いやぁ、具合が悪い・・・昨日、WAGNERの月例会の終盤、やけに体中が痛いなぁと思っていた。帰宅したころには、酷い悪寒が!熱を測ると37度程度。拙者の場合は、この程度の微熱が一番辛い。そして数時間すれば熱は39度くらいに上がる。そうなるとポカポカして苦しさは無くなるが、思考力も10%程度じゃ。
早めに解熱剤を飲んで寝たのじゃが、案の定午前1時くらいには、熱は38.8度に。いやはや、月例会に風邪で来られない人が4人いたが、拙者もやれらたか!しかし今シーズン3回目の風邪ですぜ。
月例会では、N氏に40年も使い込んだ修理道具を貸していただいた。来週のペントレでデモじゃ!日本におけるMontblancの昆明期を支えてくれた人なのじゃが、まだお若い!20分間の講演をしていただいたが、実に楽しかった。機械自体はお見せ出来ないが、らすとるむしゃんや拙者にとっては、万年筆よりはずっと楽しませてくれるものじゃ。
N氏は比較的早い時期に万年筆から離れて、事業を成功させたのじゃが、万年筆に対する情熱は、しんがり戦をヤル!という方々に決して引けはとっていない。むしろ万年筆に苦労させられたという経験が無いうちに撤退したので、より郷愁を感じておられるような気がした。初恋の人が忘れられないような・・・・・ 左の写真はペリカンの社史に出ている固形絵の具を作っている工程じゃ。消しゴムのような四角い絵の具がどうやって丸い容器に広がるのじゃろう?
それはともかく、この固形インクの作業をしている女性に、仕事をしている楽しさがまったく感じられない。どう考えても作業の主たる部分は機械が実施し、その後工程のみの単純作業をしている。これでは出来上がったものに心がこもらないのではないかな。その仕事が好き、得意であれば、自然と心がこもってくる。そうすれば、出来上がった商品はどんどん質が上がっていく。そうでなければ、いつか消費者からしっぺ返しを食らう。ペリカン万年筆が消費者に支持され、固形絵の具が支持されていなかったのもわかるような気がする。 左はTAKUYAしゃんのミニ檸檬用ペンケースじゃ。一度紹介したが、昨日、ついに本物におめにかかった!外側の黄色のリザードは実に美しく、またポイントになっている緑のリザードも可愛い!ただのミニ檸檬を入れるにはもったいないほど出来ておる。
また次の【赤と黒】も発売されたらすぐにケースを作ってみるそうじゃ。この作品を見ていると、作者が作る事が好きで好きでたまらない!という気持ちが伝わってくる。ここが重要じゃな。
やはり作者と直接お会いして、希望を伝えたり、情熱を共有すると、入手した製品にも愛着が持てる。そういうものが、18日、19日のペントレでは参考出品としてたくさん出される。
その一つに風呂敷がある。昨日、京都からサンプルが届いたそうじゃ。こちらも非常に楽しみにしている。WAGNERでは、最近万年筆ケースがはやっている。万年筆は筆記する為の道具じゃが、ケースは自分を演出するためのアクセサリー。普通の人にとっては、万年筆よりもケースの方が印象付けるのに効果がある!はてさて、どんなアクセサリーが登場するのか、今から楽しみじゃ。今後はピンバッジの製作も企画されておる。
上記の写真で、胸を貸してくれたのは、kiyomiしゃんとめだかしゃんじゃ。ありがとさん!