2006年06月17日

萬年筆 ヘルプデスク

2006-06-17 たまご人間 昨年の7月26日に最初の記事を投稿以来、一日もかかさず投稿しておる。当初は既に画像があった万年筆に対してコメントを加えていた。そのうち、ペリカンの社史を発見して内容が変化し、資料を追いながら過去を分析することに集中している。この分野は非常に面白い。

 拙者の記事は曜日によってテーマを分けているが、なかには10月までテーマが決まっている曜日もある。中学生の時から【予定魔人】と呼ばれていた拙者は、今でも予定を作るのが好きじゃ。当然、投稿記事の題名も、ずいぶん先まで決めてある。

 ただし、水曜日と土曜日だけは、テーマは当日の朝まで決めない。フリーハンドで徒然なるままに書くことにしているのじゃ。つい最近から・・・

 【予定魔人】としては、当日朝までテーマが決まってない状況は、精神衛生上極めてよろしくない。締切りに追われて胃潰瘍になる作家みたい。しかし、それを楽しむのも一興じゃ。

 今回の記事内容と写真はまったく無関係。ただし、この写真を撮っているときに記事内容を思いついたので、敬意を表して掲載した。右下のやや小さいたまご人間がkugel_149しゃんの入院につきあっておったお方じゃ。

 今回のテーマは【萬年筆ヘルプデスク】。名前は凡庸じゃが、Syber空間上のKnowledge Baseであり、萬年筆愛好家同士が互いに智恵を出し合って情報を整理、昇華していくモデル。

 有料サービス、情報提供者には情報の貴重さを評価してキャッシュバック、情報問い合わせ者に対してもその勇気に敬意を表してキャッシュバック、主たる収入源は会費、広告、情報提供料(メーカー等へのトラブル情報フィードバック)、修理などの代行手数料など。

 提供するサービスの仕組みがペイすれば良いというモデルなので、収支トントンが理想。持ち出しはしない(長続きしない)。特定の個人に依存しない。会員数増加させた人にはインセンティブ(萬年筆好きを増やした事に対するインセンティブ)

 ヘルプデスクというからには、知らないことを聞ける。ただしオペレーターというかコーディネーターはあくまでもスーパーバイザー。知識のある人にディスパッチするか、ネット上でボランティアを募る・・・・

 書くとキリが無いので、続きは本日実施される【WAGNER】の宴会にて! ぜひ奇想天外な意見を求む。お金儲けでは無いので楽しく出来なくてはな。

 本当はペン習字の通信教育みたいに【お勉強】も出来るようにしたい。封書での通信はスピードを求める人にはまどろっこしいので、e-learningが良いかな?

 また歳とって動けなくなった人にも、TV会議で参加できるようなWAGNERにしていきたい。骨折して初めてその境地になった。万年筆について語る時の皆のテンションの高さを見ているとボケ防止にはなりそうじゃ。IP網を使った無料TV電話で全国同時開催のWAGNER。10年後は世界の規模に。50年代No.149のコルクは誰に頼めば一番確実か、費用はいくらか瞬時にわかる・・・

 はやくそういう仕組みを作りたい。大構想は出来た。あとは詳細プランと実施計画と資金じゃな・・・ 予定魔人としては、構想を思いついた段階で満足してしまっているので、放置すればいわゆる【計画倒れ】になる。同士よ盛り上がれ!



Posted by pelikan_1931 at 07:00│Comments(8) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 情報提供 
この記事へのコメント
> 脂ののった師匠たちの世代

うう、た、たしかに、皆、脂はのっておる・・・体のここそこに・・・
Posted by pelikan_1931 at 2006年06月20日 22:10
すごい構想ですね!面白いと思いました♪

購入前の事前相談から販売店紹介、アフターサービス仲介、故障などのトラブル情報の問い合わせ、なんて全部揃ったらいいな〜☆
評価・価格の相場表とか、インクのデーターベースとか付加サービスがあれば面白いな〜など、想像してしまいました!
(すごいデータ量になりそうですね)

脂ののった師匠たちの世代がが今取り組まねばいけない課題なんですかね〜!それにしても、楽しそうですヾ(〃^∇^)ノ♪
Posted by みーにゃ at 2006年06月20日 21:43
井筒屋しゃん

そのとおりじゃ。遠慮して誤った情報を修正しないのが、最大の罪悪というのがこのヘルプデスクのおきてじゃ。
その意識改革には、まだまだ時間がかかりそう。
人のために情報を提供する価値をわかってもらわねばならないのじゃ。
一種の布教活動!
Posted by pelikan_1931 at 2006年06月18日 22:35
師匠

これは「萬年筆ヘルプデスク」という名前を持つ、ナレッジベースということですね。
それであれば、ガセネタをガセと糾弾し、正しい情報のみ選別する機関が必要かと考えます。
個人が判断機能を担うとすれば、中傷の対象にされたりして長続きしない危険性があります。
Posted by 井筒屋 at 2006年06月18日 22:28
二右衛門半しゃん

STはうまく調整できれば楽しめますぞ。
Posted by pelikan_1931 at 2006年06月18日 16:21
あさはかでした。
そこまで深い考えがあったとは!!
素晴らしいです!!

それと、ちょっと話は舞い戻りますが、たぶん私の持っているユーロボックスから買い上げたばかりのM60のキャップのついたM30、このペンのペン先、おそらくSTかもしれません。
昨日の話を伺っていてなんとなくそう思いました。
Posted by 二右衛門半 at 2006年06月17日 07:15
二右衛門半しゃん

萬年筆愛好者の裾野を増やせば業界は潤う。その時がメーカー発想の万年筆業界を変えるチャンス。

落ち目の時の改革は縮小均衡。伸びる時こそ改革のチャンス。
消費者金融業界は、個人の借り入れ状況をシェアしている。その情報が欲しくて都銀が高利貸しを始めた。これは個人の行動と借入額をシェアしている。

万年筆ヘルプデスクは個人には興味が無い。個々の万年筆を中心に考える。本当はICタグなど埋め込みたいくらいじゃ。どういう修理歴があるかを知れば、壊す確率も減る。瞬間接着剤で固定した首軸を捻れば大惨事になるからな。
Posted by pelikan_1931 at 2006年06月17日 07:06
おはようございます、ヘルプデスクとはおもしろいアイデアですね。
どうも最近の傾向を見ていると販売業者の増加に修理業者の増加が追いついていないような印象を持っております。
また、万年筆の使い方についての基礎すらまだまだわかっていない方が多くみられます。
充分需要があるのではないでしょうか?
Posted by 二右衛門半 at 2006年06月17日 06:48