンシルのその後!

@01左は、半年ほど前まで凝っていた真鍮古美萬年筆。

もはや手元に残っているのは14金ペン先付きや、18金ペン先付きのもののみ。しかも極太ニブが大半じゃ。

自分の好みで作った・・・というよりも、作り上げるステップを楽しんだので、出来上がった万年筆はもはや抜け殻。

万年筆そのものよりも、工具や材料の方がはるかに高かった。またいろんな方々から教えていただいたノウハウが詰まっている。


@02こちらがこの万年筆についているJOWO製の18K-BBのペン先。しかも泉筆五宝の刻印付き。

図柄は鉄刀木の五弁の花びらで、一枚一枚が五宝を表している。

上の三枚は左から順番に、インク、ペン、調整(Maintenance)
を表し、下の2枚が紙とケースを表している・・・と定義した。

ラメ入りインクを入れてもすらすら書けるJOWOのペン芯は正直凄いと思う。

芯が無いペン芯?なので、ペン先の下でふらふらと左右に揺れるけど、段差にはならないんだなぁ。

このペン先は金の値上がりでずいぶんと入手しにくい価格になってしまった。値上がり前に作って正解だったな。

拙者の学生時代に粋とされた、フォルクスワーゲン・ビートルにポルシェのエンジンを積んだような万年筆だがな。

@03こちらは、先日、お年玉企画でお土産として配ったペン紙のの残りもの。

それに再度加工をすべく、320番の耐水ペーパーでエッジを擦ってラッカーを剥がしたところ。

この剥がれたところに真鍮古美液を塗ってみようと考えている。さてどうなるか楽しみ!

こういうのは雑に仕上げるほど面白い!

  
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2021年02月13日

【 Pilot カスタム823 14K-FA 書き味改善 】 (アーカイブ 2013年9月)

下記の赤字部分の記事はまだ残っているので、あさひや紙文具店さんの想いを賞賛されたし!

今ならフォルカンにこういう調整は施さないな。書き味のはやりも時代によって変わってくるのを感じるなぁ。



1今回はkatchanさんからの依頼品。パイロットのカスタム823の茶スケルトン軸。吸入方式はプランジャー式。パイロットの呼び名はP式だったかな?

通常、823にはFA(フォルカン)のペン先を付けては販売していない。

しかし萬年筆研究会【WAGNER】初期の会員には、FAのニブを自分で換装して使っている人が二桁はいたはず。

拙者もそうだったが、筆圧が低くペンを寝かせて持つ人には823の重量がありがたく、FAニブの柔らかさを求め、わざわざFA付の別の萬年筆を購入しペン先を交換して楽しんだ。

販売店の人にもそういう想いを強くした方がいたようで、あさひや紙文具店では、なんとメーカー純正の823 with FA を特別販売している。

その経緯も書かれているので赤文字をクリックしてお読み下され。


23katchanさんが入手されたのもあさひや紙文具店だとか。いずれにせよメーカー純正品というのがうれしいではないか!

我々が換装すると、その段階でメーカー保証対象外となるうえ、823は非常に精密な萬年筆で、ちょっといじっただけでも性能が変わってしまう。特に吸入量!

前述のあさひや紙文具店の記事に埋め込まれている画像を見ると、インクは胴軸の75%程度まで吸入出来ている。

しかし、今回の個体を同じ方法で吸入させると、吸入出来たのは1.6ccで満タンの64%。

この個体はメーカーペンクリに出したそうなので、その際、ペン先を外したり、内部を清掃したりしている可能性もある。

事実、胴軸後部のグリースの汚れがまったく無い。拙者も過去には何度も823を完全分解したが、一番気を付けていたのが吸入量の維持。

でも出荷時点より増えることはほとんど無かった。

そこで現在では、趣味文Vol.26に掲載した記事のような手順でインクを吸入させている。

少しコツがいるが、この個体で実験してみたところ、2.5ccのインクが吸入出来た。

空気の泡ひとつも残らないような完璧な吸入で〜す。でも満タンにすると筆記バランスがインクが残り少ないときとあまりに違うので戸惑うかも?

拙者の場合は、常に満タン状態で使っておった。ただ、ペン先がUEFに研いであったのでインクを使い切ったことはなかった。


45依頼人は、カリカリするのでペンクリに出した・・・とのことだが、書いてみるとまだ相当にカリカリしている。

スリットが少し開いているのでその内側が紙の繊維に引っ掛かっているのと、寝かせた書くためにペンポイントの腹のエッジが紙に引っ掛かっているのじゃ。

実は、パイロットの萬年筆は、それほど寝かせて書くことを想定しないで研いである。従って寝かせて書くと、紙にペンポイントを置いた時、コツンという当たりがある。


6これが調整前のペンポイントの正面画像だが、パイロットの研ぎの特徴として、細字系は腹に平面は作らない。

従って腹が紙に当たるような角度で筆記すると引っ掛かりがち。

M以上の太さでは、この感触はほとんど感じないが、細字系では明確に感じる。

特にフォルカンのように、薄くて柔らかいニブの場合には、ペンポイントのエッジが紙に当たりやすいので、ひっかかり感が嫌いな人はあきらめた方が良い。

フォルカンは字幅の変化を楽しむペン先であって、柔らかく滑らかに書く目的ならより太字系を選ぶべきじゃ。

とはいえ、少しカリカリしすぎ。調整戻りと言うよりは、筆圧が強く、筆記角度が高く、捻って書く人に貸したのではなかろうか?

それでペン先が開いて段差が出来、ガリガリ感が出たのだろう。


7筆圧の低い依頼人のため、スリットは開いたままにしておく。ただしスリットの両側は丹念に研磨し、エッジの引っ掛かりは皆無にしておいた。

このために使ったのは、2500番と5000番の耐水パーパー。

これを巾2僉長さ7.6センチに切断した小片を左手に持ち、ペン先を右手人差し指の爪で左右片側のペン先だけを上に持ち上げながら研磨するのじゃ。

ちなみに拙者は左利きなので、持ち手は逆かも?このやり方を実際に見たければ、萬年筆研究会【WAGNER】の定例会で拙者の調整の様子をご覧あれ。

けっこう長い時間をかけて微調整をしているのでな。

調整後の画像を調整前の画像と比べれば、先端部がかなり丸みを帯びたのがわかろう。

最先端部をとがらすと綺麗で見栄えは良いのだが、ペン先の状態が少しでも変わるとひっかかってしまう。

使っているときのある程度の事故も想定した上で調整するなら、やはり先端部は丸くしておいた方がよい。

それに寝かせて書く場合ペンポイントの先端部を使う事はほとんどないのでな。


8こちらが調整後の横顔。ペンポイントの腹の部分を削ってスリムな腹にしている。

こうすることによって、ペンをかなり寝かせて持っても、書き出しの引っ掛かりはなくなる。

ただし、ひっかかりの無いペンポイントは、切れにある字が書けない。

エッジの効いた字を書くには、カリっとした引っ掛かりが、筆圧をかけた時に出るようなペンポイントの方が向いている。

パイロットのフォルカンは、それらを含めて最適な調整で出荷されている。

それを個人の好みでカスタマイズするならば、フォルカン本来のエッジの効いた文字も失われてしまう事の覚悟は必要じゃよ。

今回の調整結果を、萬年筆研究会【WAGNER】会員の100人のうち99人は絶賛するはずじゃ。

ただし、強筆圧のあの人と、あの人と、あの人・・・は、もっと滑らかにと要求して、拙者にツボ押し棒で眼を突かれることだろう(笑



 【 今回執筆時間:2.5時間 】 画像準備1h 修理調整0.5h 記事執筆1h
画像準備
とは画像をスキャ ナーでPCに取り込み、向きや色を調整して、画像ファイルを作る時間
修理調整
とは分解・清掃・修理・ペンポイント調整の合計時間
記事執筆とは記事を書いている時間
 
  
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2021年02月12日

outlookのメアドが全部消えました〜

昨日、outlook 2016 を 見やすくしようと魔改造したのですが・・・間違って連絡先ファイルを初期化していたことがわかりました。

届いたメールにカーソルを合わせれば会員番号と名前がわかるようにしていたのですが、そこをさらに使いやすく改造しようとしていて初期化したようですなぁ!

会員宛に昨日紹介した【極光】の案内メールを送ろうとして、連絡先が一件も入ってないことを発見!

最新の連絡先のBack-Upは2017年ですが、そのBack-Upが入ったメディアを先日捨てたところで・・・

幸い、連絡先のEntryは会員名簿から作れたので、あとは会員別フォルダーから、メアドを書き込むだけ・・・

まぁ、明日の21時までには終わるでしょう!

ということで、【極光】のご案内レターは明日の21時にお送りしま〜す。

こういうトラブルがあってもへこまないメンタルなので、前向きにやります!

ついでに、これまで男女がわかるようになっていた整理用会員番号を、男女統一化しました。

整理が面倒なので、いつかは統一と考えていて、なかなか出来なかったのですが、良いチャンスなので統一しました!
  
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2021年02月11日

極光(AURORA)の WAGNER Version たったの20本限定!

@01台湾の尚羽堂さんが直近発売開始したのが【黒潮】と【極光】じゃ。

こちらの画像は【光】。今回、萬年筆研究会【WAGNER】ではこの【光】を少しだけ取り扱うことになった。

大きさはWinter Night とまったく同じで、軸の樹脂だけが変わったもの。


@02ただ、こういうお手軽価格の万年筆は同じペン先でも軸色違いで集めたい人もいる。

今回はそういう方のために、ごく少数だけ準備したのじゃ。しかもペン先刻印が今までと微妙に違っている。

Winter Night に付いていたスチール製の黒いペン先と、一見同じ模様に見えるのだが、実は異なっている。

また、第三弾のペン先であるアマビエ+疫病退散の14金ペン先とも違う刻印なのじゃ。


@03こちらの白いペン先の場合は、ペン先に元々付いている唐草模様が肉眼で見える。

一方で黒いペン先の場合、アマビエだけを刻印すると、唐草模様が見えなくなってしまう。

そこで黒いペン先の場合には、元々の唐草模様の上に重ねるように、唐草模様とアマビエの両方をレーザーで刻印した。

@02よく見ると、ベースの刻印にかぶるように唐草が浮かび上がっているのがわかる。

今回は同じ模様だが、白いペン先なので、アマビエだけをレーザー刻印で入れた。すなわち唐草模様を省いて刻印してもらった。

萬年筆研究会【WAGNER】で扱う【極光】は当初はたったの20本。

今回は萬年筆研究会【WAGNER】の会員・会友の方限定での頒布となる。また今回は化粧箱付きでの頒布となるので、お一人様2本まで!

値段も安いので、ほぼ瞬殺されるか、誰も買わないか・・・のどちらかだと思いまーす。

もし、瞬殺されても追加で作っていただく予定なので、焦る必要はありませーん。

ご案内は、2月13日(土)の21:00。会員・会友の方々へご案内をお送りしま〜す。2月の第一弾です。
  
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2021年02月10日

Lichtope & 万年筆談話室 は 都内常設のペンクリニックでもある

常に【万年筆評価の部屋】の最初の記事となっている こちら には、Lichtope万年筆談話室 の開店日/開室日が記載されている。

Lichtope は 万年筆やインク、紙物などを販売している実店舗であり、ec ショップでもある。

そして、遠隔調整対面調整を行うたこ娘調整工房が併設されている。

東京都内常設対面ペンクリニックが受けられるのはごくわずか。

そして何故書き味が悪いのか、どうすれば直るのかを図示してまで説明してくれるのは Lichtopeたこ娘 さんだけだ。

拙者をはじめとする他の調整師は、書き癖を見て、ペンポイントを見たら、すぐに調整を始めてしまう。

従って依頼した方は、わけがわからずオロオロしているうちに書き味が改善されていると驚くのだが・・・

なぜ良くなったのかがわからないので、真似をしようとして失敗することが多々ある。

その点たこ娘さんは、詳細な原因分析と調整方針を示してから調整してくれるので、あとで真似る際のリスクが小さいはずだ。

またLichtopeで販売している万年筆は、全てAdjustment調整を施してからお渡しするので、呆然とするような書き味の物には当たらない。

また、お店に来て購入される場合には、書き癖を拝見してからアドバイスするので、ずいぶんとその万年筆に対する満足感が上がるはずだ。

Lichtope万年筆談話室も、店頭での調整であれば、カード決済可能でーす。

Lichtope は 非常に繊細な書き味調整が得意、万年筆談話室は魔改造やVintageの修理が得意と、一応は役割分担している。

また、セカンドオピニオンも可能。2人とも在室の場合には、調整結果を相互に確認する事が多い。

2人の好みの筆記角度は真逆なので、2人がOKを出せば絶対に書き味は良いはずだ。

Lichtope 万年筆談話室 には常時40本以上のインクが入った万年筆があり、どの書き味が良いのかは十分に試すことが出来る。

試し書きしているうちに、自分の好みの書き味や筆記角度もわかってくるので、初心者の方ほどLichtope & 万年筆談話室で書き味確認をして欲しい。

予約方法は
 こちら に書かれていま〜す。  
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2021年02月09日

Montblancの限定品には、あまり固執しないのだが・・・

@01以前は、Montblancの限定品は競うように購入していたのだが、最近ではほとんど興味が湧かない。

高いとはいってもMontblancの限定品の出来は、イタリア製の高価な万年筆よりは数ランク上!

それでも欲しくならないのは、お色気が無いからだろう。派手な色使いではなく、エロっぽくないという意味なのだがな。

左のMontblancの限定品は拙者が持っている4本の未使用限定品のうちの2本。

他の2本は未開封箱入りなのでお見せできない。

上がマークトゥエインで、下がトルストイ。作家としてはどちらも読んだ記憶は無い。

従って思い入れも無いのだが、それぞれ別の理由で購入した物じゃ。

マークトゥエインは、仲間がアメリカの店でBBのペン先をつけてくれて、さらには安く買えるというのでお願いしたもの。

トルストイの方は、何本も調整しているうちに、自分でも欲しくなって入手した。

しかも銀座のモンブランブティックで3本(万年筆、ペンシル、ボールペン)セットで購入した。


@02じつは、どちらもBBのペン先に換装してある。

マークトゥエインは購入時に米国で換装で、トルストイは購入即、いわゆる本国送りでBBに換装してもらった。

いずれの万年筆もキャップを尻軸に挿せないので、拙者には易々とは使いこなせない。

ただトルストイは軸中央部が純銀製で重いので、短い割にバランスが良いので、いつかは使ってみようかなと考えている。

マークトゥエインは尻軸が金属製で重く、胴軸は樹脂なので、実にバランスが悪い。

これは首軸先端部をぎゅっと握ってペンを立てて書く人にしか使いこなせないだろうな。

昨年は軽くて細長い万年筆がマイブームだったのだが、今年は少し短い万年筆も作ってみようかと考えている。

来週出す限定品は、安くて軽くて長いものだが、そのうち短い物も出てくるかも?出来ればですが・・・

理想はプラチナ・グラマーのような軸だが、ペン先も新設計にしないとアンバランスなので、厳しいかもね〜
  
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2021年02月08日

OPUS88 の Stub2.3 を もうすこし普通に書きたい!

@01@02今回紹介する万年筆はOPUS88のインク止め式万年筆。しかもStubのペン先が付いたモデルじゃ。

左側画像の上2本はFLOWとFLORAで、いずれもBOCK製のStub2.3丱縫屬付いている。

一番下はDEMOでこちらにはJOWO製のStub1.5丱縫屬付いている。

双方のペン先の違いは右側画像を見るとよくわかる。

BOCK社の2.3个魯┘奪犬立った形状なのに対して、JOWOの1.5个牢櫃削り込んであるようだ。

この違いは書き味にも如実に現れている。JOWOの1.5个鷲當未暴颪い討發砲紊襪砲紊襪肇ぅ鵐が出てくる優れもの。

一方のBOCK社の2.3个蓮角度が合えば字幅の広い字が書けるが、少しでも角度が合わないとまったくインクが紙に付かない。

そのかわり、インクが紙に付けば、縦は超太字、横は超細字の線がひける。

捻るとインクが紙に付かないが、角度を変えないで斜めに線を引くと字幅がどんどん変化するような線がひける。


@03一長一短があるので、両方のメリットを生かせるペンポイントは出来ないかと、左側のBOCK製のStub2.3个髻右側のJOWO製のStub1.5个忙せて研いでみた。

ほんの少しだけ削っただけなのだが、結果はやや微妙かな〜? 研がれた物が中央のFLORAについているニブ。

確かにオリジナルのBOCK製のStub2.3个茲蠅睇記時の自由度は高い。

多少は捻っても傾けても筆記は可能だが・・・JOWO製のStub1.5个曚匹亮由度は無い。

また縦線の字幅はJOWO製のStub1.5个茲蠅鷲広だが、BOCK製のStub2.3个了幅と比べると、かなり見劣りがする。

結局、何か中途半端なペン先になったような気がするのだが・・・中に入れるインクを濃い黒色の【龍脳】にしたら実に良い感じになった。

字幅は約1.9个箸いΔ箸海蹐な?書きやすさを取るか、字幅を取るかだが・・・拙者なら字幅を取る。

ということで、このBOCK製Stub2.3个Stub1.9个悗硫造は全体としては意味無し芳一であった。

やはりオリジナルにはオリジナルの良さがあるわな。十分に練られた字幅なのだろうて・・・

しかしながら、拙者にとってはOPUS88の中で、最も使いやすい軸になった。

そもそもFLORAの軸自体が好きなのだが、握りやすさを考えると、首軸部分をしっかりと握る持ち方になる。

拙者は普通は胴軸を握って書くのだが、FLORAは首軸しか持てないのじゃ。

その筆記角度に合わせて
BOCK製のStub2.3个両側を1.9佗に丸めたので、どの角度で書いてもかすれない。

普通に横細縦太の文字はぬらぬらと書けるのじゃ!これはやめられんわ!
  
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2021年02月07日

Moonman の 木軸 with Bock Steel Nib

@01こちらは、先日来何度か紹介しているMoonmanの木軸。

今までに紹介した物は、ペン先をJOWO製の14金ペン先に換装していたのだが、この度、純正のBock製のスチール製ペン先付きを入手した。

あきらかにMontblanc製のある限定品をまねた物だが、本物を持っている方もこれを入手されて絶賛されていたので、何本か入手した。

スチール製ペン先だもんなぁ〜と考えていたのだが、今までに見た8〜9本のものは全て文句ない書き味だった。

スチール製ペン先にしてはという条件だがな・・・


@02Bock製のペン先ユニットは、かなり緩い。

スチール製ペン先の方が、金ペン先よりもかなり分厚いにもかかわらず、左側のように、ペン芯がズレていたりする。

スチール製ペン先でこうなら、金ペン先ならもっとユルユルになるはず。

まぁ、スチール製ペン先なら少し押してずれを直せば良いし、金ペン先ならペン先を太らす改造をすれば良い。

どちらも数分の作業なのだが、それによって精神衛生はすごく良くなる。

AURORAなども一度でもペン先とペン芯をソケットから抜くとペン先がぐらつくようになってしまう。

お気をつけ遊ばせ! で、もしそうなったら遠慮無く万年筆談話室へ連絡くだされ。
  
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2021年02月06日

【 Pelikan M1000 緑縞 18C-F(PF) 書き味改善 】 (アーカイブ 2015年10月)

この記事は一見M1000を評価しているように見えるが、本当はM1000が好きな調整師はあまりいない。

ペン先ユニットをばらして再度くみ上げる際、ソケットがギチギチに硬い個体がある。

それにあたると、押し込もうとする際に腕の筋肉を損傷してしまう。

拙者は黄金の左腕の筋肉を3回痛めたが、全てM1000の硬い個体に当たった時。

現在ではペン芯を少し削って事なきを得ているが、当時は力ずくでやってたのでな。

経験をつむと無茶はやらなくなるが、逆に、修理調整が作業になりがち。

本来はワクワクするような遊びでやりたいのだがな・・・




1今回の調整依頼は、ごく普通のPelikan M1000で、通称プリント天冠と呼ばれていた時代の物。実はこの天冠はプリントではない。

0.1个曚漂錣辰討盒眤析紺擦里茲Δ法△笋呂蠧韻弧詫佑離蹈瓦残っている。どういう作り方をしているのだろう?

メーカー公称値では、M800とM1000とではインク吸入用は同じなのだが、過去に拙者が計測した際は全てM800の方が多かった。

胴軸の内径はM1000とM800とではまったく同一。また胴軸のネジの後ろから、尻軸との接合部までの長さもM1000とM800とでは同一。

違うのは首軸のネジの部分から首軸先端部までの長さだけ。ピストンの可動域もほぼ同じ。これでM800の方が吸入量が多くなる理由とは?

おそらくインクを吸入した直後にキムワイプでインクを吸い取るのだが、ペン芯が大きい分、吸い取られるインクの量も多いからかな?ようわからん・・・

M1000はM800のスケールアップモデルではない。まったくコンセプトの違う萬年筆で、むしろM300に似ている。

M800はしっかりとした書き味で、M1000はふにゃふにゃした書き味。軟らかいペン先が好きな人が表現すれば”しなやかな書き味”ということになるだろう。


23ペン先とペン芯の位置は、拙者の好みの位置とまったく同じ。ただしペン先のスリットは寄りが強く詰まっている。

気のせいかも知れないが、右画像を良く見ると、上側のペン先先端付近の方が幅が狭いようだ。

ただ常人には検知できない程度なのでまったく問題は無い。ほんの少しだけ寄りを弱めると書き出し時の書き味は上がるはずじゃ。


45一見綺麗に調整されているようなのだが、書き味は酷い。右上から左下に線を引くときにはガリガリと紙を削ってしまう。

右側画像を見ると、その時に削られた紙の破片がペンポイントに付着している。

こういう書き味になる原因は、背開きとエッジ丸め不足とスイートスポット無しが普通だが、今回は全てを兼ね備えていた。


6見事に背開きになっている。多少段差もあるようだが、軟らかいペン先では段差はほとんど気にしなくて良い。スリットさえ開いているという条件付きだがな。

力を入れれば段差はすぐに解消するので、書き出しのコンマ0.0X秒の気持ちの悪さが我慢できれば、通常筆記には問題ないはず。

ただし背開きはペンポイントが逆ハの字に曲がっているので、線を引く度に紙にエッジが食い込んでしまう。

コレを直すには、まずはスイートスポットを削り込むこと。しかるのち、そこを中心に依頼者の筆記角度との折り合いを付けるのじゃ。


78こちらはペン芯から分離し、スリットを多少拡げ、エッジを丸めたペン先の拡大画像。

この作業が終わってからペン先をペン芯と組み合わせて、ソケットに押し込むのじゃ。

その時のコツは後述するが、一番大事なのは見栄え。ペン先模様最先端とペン芯の一番前が揃っていると気持ちが良い!


9上がM000用、下がM800用のペン芯。兄弟モデルでも、これほど大きさが違うんだなぁ・・・

その分、金ペン先の大きさもずいぶんと違う。このM1000が最初に出たときはショックだった。

だって・・・ペン先単体にすると、さほど可愛くない、バランスが取れていないのじゃ。

もちろんキャップを閉じて胸に挿しているだけなら良いが、使おうとすると、不細工なペン先(胴長)が気になるなぁ・・・

またキャップを後ろに挿すと、手が萬年筆に振り回されるような錯覚にとらわれて、まともに字が書けなかった記憶がある。

そしてペン先とペン芯とは、ハート穴の部分では密着していない。密着しているのはペン芯先端部と奥の方だけ。

よくぞコレでインクが供給できているなといつも不思議なのだがなぁ・・・


10こちらはソケットだが、スノペイクで白いドットをつけておいた。

Sheafferの真似をしたわけではなく、ペン芯の凸部分を、このスノペイクを標的に見立てて押し込めば、なんなくソケットの奥にスポンと入れることが出来る。

すこしでもズレたら、ペン芯の突起物を折ってしまうので、この作業は必須じゃよ。これ最近始めた事なのだが、実に便利。

相当酷い書き味だったが、背開きを直しエッジを丁寧に丸める前にスイートスポットを削り込み、最後に魔法のペーパーで擦ったところ、細字としては最高レベルの書き味になった。

軟らかいペン先はすぐにペン先が開くので、どうしてもエッジが紙に引っ掛かってしまうものだが、今回の調整ではギリギリのところでそれを回避できている。

非常に繊細なペン先なので、調整戻りや筆圧のかけ過ぎによる段差などが起こりやすい。

そういう意味で、自分で微調整を繰り返しながら使う萬年筆ということなのだろう。やはりがさつなM800とは違う種類の萬年筆じゃな。

M800が胴太貫とするならば、M1000は備前長船か?



【 今回執筆時間:3時間 】 画像準備1h 修理調整1h 記事執筆1h
画像準備
とは画像をスキャ ナーでPCに取り込み、向きや色を調整して、画像ファイルを作る時間
修理調整
とは分解・清掃・修理・ペンポイント調整の合計時間
記事執筆とは記事を書いている時間
   
  
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2021年02月05日

2021 お年玉企画 第二弾 の に付属している【インク誘導液】の使いかた

2021-01-05先日ご案内した2021 お年玉企画 第二弾 には、おまけがたくさん付いていた。

その中に、使い方がよくわからない物が入っている。それが左画像のインク誘導液とドロッパーボトル。

どうやって使うかということを説明しよう。

インク誘導液の原液が約25ccはいったボトルが入っている。画像では右側のピンクキャップの瓶。

ここから針をつけないシリンジで、左側のドロッパーボトルに25%ほどインク誘導液の原液を入れる。だいたいでいいですよぅ〜。

そこに水道水を足してドロッパーボトルを一杯にすれば準備完了。

カラカラに乾いたペン芯にインク誘導液使用液(4倍希釈)をポタポタと、落としペン芯が液であふれるくらいにする。

その状態で数分間待ち、水道水で洗い流す。これでOK!

インク止め式なら、首軸を外し、後ろ側からインク誘導液使用液(4倍希釈)をポタポタと落とし、ペン先からしたたるまで待つ。

その状態で数分間待ち、水道水で洗い流す。これでOK!

この状態で放置していても、インクを入れればすぐに書き出せるはずだ。

このインク誘導液は、メーカーが出荷する際に使うと聞いた事がある。

店頭で長らく放置されていても、インクを入れればすぐにペン芯にインクが馴染むようにとの配慮らしい。

カラカラに乾燥したペン芯では、インクを浸け書きしてもまともにインクが流れないこともあるので、店頭対応なのかもしれない。

今回使うインク誘導液の成分は、ソーセージの中にも入れられるものらしく、飲んでも危険は無いと思う。

ただ、薄める際にかなり熱が出るのでびっくりしないようにして下され。

この液は蒸発しないので、濡れ特性が強い。従って汚れては困るレンズの上などに落とすと大半かも?

ペン芯以外には使わない方が良さそうで〜す。

今回はお年玉企画のおまけにしましたが、けっこう高価な液体です。心して使われたし!

なを、春の泉筆五宝展では
インク誘導液の原液を単体で販売します。

注意!

刷毛付きのミニボトルにインク誘導液使用液入れておくと、刷毛を束ねている樹脂が2年以内に溶けます。

無水エタノールで溶かしたシェラックを入れた刷毛付きミニボトルはなんともないのに・・・
  
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2021年02月04日

【 Pelikan M800 螺鈿 18C-B 】(アーカイブ 2007年3月)

当時の調整の画像を見るのはずいぶんと勉強になる。

何故、こういう調整をしたのかの理由を思い出させてくれる。

そして今なら違う調整をするなぁ〜と思うことも少なくない。

今は、もう少しオリジナルに近い形に調整している。研磨量も減らしてきている。

ただし、たまにバリバリに削り込むこともある。そういう時に出来たペン先は神がかった書き味になることが多い。

多少削り足りないなぁ〜という思いを持ち続けた後に、研磨すると良い仕上がりになるのかもしれない。




2007-03-30 01今回の依頼品はPelikan M800に螺鈿を貼り付けた品じゃ。一見、旭光・月光に似ているが、1枚の螺鈿の幅が細く、ぎっしりと貼り付けてある。

天冠は現行品のプリント。おそらくは塗師の方が何本か作って銀座の店で販売したものと思われる。ほかにM600に蒔絵を施した物も展示されていた。

自身でも万年筆の軸に漆を塗るSunnyしゃんに見ていただいたところ、漆で螺鈿を貼り付けた後で、研いで凹凸を無くしてあり、相当経験を積んだ塗師であろうとの感想。

値段から考えれば驚異的な出来じゃ。


2007-03-30 02依頼内容は例によって【インクフローが悪い!】こと。依頼者の筆記角度と合ってないせいもあるが、最近のPelikanの太字はたいがいインクフローが不足している。

原因は左の画像のように、スリットが詰まりすぎている事。インクがドバドバと出るのが好きな人にとっては、この調整ではもの足りないじゃろう。

依頼者は表面が凸凹の和紙の葉書に比較的大きな字で文章を書くので、ある程度のインクフローが無いと一文字毎にインクが途切れてしまう。


2007-03-30 03イリジウム付近を拡大してみると、確かにスリット間隔が詰まっている。もう少しスリットを開いた方が良い。

Bにもかかわらずイリジウム先端が多少丸みを帯びているように見える。

明らかにBBや3Bとは違う。手元にM800のBニブが無いので比較できないが、多少エッジを丸めているのかもしれない。


2007-03-30 04ペン芯の位置はこの程度で良いが、ペン先はもう少し前に出した方が良い。美しくもあるし、ペン先のポンプ効果によるインクフロー向上にも貢献する。

p.f.マーク付きの時代とはペン先のお辞儀の仕方が変わっている。ペン芯が同じ?なのにペン先の形状が変わればインク切れの確率が上がる。

従って通常はペン芯の設計も変えるのじゃが、Pelikanではどうなのかな?肉眼では差は感知出来ないが微妙に設計変更が入っているのかもしれない。


2007-03-30 05こちらがニブの全体像。先日万年筆業界の方に聞いたハート穴の真の目的に関する面白い話。スリット入れの機械で切割りを入れたとしても、多少長さの誤差が出る。

その誤差をハート穴で解消するのが、元々の目的だとか!

戦時中のPelikanのCNニブなどにはハート穴から髭のような切れ込みがあり、これで柔らかさを演出していた。これなどは二次的な目的なのじゃろう。


2007-03-30 06ペン先を前から見ると・・・左右の段差がある。

多少ペンを左に傾けて書く依頼人に取っては良い具合の位置関係なのじゃが、いかんせんインクフローが不足しているので書き出しが掠れてしまう。

それと拙者の趣味としては、ペン先段差で筆記角度調整をするというのでは面白くない。

美観第一主義なのでペン先段差は無くしたいし、書き出し掠れも無いように調整したい・・・ということで【ちょこちょこガリガリしゅぽしゅぽ】と調整を施した。



2007-03-30 07調整前は【B】は首軸のライン上にあったが、調整後は多少前に出ている。このあたりが最も美しいポイントと拙者は思っている。

この状態を決めてからペン先のスリットを開く。

p.f.マーク無しになってからのペン先は、ペン先の組成が変わったのか力を加えた際の【もどり】が少なくなったが丈夫にもなった。

ひょっとするとペン先を肉厚にしたのかもしれない。

力を入れすぎるとスリットが必要以上に開いて毛細管現象が働かなくなってしまうので、ほんの少しの力で開くのがコツ。

ペン先をペン芯から外し、ペン先単独状態でスリットを開く方が微調整が出来る。


2007-03-30 08ペン芯はフィン1枚分ほど首軸先端から前に出した。ペン先とペン芯の相対関係では0.5个曚疋撻鸚菎Δ鯀阿縫好薀ぅ匹気擦拭

結果、横から見るとベストの状態になった。横から見た姿はp.f.マーク無しの方が美しいようの思われる。

F1のフェラーリの車体のような【艶かしさ】のあるフォルムじゃ。実に美しい!イリジウム先端は筆記角度に合わせて多少研磨してある。わかるかな?


2007-03-30 09段差を解消しつつ、書き出しでも掠れないようにするにはペン先の上側の位置を同一にする以外に2〜3のワザもある。

それらについては今後どこかで紹介することがあるかもしれん。お楽しみに! 
 
  
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2021年02月03日

2021年の萬年筆研究会【WAGNER】開催計画を一部変更しました

2021詳細日程V3緊急事態宣言の再発令により、3月7日(日)までの定例会を中止とします。

従いまして2月20日(土)に予定されていました九州地区大会@博多は、4月3日(土)に延期しました。

九州地区の方々からの【絶対に中止にはしないで!】という熱いご要望を受け、会場側のご好意もあって、キャンセル料無しで延期することが出来ました。

残念ながら3月6日に予定されていた表定例会@浜松町は現在のところ開催するわけにはいきません。

しかし、もし緊急事態宣言が早めに解除されたらという可能性は残っていま〜す。


なを、万年筆談話室Lichtope は三密対策をして営業していますので、予約してからおいで下さい。


開室スケジュールはこちらを!  
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2021年02月02日

カスタマイズ、魔改造の誘惑には逆らえない・・・

@01先日紹介した中国製と台湾製の愛用品。実は、いま一番使っている3本じゃ。

左端と右端は中国のMoonmanの木軸。値段の高い木材では無いが、ペン先はちゃんとしたBockのスチールニブ。

鹿のマークが刻印されているのだが・・・拙者にはBockのマークは山羊に見える。目がおかしいのかなぁ〜

ともあれ、スチール製でも書き味は極めて良いのだが、軸の立派さに、スチール製ペン先はやっぱりふさわしくない。

一方、中央のLabanの万年筆は、鎖帷子のようなかっこいい装飾が付いている。こういの大好き!

筆記時のバランスも極めて良く、まるでM700トレドのようにバランスが良いのじゃ。


@04こちらはJOWOのスチール製ペン先付きで300ドル。ちょっと割高感がある。手間を考えれば妥当なのだがな〜。

そこでそれぞれに14金ペン先を換装したのじゃ。

Labanの鎖帷子モデルは、カスタマイズのレベルの改造で、Moonmanは魔改造に近い工数がかかっている。


@02@03中央のLabanの鎖帷子モデルに取り付けたのがStub 1.1 个 14K ロジウム鍍金ペン先。

このStub 1.1个能颪い進源が こちら! インクはLabanのグリーンで、さる限定出荷モデルにはいっていたもの。

キャップを後ろに挿しても、挿さなくてもバランスが良い。昨年カスタマイズしたものだが、2020年で最も気に入ったカスタマイズだったと思う。

まぁ、ほとんど忘れてるのだがな・・・これは魔改造ではなくて単なるカスタマイズ。とはいえある程度の細工はしないと使えませんぜ。

スチール製ペン先付きで設計されたペン先用ソケットに金ペン先を入れると多少緩く、ペン芯とペン先がズレやすい。

それをズレ無くするために細工がいるのじゃ。何通りも方法があるが、拙者は一番ゼロ・リセットしやすい方法を選んでいる。

ちなみに全部自分一人で考えた方法なので、他の人も思いついているかもしれない。従って他人のカスタマイズが同じ方法をとっていたら、ナカ〜マ!と思うことにしている。

Moonmanの改造には手こずった。そもそもBock製のペン芯にJOWO製のペン先が易々と乗ると考えるのは愚か・・・なのだがな。

JOWO製とBock製のニブがピタリと重なるので、互換性ありと判断したのだが・・・5年前の拙者に怒られそう。

ぴったり重なると言うことは曲率が違うということ!すんなりと同じペン芯に乗るわけが無い。

しかも一方のペン先はお辞儀しており、一方はほぼまっすぐ!

どちらがどちらとは言わないが、寄せたり曲げたり一部を反らせたり、お辞儀させたりを繰り返してペン芯と添わせる。

これを2本やったので、ずいぶんと時間がかかった。もっとも2本目は半分以下の時間で出来たがな。

ま、らすとるむさんのらすとフォルカンと比べれば、かわいいものよ。

どうも、カスタマイズや魔改造は、今の状態に満足できず、より高みを目指すという点で、【万年筆の高みに墜ちる】というWAGNERの理念とは合致する。

ただし、改造した万年筆の価値は落ちるかもしれないなぁ〜。よい子は真似をしないで拙者にやらせて!
  
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2021年02月01日

【 Pelikan 400 茶縞 14C-BB 尻軸が締まらない 】(アーカイブ 2016年3月)

Pelikanは部品の仕様をあまり変えない会社なので、現行品の部品をVintage部品の代用として使えることが多い。

ただ、微妙に仕様が異なる場合もある。

本日、Pelikan 120 のスチール製ペン先のSt.(ステノグラフ)を修理したのだが、例の割れやすい透明ソケットが使われており案の定割れてた。

そこでM200のソケットを探し出して、それにペン先とペン芯を押し込もうとしたのだが、どうしても押し込めない。

スチール製ペン先の方が金製ペン先よりも少しだけ厚いので押し込めないのじゃ。

現行品のソケット内部を棒ヤスリで削って、少し内径を拡げてから押し込む必要があった。

では金ペン先付きモデルとスチール製ペン先付きモデルとで、ソケットに内径を変えていたのだろうか?

うーん、昔の製造本数を考えればそれもありかも? でもわからん・・・



18今回の依頼品はPelikan 400の茶縞だが、右側画像のように尻軸を締めても、胴軸から浮き上がった状態で止まる。

これは内部のピストン軸と尻軸内部から伸びる回転棒の噛み合わせがズレていることによって起きる。

ではズレた原因は何か?これを特定するのは難しいが、どうやらインクが接着剤の働きをして、ピストン弁が胴軸内部に密着してしまっているようだ。

このせいで尻軸を回すと、尻軸が胴軸から伸びたネジを空回りしながら登ってしまった・・・というところだろう。


23ペン先は見事なBBのペンポイントが付いている。ペン先の刻印は擦れて消えかかっているが、ペンポイント自体はほとんど摩耗していない。

それにしても美しすぎる。ひょっとすると今までに調整された経験があるのかも知れない。

スリットは詰まっているので書き出しで掠れることがあるが、いったん書き出せばインクは切れることなく幅広の線を描いてくれる。StubよりもItalicに近いかも?


45横顔を見ると残念な部分が見つかった。ペン芯のフィンは4本あるのだが、外側の2本は一部が欠けている。ま、筆記には影響は無いがな。

右側画像でペンポイントを見ると、実に綺麗なカーブを描いている。やはり調整されているのではないかなぁ・・・

ペン先のお辞儀の度合いが当時のPelikanの特徴。これが独特の書き味を提供してくれた。

ふにゃっとした軟らかさではなく、かといってガチガチというわけでもない。

なんとも表現が難しいペン先ではあるが、やはりBBは素晴らしい線を描いてくれる。太字好きとしてはたまらんな!


6若干ペンポイント先端部に段差があるように見えるが、これはペンポイントの寄りが強いために多少ずれただけ。上下を揃えればその状態で止まる。

しかしインクフローのこともあるので、少しだけスリットを拡げ、その状態で段差が無いように微調整しておこう。

綺麗だ、綺麗すぎる。やはり調整してるでしょうに!ひょっとするとスリットは開いていたのが調整戻りで閉まっただけかも?


7こちらは清掃後のペン先拡大画像。画像でオレンジ色に見える部分はペン先のお辞儀を示している。

かなり長い時間、金磨き布で擦ったのでずいぶんと綺麗になった。それでも取れていない傷は、ナイフのように鋭利なものでついた傷じゃ。

子ペリカンと親ペリカンのくちばしの先の間の傷はなんだろう?同じような傷が入ったペン先を何度か見た記憶がある。

まさか調整師が着けたサイン代わりの傷ではあるまいな?

ペン先とペン芯先端部はきっちりと密着しており、インクのボタ落ちは皆無。ただ、ペン先ユニットは専用工具が無いとひねり出せなかった。

ペン芯のフィンが折れていたのは、専用工具無しでペン先ユニットをひねり出そうとした際に誤って折ったのだろうな。


9通常は尻軸外し工具に尻軸と胴軸をセットし、ダイヤルを回せば尻軸ユニット自体が胴軸から抜き出せる。

ところが、今回はそのようにセットしても、ダイヤルを回すと尻軸ユニットだけがネジをスキップしながら外れるだけ。

どうやら尻軸ユニットとピストン弁が強烈に胴軸に貼りついているらしい。

そこで、尻軸後部を熱湯で十分に暖めた後、首軸側からセーム皮の破片を押し込み、先端部を平らにした五寸釘を入れて、ハンマーで叩き出した。

この手法は最後の手段。素人がやると高い確率で首軸を割ってしまうので注意!

やはりピストン弁に真っ黒いインクがヘドロのようにひっついていた。もしかしてファウントインディアか?


10ピストン弁を互換性のある白い弁と交換し、ペン先を調整して取り付けたのが左画像。

無理しないで左右に回すだけなら尻軸はなんともないが、限度を超えて回そうとすると、2番目の画像のように尻軸が胴軸から離れてしまう可能性がある。

絶対にピストンを強く回しすぎない・・・のであれば、この萬年筆は使用に耐える形に変身したと言えよう。



【 今回執筆時間:3.5時間 】 画像準備1h 修理調整1.5h 記事執筆1h
画像準備
とは画像をスキャ ナー/カメラからPCに取り込み、向きや色を調整して、画像ファイルを作る時間
修理調整
とは分解・清掃・修理・ペンポイント調整の合計時間
記事執筆とは記事を書いている時間
 
  
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2021年01月31日

最近のマイブームはOPUS88のスチールペン先・・・Stubは実に楽しめる!

@01最近はOPUS88のインク止め式万年筆に嵌まり、いろいろと買い集めている。

左に紹介した軸以外にもいっぱいあるのだが・・・インク止め式万年筆全般が好きなわけではない。

古色蒼然とした日本の古いインク止め式萬年筆には興味が無い。OPUS88のようなポップなインク止め式に出会って初めて目覚めたわぃ。

OPUS88ではインク止め式+スチール製ペン先付きに絞っての製品展開をしている。

しかも販売価格も安い。ということは利幅が少ないので販売店はあまり売る努力をしない。

一本売るのにかかる時間は値段に関係なくだいたい同じ。売る人の知識とコミュニケーション能力にかかっている。

またたくさん見せると、迷って買えなくなるので、3本くらいしか見せないと伝説の万年筆販売員の人に聞いた事がある。

従って価格が高く売って利益額が大きい萬年筆が販売店にはうれしいとおっしゃっていた。

Montblancが日本市場でどんどんシェアを増やしていったのは、定価が高く仕入れ価格が相対的に安かったから。

一本売れば利益額が大きいので、お店はこぞってMontblancをお客に奨めた。

そうして認知度と評判があがったところで、小さな小売店を切って、ブティックと大手販売店に絞った・・・見事な戦略ですなぁ〜

OPUS88は台湾の店頭でも店員さんは奨めたりはしていなかった。

ただ、まわりの万年筆よりは圧倒的に派手で目立つし、価格も安いので、つい買ってしまう。そういう狙いで目立つデザインと色使いをしているのだろう。


@02そう、おもちゃ感覚で買ってしまう万年筆なのじゃ。

しかしOPUS88は一筋縄ではいかない。何か企んでいそうな感じがする。

元々はJOWO製のペン先だけを装着していた。左端や左から三番目、四番目の以前からあるモデルには今でもJOWOのペン先が付いている。

しかし、最近のFLOW(左から二番目)やFLORA(右の2本)などにはBOCKのペン先が付いている。

おそらくはペン先単体の仕入れ価格はBOCKの方が高いはず。

にもかかわらずJOWO製を使わないでBOCK製を使ったのは何故か?


@03一つには、Stubのバリエーションを増やすためもあるだろう。

JOWOのスタブは1.1个1.5个世、BOCKには2.3个離撻鸚茲ある。

またBOCKのスチール製ペン先にはいくつかのグレードがあるようで、BOCKのメーカーロゴが付いているものが一番高級なようだ。

このOPUS88についているスチール製ニブは高級ラインではなさそうだが、かなり肉薄のペン先だ。

従ってスチール製ペン先にも関わらず、書き味がなんとなく柔らかい気がする。

このあたりの利用者の好みに合わせるためにペン先のメーカーを多様化したのだとすれば、賢いなぁ〜と思う。

上の写真のように、JOWO製のStub1.5个魯撻鸚萓菽蕊瑤慮が落とされており、多少捻って書く人でもインクがかすれるという確率は低い。

一方BOCKのStub2.3个蓮角張ったペン先で、少しでも筆記角度が合わないと掠れたり、字幅がブレたりする。

どちらもすぐに使いこなせるようになるが、出荷時の整備は今一歩かな?

インク止め機構のロッドは尻軸を捻ってネジを緩め、その状態で上下にスルスルと動くべきなのだが・・・カスカスと引っかかってスムーズに動かない。

そこでシリコングリースや魔法の液体を塗って動きをスムーズにする必要がある。

また首軸内部にもインク誘導液を注いでインクの流れを良くしておかないと、初めて使う際にインクが下がらなくて閉口する。

Lichtopeで販売しているOPUS88のインク止め式万年筆には、上記のような整備がされているので、すぐにインクが出てくる。

ただし、Stub2.3个里茲Δ淵┘奪犬慮いたペン先を普通の萬年筆と同じように捻って持つと、いくら整備したといってもインクの溝が紙に当たらない。

すなわち、インクが紙に付かないことになるのじゃ。

インク止め式万年筆は、ラメ入りインクを使っていて、万一目詰まりしても、尻軸を締めてからペン先を綺麗に洗い、再度尻軸を緩めればインクが湧いてくる。

すなわちインクを軸内に入れたまま、ペン先の洗浄が出来るという優れものなのじゃ。

この素晴らしさを今まで誰も伝えてこなかったのかなぁ〜?少なくとも拙者は聞いた事はなかった。

インクがたっぷり入り、インクフローが良く、ラメ入りインクを使っても安心なOPUS88の万年筆。

整備さえすれば非常にコストパーフォーマンスの良い万年筆ですぞ〜。

現在インクを入れている万年筆は30本ほどだが、そのうち8本はインク止め式で、5本はアイドロッパー式。

どうやら口をこじ開けてインクを飲ます方式がマイブームのようじゃな。
  
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2021年01月30日

JOWO製ペン先は組成/字幅によって驚くほど書き味が違っていて面白い!

2021-01-30











1月30日(土)の16時過ぎに萬年筆研究会【WAGNER】の会員・会友に向けて上にある萬年筆の販売を開始した。

予想通りB-1とB-2は早い時間に残数ゼロとなったので、慌てて自分用のストックから供出した。

ということで、WAGNER 2019のEFとSFは企画者である拙者が一本も持っていない状態になった。それもまた良し!

基本的にA-1〜A-5 と C-1〜C-5 は同じ14金のペン先を使っている。レーザー刻印が【可愛いアマビエ】か【萬年筆を咥えたスッポン】かという違いだけ。

それでは面白くないので、豪華付属品で差別化を図った。

おまけだけを見るとC-1〜C-5 の方がトクだが、A-1〜A-5 にはおまけ不要とすることで、価格を引き下げられるオプションが付いている。

実際、A-1とD-1を購入するのであれば、A-1のオプションは不要だわな。


2021-01-30左の3本の萬年筆はいずれも
C-1〜C-5と同じ【萬年筆を咥えたスッポン】図柄の14金ペン先をつけている。

価格は上から高い順になっている。

一番上はLabanの凝った作りの軸で、スチールペン先付きで$300が定価。

拙者はそのペン先を14K-1.1个亡港してして使っている。

ちょいと調整しただけで、実に良い感じのStub調の文字が書ける



@02Stubで書くと、横線が細く、縦線が太くなる。

しかもインクフローが良くなるように調整し、自分の筆記角度に合わせて研いであるので、何のストレスも無く線がひける。

しかも少し捻りながら線を引くと、線幅を変えながら文字が書ける。Stubファンはそこに惚れるんだよなぁ〜。

Labanに取り付けて使う際には、キャップが重いので少し立て気味にして筆記した方が気持ちよい。

一方で、Winter Night (上図中央)に取り付ける際には、キャップをしないで書く方が気持ちよい。

このWinter Nightはキャップをしないで書く場合のバランスが非常に良い。

拙者は14K-Mのペン先を装着して使っている。インクはラメインクである深海。

しかし一度も詰まった事は無い。その理由はこのWinter Nightにはスリップシールに似たインナーキャップが内蔵されているからじゃ。ぜひお試しあれ!

そして使うならアイドロッパー式で、ラメインクを入れると面白い。清掃も簡単なのでな!

一番下はMoonmanの木製萬年筆。一見するとMontblancのバカ高いモデルに似ているが、実は送料込みで1万円以下!

そしてペン先はBock社のスチール製ペン先でMが付いていた。

このスチール製ペン先の書き味が凄く良くて、調整しないで使っている人も少なくない。

しかし拙者はこれにもJOWOのペン先を換装した。これ、けっこう難しかった。

まったく設計は違うが、大きさはほぼ同じというペン先を入れ替えるのは一筋縄ではいかない。

ペン先とペン芯の両方を曲げたり伸ばしたりして、ようやくピタっと合わさってくれた。

しかもまるで純正の組み合わせのような良い書き味とインクフローを提供してくれる。

Bock製スチール・ペン先の書き味の良さとは別次元のここちよさを体験できた。

書き味が良いとか悪いとかではなく、まったく評価ポイントが違うという意味でじゃよ。ええよぅ〜!

萬年筆研究会【WAGNER】会員・会友の方へのご案内は終了したので、これからは会員・会友以外の方も申し込めます。

ご注文は A-2〜D-5までの記号を選んで、Pelikan @ hotmail.co.jp までメール下さい。折り返しお返事します。 の部分を外してメールして下さい。

A-2〜D-5までの全ての萬年筆にAdjustment調整は施しますが、それ以外にも細かい調整依頼は受け付けてます。

実例としては、D-1のペン先をたこスペ超不細工に研いで欲しいとか、14K-Bを鉈研ぎにして欲しいとかじゃ。

ご遠慮なくお問い合わせ下され!
  
Posted by pelikan_1931 at 23:50Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2021年1月30日(土)は萬年筆研究会【WAGNER】 中部地区大会@三島 *** 将来日付でのご案内 ***

緊急事態制限により、県をまたいでの移動の自粛が要請されますので開催を中止します。



日時:
130日(  10:0016:30 開場9:30  ペンクリ会員限定( 開催日当日会員登録された方も調整を受けられます )

場所:三島商工会議所 4階 会議室D  住所:静岡県三島市一番町2-29 


2021年の予定  ここ を押して! 名札をお持ちの方はお忘れなく!  
 

入会申込書 V3


新規入会希望の方は左記の記入用紙会員番号以外を書き入れて持参して頂くと、受付時間が短くなります。

会場へ入るには、萬年筆研究会【WAGNER】への
会員登録が必須条件となりますが退会も再入会も自由です。

入会資格は〔万年筆が好き!〕ということだけで、年齢制限も入会審査もありません。


記入例は
 ここ にあります!  携帯メールアドレスを記入される方はPCからのメール拒否を外して下さいね。 
  
18未満の方は参加費無料です。友人を誘って・・・勇気を持って覗いてみてね!


この会場は窓を開けての換気が出来ます。従って各種勉強会の実施が可能です。

  続きを読む
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2021年01月29日

2021年WAGNER お年玉企画 第二弾 ついに登場!

2021-01-30












コロナの影響とはまったく無関係だが、2021年WAGNER お年玉企画 第二弾の発表がようやく出来ることになった。



@02@01A-1〜A-5のアマビエがこちら。

14金ペン先に可愛いアマビエの姿と疫病退散の文字がレーザー刻印されている。

本数が10本と少ないので、特に細字系をご希望の方はお早めに!このペン先もはや予備がありません。

このペンは軸が長く、キャップを外しも、普通の万年筆にキャップを後ろに挿したくらいの長さで筆記できる。

なので寝かせて書いても立てて書いても極めて気持ちよく書ける軸なのじゃ。そもそもとても軽いし!

この Winter Night という軸は、欧州共通のカートリッジ/コンバーター式なのだが、アイドロッパー方式としても使える。

付属のスポイド、あるいは100均のシリンジで胴体に直接インクを入れても使える。むしろその方が使いやすい。

また拙者の実験ではラメ入りインクでも詰まることなくスルスルと書く事が出来る。もちろんキャップをしないまま放置するとアウトですよ。

また、豪華付属品も凄いので、今回はお買い得です!なぜかNo.146/149用のガニメとか、プラチナのデスクペンとかが付属する。

もちろん、販売時に調整のご希望があれば、お受けします。書き癖に合わせるとかは無料。

ただし、削り出しを伴う場合は別途費用が必要です。普通の筆記角度であれば、驚くほどなめらかな書き味に調整して出荷します!

こちらは1本29,000円です。付属品を定価で購入し、調整を依頼すると8,000円以上になるので大変お得です!

なを豪華景品が一切不要な方は1,000円引きとなります。これはこのアマビエだけの特典?です。



@04@03こちらがB-1B-2。WAGNER 2019の魔改造もの。

すでに問合せも何件か来ている今回の一番人気がこちら。

B-1は14K-EFを、タコスペ超不細工に研ぎ上げる。

EFのペンポイントの腹を平らにし、上を研ぎ下ろすのじゃ。

これによってUEFの字幅でStubっぽい字が書けるようになる。手帳への書き込みなどに最適な研ぎだが・・・

完成する前にかなり時間がかかる。ただ緊急事態宣言下で調整する萬年筆本数が少ないので、技術力維持のためのサービス研ぎ!

B-2は14K-SF(刻印無し)を、チビ鉈研ぎ+ちとソフトン処理を施す。細いのに柔らかいタッチで、縦書きの日本語が綺麗に書けるという研ぎ。

今までに一度も研いだことないのでワクワクしている。理論上は完璧に出来るはずなのだが、出来なかったら返金します。

また三田三昭堂さんの江戸切子風インク瓶やタミヤ瓶2個、極細のデスクペンにスペアインク10本付き。

そして超極細でもインクの流れが良くなるようにインク誘導液とドロッパーボトルを付属品としている。

インク誘導液は原液なので、4倍に希釈してドロッパーボトルに入れて使う。乾いたペン芯を湿らせ、すぐに水で洗って放置すればOK。

効能は2018年10月18日の記事からたどっていけばOKのはずじゃよ。


@06C-1〜C-5は、アマビエの図柄がスッポンになっているもの。こちらはペントレの教訓を図柄にしたもの。

ペンショーなどで気になった萬年筆を見つけたら、まずは握る。そして諦めがつくまでは雷が落ちても離すな!

ふと、他の萬年筆が気になって手を離した途端に、別の人にさらわれて公開したという話を昔は良く聞いた!

今回はこのスッポンの付属品が最も充実しているかもしれない。入手しにくさではピカイチだろう。

カランダッシュのペン軸にブラウゼの3.0丱撻鸚茵閉汗虻僉砲2本ついてくる。そのほかにガニメも付属。

Montblanc No.146やNo.149のピストン機構を後ろから外して内部を清掃するのにはどうしても必要な工具でーす。


@06@05D1〜D4は、PENLUX Deep Sea のスチール製ペン先付きモデルのペン先を18金製に交換したもの。

ももちろん、オリジナルのスチール製ペン先もご希望の方には差し上げます。

スチール製ペン先が入っていたソケットに金ペン先を差し込むと少し緩くなる。

そこに魔法をかけてペン先とペン芯がズレないようにしてある。

そして、この措置はA-1〜A-5、C-1〜C-5にも全て施しているのでご安心を。


@04なを、上の表には記載していないが、左画像のインド製のアイドロッパー式の萬年筆もD-1〜D-5にだけは付属する。

一時期WAGNER内で大流行したGAMA製の萬年筆。調整師のパコさんがインド赴任中に現地の万年筆店に発注して作ったもの。1,000円で販売された。

軸色は何色かあるが残念ながら選べませ〜ん!


これより先は、付属品の写真。どれがどれに付くのかは上の一覧表を見てご判断を!

ご注文は A-1〜D-5までの記号を選んで、Pelikan @ hotmail.co.jp までメール下さい。折り返しお返事します。 の部分を外してメールして下さい。

萬年筆研究会【WAGNER】会員・会友の方には別途メールしますのでお待ち下さい。

@05@06@07@08@09@10@11@12@13







@01@02@03
  
Posted by pelikan_1931 at 23:23Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック