2020年05月31日

2020年5月の萬年筆研究会【WAGNER】関係イベントは全て順延あるいは中止します!

5月 3日 10:00〜16:30 第11回 y.y Day 延期7月 25日  

5月 9日 10:00〜16:30 中部地区大会【三島】 中止  

5月17日 10:00〜16:30 裏定例会【大宮】     
中止  

5月23日 10:30〜15:30 東北地区大会【秋田】   中止  

5月30日 09:30〜16:00 北海道地区大会【札幌】 中止



2020詳細日程V10 新型コロナウィルス(COVID-19)の影響を考え、5月中の定例会を全て順延 / 中止します。



<=== 新しいスケジュール
  
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2020年5月の〔万年筆談話室〕開室日 *** 将来日付でのご案内 ***

談話室_Lichtope_開室_COVID-195月1日〜5月31日の開室日・開室時間は 左のとおりです。新型コロナウィルス(COVID-19)対策のため、通常月とは異なる開室時間帯です。

入室は無料。室内での喫煙禁止
。(ベランダでは喫煙可能ですが灰皿はありません。携帯灰皿をお持ち下さい)



万年筆談話室 
は Lichtope と たこ吉ペンクリニック からなっています。



Lichtope は萬年筆研究会【WAGNER】の調整師である〔たこ娘〕さんのセレクトショップです。営業日は左列をご覧ください。

5月の開店日は、緊急事態宣言延長に伴う、学校の開校日が決定してから判断します。いましばらくお待ちください。

なを動画を使った 遠隔調整 や通信販売は常時行っています。商品は こちら をご覧になって こちら の最下段の お問い合わせフォーム からお申し込み下さい。

5月中は店舗を開けるとしても、販売もペンクリニックも、完全予約制になると思いますのであしからず。


たこ吉
ペンクリニックについて
 
 


たこ吉ペンクリニックには事前予約が必要です。pelikan_1931@yahoo.co.jp まで、ご希望日と時間帯、修理・調整内容をお知らせ下さい。

予約確認メールが届いてからおいでください。COVID-19対策として、1ゾーン(1時間)にお一人(一組)の予約しか受け付けておらず、延長もありません。

ただし、お預かりして修理・調整することは可能ですので、お持ち込み本数の制限はありません


  第1ゾーン
 
10:30〜11:30 と 第2ゾーン 14:30〜15:30 と 第3ゾーン 18:30〜19:30 に分けてその時間帯にはお一人(一組)
だけ入れます。


たこ吉ペンクリニックはペン先調整や修理の場所ですので、中ではお静かに願います。紙が擦れる音を聞き取りたいがために静かな空間を作ったので、ご協力よろしく!

基本的に対面調整/修理ですので、当日中にお返しします。お時間の無い場合はお預かりします。

〔修理/調整料金の目安〕

(01)インクフローや書き味の改善など、大幅な研磨を伴わないパーソナライズ   1,000円 パーソナライズは下記の研出し/修理とは別料金です。パーソナライズ(書き味調整)を伴う場合は下記全てに付加されます。

(02)一段階の研出し(BB
➡B、B➡M、M➡F、F➡EF)   1,000円

(03)二
段階の研出し(BB➡M、B➡F、M➡EF   2,000円

(04)三
段階の研出し(BB➡F、B➡EF   3,000円

(05)ペンポイントの形状変更 その1(オブリーク化、オブリーク
➡通常)   2,000円

(06)ペンポイントの形状変更 その2(ソフト化:ちとソフトン/ウェバリー、ハード化:らすポス/ポスティング
   2,000円

(07)UEF(超極細への研出しとパーソナライズ:M
➡UEF、F➡UEF、EF➡UEF   3,000円

(08)縦書き用(鉈形状)への
研出しとパーソナライズ:BB➡まさかり、B➡ふと鉈、F➡ほそ鉈、SF➡チビ鉈) 2,500円

(09)横
書き用への研出しとパーソナライズ:Stub化:F/M/B/BB、超絶化:B/M   2,000円

(10)本体の分解清掃(完全分解後清掃して再度組み立てる)
 1,000円

(11)鍍金剥がれの再鍍金(ロジウム鍍金ペン先の研出しの場合には、この料金が追加となります)
 1,000円

(12)ペン先曲がりの調整(かかった時間に連動)
 2,000円〜5,000円

(13)部品交換を伴う修理(テレスコープ吸入式のOリング化、レバーフィラーのサック交換etc.)
 部品代(1,000円〜5,000円)+技術料(1,000円〜5,000円)

(14)上記以外(お見積もりします)



万年筆談話室の地図〔万年筆談話室〕の 場所 :東京都港区三田1-10-10 三田グリーンハイツ 209号室 (エレベーターを降りて正面突き当たりの部屋)


 電話
03-5476-0361 (出られない場合は、留守番電話にメッセージを入れてください)
  
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2020年05月28日

春の泉筆五宝展2020 限定万年筆 1.5丱撻鸚茲了箸て

@01先日、公開した〔春の泉筆五宝展2020 限定万年筆〕には6種類のペン先を用意した。

あえて拙者が大好きなBBニブを避け、EF / F / M / B / Stub 1.1 / Stub1.5亅 の6種類に絞った。

そしてペン先のレーザー刻印も2種類準備した。

とにかく長い軸をたくさん(100本以上) 準備したい・・・という切なる要望を聞いてくれる人は日本では見つけられなかった。

そこでいつものところに長さと太さを指定して作ってもらったのが〔春の泉筆五宝展2020 限定万年筆〕

なんとかしてデスクペンの長さに迫ろうとして設計したのだが、実は左画像一番下のキャップを後ろに挿さないケースが最もバランスが良いことがわかった。

@02@03@04今回はStub 1.5个箸いΕ撻鸚茲鬚燭辰廚蠅藩儖佞靴燭里世、意外と注文された方が少なかったなぁ〜。

エッジが立っていないので、少し調整するだけで引っかかりが無い横細縦太の字が書けます。

Stub好きの拙者としては絶賛したい気持ちは山々だが、自分で使っていないので、宣伝する言葉を持たないなぁ〜

先日配布を開始したWAGNER 2020では、M-StubとM鉈研ぎに人気が集中した。ただこの2つはまったく性質が異なった研ぎじゃ。

M-Stubはペンポイント先端部を直方体のように研ぎ、そのエッジで書かせるようにするもの。

従ってStubに合った持ち方をして書かないとインクが出ない!

拙者が調整する場合には筆記角度が55度よりも低い位置で書くことを想定して研ぎ出した。

一方でM鉈研ぎは、縦書き専用と言ってよい。横太縦細の線を操りながら書く人に向いている。

そして、まず絶対に書き出しかすれが発生しないはずじゃ・・・などと書いていて思いついた。

春の泉筆五宝展2020 限定万年筆用の、スチールのMやBもStubや鉈に研ぎ出してみるかな?

WAGNER 2020の出荷前調整が全て終わって、M鉈研ぎの最後の15本を明日の朝出荷する・・・と暇になる。

腕が鈍るのを防ぐために、研ぎ出し訓練をするのも悪くないかも?
  
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2020年05月27日

2020年5月27日(水)に使用した万年筆

@01@02本日、実際に使用した万年筆は左の12本。インクを入れてある万年筆はあと3本ある。

5月20日の記事と同じく、定番品と呼べるブツは左から3本目のPENLUX Deep Sea だけ。

あとの11本は何らかの限定品か、定番品とは違う仕様のブツなのじゃ。

(01)左端はLichtope開業記念のPENLUXの特殊仕様モデルで、限定50本。ペン先は14K-Flexの細字。

(02)左から2本目は昨年の台南ペンショー限定で30本(本当は33本?)作られた14K-Flex付きのRainforest。

(03)左から3本目はPENLUXのDeep Sea のMニブ付き。これを試筆した人の3人に1人は堕ちている!
    Lichtopeでは定番品として販売中!

(04)左から4本目は尚羽堂さんが拙者の特注軸に少し手を加えて販売した限定品。
    そのペン先を18金極細ニブに付け替えて使っている。ペン先の柔らかさと軸の重さのバランスが絶妙!

(05)左から5本目は尚羽堂さんに依頼した拙者の特注軸を古美仕上げにしたもの。インクはラメ入りインクの樹海。なんと今までに一度も詰まったことがない!
    実はペン先を18金極細ニブに付け替えて使っている。ペン先の柔らかさと軸の重さのバランスが絶妙でつい手が伸びてしまう!本日最も長い間使った軸だ。

(06)左から6本目は尚羽堂さんがその昔に作ったアイドロッパー式の万年筆。そのペン先先端部を上に曲げて使っている。樹海だと詰まるので、ラメを入れる前の樹海もどきを入れている。
    ラメ入りインクはペン先とペン芯とインク(ロット)との相性で詰まるかどうかが決まる。拙者の実験では金ペン先の方が詰まらない傾向がある。ロット数が少ないのであてにはならないがな・・・

(07)左から7本目は萬年筆研究会【WAGNER】創立12周年記念のモデル。台湾に依頼して作ってもらった初の限定品じゃ。
    この18K-BBのペン先のここちよさは、とても文章では言い表せない。ぜひ万年筆談話室で試してみて下され。売らんと誓ったわけではないかも?

(08)左から8本目は萬年筆研究会【WAGNER】創立14周年記念のモデル。これは購入された方にSNS等に姿をさらさないでとお願いしたもの。
    キャップと首軸と尻軸が黒水牛、胴体がカゼインに漆塗り、ペン先は既に製造中止となったJOWOの18号ペン先付きと豪華。Back-Upで作って置いた軸が数本あるので1〜2本ペントレに出すかも?

(09)左から9本目はKaweco Dia2。定番品なのだが、ペン先を14K-BBに換装してある。
    とっても小さいペン先なのに書き味は抜群!ペン先の値段が税抜きで15,000円を高いとみるか安いとみるか?

(10〜12)右からの3本は、春の泉筆五宝展2020の限定品として出した軸の亜流。
      右端は胴軸に紫のラッカーをスプレーしたもの。
      右から2本目はいろんな色のラッカーを塗ってからナイフで剥がしたもの。 
      右から3本目は上記のプロトタイプ!

全てペン先調整が施されているので、拙者の手にはピッタリと合っている。普通は書き味が良くなると飽きるものだが、それぞれ個性が違うので、書き比べながら楽しんでいる。
  
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2020年05月26日

萬年筆研究会【WAGNER】よりも古いグループ

第1回のPen Trading in 東京が開催されたのは2001年2月10日〜12日の三連休だった。

そして萬年筆研究会【WAGNER】が出来たのは2005年12月17日。

その間の4年10ヶ月の間には、紆余曲折もあった。

まずはkiyomiさんが立ち上げていた【万年筆談話室】という掲示板に集う人たちのオフ会が、年に一回のペントレの隙間を生めるように始まった。

そしてその中で発生した事件の解決策として、拙者が萬年筆研究会【WAGNER】を立ち上げて、オフ会のメンバーの遊び場を継続したのじゃ。

実は、その5ヶ月ほど前に、ぱいたんさんのBlogに感銘を受けて拙者もBlogを立ち上げた。

それが万年筆評価の部屋で第一回は2005年7月26日の、たった4行のBlog。それでも間違いがあるなぁ。

@01@02その記事を書く前に出来上がっていたグループもあった。

その証拠がこの未使用のライターじゃ。

2014年に Pelikan Club  の10周年記念の記念品として作られた物らしい。

当時の拙者はPelikanよりもMontblancの方が好きだったので、Pelikan Clubの会員ではなかった。

たしか・・・顧問がアドバイザーだったような気がする。

思い出してみても、Pelikan Club に喫煙者は少なかったような気もするのだが、何故ライターを作ったのだろう?

いずれにせよ、2004年当時にはPelikanにさほど惹かれてもいなかった拙者が、2005年12月にはWAGNERというPelikanバリバリのグループを立ち上げた。

この間に何があったのだろう?まったく覚えていない・・・ちなみにPelikan Clubとしての活動は停止したままだ。

Pelikan Hub よりもはるかに古い、日本最古のPelikan ファンクラブだったのかもしれない。

ちなみに、正式名称は【辺里缶倶楽部】だったかな?らすとるむさん覚えてる?
  
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2020年05月25日

6月27日(土)、28日(日)に開催予定の 第20回 Pen Trading in 東京の運営について

本日、東京にも緊急事態宣言の解除が出たので、このままいけば、記念すべき 第20回 Pen Trading in 東京 は予定通り開催できそうだ。

ただし、展示会等は収容人数の50%を目安とするという条件がついている。

ペントレ会場の収容人数はおおむね140人ということなので、同時に会場内にいられるのは70人ということになる。

そこで、各種の条件をお知らせしておこう。

★密着を避けるために、出展者は1テーブルに1人だけとする。共同使用は無し。

出展者の上限は20人とする。

同時に会場に入る入場者(出展者を除く)は50人までとする。

★入場者にはPVCカードを配り、50枚配ったら入場制限する。別に首からぶら下げる名札も配付(入場料支払確認用)

★1度入場しても、部屋から外に出る際にはPVCカードをいったん返却する。(トイレに行って帰ってきたら入場制限にひっかかることもある)

★出展者は、この入場制限からは外れるが、出展品目に関わらすテーブルチャージを1日5,000円/台 負担(入場料は免除)

★ワークショップを行う際には1テーブルに1人だけ座っていただく。

★入室の際には毎回必ずアルコール消毒する(出展者も参加者も)

★室内では必ずマスク着用する。マスク着用されていない方は入場禁止。(受付でマスクは購入できます)

★入場者はクラスターが発生した場合に連絡がつくように受付名簿に、氏名と電話番号を記載する。

★会場内に歓談スペースは設けない。10階に広い歓談スペースがあります。

★フライングゲット予約を推進し、会場では受けとるだけというのもあり。販売希望の会員の方はメール下さい。

てな事を考えているのですが、いかがでしょう?

基本はずーっと会場内にとどまるのではなく、出たり入ったりしながら楽しんでいただくのを目標にしたいです。

出展希望の方はどんどんお申し出下さい。ペントレを盛り上げていただけそうな内容の出展者を歓迎します。WAGNER会員で無くとも大歓迎。

販売店の出店も可能、作家さんの出店も可能、イベンターの出店も可能です。もちろんコレクションを売る方も!

テーブルが20箇所しか用意できないので、出展内容を吟味させていただいてから出展者を決めます。

いずれにせよ、お申込みはお早めに! pelikan_1931 @ yahoo.co.jp まで。 の分を削除してから送って下さい。  
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2020年05月24日

【真鍮古美仕上万年筆】がどんどん別の方向へ!

@01こちらは今や世界で大人気のyurieさんのペンケース。

WAGNER 2013用のケースとしてたくさん作っていただいてから毎年新作をお願いしている。

昨年は一枚に9本が展示できるペンレストを作っていただき台南ペンショーなどで大活躍した。

最近では海外からの注文も多く、大半が女性からの注文と聞く。

25日に緊急事態宣言が解除されれば、6月27日と28日の第20回のペントレにも参加していただけるそうじゃ。

HPによれば、オーダーは現在4ヶ月待ちとのことなので、楽しみに待つ余裕は持っておいて下され。

@02@03左側画像の,王道の【真鍮古美仕上万年筆】で。右側のような18金ペン先がついている。

こちらは真鍮をありとあらゆる物で腐食させたものじゃ。キャップにはブツブツも見えるだろう。

,諒が高級モデルで、△諒が安価モデル。高級モデルの首軸素材はネジの部分まで黒い。

一方でスチール製ペン先がついている△亡悗靴討録随色の区に軸素材だ。

こちらは真鍮色の首軸を処理した物で、,呂發箸發塙色仕上げの真鍮で作られている。

一番地味だが耐久性は抜群と考えて良いだろう。もうこれ以上の腐食は起こらないだろうからな。

,拙者の中では最高峰のモデルなのだが・・・そこを見抜く眼力のある方は見当たらない😢

@04こちらは古美仕上げをした後で、液体ラッカーで塗装したもの。

首軸と胴軸とキャプを同じ色で塗装した状態じゃ。ちなみに、今回紹介している物は、全てキャップが尻軸に挿せます。

超重いのでキャップを尻軸に挿して書く人は少ないはずだが、後ろに挿せると言うことをウリにしているのでなぁ・・・

@05こちらは先日Δ鮠匆陲靴燭薜奮阿肇Ε韻燭里如∈限Δ盧遒辰討澆泙靴拭

本日、水色の塗料が届いたので早速試してみたのだが、なんとなくぼんやりした印象だなぁ〜。

ピンクがおとなしいからかな?もっとどぎついピンクの方が良いのかなぁ〜?

@06@07こちらはキャップと首軸と尻軸の色を変えてみた。キャップが尻軸におさまる感触は全ての中でが最高!

統一感が無いので拙者は好きではないのだが、拙者が好きではないものの方が評判は良いし、拙者が好きな物にはあまり同調者がいない。

あんた変わり者だね! と言われることに無上の喜びを感じてしまうのでさもありなんか?
  
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2020年05月23日

2020年のマイブーム〔万年筆〕の傾向

@01左画像は、右端だけは2019年の限定品〔WAGNER 2019〕だが、その他は2020年に発表した限定品 / プロトタイプ。

WAGNER 2019が標準的な長さの万年筆なので、今年のWAGNERの限定品は長さを追求したものなのだ。

ちなみに、右から3番目の軸の長さが中屋創立20周年記念モデルと同じ長さだ。

20周年だから20僂覆鵑胴兇疂をしてきていたら、左端のWAGNER 創立15周年モデル(197弌砲箸曚榮韻個垢気世辰燭呂困澄

ちなみに、左の3本は後ろにキャップを挿せない。しかし左端のモデルは、それでもキャップを挿したNo.149と同じ長さだ。

最近は男性でもキャップを後ろに挿さないで書く人が増えてきた・・・というか、そちらが主流のような気がする。

萬年筆研究会【WAGNER】会場では、まだまだキャップを後ろに挿す人が主流だが、万年筆談話室で対応しているとキャップを挿さない人の方が圧倒的に多い。

かくいう拙者も最近はキャップを挿さないで書く方が多い。だからこそキャップを挿さないでも長い万年筆を作ってみたくなったのだ。

今後出る萬年筆研究会【WAGNER】関係の限定品は、15周年の3本を入れてあと2本。

☆万年筆談話室開室2周年記念モデル(6月公開・8月発売)軸1種類 研ぎ3種類

☆秋の泉筆五宝展2020 限定品(9末発売)軸1種類 金ペン先付きの長軸 限定数少

☆萬年筆研究会【WAGNER】創立15周年記念モデル  軸3種類(申込終了)長軸

いずれもお楽しみに。特に万年筆談話室開室2周年記念モデルにはあっと驚く仕掛けあり!

@03こちらはコーヒーメーカーに取り付けてみた安いFace Shield。もちろん拙者が着用するわけだが、コロナ対策用に購入したわけではない。

現在、WAGNER 2020の研ぎ出しが大詰めを迎えている。あと30本弱なのだが、M鉈やM→UEFなどの難儀なものが残っている。

今月中には全部出荷したいのだが月曜日に趣味文の原稿書きが始まると2日間潰れる。

そこで少しでもゴーグル装着時間を減らす目的でこいつを導入したのだが・・・

ルーペを見るのがけっこう窮屈で期待外れだった。コロナ対策や、機械による削り出し時の目のガードには使えるが、削りながらルーペで確認するのにはむかないようだ。残念!
  
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2020年05月22日

棚から発掘したものたち

@01万年筆談話室には来訪者の見えるところにも、隠れたところにも数多くの棚がある。

引っ越したときに保管した物で、一回も使わない物も少なくない。で、少しひっくり返してみると、面白い物が出てきた。

まずは歯医者さんの痛そうな針付きのスティック。その昔ヤフオクで大量に手に入れた。たしか1本100円くらい。

これはキャップの内ネジにこびりついたインクを剥がしたり、ネチョネチョになったゴムサックを胴軸から取り除く際に役に立つ。

そして、その右隣の茶色い粒の入った袋は、ブロンズシェラック。

これを無水エタノールで溶かすと、サックセメントの出来上がり。ゴムサックを取り付ける際の必需品。たしか脱脂済の方が値段が高かったように記憶している。

その他のは小さいので個別に解説していこう。

@02こちらはミスター・ピブ(Mr.PiBB)のポケットナイフ。

ミスター・ピブはドクターペッパーとまったく同じ味だった。東京ではドクターペッパーを飲み、岡山に帰省するとミスター・ピブを飲んでいた。

関東と関西とでは容器の大きさも違っていたので、同じ飲み物に別の名前をつけていたんだろうと考えていた。

真偽は明らかではないが「ドクターペッパー」は東京コカコーラボトリング、「ミスターピブ」は日本コカコーラ社が販売だったそうじゃ。

もちろん、本国ではコカコーラ社が作っていたわけではない。

ある時、Mr.PiBBが飲みたくなり、eBayを捜していて未使用缶とポケットナイフを見つけた。そしてポケットナイフは何個か購入したはずだ。

こういう周辺Goodsに弱かったのは、その頃は万年筆よりも周辺Goodsの方が人気があったから。しかしこれは万年筆とは無関係だったのでペントレでは無視されて売れ残った。

@03こちらはパコさんがインド赴任中に注文したGAMAのミニ万年筆で一本1,000円。

アイドロッパー式でいっちょまえに書ける。しかもマーブルエボナイト製。

お金だけ払って受取り忘れている方も何人かいらっしゃるので、思い出した方はメール下され。まだ何本も持ってますよ。

@04こちらはプラチナのアダプター100。センチュリーや3776にヨーロッパタイプのカートリッジを使うためのアダプター。

なかなか入手困難らしい。WAGNER 限定萬年筆用に当初は大量に購入していたのでいっぱい転がっていたのだが、さすがに無くなったな。

今ではコンバーターや空きカートリッジにシリンジでインクを入れる方がポピュラーになったので廃版になったのかも?

まだまだ不思議な物が出てきそうな引き出しであるが、それはまた今度!
  
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2020年05月21日

伝説のパーカー・ペンマン・インクのカートリッジ発掘

@01WAGNER 2020 の ペン先研出し&出荷の最中に【M-Stub】化に必須のポケッチャーのOリングが劣化により破損!

急いで追加発注したが到着するのは土曜日。仕方なく大型研磨機でもやってみたが、スピードが速すぎて気が抜けない。

改めてスペアのOリング無いかなぁ? と捜していて左のような未使用のカートリッジを発見した。

そう悪評高き、パーカーのペンマンインクのカートリッジ。エメラルド(緑)、ルビー(紅)、モカ(茶色)の3色じゃ。この3色は人気があったなぁ〜。当時としては斬新な色だったせいだろう。

@02まだ、世界中の市販インクの総数が150程度の時代だったので、万年筆愛好家の間で買いまくられたのだが、悲惨な結果を巻き起こし発売中止に追い込まれた。

インク・メーカー側に非はない。どのメーカーも自社製インク以外を入れたら性能保証はしないと言っていた時代。

Montblancの限定品をペンマンインクに数ヶ月浸けておいたら、軸がぐにゃぐにゃになった(万年筆店からの伝聞)。

AURORAのオプティマのインク窓部分が数ヶ月の使用でパキッと割れた(3本:拙者の経験)。

1ヶ月ほどインクを入れたまま放置していたら、ペン先の先端部にマタンゴ(東宝の映画)のようなキノコ状のものが湧いた(友人の自宅で拙者の目で見た)。

しかし、そういう悪評にもかかわらず、ペンマン・インクを探し回る人は少なくない。

拙者はソウルペンショーで、ペンマン・エメラルドを65,000₩で競り落としたし、写真のペンマン・インクは定価300円だったが、2,000円で飛ぶように売れたことも。

昔の写真用高性能レンズはガイガー・カウンターでガーピーと反応が出たそうだが、ものすごく性能が良かったらしい。非球面とか使いまくっても追いつかないとか・・・本当かなぁ?

このペンマンの3色も、どうやっても同じ色は出せないらしい。どうやら染料を溶かす溶剤がパーカー以外のメーカーの樹脂を溶かすらしいというのがコンセンサスだった。

拙者もたまにParker 75に入れて楽しんでいたのだが、後で完全洗浄するのが難しいので使うのを止めていた。いやぁ、懐かしいなぁ。

@03こちらは、札幌の会員(Rammbockさん)から送られてきた写真!

札幌にもついにアベノマスクが届いたそうだ。

ただ、Rammbockさんは日常的に写真のようなマスクをして町中を歩いているので特にアベノマスクを着用されることは無いそうじゃ。

いいなぁ、このマスク・・・欲しい!





  
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2020年05月20日

最近、頻繁に使用している万年筆

2020-05-20拙者の場合、すぐに万年筆の書き味に飽きてしまうので、長い間同じ万年筆が机上並べられていることはまず無い。

ただし、多忙なときには、書き比べてみる時間も無いので、放置されていることも多い。

現在はWAGNER 2020の研ぎ出しと順次出荷の両方で忙しいのだが、筆記も結構している。打ち合わせも少なくないのでな。

左記の4本は先週からの7日間で結構使った万年筆じゃ。ラメ入りインクのものはこれには混ざっていない。

この5本の中で定番品と呼べるのは左端のPENLUX Deep Sea だけだろう。後は全てどこかの限定品だ。

左から2本目は昨年の台南ペンショー限定で30本(本当は33本?)作られた14K-Flex付きのRainforest。

こいつには台南ペンショーが始まる前に日本で目をつけていて、ショーが始まる前の準備時間中に数本購入してしまったほど。

オリジナルのペン先は14金色なので、ローズゴールドに鍍金している。実は最初はレッドゴールドで鍍金したのだが金属と色が合わない。

そこで自分のものだけは、先に銅を鍍金して、その上にレッドゴールをを鍍金した。

銅は弱いので、すぐに鍍金が剥がれてしまう。従って、たまには自分で鍍金してあげられる人でないと銅鍍金はやめておいた方が良いだろう。

中央部はLichtope 開店記念の限定品。オリジナルはシルバートリムだったものにローズゴールド鍍金を施してもらった。

またペン先もスチール製のFとMだったのだが、14K-Flexのペン先を取り付けていただいた。

このJOWO製の14K-Flexのペン先は1960年代のMontblanc 2桁番代のように、筆圧をかけるとペン先が上に反るタイプ。

フォルカンは横に字幅が広がるのだが、この14K-Flexは上に撓る。まさに60年代NO.14のような書きごこちじゃ。まぁ、こちらの方がはるかに柔らかいがな。

このLichtope限定品は、5月末のLichtopeのECショップ開設に合わせて再販されるらしい。Flex好きには見逃せないですぞ。

一番右は、昨年度発売の万年筆談話室1周年記念のプレジデント。ペン先は18K-F。

実は拙者がインクを入れて使っている万年筆の中で最も細字。とはいってもぬらぬらとは書けるのだがな。日常的に使っていると意外と書き味は気にならないと気づかせてくれた一本!

すごく気合いを入れて研ぎ上げ、気に入っていたのだが、最近では少し書き味が落ちてきた。万年筆は刃物理論から考えれば・・・

研いでやる時期なのだが、さほど気にならないので放置してはや3ヶ月。だんだんと握り方でペンポイントのおいしいところを捜して書くようになった。

実は、使い込むと書き味がよくなるという誤解?は、こういう書き手がペンポイントに寄っていく事によって起こるのだろうと考えている。

右から2番目は 春の泉筆五宝展 2020 記念万年筆の改造版。胴軸にラッカーを塗っては剥がし・・・を繰り返していたらこうなった。

面白いのでそのまま使っている。ペン先はスチール製のF。デスクペンのように長くしたいと思って企画したのだが・・・

これで字を書くときには、キャップは左手に握っている!その方が後ろに振られないのでずーっと書きやすいのじゃよ。そして・・・JOWOのスチール製ペン先はどうしてこんなに調整映えがするのかなぁ?

調整次第で大化けしま〜す。ぜひおためしくだされ!
  
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2020年05月19日

プラチナのカーボンブラックインク再々評価

@01拙者が最近よく使う万年筆が左のもの。机の上のレイアウトが悪いのか、手を伸ばして届くのはこの3本だけかもしれない。

左端はペン先が門外不出の8号ペン先が付いている。キャップと尻軸は黒水牛の角製。

中央の白い部分はカゼインで作り、しっかりと乾燥したうえで、クリアラッカーをかけてもらった。

天冠部分と尻軸にはカゼインがアクセントとして入っている。

中央部は昨年の泉筆五宝展に合わせて作った軸を真鍮古美仕上万年筆に仕上げたもの。ペン先は18K-EFで書き味は恐ろしく良い!

右端は、中央部のモデル製作をお願いした店から出た、そっくりさん!特に尻軸の形状はまったく同じだが、キャップ周りが複雑になりかっこいい!

と、思っていたのだが、真鍮古美仕上がマイブームになってしまうと見向きもされなくて不憫・・・とたこ娘さんが調整していた。

書かせてもらうと実に良い感じなので、そのままプラチナのカーボンブラックを入れて楽しんでいる。

万年筆談話室でこの万年筆を試筆した人は、気もそぞろになってしまうほど。

@02で、この3本で泉筆五宝展向けに以前作った原稿用紙(トモエリバー・罫線付き)に書いてみた。

ラメ入りインク〔樹海〕の文字は、少し光りを斜めから当てるとギラギラにラメが出ている。でも全く詰まることはない。

右二つは同じペン先を持っており、同じような調整なのだが、右側の方が書き味が良い。

考えられることは3つある。

(1)個体差があり、もともとたこ娘調整のペン先の方が良かった

(2)たこ娘の方がたこ吉よりも、たこ吉向け調整は上手だ

(3)ラメ入りインクの書き味は、ラメがあるぶんだけざらつく

@03@04@05拙者は(3)だと思ってるのだが、最近少しずつ不安になってきている(笑

罫線でインクがはじかれないかどうかのテストでは、またしてもプラチナカーボンがトップ。

油性の罫線に乗ってもインクははじかれない。いつもながら素晴らしい結果だ。

Tono&Lims のラメ入りインク〔樹海〕も結構頑張っており、50%位は罫線を塗りつぶしている。

Montblancのパーマネントブラックは相変わらず罫線にノリノリ!

キャップを後ろに挿せるのはラメ入りインク用(中央)だけだが、挿しても重くて使えない!

ではなぜ挿せるように設計したのか?それは・・・かっこいいからじゃ!

  
Posted by pelikan_1931 at 23:55Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2020年05月18日

ラメ入りインクを万年筆に使う時には・・・

@01春の泉筆五宝展2020で初公開した万年筆談話室限定インク第一号の【樹海】はラメ入りインク。

Tono & Lims の 通称トノさんが、真鍮古美仕上万年筆を見てインスピレーションが・・・ビビビ(松田聖子)で、提案して下さったインク。

万年筆研究会の会長がラメ入りインクを作るかぁ?と物議を醸したという噂もあったようだ。

拙者のスタンスは明確で、まずは使ってみよう。詰まったら分解洗浄して2度と使わなければ良い。

しばらく使ってインクが出なくなっても、何回か振ればインクが出るなら、そうやって使えば良い。

あれこれ想像して使わないドライブをかけるよりも、実際に使ってみて判断すればいいやというスタンス。

詰まったら持ってきなはれ。洗浄して元どおりにして差し上げまっせ!じゃのぅ。

@01ということで、まずは実験をしてみた。使ったペン先はスチール製でふでdeまんねん風に反らせてある。

これは超極太の字を高速で書いて、インクが追随するかの実験には最適じゃ。

通常状態で少しお辞儀しているペン先をふでdeまんねん風に加工するのは結構大変。

上に曲げた時点で、ペン先が開いてしまうから! だから安いふでdeまんねんはフラットなペン先から作っているのだろう。知らんけどな。

@02このペン先の状態で、10回ほど上下に強く振ってから書き始める。

2つめのサインでは少し掠れ、3つめになるとほとんど掠れている。

しかし、ここで上下に10回ほど振れば、また濃い字が書けるようになる。ゆっくり書くと1枚続けて書いても掠れない。

また小さなペンポイントを持つ万年筆に入れると、ほとんど掠れない。

Tono & Lims のラメ入りインクは超極太の高速筆記には対応が難しそう。

しかし、FやEFの字幅で満足出来るなら、JOWOのペン芯を使ったモデルでなら使える。特に細字系は!

で、詰まったら上下に強く振る!インクが吹き出したことは無し。

そうするとまた、詰まってたと思ってたインクが出てきます(超極太でも)

そう、ラメ入りインクは万年筆でも、(多少の不便さを我慢すれば)、十分に使えます。
  
Posted by pelikan_1931 at 23:53Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2020年05月17日

真鍮古美仕上萬年筆の亜流

@01昨日に引き続き真鍮古美仕上萬年筆。こういうの作り出すと面白くてキリが無いので、作業は1日に1時間だけと決めている。

左側は真鍮劣化液で黒くなった部品に濃茶のスプレーを噴射したものだが、けっこう丈夫じゃ。

右側は少しポップな色調の首軸とキャップという組み合わせで、要となる尻軸は同じ塗料を使っている。

@02こういう塗装の際、軸にマスキングして直接噴射するわけではない。

左のような胴軸部品に個々の部品を一個ずつ取り付けてから塗装するのじゃ。

試験管立てに順番待ちの軸を並べてやるので、作業か結構早い。ただし真鍮劣化液を塗ってないと、塗装はすぐに剥がれてしまうようだ。

このいろんなラッカーでドロドロになっている胴軸パーツを見ていて閃いた!そして出来たのがこちら!

@03雑に見ると、M800に似ているような気はしないだろうか?

透明胴軸に同じ塗料を噴霧するだけで雰囲気は極端に変わるものだなぁ・・・

しかし、アイドロッパーのスケルトン軸は、インクの色を楽しむのと同時に、インクの残量が見やすいというのがウリ。

今回はそのウリを捨てるのか?ということだが・・・

@04@05捨てません。この部分を横にすると、インクの残量がわかるでしょ!

アイドロッパー方式なので、窓から見える量が残量だと考えて良い。

この小さな窓からインクの残量を調べるのも風流ではないかなぁ〜

  
Posted by pelikan_1931 at 23:35Comments(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2020年05月16日

ハッっと気づいたらオリジナルが無い!

2020-05-16左画像はマイブームの真鍮古美仕上軸。左右は同じ物を180°回転させただけ。

オリジナルは左画像の右端、右画像の左端になる金色の軸じゃ。

これは仕様をこちらで指示して作っていただいたもの。同じ仕様の万年筆は存在しない。

一番口を酸っぱくしてお伝えしたのは、キャップを尻軸につけることが出来る・・・の一点のみ。

実際にはこの重さの万年筆を使う方は、キャップを後ろに挿さない方がほとんどのはずだ。

では、何故キャップを後ろに挿せるようにしたかと言えば・・・その方が展示しやすいからじゃ。

最近ではアンモニアや真鍮劣化液で劣化させるのがマイブームなのだがなのだが、一本だけオリジナルと同じ軸を持っていた。

ただし、真鍮は放置しておくと、硫化が進むのか、かなり真鍮表面に小汚い模様が出来てしまう。

さりとて、その曇りをサンエーパールなどで磨けば、ピカピカの質感になってしまい興ざめ。

とはいえ、一部が曇ってしまったままなのもしゃくに障る!

ということで、真鍮製の軸にGoldラッカーを噴霧してみた。

これは良い!錆が見えなくなるし、軸のトーンには変化が無し!実に素晴らしい!

そこでハタと気づいた!お、オリジナルの軸が一本も無くなってしまってる! ヤレヤレ・・・
  
Posted by pelikan_1931 at 23:41Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック