2008年01月20日

Parker Encyclopedia その2

2008-01-20 01 パーカーの販売店向けマニュアルの第二回目は、当時デュオフォールドに地位を奪われてしまっていたプリミアシリーズ

 1983年の発売。1983年といえば、Pilot 65の発売、Warerman ル・マン100の発売、そして何より、初めて拙者が自分のお金で萬年筆を買った記念すべき年じゃ。

 当初の想定では、このプリミアがParker 75に変わって屋台骨を支える予定であったのであろうが、見事にこけた・・・。そこで急遽、Parker 75を延命し、デュオフォールドの開発を急いだのかも知れない。

2008-01-20 02 プリミアには萬年筆とボールペンとペンシルがあった。この中では萬年筆は話にならないほど魅力がなかった。以前にも述べたが、キャップを締める際の音が、パチンではなくプスンだったのがもの悲しかった。

 また首軸は、どこを捜したらこんな粗末な素材を見つけられるんだ?というようなもので、ベンジンで拭いても色が変わるほど・・・。惨いものだった。

 Parker 75で問題となった【痩せる首軸】からの脱却をねらった画期的な素材だったのかも知れないが、あまりに見映えが悪いのが致命的!それと価格政策にも失敗していた。Parker 75に対して、機能の割にあまりに高すぎたからな・・・

 ただしペンシルは最高!最もメカ好きを楽しませてくれる機構を持っている。

 まずキャップに相当する部分を捻ると、ノック機構が後ろに伸び、芯ガイドが前に突き出る。後はノックすれば芯が出てくるという機構。まるで仕込み杖か合体ロボのようで、実に良かったのだが、当時は高級ペンシル自体の需要が少なかったのと、0.5个農泙譴笋垢い里響いて、ほとんど売れなかったようじゃ。

 拙者は発売と同時に純銀製のペンシルをGetしていたが、高級ラインのペンシルは、あっというまに廃番になってしまった。

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2008-01-20 072008-01-20 08 Parkerの当時のコマーシャルなどを見ると、一押しはアテネスだったと思われる。

 確かに非常に綺麗で魅力的に感じられたが、当時は純銀命だったので、これがバーメイルだったら良いのにと購入をためらってしまい、今日にいたっている。

 ビゾンフォンセとは仏語で【ミンクの毛皮に金を散りばめた
】という意味だとの解説が載っている。しょせん外人が手慰みでやっている雑な漆塗り・・・と考えていたので、まったく興味がなかったが、このボールペンは欲しいなぁ・・・

 シズレはペンシルを2本購入した。一本は無くしてしまったが、もう一本は未使用で保管してある。プリミアシリーズの最高峰が、このシズレのペンシルだと今でも信じている。

 そしてシリーズの中で、もっとも派手できらびやかなのが【シルバーグレンドルジュ】とにかく目立つ。また高級そうに見える。多少人前で使うのが憚られるような気がする・・・とみなさんおっしゃっていたなぁ。

 このプリミアシリーズは、XBというニブのバリエーションを当時の日本では提供していなかったようじゃ。XXBとかXXBOはデュオフォールドでは使った事があるが、プリミアで経験してみたかった・・・軸の細さとあいまって不思議な感覚を堪能できたであろう。だれか持ってないかな?


【過去のシリーズ記事】

Parker Encyclopedia その1



Posted by pelikan_1931 at 13:25│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 周辺Goods