以前オマス・ジェントルマンを紹介したが、今回はウォーターマンのジェントルマン。どうも男性に筆記具やアクセサリーを販売する場合の殺し文句は【紳士の、、、】なのかいな?
現実社会で女性に【○○さんて紳士ね】なんて言われたらニヤついていてはいけない。馬鹿にされていると悟らねば真の紳士とはいえない。【○○さんてケ・モ・ノ】なんて言われたら本望だが拙者は紳士とも獣とも呼ばれたことは無い、、、
さてジェントルマンである。オマスのものは硬質セルロイド製で図体の大きさから比べれば恐ろしく軽かったが、ウォーターマン製は、金属軸にラッカーを塗装していたり、純銀、金貼などだ。要するに細身で軽快そうに見えてどっしりと重い。
純銀製のものは、表面にプラチナかロジウムを鍍金しているのか、純銀が曇らない。銀は曇ったほうが良いという人は多いが、拙者はピカピカの方が好みだ。
正確に言えば(いぶし銀)→(ピカピカ銀)→(曇った銀)の順。いぶし銀は独特の風格があって好きだが、汚く曇った銀は利用者のだらしなさの象徴のようでイヤだ。
斑が目立たないように曇っているのは許せるが、小汚く真っ黒の所と、テカテカのところがあるのなんて許せない。パーカー75なんぞは中古で購入したとたんにピカピカに磨いてから燻す。銀燻し液なるものが販売されており簡単に燻し銀軸を作成できる。ただ万年筆の軸を燻すのにはもう一工夫いる。それをやらないと、よけい汚くなってしまう。これはヒミツ!
斑が目立たないように曇っているのは許せるが、小汚く真っ黒の所と、テカテカのところがあるのなんて許せない。パーカー75なんぞは中古で購入したとたんにピカピカに磨いてから燻す。銀燻し液なるものが販売されており簡単に燻し銀軸を作成できる。ただ万年筆の軸を燻すのにはもう一工夫いる。それをやらないと、よけい汚くなってしまう。これはヒミツ!
ウォーターマン・ジェントルマンはル・マン100ファミリーの末っ子で、軸の素材をNASAプラスティックから金属軸に変えたと考えればよい。ペン芯なども基本的にはル・マン200と同じ設計だ。
書き味はル・マン100よりは相当硬い。ル・マン100はEFからBまで満遍なく書き味が良いが、ジェントルマンはMくらいでピントを合わせながら書くのが一番適しているように思う。