2005年10月07日

ハイブリッド Goldfinc

  これはGoldfincの安いスチール製ペン先の万年筆にConway ディンキーのMニブを装着したものだ。ペン先は以前紹介した友人からいただいた。何か使えないかとイロイロ試していたら、なんとこのGoldfincにぴったりと合致した。

 こういうマッチングはペットの交配や新種の稲を開発するのに近い作業かなと思う。もっともあちらは結果が出るまでに半年から1年かかるが、こちらは一瞬で結果が分る、、、と思うでしょ、、
 
 違うんだな、これが。確かに適合するかどうかは嵌めて見れば見当が付く。ただこれが万年筆として機能するかどうかは、多少時間をかけないとわからない。最初は良くても時間とともにペン芯とペン先が離れたり、インクカスがなぜかこびりつく、、あのインクとは相性が悪い、、、など色々出てくる。一番多い症状はペン先に段差が出るとか、逆ハの字にスリットがなってしまうなどだ。

 逆ハの字になるのは、スチールペンが付いていた万年筆に金ペンを取り付けようとする際に発生しやすい。スチール製ペン先は、金ペンよりも厚いので、金ペンをその抜いたスキマに押し込もうとすれば、必然的に大きなペン先(当然厚い)を入れなければならない。大きなペン先を小さなペン芯に載せると、逆ハの字になりやすい。そこで、ペンの曲率を変えるような調整が必要になる。

 ようするに、スチール製ペン先付きのモデルに金ペン先を入れる調整は、通常の金ペンの何倍も時間がかかるわけだ。もちろん、だから楽しいわけじゃがな。


2005-10-07 PM Goldfinc_Conway



Posted by pelikan_1931 at 18:00│Comments(4) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 万年筆 | 万年筆
この記事へのコメント
ふと考えることがある。こうして出来上がったハイブリッドモデルは100%お嫁に行っているわけじゃが、はたして可愛がられているのじゃろうか?面白いので始めのうちは珍重されるが、すぐに飽きてポイ捨てされてないかなぁ?ちと心配。
Posted by pelikan_1931 at 2006年02月02日 18:27
上記URLにyellowdaliしゃんの調査結果へのLINKを書いておく。
Goldfincはメーカーではなく、文具商のグループじゃとか。
Posted by pelikan_1931 at 2005年12月12日 22:05
拙者の作品に改造が多いのは、それだけ壊していると言うことじゃから、、

自慢にはならんが、楽しいよ。当然偶然も多い。今回のもそれじゃった。
Posted by pelikan_1931 at 2005年12月04日 21:49
Goldfincはたまに見かけます。このペン先は現行品のディンキーのペン先ですね。厚さが合致したのが奇跡のようです。欲しいです。
Posted by Carter at 2005年12月04日 20:06