2005年09月24日

コンボ第二弾 ストラットフォード・コンボ

 以前、New Bankerのコンボを紹介したが、Blogで紹介した直後に真っ二つに折れてしまった。それは瞬間接着剤で繋いで使っている。ついでにキャップの空気穴を昔ながらのセメダインで塞いだら、インクの乾燥がピタリと止まって快適になった。

 ペン先のスチール製にありがちな弾力の無さも好きだが、なんといっても1.18个凌弔魘紡声瓦濃箸心地よさがはるかに勝っている。コンボはペンシル中心!という定義をすれば活躍の場は拡大する。そうすると、芯ホルダーがしっかりしていて欲しいなと思う。

 本日紹介するのはボディはストラットフォードのコンボだが、ペン先はSwanの超柔らかいペン先を取り付けてある。万年筆中心にコンボを使う場合にはどうしてもスチール製のペン先では我慢が出来ない。その場合には、首軸に合うペン先を選んで、強引に装着するわけだが、候補者選びはけっこう難しい。

 まずペン芯の上にうまく載ること、曲率がマッチすることが重要。ただし曲率は(訓練すれば)ツボ押し棒でいかようにでも変えられる。

 次に、装着後にペン先ががたつかないこと。特にスチールペンを標準で装着している万年筆に金ペンを装着しようとすれば、かなりの確率でペン先がグラグラする。これはスチール製ペン先の方が(弾力が無いので)厚く成型されている。金独特の戻りが無いので、簡単に曲がらないように厚手になっているわけだ。従って金ペン先を装着すると、たいていグラグラになる。隙間が出来てしまうのだ。

 それでも装着したければ、魔法を使うしかない。ペン芯を太らせる方法と、根元が広いニブを選択することの2つが対策として考えられる。

 今回は、ペン芯とともにペン先も太らせる手段をとった。ペン芯を太らせるには、瞬間接着剤を塗っては乾かし、削ってまた塗るというのを繰り返せば良い。ペン先を太らせる手段というのは、正確には正しくない。ペン先を首軸に差し込む際、グラツキを押さえるために、セーラーのエンペラーについていた金の板を細かく切って押し込んだ。いわば金の栓。これによってペン先はビクともしなくなった。拙者はエンペラーが好きではないので、通常エンペラー部品はすぐにはずす。その残骸から部品を作ったのが今回役に立った。

 万年筆関連の部品はいつ必要になるかもしれないので、決して捨ててはいけない!


2005-09-24 PM  Stratford_コンボ



Posted by pelikan_1931 at 18:00│Comments(17) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
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一時期 Combo(Combination) Penに凝った。普通は万年筆とペンシル(1.18??)とのComboだが、稀にオイルライターとペンシルとか、下のようにナイフとペンシルとのComboなどがある。このモデルは彫ってある文字の部分がコマーシャルであり、多くはドラッグストアーの名称で....
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姿形の美しいCOMBO その名も Diamond Combo【万年筆評価の部屋】at 2006年04月09日 09:52
この記事へのコメント
拙者は実はコンボ大好きで、何本も持っておるので、今度紹介しよう。
Posted by pelikan_1931 at 2006年01月31日 23:05
ジグは「治具」どす。(^_^)

でもこれからは「字具」とします。
次作からは、そう刻みます。

モノ創りの、究極のカタチ。友のタメの、キモチの道具。
設計します。創ります。
Posted by stand talker at 2005年10月04日 22:28
何事も、かみ合わないとね。
Posted by M's Dad at 2005年10月04日 12:49
【字具】とは、言いえて妙ですな。
字を書くための道具ではなく、字を書く道具をメンテするための道具ですが。
Posted by pelikan_1931 at 2005年10月04日 09:52
stand talker しゃん

まさにジグもかみ合わせですからな。
Posted by pelikan_1931 at 2005年10月04日 09:50
安心のジグのおかげで、
ジグザグだった思いが
まっすぐになりました。
ジグ、変換しようとしたら、
「字具」って出てきて、
思わず笑ってしまった。

いまの僕のおまもり。
Posted by M's Dad at 2005年10月04日 08:19
>出来が良かった
 恐れ入ります。コンセプトを教えて頂いたので、あとは製作するだけでした。ご教示、ありがとうございました。
 あと、勝負は「研磨」どす。研磨がすべてと言っても良い。「適合研磨」という手法があって、研磨をしながらフィットを高めます。
 適合研磨の欠点は、時間がいくらあっても足りない事、もしくは時間の存在を忘れてしまうこと。(^_^) 楽しくて。(^_^)
Posted by stand talker at 2005年10月04日 08:04
万年筆好きさんがお買い上げ。

それにしても出来が良かったですなぁ。拙者純正を持っておるが、質感は純正以上どした。
Posted by pelikan_1931 at 2005年10月03日 23:29
>146&149用ジグ
 土曜日、1本お買い上げ頂きました。ありがとうございました。(^_^)

 pelikan_1931さんやM's Dadさん用に試作したものより、ずっとグレードアップして、研磨も顕微鏡下で念入りに。(^_^) 失礼>御二方

 このジグ、便利というよりも「安心」を感じます。ねー、M's Dadさん?
Posted by stand talker at 2005年10月03日 23:19
おお、あれですか! ずっと難しいし、必要性も高いですな。

おっしゃるとおり、Pelikanのエボペン芯は捻る場合の事故を経験したことがない。

突っ込みをいれようとしたのに、、、外れた。

欲しい人は今のうちにお願いすべし。便利ですよぅ。
Posted by pelikan_1931 at 2005年09月29日 21:17
ちゃいます。(^_^)

例の146&149用のシリンダ部分の分解用ドライバーです。
希望があればプルースト用も。
欲しい人、いらっしゃるでしょうか。

>ホールドするペンチ
 それはペリカン100用ですよね。ペリカン本にも写真載ってました。
 作ろうかな、と思っています。でも、手でも変わらないかな、とも。
 さほど重要ではないと今は判断。

Posted by stand talker at 2005年09月29日 17:27
想像するに、ペン芯とペン先をHoldして捻る道具でしょう。
OriginalはeBayに以前出たがものすごい値段であきれたやつ。
ちゃう?
Posted by pelikan_1931 at 2005年09月29日 05:26
今回のオフ会には間に合いませんでしたが・・・
pelikan_1931さんの指導で設計製作した「ある道具」を次(もしくはその次)のオフ会で販売しようと思っております。

性能試験は、M's Dad さんの万年筆でやりました。
クーゲル付きの某万年筆で実験とは豪勢ですのぉ。失敗は許されん!
あ、一応成功しました(^_^)
Posted by stand talker at 2005年09月29日 01:02
ええ、工作で何でも作ってくれる人募集! 器用が一番!
Posted by pelikan_1931 at 2005年09月28日 21:21
>工作員
 なんか怪しい言葉どすなぁ。工作屋になりたーい。
Posted by stand talker at 2005年09月28日 20:11
工作員がいると拙者も心強いわな。
Posted by pelikan_1931 at 2005年09月25日 00:53
>万年筆関連の部品は捨ててはいけない

 ははー。仰せの通りに致します。何かの役に立つ日を信じて。
Posted by stand talker at 2005年09月24日 18:31