2023年10月28日

2023年10月28日(土)は 第三回〔万年筆交流会〕 が開催されます *** 将来日付でのご案内 ***

*** 第三回 〔万年筆交流会〕***


1028(12:0018:00

場所:
東京都立産業貿易センター 浜松町館 4F 第3会議室A  住所:東京都港区海岸1-7-1

入場料(2,000円)を支払えばどなたでも参加出来ます。フェンテWAGNERの会員でない方も大歓迎!


萬年筆研究会【WAGNER】は、フェンテのメンバーのうちで、書くことよりも万年筆自体に興味ある人の受け皿として発足した Pen Collectors of Japan の後続団体。

それもあって、当初のWAGNERメンバーは90%以上がフェンテのメンバーでもありましたが、いまでは重複しているのは100人以下でしょう。

年に1回のフェンテの集い(フェンテ交流会)に参加すると、なつかしい人にお会いでき、楽しい思い出にあふれていました。

しばらく途絶えていたフェンテの集いを一昨年、万年筆交流会としてフェンテWAGNERの合同開催としたのは・・・

別々に時を過ごしている方々が、初心に戻って改めて万年筆を愛でる場になればと考えたからです。

この〔万年筆交流会〕は昨年同様に(フェンテ交流会)感満載とする予定です。

若い人々にも熟年の方々にも参加していただきたいので〔studen島〕も〔半島〕も用意します。学生の方も半一族の方も奮ってご参加下さい。

ということで、オークションやフェンテへの寄付品の販売なども行われます。それらの収益や入場料の余りなどはすべてフェンテの運営資金に寄付されます。

会費も購読用も送料も取らず、年3回発行されているフェンテの運営資金のお役に立てるよう、萬年筆研究会【WAGNER】でも何か面白いものを準備しようと考えています。

過去のフェンテのオークションでは、万年筆には高値が付かず、周辺Goodsが高額で落札されることが多かったです。

バザーとしては、今年の新米(しんまい)とかも毎年持ち込まれ、大好評です。

古い人はゆっくりと昔話を楽しみ、初めて参加された方は先輩達の楽しみ方を聞かせてもらう・・・

初めて参加された人同士でおしゃべりする・・・など多様な楽しみ方が出来ます。

萬年筆研究会【WAGNER】よりも少しだけ時間がゆっくりと進むような気がします。

今回のペンクリは、大がかりな工具を持参しての研出し&魔改造も可能となります。ぜひ無理難題もお持ち込みください。やれるかどうかは別として・・・

拙者よりも先輩がいっぱいいらっしゃるのがフェンテです!知恵者の集合体ですので、なんとかなるか、とどめを刺されるかの二者択一。


10:30ごろより会場のセットアップを始めます。お時間のある方はお手伝いをお願いします。拙者は9時には会場に入ってます(荷物受け取り要員として)。

開場の準備が整い次第受付を開始します。だいたい12:00くらいでしょうか?まぁ、ゆるーく始まります。

以前は差し入れ等もありましたが、今回はコロナが終息していない中での開催ですので、差し入れは禁止です。

交流会は18:00には終了しますが会場は21:00まで予約しているので片付けはゆっくりでもかまいません。


注意事項;

会場内にはご自身で飲むドリンク以外持込禁止

★入場時に本名と連絡先を備え付けの万年筆でご記入下さい。もちろんご自身の万年筆を使われてもかまいません。

事前に荷物を送られる方は 10月27日必着

105-0022 東京都港区海岸 1-7-1 東京ポートシティ竹芝 B1F 物流管理室気付 4階第3会議室A 『万年筆交流会 

宛てで、
コメントとして(10月28日万年筆交流会分)と入れて下さい。佐川急便で送っていただくことが条件となります。


会場内の空気は約20分間で全て外気と入れ替わります。日本一?換気の良い会場です。ご安心下さい。

  
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2023年10月22日

2023年10月22日(日)は萬年筆研究会【WAGNER】 東北地区大会@仙台 *** 将来日付でのご案内 ***

日時:1022日(  10:0016:30 開場9:30  ペンクリ会員以外の方も受けられます

場所:レンタルスペース SEED21  1 会議室106  住所:
宮城県仙台市青葉区上杉1丁目6番10号 EARTH BLUE仙台勾当台 1F


2023年の予定  ここ を押して! 名札をお持ちの方はお忘れなく!  
 

入会申込書 V3


新規入会希望の方は左記の記入用紙会員番号以外を書き入れて持参して頂くと、受付時間が短くなります。

記入例は ここ にあります!  携帯メールアドレスを記入される方はPCからのメール拒否を外して下さいね。 
  
今回は入場料無料です。会員登録しなくとも誰でも自由に出入り出来ます。

★ペンクリを依頼する万年筆は、インクを抜き清掃してからお持ち下さい。ペン先調整も無料です(生贄扱い)

同日に同じビルの1階 
会議室105と、5階大会議室Tono&Limsさんのイベントが開催予定です。

そちらのイベントと自由に行き来出来るようにと会場を変更しました。

青森の
平山萬年堂も出店されるかもしれないとかで、初遭遇を楽しみにしています。

  
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2023年10月14日

2023年10月14日(土)〜15日(日)には 〔 KOBE Pen Show 2023 〕 が開催されます *** 将来日付でのご案内 ***

KOBE 01
KOBE 02



神戸ペンショー2023

日時:2023年

10月14日 土曜日(10:00〜17:00)

10月15日 日曜日(10:00〜16:30)
※大抽選会があります

入場料:一般500円(小学生以下無料 )

事前のチケット販売はありません。2日間パスはご用意しておりませんのでご了承くださいませ。

場所:北野工房のまち 3階講堂       神戸市中央区中山手通3-17-1

お問い合わせは、神戸ペンショー事務局まで。

penshowkobe@gmail.com


萬年筆研究会【WAGNER】のブースはステージの上!

なかなか行きにくそうな場所ですが、お気軽においで下さい。

大量の調整工具を持ち込みます。微調整から魔改造までお試し下さい。

下記のような珍品/逸品も取りそろえてお待ちしていま〜す!


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そしてお待たせしました!

WAGNER 2023 限定万年筆が イベント初登場です!

写真よりもはるかに綺麗でカワイイ逸品です。会場でお手にとってご確認下さい。

ペン先刻印は耳を垂らして居眠りしているうさぎちゃんです。

ピンクとブルーの2トーンのサンドブラスト仕上げ。天冠と首軸と尻軸がピンク!


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2023年10月08日

手帳の市2023秋@浜松町に参加! *** 将来日付でのご案内 ***

イベント名:手帳の市 2023秋



開催日時:2023年10月8日(日) 11:00 - 18:00

     2023年10月9日(祝) 09:00 - 16:00

※各日とも最終入場は終了時刻の一時間前まで

開催場所:東京都立産業貿易センター浜松町館 5階展示室 東京都港区海岸 1-7-1


詳細は https://techo-no-ichi.com/ をクリックして下さい! 切符は事前に購入しておかないと入れないようですね。


屋号:万年筆談話室 で参加しま〜す



手帳の市 なので手帳に書き込むのに最適な万年筆の提供を第一義とします。

極細なのにひっかかりも無くかけるように研出し&調整、ならびに既にそのように調整した万年筆の販売!

手帳や紙の事を聞かれてもまったくわかりませんが、二日目にはたこ娘さんが応援にかけつけて下さるそうなので、そういう話題は二日目に!

大型からミニまでの各種研磨機を搬入します。研出しから魔改造まで、お気軽にご相談下さい。



@02@03左記万年筆やインクなども販売します。

今回は左記(1,000円万年筆)をその場で調整するのではなく・・・

書き味調整した物を持って行く予定。

あくまでも予定なので、その場での調整になるかも?

残念ながらWAGNER 2023は手帳の市の翌週納品予定。

万年筆談話室5周年は10月下旬の納品予定。

残念ながら手帳の市には間に合いませ〜ん!

Flex-EFをふでまん風に改造した〔Flexでまんねん〕も登場!

Flexでまんねん〕は、会場で約5分で作れます。

会場で販売している Steel Flex-EF 付き万年筆向け限定サービス!

書き味も感動的?ですが、なんといってもインクの消費量が半端ないです!使い切れないほどインクをお持ちの方はぜひお試し下さい。

右側画像は萬年筆研究会【WAGNER】限定インクの6本セット + 桐箱  ¥17,000¥15,000 限定2箱
(事前予約は左列最下段のメッセージ欄よりお知らせ下さい。会場でお渡しします)

お持ち込み万年筆の調整は、手帳書き込み用途を想定して、細さと書き味のバランスを取った状態に研ぎ出します。

1本の研出しと仕上げに20分ほどかかるので、こちらは2日目限定です。万年筆側にも都合がありますので研ぎ出せない場合もあります。

利用者側ではなく、万年筆側の立場での判断を優先しますので、ご理解を!
  
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2023年10月04日

〔 【 Montblanc No.94 18C-F 】調整報告 〕

この60年代2桁番代にペン先の、上に跳ね上がった部分があるからこそ、これらの2桁番代はWAGNERへの持ち込みが禁止されている。

調整として受けても、この跳ね上がった部分で怪我をするので、会場内ではやらせていない。


それにしてもバーレイ模様の18金無垢軸の質感はいいなぁ〜!



2007-04-06 01今回の依頼品はMontblanc No.94のF。キャップとボディには【750】との刻印がある。すなわち18金無垢のNo.94ということになる。

やはり金無垢ボディの重量感は独特でNo.84の【
金張】とは質感が違う。重さは28g。大きさの割りにズッシリとくる重さ。さすがじゃ!


2007-04-06 02インクが出ないので出るように!との依頼だが、もう一つ気になる点がある。

胴軸に装着されたイエローのインク窓だが、通常は胴体に装着する側のリングの縁には金色のリングが付いているはず。この個体ではその部分にリングが無い。

しかし黄色リングの端はその部分が細くなっているので、ルーペで見ると不細工じゃ。

本来どういう状態なのかなぁ・・・と思ってMontblanc Collectible Starsで確認したら、やはりリングは付いている。

どうやらリングが脱落したのを気付かないで購入したのじゃな。たまたま部品があるので取り付けておこう。


2007-04-06 03ペン先だが・・・これくらい強くスリットが詰まっていればインクは出ない。

スリットを開くべきなのじゃが・・・二桁番に使われているウィングニブはスリットを開くのに非常に気を使う必要がある。


まず素材が驚くほど堅い。従って腹開きにするために横に反らせようとしてもビクともしない。ツボ押し棒も使えない。

なぜならニブの一部がソケットのストッパー機能として、上に跳ね上げられている。

この部分が非常に弱いのでひっくり返してツボ押し棒でゴリゴリ・・・なんてやったら一発で折れてしまう。



2007-04-06 04こちらは横から見たニブの状態。二桁番ではニブとペン先の状態は固定されるので、位置関係は直す必要は無い。ただしこのナタ型のイリジウム調整には一癖ある。

通常は細字を出すのに簡単な方法は、ペンポイントのイリジウムを小さくし、ペン先先端の金の部分を細くして取り付ける。

ペンポイントの巾を狭くして細字を出している。

ところがこの個体では細字を出すのに、正面から(図では右側から)ペンポイントを見た時に、上が広く下が尖った逆三角形の形状をしている。

胴体の重さをペンポイントで支える必要がある書き方をする人用なのかな? MのペンポイントでFを出す時のような研ぎ方。しかも純正の研ぎ。

これでは2桁番独特の柔らかい書き味にならない。しかもペン先スリットが詰まっていてはなぁ・・・



2007-04-06 05分解してペンポイントを上から見た画像。左から30%程度の距離の部分に、先に述べた上に跳ね上がった部分がある。

これがこのペン先のアキレス腱。とにかくよく折れる!完全な設計ミス。

曲がりやすい金を90度曲げてストッパーにしようというのは機械屋の発想であって、金属屋の発想ではない。

既にこのあたりからMontblancのコストカットの思想が育まれていたのかも知れない。


2007-04-06 06こちらは裏側からの画像。なんとなくプレス機でガシャ!っと成形したような感じがする。生産性が良かったので爆発的に売れる数を作れたのじゃろう。

金無垢ボディ向けのペン先は、通常軸用とは研ぎが違うような気がする・・・気のせいかなぁ?


2007-04-06 07さんざん苦労してスリットを開いた画像。プレス機で成形されたニブは微調整しようとしても頑強に反抗し、手に負えない。

つもの事ながらスリットを開くのに苦労した。しかも金無垢専用ニブなのか素材が厚い?


とうとう指でスリットを開くことを諦め、隙間ゲージを差し込んで開いた。

この手法は非常に危険でペンポイント部分を左右に醜く曲げてしまいがち。根気と長年のカンが要求される部分でもある。手加減は伝授出来ない・・・


2007-04-06 08ペン先の表面に使用による凸凹が出来ていたので金磨き布で磨いたのが左の画像。

スリットも絶妙に開いたし、表面も綺麗になった。あとは首軸に取り付けて微調整をほどこせば終わりじゃ。


インクを入れないで調整していると、2桁番が何故あれほど評価されているのかさっぱり理解できない。がいったんインクを入れると評価は一変する。

イカペンの形状がもたらす独特の感覚【ペンポイントから2~3个ピコピコと柔らかい】と、首軸先端部分がオーバーフィードになる事によるインクフローの良さが人を魅了した。


2007-04-06 09これがペン芯に乗せた後で首軸に突っ込んだ画像。真ん中の黒く突き出た部分がオーバーフィードの役割を果たしてインクフローが良いのじゃ。

実際にはこの状態にした後で、依頼者の書き癖に合わせて微調整【研ぎ】を施してある。

逆三角形の形状なので柔らかい研ぎには出来ないが、ボディの重さが筆圧を補助してくれるので具合が良いかもしれない。
 
  
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2023年10月03日

2023年度 第四半期 の 萬年筆研究会【WAGNER】主催/参加 イベント

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2023年もいよいよ第4四半期(10月〜12月)に突入した。

拙者が参加するイベントは上記の14日間になった。

それらの中でも、拙者の参加形態はいろいろ違うので、そのあたりを説明。

それぞれ、ニュアンスは若干違うが・・・万年筆を中心としたイベントであることは事実。お楽しみに!




(1)萬年筆研究会【WAGNER】の主催イベント

  *10月22日(日)萬年筆研究会【WAGNER】東北地区大会@仙台(同日に同会場でT&Lさんがプチ宇宙遊泳開催)
    いつも受付をやっていただいているaurora88さんが台南ペンショー参加のため不在。参加費徴収やペンクリ受付が出来ないため、入場無料&ペンクリ無料の特別措置。
    プチ宇宙遊泳とWAGNERの間を自由に行き来できるよう、WAGNER会員登録無しでの入室可能。
    新作万年筆披露/販売、フレックスでまんねん即興製作、調整済1,000円万年筆、各種ジェネリック万年筆販売など、相当万年筆寄りのイベントですが・・・ガラスペンの書き味調整も無料!


  *11月26日(日)萬年筆研究会【WAGNER】関西地区大会@元町(神戸) 2024年第二四半期からの新会場視察
    萬年筆研究会【WAGNER】としてこの会場を使うのは2024年3月まで。それ以降は会場を変える可能性大。今回はその新会場候補地の視察を実施予定。
    3年ぶりに〔いやがらせ? お楽しみじゃんけん大会〕復活。魅力的なヘンなもんを多数ご持参下さい。念のためエコバッグも!
    ジェネリックの大型万年筆に施したフレックスでまんねん、フレックス・コンコルドや超絶バトラフなどをご堪能下さい。


  *12月02日(土)萬年筆研究会【WAGNER】裏定例会@横浜
    非常に使いやすく、立地も最高だった関内の会議室でしたが、残念ながら2023年いっぱいで閉鎖!2024年からは横浜駅近くの会場に変更となります。
    3年ぶりに〔いやがらせ? お楽しみじゃんけん大会〕復活。魅力的なヘンなもんを多数ご持参下さい。念のためエコバッグも!
    ジェネリックの大型万年筆に施したフレックスでまんねん、フレックス・コンコルドや超絶バトラフなどをご堪能下さい。

  *12月30日(土)年忘れ泉筆五宝展2023@両国

    以前は年末大バーゲンと呼ばれていたイベント。その名にふさわしく逸品がごまんと出品されます。万年筆だけではなく各種パーツやペンケース、紙物、インクに多くの調整師も参加。
    フライングゲット予約も12月1日より、ほぼ1日おきに投稿する予定。毎日にしなかったのは拙者の体力温存のため。連日投稿は疲弊するのでな。
    各種福袋や、関東では10年ぶりくらいのお楽しみじゃんけん大会〕実施予定。魅力的な景品を多数ご持参下さい。大物は出ない予定ですが、念のためエコバッグも!
    会場のセットアップも片付けも全て施設側がやってくれる最も面倒見が良い(そして最も高価な)会場です。荷物の発送も会場に放置しておけばやってくれます。
    萬年筆研究会【WAGNER】会員資格不要のイベントです。最期は御神酒で締めたいところですが、アルコール禁止会場です。ご注意を! 



(2)萬年筆くらぶ〔fuente〕との共催イベント

  *10月28日(土)万年筆交流会
    主催は萬年筆くらぶ〔fuente〕。萬年筆研究会【WAGNER】主催イベントとは参加者が半分以上異なります。
    
〔fuente〕発行費用捻出のための寄付品販売や、オークションも開催されます。
    コレクション歴の長い方々が多いので、書籍などは垂涎の品がオークションを賑わすこともあります。年齢や名声に忖度せず、徹底的に戦い抜けば至福の時を迎えられます。
    1年ぶりに再会した方々との談笑は、会場ビルの飲食店で行う人も少なくありません。
    万年筆愛好家の世界一のコレクターと呼ばれるでべそ会長を慕って全国から集まる方々との会話には万年筆に対する奥深い愛情を感じます。
    また古山画伯の超絶トークも最高です。万年筆会の美談の(SNSには出せない)裏話・・・いつ聞いても大爆笑です。



(3)萬年筆研究会【WAGNER】としての参加イベント

  *10月14日(土)〜 15日(日) KOBE Pen Show
    かなり万年筆色が強く、拙者が萬年筆研究会【WAGNER】という屋号で出店する唯一のイベント。主催はy.y Pen Club。
    中部・関西・中国・四国の萬年筆研究会【WAGNER】会員も大半が参加されている。

    拙者としては唯一の価格交渉有りのイベント。値切れるものなら値切って下され。抱き合わせ販売で対抗します。英語対応可!
    僚友によるサポートがあるので、大幅研磨も書き味調整も改造相談も受け付けます。もちろん調整済み1,000円万年筆やジェネリック万年筆も!
    WAGNER 2023 限定万年筆 の 対面販売が行われるのもKOBE Pen Showが最初です。どなたでも購入出来ます。ペン先はEF/SF/Mの3種類。かなり乙女チックな限定品になりました。



(4)万年筆談話室としての参加イベント

  *10月08日(日)〜 09日(月) 手帳の市
    他のイベントと比べて一番万年筆色が弱いイベントなのだが、萬年筆研究会【WAGNER】会員や万年筆談話室を訪問された方々が多数参加されるイベントであるのも事実。
    主催者の一人である宮崎さんは、萬年筆研究会【WAGNER】会員でもある。その縁で毎回お声がけいただいているようだ。
    元々は手帳に万年筆で記入する(ごく一部の)人々にペンクリを提供するだけだったが、徐々に物販の要素も増えてきている。
    今回は万年筆以外のインクや紙物も充実させる(=重量が大きい)ので、期間中に出来るだけ減らして下さい!意表を突くものもあります。

  
*12月16日(土)〜 17日(日) Tono & Lims X'mas Party
    販売員に対するドレスコードがある唯一のイベント。毎回、初日はタキシード、2日目はスーツで参加している。
    今回は、このイベントで初登場する万年筆やインクが何種類かあります。手頃な万年筆から、高価な手作り万年筆まで多種多様。
    もちろんフレックスでまんねんや、コンコルド・フレックス付き万年筆販売や、超絶(書き味)調整サービスもあります(有料)。
    インクが飛び散ると大惨事になりますので、調整に持参される万年筆からはインクを抜き、綺麗に洗浄・乾燥させてからお持ち下さいね。
    

(5)Lichtopeの販売員として参加

  *11月03日(土)〜 05日(日) TOKYO International Pen Show
    過去のTIPSでは萬年筆研究会【WAGNER】や万年筆談話室が提供するような”マニアックな万年筆”はほとんど売れなかったので、今では出店はしていません。
    しかし、他の出展者の方々との交流は非常に楽しいので、Lichtopeの販売員として、もう一人の萬年筆研究会【WAGNER】会員と共に参加。
    たこ娘さんは、ペン先調整に忙しそうなので、販売を2人でサポートする形式になりそうです。
    幻のインク(鴨川)の販売も行われるようです。その他にも珍しいインクや(オンラインストアで販売していない)万年筆も販売されますので、お楽しみに!
    もちろん英語対応OKです。

   
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2023年10月02日

〔 解説【萬年筆と科學】その30 〕アーカイブ

本章の基本にある思想は・・・

イリジウムは、オスミウムやプラチナよりも優れている  ということ。

ちなみに、比重が最も大きいのはオスミウムで22.587でイリジウムは22.562だそうだ。

イリジウムの価格は2020年時点ではプラチナの2〜2.5倍だったとか。

王水にもほとんど溶けないほど強い金属だが・・・それと書き味とは関係ないよなぁ〜

書き味をよくするには、研磨するのが一番。従って、加工しやすいペンポイントが調整師にとってはありがたい。

極端なこと言えば、ハンダのペンポイントなら書き味は最高!ただし最初の20秒くらいだけな。

調整しやすさと、耐久性は相反するので、どのアタリで手を打つのかが大事だが、拙者はPelikan程度の柔らかさが好きだな。

ペンポイントとしては、最高レベルではなく、第2ランクくらい。

第1ランクはPilotとMontblancというのが定説だ。拙者には判別は出来ないがな。

いずれにせよ短い余生で何本研磨出来るかはペンポイントの堅さと大いに関係する。

同じ程度の書き味になるなら、必要な研磨時間は短い方が良い。




イリジウムの秘密を語った・・・【第三十章】

この三十章は今まで読んだ記事の中では最も面白いものの一つ。なぜ渡部氏がパイロットのイリジウムが世界一かを顕微鏡写真付で解説してくれている。

結論から言えば、当時のパイロットのイリジウムは堅いだけではなく、粒子が恐ろしいほど均一! 写真で言えば超微粒子写真のような均一なもの。これには圧倒された。

最初にイリジウムと一般的に呼ばれているペンポイントについて解説がある。原石合金の2つに分けて考える必要があるというのがサマリー。


原石 

 当時イリジウムの産地として有名だったのは、北海道、タスマニア島、ウラル山脈の三箇所。

 それぞれの原石は【イリドスミン】【オスムイリジウム】【プラチンイリジウム】と呼ばれていた。それぞれの原石に含まれる元素の割合は以下のとおり・・・

 【イリドスミン】 イリジウム:62.6%  オスミウム:20.2% プラチナ:0.7% ルテニウム:14.4%

 【オスムイリジウム】
  
イリジウム:35.0%  オスミウム:50.4% プラチナ:2.4% ルテニウム:2.4%

 【プラチンイリジウム】
  イリジウム:2.3%  オスミウム:2.0% プラチナ:66.7% ルテニウム:なし

イリドスミンはイリジウム原石、オスムイリジウムはオスミウム原石、プラチンイリジウムはプラチナ原石と呼ぶべきかもしれんな。

これだけイリジウムを高純度で含んでいるイリドスミンであったが、輸出はされていなかったらしい。当時の匁単価が40円前後(当時の円)に対して外国産は30円前後だったとか。

渡部氏はまず原石の顕微鏡写真を提示している。イリドスミンはオスムイリジウムよりも粒子が均等で細やかな印象を受ける。しかし原石を比較してもしようがない気もするのだが?

ともあれこの撮影方法は・・・原石の表面を平滑に磨き、エッチングを行ってオスミウムとルテニウムを侵食したあと、垂直光線で500倍撮影を行ったもの。

原石の中のイリジウムは白く光り、オスミウムとルテニウムは侵食されて黒くなっている。原石に含まれるイリジウム自体が均一ということを示した写真。

しかしこれはある意味当然かも・・・オスムイリジウムではオスミウムが50%あるので侵食される部分が大きく、侵食されないイリジウムはまばらに残る。

これを称して粒子が粗大で不均一といわれてもなぁ・・・写真では説得されても、理屈では納得できない・・・なんて書いても写真を見なければわからないだろうが。

渡部氏はいくらイリドスミンが優れていても、そのままでは完全とは言えないとおっしゃっている。

おそらく創業当初はイリドスミンの小片を加工してペンポイントとしていたのかもしれない。

しかしペンポイントと書き味の関連を追及していくと、イリドスミンを元素に分けて精製し、それぞれの元素を適度にまぜた合金化しなければ最高のペンポイントにならないのだとか。

イリジウム単体の硬度よりも、合金化した時の硬度の方が高いらしい。

合金としての各社のペンポイント比較

 ここからは渡部ワールド。パイロットのペンポイントの拡大図をウォーターマン、パーカー、シェーファー、モンブラン、スワン、オノト・・・

 各社のペンポイントを、原石の時と同じ方法でエッチングして撮影したものを掲載している。

 パイロットのペンポイントのイリジウムは原石の時と比べてはるかに微粒で均一。驚くほどじゃ。

 それに対して外国のメーカーのペンポイントは月面クレーターのように凸凹で酷いもの。

 また国産の他社のものは外国産よりは良いが、イリドスミンと同じような粒子。ひょっとするとイリドスミンをそのままペンポイントとしたのかもしれない。

 これらの写真を見ると、なるほどパイロットのイリジウムは均一で美しい!これこそ世界一のペンポイント!と納得するだろう。

 拙者もそうなりかかった・・・しかし・・・この顕微鏡写真は、ペンポイントに含まれるオスミウムとルテニウムを侵食した後で撮影されたものじゃ。

 今日では、ルテニウム含有率が高いペンポイントも多いと聞く。はたしてルテニウムとオスミウムを侵食した後の写真にペンポイントの優秀性を語らせる意味があるのだろうか?

 当時はあったのだろう。インクの酸性が強かったので場合によってはオスミウムやルテニウムは侵食され、残ったイリジウムだけで字を書くような事態になる事があったのかも?

 そういう場合には確かにイリジウムが微粒子なのは優位であると言えたかも知れない。インクが中性化している現在では・・・・意味無いかな?

 ともあれ、当時としては画期的なこの顕微鏡写真のおかげで、パイロット社内や販売店の人は大いに勇気付けられたことだろう。

 この写真をお客様に見せて説明すればどんなに高くてもパイロット製万年筆を買ってくれたはず。

 ペンポイント=イリジウムとの誤解をうまく利用したトリックだが、効果絶大だったのは間違いない。


今回は人を説得する際のヒントをもらったような気がする。ウソは一言も無い。風が吹けば・・・・・桶屋が儲かる・・・・・? 

イリジウムが均一だから・・・・世界一のペンポイント・・・・・ 書き味が世界一とは書いていない。さすが渡部氏じゃ。



解説【萬年筆と科學】 その29 
解説【萬年筆と科學】 その23 
解説【萬年筆と科學】 その22   
解説【萬年筆と科學】 その21 
解説【萬年筆と科學】 その20 
解説【萬年筆と科學】 その19 
解説【萬年筆と科學】 その18 
解説【萬年筆と科學】 その17 
解説【萬年筆と科學】 その16 
解説【萬年筆と科學】 その15 
解説【萬年筆と科學】 その14 
解説【萬年筆と科學】 その13  
解説【萬年筆と科學】 その12  
解説【萬年筆と科學】 その11
 
解説【萬年筆と科學】 その10 
解説【萬年筆と科學】 その9

解説【萬年筆と科學】 その8
解説【萬年筆と科學】 その7
解説【萬年筆と科學】 その6
解説【萬年筆と科學】 その5
解説【萬年筆と科學】 その4
解説【萬年筆と科學】 その3
解説【萬年筆と科學】 その2
解説【萬年筆と科學】 その1 
   
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2023年10月01日

〔 【 セーラー 初代キングプロフィット 21K-B 】調整報告 〕アーカイブ

この記事では一番下の写真がまずいな。このままでは左右の段差を残したまま調整終了と言っているように見えるが、違います。

この用に撮影した後で、最期の微調整をして終わりです。この状態は完成の少し前でーす。

このペン先が曲がった原因を聞き逃していたのが悔やまれる。

おそらくはペンクリで調整してもらって状態が悪くなったので持ち込まれたはずだ。

調整師がこのようにペン先を間違って曲げる可能性は低い。

ということは、依頼者がどこかで曲げて、それに気付かずにペンクリに持っていった・・・という事なのだろう。

調整師は段差とペンポイント調整はやらず、ペン先の曲がり直しだけを行ったのだろう。うーん、時間制限のある無料ペンクリであればしかたないだろうが・・・

有料無料に限らず、調整師は一度受けた依頼は、完全な状態になるまで調整したいと考えているはずだ。

店頭での調整は、よほど暇でないと落ち着いては調整出来ないと思うなぁ。

拙者も初めて丸善でペン先修理調整をやったときには、焦ったもんなぁ。もう次の人が万年筆握って待ってるだけでプレッシャーだった。

そこで調整依頼の数を減らして品質を上げるために、萬年筆研究会【WAGNER】での調整は有料としたのじゃ。




2007-04-04 01今回の依頼品はセーラーのキングプロフィット。初代のエボナイト製軸じゃ。これについている大型ニブは非常に柔らかい。

このエボナイト軸はすぐに曇ってしまうため、樹脂軸に変わったのが2代目。その段階でペン先がやや硬くなっている。

またクリップをはずれるようにし、エボナイト製軸を磨いて艶を維持出来るようにしたのが3代目。こちらも初代と比べるとニブはやや堅い。


2007-04-04 02今回の依頼品はイワク付きじゃ。依頼者は2本のキングプロフィットを買ったが、そのデパートでペンクリがあり・・・

係りの人が調整を奨めたので逡巡しながらも差し出したそうじゃ。セーラーのペンクリではなかったのでだいじょうぶかなぁと思ったが・・・

大丈夫ではなかった! 1本目の調整を見て、すぐに2本目の調整は中止してもらったとか。その1本目がこれ!


2007-04-04 03横から見るとペン芯の位置は正常。どうやらペン先を外さないで調整したようじゃ。

キングプロフィットもペン先をペン芯に固定する位置は決まっているので、たとえ外したとしても問題は無い。

首軸に挿しこむ量は調整出来るが、一番奥まで押し込んだ状態が書きやすい。元々非常に柔らかいニブなので柔らか調整の必要は無い。


2007-04-04 04ペンポイントの部分の拡大図。なんとペンポイントにまで24金鍍金がかかっている。

セーラーの21金ニブはかなり白っぽいため、キングプロフィットが出た時期には、主要モデルのペン先には24金鍍金を施していたのじゃ。

先端に鍍金が残っているということは、出荷前の調整をしてから鍍金した事になる。

そうでないと最終のラッピングフィルムによる丸めの段階でペンポイントの鍍金は削れるはずだからな。

それはともかく・・・このペンポイントを図の右側から見ると1000番程度の粗い耐水ペーパーでゴリゴリと削ったままで仕上げ研ぎをしていない。酷すぎる!


2007-04-04 05さらに良く見るとペン先先端の5个曚匹ゆがんでいるように見える。それにしても穂先の長いニブじゃ。

柔らかいニブが欲しいというユーザの声に答えようとして、相当の意気込みで市場投入したものと思われる。

しかし7万円という定価と平凡な形状が災いしてか、それほど市場の話題を集めることなく市場から姿を消した。

惜しい!何本でも持っておくべき逸品ペン先だったのに!なを3代目は受注生産ということじゃ。


2007-04-04 06ペン先の拡大画像じゃ。どう見ても左側に曲がっている。ペン先を落したのか、ヤットコなので曲げてしまったのかはわからない。

デパートでしつこくペンクリを奨められたそうなので、デパート側で落したのを隠して売り、ペンクリに責任転嫁を図ったのかも・・・と疑われても仕方ない。

これほど柔らかいペン先の調整にヤットコは必要ない。必要あるとすれば、曲がりを直す時くらいじゃ。


2007-04-04 07こちらは裏面からの図。イリジウムがほぼ真直ぐに削り取られている。ペンポイントまで鍍金されているので、余計に削りの酷さがわかる。

セーラーでは約70度前後の筆記角度を基準として研がれているが、不思議と筆記角度45度の拙者でも問題なく使える。

筆記角度50度、左捻り30度程度の依頼者にはペンポイントの左側を多少研磨すれば良いのだが、かなり大胆に削ってある。しかも手削りじゃな。目も粗い・・・


2007-04-04 08インクフローを良くする為にスリットを多少拡げた段階での写真を見ると、曲がりの状態がさらによくわかる。先端2个曚匹左に曲がっている!

筆記するにはなんの問題も無いが、ルーペで見ると悲しい・・・そこで先端の曲がりを無くす事にした。

例によって隙間ゲージと割り箸を使って曲げた。今回の注意点はペン先があまりに柔らかいため・・・

スリットが先端で平行か外側に開き気味になっているとインク切れが発生する可能性があること。


2007-04-04 09そこで先端だけがやや詰まるように調整した。これには長時間かかった。

ニブ全体としては非常に柔らかいのに、部分部分の素材は非常に堅いので、なかなか曲がらない。

特にスリットの横用面の曲げに対しては非常に大きな抵抗力があった。曲げだけではなく、耐水ペーパーによるスリットの研ぎと合わせてなんとかこの状態までは持ってこれた。


2007-04-04 10そこから大胆に削り取られたペンポイントの修整じゃが・・・鍍金を剥がしてみると、それほど大きく削られていたわけでもなかった。

24金鍍金がペンポイントにまで及んでいるので、一見根元まで削ったかのような錯覚を覚えただけじゃった。

セーラーの出荷時の調整はペンポイントの腹の部分はあまり丸めてない。この部分の見栄えが好きではない。従って拙者はいつもこの画像のように丸めてしまう。

依頼者の筆記角度であればどちらでもかまわないが、拙者の筆記角度ならまれに引っ掛る。

依頼者の筆記角度はこれからさらに寝ていく・・・と見たので、拙者に近い筆記角度での調整とした。あとは直接会っての微調整じゃ。

ペンポイントまで24金鍍金するのは、調整師をビックリさせるので止めてほしいなぁ・・・

拙者は白っぽいセーラーの21金ペン先が好きなのだが、24金鍍金した濃い金色のペン先のほうが好まれるのかなぁ・・・。
 
  
Posted by pelikan_1931 at 23:59Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2023年09月30日

2023年9月30日(土)は萬年筆研究会【WAGNER】 九州地区大会 in 博多 *** 将来日付でのご案内 ***

日時:930日( 10:4516:15 開場10:30  ペンクリ会員限定開催日当日会員登録された方も調整は受けられます)

場所エイムアテイン博多駅前貸会議室5F   住所:福岡県福岡市博多区博多駅前3-25-24 八百治ビル5階

2023年の予定  ここ を押して! 名札をお持ちの方はお忘れなく! 

 

入会申込書 V3


新規入会希望の方は左記の記入用紙会員番号以外を書き入れて持参して頂くと、受付時間が短くなります。

会場へ入るには、萬年筆研究会【WAGNER】への
会員登録が必須条件となりますが退会も再入会も自由です。

入会資格は〔万年筆が好き!〕ということだけで、年齢制限も入会審査もありません。


記入例は
 ここ にあります!  携帯メールアドレスを記入される方はPCからのメール拒否を外して下さいね。 
  
18未満の方は参加費無料です。友人を誘って・・・勇気を持って覗いてみてね!


当会場で初披露される万年筆もあります。お楽しみに!

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Posted by pelikan_1931 at 05:00Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2023年09月29日

〔 1986年の【The Pen】 ・・・・ Dunhill 〕アーカイブ

今回下から2番目のLink先のカタログを見直して気づいたことがある。それは・・・

ダンヒルの万年筆のペン先バリエーションにはEF/F/M/B/BBの5種類があったということ。

くそぅ!拙者があと10年ほど早く万年筆に目覚めていたら、ドレスのバーメイル仕様軸+18K-BBのペン先を購入出来ただろうに!

ただ、入手した段階で満足して、コレクションケースに長期間鎮座し、今頃はフライングゲット予約でお嫁に行っているかもしれないな。

本文中にもあるが、コレクションの基本は〔選択と集中〕。全ての種類が明確になっているモノを一本ずつ集めていくのが王道。

たとえば、Parker 75など、既に廃版になっているもので、ショップオリジナルなどが作られていない時代の品はコレクション対象になる。

先輩は英国銀貨をコレクションしていた。それも種類が限定されていて、製造年も明確だったからだとか。

今でも作られていて、数が限られていて、コンセプトも明確で、ペン先デザインも毎回違うという究極のコレクターズアイテムは・・・

WAGNER 20XX の限定万年筆。年間に100本〜300本しか作られていないし、ほとんどが使用されているので、未使用品が本当に少ない。

仕様も尖っているし、数も少ないので、歴史を飾るには良いコレクション・アイテムだろう。海外人気もすごい!

もうすぐ出るはずなので、待っててね!




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拙者が初めてDunhillの万年筆に出会ったのは万年筆関連のムック本。たしか【ニュージェムライン・うるしタイガーアイ】だった。一番右の頁に掲載されている。

ムック本を見てため息が出たのは他に、Dupontの【星雲】と、Cartierの【パシャ】がある。

いずれも高級ブランドだがやはり人の目を惹くデザインや配色にセンスを感じた。もちろんカメラマンの腕も大きく影響しているがな。

筒型のジェムラインでは【ニュー】の方だけ購入した。Dunhillのロゴが斜めに入っているキャップトップがオシャレと感じていたので・・・当時はな。

各種ムック本では【ドレス】も紹介されていた。既に純銀モデルやバーメイルは無く、ゴールドプレートとシルバープレートだけ・・・

【鍍金物がこれだけ高いのは許せん!】というわけで購入は見送った。

買えるか買えないかではなく、価格に見合った魅力かどうかで購入を決定してしまう拙者は、やはり真のコレクターにはなれそうも無い。

物品税が廃止され消費税の世界になって金銀製品はずいぶんと買いやすくなった。しかしそのころには欲しかった物も姿を消してしまっていた・・・

当時はペン先とボディの色を合わせるという事に無頓着なメーカーが多かった。

シルバープレートの軸に金色のペン先を付けるという愚挙を、欧米の有名ブランドがしてしまうという現実に幻滅したものじゃ。

この当時のDunhill万年筆はMontblancが製造していた。ジェムラインのペン芯やペン先はノブレスと互換性があった。

ドレスやOISシリーズもしかり。この部分も当時購入を逡巡させた点。

まったく拙者の手に合わなかったMontblancのノブレスと同じペン芯、ペン先が付いたDunhillにその何倍ものお金を払うもんか!という意地にも似た気持ちを持っていた。

万年筆の価値はペン先で決まるというような【ペン先信仰】に凝り固まっていた。今考えれば微笑ましいが当時は盲信状態だったわけじゃ。

コレクション道も行き着くところは【選択と集中】だが、評価視点が定まっていない間は右往左往する。ちょうど拙者もそういう時代だった・・・懐かしい!


この中で一本だけ欲しいものがある。それはドレスの純銀のボールペン。実は復刻してカラフルなラッカーをクリップに付けたドレス・ボールペンは持っている。

しかし純銀のドレスがあったのは本日この頁を見るまで知らなかった(前回紹介したカタログにも出ていたのじゃが見落としていた・・・)。

ボールペンであればペン先の金色が気になる事は無い。あとはレフィルのチップ部分が金色ではなく銀色のものを選べばよい。無ければ加工して作ってしまうのに・・・

欲しいボールペンは全て集めた!と豪語していたのになぁ・・・古いカタログを紹介するのは良いが、自分自身で煩悩の元を増やしてしまっている・・・困った事じゃ。

もっともボールペンケースには既に空スペースが無いのでこれ以上買えない・・・ということにしておこう。

過去のDunhill関連記事

2006-09-19 その後の【The Pen】 その9【 Dunhill & Cartier 】 

2006-01-14 名前負けしない逸品! ダンヒル・ドレス
 
 
  
Posted by pelikan_1931 at 23:59Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック