2006年04月28日

ひと昔前のカタログ 【Sheaffer】 その15

 本日からはSheafferの一冊のカタログを3日間に分けて掲載する。2日目にビックリするかな?内容ではなく、時代にな。

2006-04-28 Sheaffer 01 実は非常に小さなカタログで幅は7.4僂靴ない。写真は開いてスキャナーにかけたものなので約15僂犬磧I當魅灰沺璽轡礇襪亮命燭砲蓮攫螢瀬譟曚噺討个譴觴蠕賁腓離皀妊襪使われるのじゃが、上はともかく下の手はなんとかならなかったのかなと思う。

 シチュエーションもよくわからない。万年筆を手渡ししている場面でもなく、万年筆の展示台として2人の手を使っているようじゃ。変なの・・・

 左側の代理店の電話番号表記もいかにも時代を感じさせてくれる。表紙になっているのはSheafferのインペリアル・シルバーと呼ばれているモデルじゃ。ものすごく出来の良いモデルじゃが不思議と人気が無い。拙者がアメ横を徘徊しだしたころは、店先に残っていた。たしか12000円から15000円くらいじゃった。定価に近い価格なので、多少は希少価値が付いていたころじゃろう。とすればこのカタログは1980年以前の発行ということになる。

2006-04-28 Sheaffer 022 左がその万年筆じゃ。調整したものを含めると10本以上さわったことになる。非常に良く出来たモデル。吸入機構は修理マニュアルがあれば誰でも簡単に修理できる。問題は修理用部品が国内入手は難しいということじゃがな。

 なを、上の実物の万年筆は純銀軸を燻してあるので色の感じは多少違う。純銀であっても20年もねかせておけば、薄い黄色っぽい膜がかかったような絶妙の感じになる。そういうのがあったら欲しいものじゃ。この時代のインペリアルにはペン先XFからM程度しか輸入されてなかったのかと思っていたら、ちゃんと7種類のペン先が日本でも準備されていたらしい。
2006-04-28 Sheaffer 02
 それはこの頁を見れば下の方に書いてある。読めるかな? この当時のSheafferの首軸の樹脂は非常に品質が良く、ベンジンで拭いても白っぽくんらないし、傷が付いても磨けば傷は消え光沢も戻る。最近のは傷は消えるが光沢は戻らない。非常に作りがよかった時代の製品。

 ここでも純銀軸よりも金鍍金軸の方が高くなっている。金鍍金の方だけ定価改定しているということは、このあたりで物品税率が高くなったのかな?それとも輸入関税が高くなったのかな?純銀製よりも金鍍金製が高価というのは、金は贅沢、銀は普通!という時代の名残じゃな。万年筆ファンにとっては悦楽の時代じゃったろう。昨日のプラチナ・プラチナも1万円じゃった・・・

 ところで、このボールペンはすばらしいよ。拙者の高級ボールペン・コレクションの記念すべき第一号じゃが、当時のアメ横の在庫をすべて拙者が購入したのではないかな。安かったが機能性と手触りは最高で、お世話になった人、部下の結婚祝いなどに差し上げた。早川シャープ復刻とともに、同じ銘柄を50本以上集めたものじゃ。

 今のシェーファーのレフィルがすんなりと入らないのと、シェーファー自体のレフィルの品質がカランダッシュやモンブランに劣っているので最近では出番は無いが、カタログを見ていたらなつかしくなった。たしか一本だけは残していたはず。ペンケースを探して見る事にしよう。



Posted by pelikan_1931 at 07:00│Comments(14) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 周辺Goods 
この記事へのコメント
井筒屋しゃん、そのとおりじゃ。ただ、レディシェーファーには上に曲がったものと、普通に反ったものと、反ってないものと、ラウンドニブがある。どれも特徴のある書き味じゃった。絶品ではないが、細字に関してはなかなかじゃった。
Posted by pelikan_1931 at 2006年05月01日 23:09
一番反っていたのは、おそらくはレディシェーファーでしょう。反るというより、曲がっているようなのもありました。
Posted by 井筒屋 at 2006年05月01日 22:20
みーにゃしゃん

最近のクレストは反って無いな、反っていたのはタルガあたりまでじゃな。
Posted by pelikan_1931 at 2006年04月30日 05:14
こんばんは!
シェーファーには興味シンシンなので、じっくり見させていただいています。
「反りのあるペン先」としっかり書かれていて、親切ですね。

先日、スノーケルの反ったペン先と同じかと思って最近の「クレスト」に手を伸ばしましたが、違いました!全然反っていませんでした・・・
Posted by みーにゃ at 2006年04月29日 22:00
らすとるむしゃん

毒針はジョニー・バレンタインのエルボードロップでしたが、
呪術師アブドラ・ザ・ブッチャーも毒針と呼ばれていましたかね。
Posted by pelikan_1931 at 2006年04月29日 20:18
私も外れないシュノーケルの首軸にCRC−556を使いましたが・・・
問題解決には至りませんでした。何の進展も無く2年ぐらい放置しています。

ブッチャ−は単なるブッチャ−ではなく・・・アブドラ・ザ・ブッチャ−??。

インペリアルの銀軸は高校時代に使っておりました。
未だに健在です。しかし・・・もうすぐ内部のチューブが溶けてしまいそうです。
Posted by らすとるむ at 2006年04月29日 08:42
monolith6しゃん

ここまで壊してきて初めて悟ったのが【無理はいけない】ということ。
ずいぶん時間がかかった。_| ̄|○
Posted by pelikan_1931 at 2006年04月29日 07:02
 CRC-556は日本製で、錆び落としの代名詞と化していますが、ここアメリカでは WD-40という商品が代名詞。これを胴軸内部にシューっと吹きつけ、精密ドライバーで頑張りましたがダメ。あやうく私もブッチャーの仲間入りをするところでした。
Posted by monolith6 at 2006年04月29日 06:35
stand_talkerしゃんもやったクチですか。
ブッチャーが増えているようですな。
Posted by pelikan_1931 at 2006年04月28日 23:36
monolith6しゃん

拙者、錆おとしを塗ったら、外れない上に、筒がザラザラして傷だらけになったことがある。以来、無理はしないことにしている。
Posted by pelikan_1931 at 2006年04月28日 23:34
>尻軸のネジが錆びていて内側から外れない場合
 僕もです!!
 確かに苦労させられました。「安いネジ使うなよ〜」と悪態つきながら。。
 1本は諦めました。もう1本はゴリゴリ。。CRC556に漬けながらインパクトドライバで。。。

そこいらが寿命なんだな、と思いました。
Posted by stand_talker at 2006年04月28日 22:35
 ↑ それ!

 私も幾つか遭遇しました。壊すのは嫌なのでそれ以上触るのはやめました。それにしても吸入方法がスノーケルとよく似ているせいか、スノーケルで吸入しようとして、ニブの先端までどっぷりと瓶に浸してしまいそうになったことが何度あったことか。
Posted by monolith6 at 2006年04月28日 22:26
たいていはそれで事足りる。
尻軸のネジが錆びていて内側から外れない場合は万事休すじゃ。
Posted by pelikan_1931 at 2006年04月28日 08:09
師匠。インペリアルの修理部品って、Oリングとサックだけですよね?
Posted by stand_talker at 2006年04月28日 08:06