Livedoorの記事やコメントを書き込み出来ないトラブルがやっと解決したようじゃ。一時は昨年の7月26日依頼皆勤で投稿したのが途切れるかと思った。一方で、昨日からのトラブルが今朝の段階でも回復してなくて、投稿が出来なかった時、このまま一日中投稿できないなら、息抜きになるな・・・・という期待感も多少はあった・・・・イヤ、大いにあった。
残念ながら・・・イヤ・・・幸いにしてトラブルも回復したようで、遅ればせながら本日分の投稿をする。
実は、本日分の投稿には内容が無い。それで困り果てていたので、トラブルにほっとした面もあった。centenaire26しゃんが、作品に行き詰って自殺した作家の気持ちが理解出来る!と言っておったが、なんとなくわかる。雑文であっても内容の無いBlogを出すのは気が引ける。 左の貿易の項を見ると、当時万年筆を30万ダース輸出していたことになる。360万本の万年筆を出荷する企業は現在では、中国、インドくらいにしか存在しないじゃろう。破竹の勢いで生産し、販売し、輸出していた時代じゃ。
ところが、このすぐあと、パイロットは創業以来の危機に瀕することになる。その部分については、【パイロットの軌跡 -- 変化を担って60年】を参考にしながら綴ってみよう。こちらには、出荷本数も記載されている。
パイロットの国内売上高は昭和34年に30億円、35年には38億円に達していた。生産本数も588万本に達成した。だが出荷数は増大したにもかかわらず、市場における売れ行きは鈍り、販売店からの苦情が出始めたのも事実。創立50周年の昭和43年には経営破局の危機に直面したのじゃ。
しかし労使協調した再建を図り、昭和44年以降は着実な回復をしていった。やはり業績がうなぎ登りの時こそ、慎重にならねばならないという教訓。そして対策は一挙に実施すれば効果は出るということじゃな。
社史編纂という作業は地味に思われがちだが、将来同じ失敗をしないためには、単なる歴史だけではなく、分析結果や反省も記録しておかなければならない。そういう意味ではパイロットの軌跡は非常に良く出来た社史じゃ!