2007年05月19日

スケルトン軸 その4 【 セーラー プロフィト 透明軸 】

2007-05-19 01 これは何回目かの世界の万年筆祭りの時、セーラーの川口さんのペンクリで入手した。金曜日の昼下がりでペンクリには、たまたま人がいなかったので空いた椅子にすわっておしゃべりしていたら、この万年筆が目にとまった。

2007-05-19 02 川口さん曰く【万年筆祭り用に特別に作って持ってきたら、こればかり売れて、最後の一本。明日になったら確実に無くなる】とか。

 川口さんの【最後の一本攻撃】で同じものを何本も購入した拙者ではあったが、さすがに【世界の万年筆祭り用】というのに惹かれて一本購入した。

2007-05-19 03 数あるスケルトン軸の中で最も透明感が高いモデルじゃ。ただし首軸先端だけが黒いパーツが見えている。このパーツも透明だったらもっと良かったのに・・・

 ちなみに翌日の土曜日にも訪問したら、同じ万年筆がうじゃうじゃ!【あ~、また騙されたぁ!】と声を上げたら、川口さんは【いやぁ、売り切れたと報告したら、急遽作ったみたいなのよ。さっき届いたの・・・】ときまり悪そうに・・・

 しかし、この後も、なんどか最後の一本を購入している。ま、【最後の一本】というのは、拙者と川口さんの間では【挨拶】みたいなもんじゃ。

2007-05-19 04 拙者がこの万年筆が好きなのは、インナーキャップも半透明素材ということ。

 パイロット823はインナーキャップが黒であるため、どうしても好きになれない。聞けば透明にするには数円高くなるからだとか。拙者はインナーキャップ・プラーでインナーキャップをはずして使っていたものじゃ。

 数円の為に、妥協はして欲しくない。またもっと利用者の声を聞いて欲しいものじゃ。社内的には、透明インナーキャップでは汚れが見えてしまうのが懸念されて不透明インナーキャップにしたとの噂もある。

 逆じゃ!汚れが目立つからこそ頻繁に掃除するわけで、利用者にとってはいきなり首軸を掴んだ手が汚れるよりずっとまし。

 823のコースは大好きなペンポイントなのじゃが、インナーキャップがセーラー程度になるまでは使う気がしない。今まで買った823は5本。だが買っては嘆き、買っては嘆きの連続じゃった・・・


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2007-04-21 スケルトン軸 その2 【 Pelikan 二代目ペリスケ with 蒔絵 】 
2007-04-14 スケルトン軸 その1 【 Pelikan M800 Green Transparent  】 



Posted by pelikan_1931 at 07:00│Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 万年筆 
この記事へのコメント
ぱいたんしゃん

コンバーターを透明にしようとすれば、ピストンの取り付け部をプラスティックにする必要がある・・・モンテヴェルディのチビコンバーターと同じつくりなら可能かも知れんな。
Posted by pelikan_1931 at 2007年05月20日 18:39
すっきり透明って、すずしげでいいですよね(^^)/
もっとも私は、プロフィットよりも、823よりも、透明のプロギアスリムに心惹かれます。
某四国のお店の限定品ですが、画像によるとこれもインナーキャップが透明のようです♪
コンバーターも透明ならなおよい!のですが、どうなんでしょう。
Posted by ぱいたん at 2007年05月19日 06:51