2008年03月14日

Pen Doctors' Rules その10

Doctors Rules 今回は10回目。

 まずは青字の文章を読む。

 それに対する拙者の 本音ギャグ を下に書いてある。

 これを真似て、青字の部分に関する【浅はかで愚かな解釈】をコメント欄に書いて下され。


1.重症患者の罹病率はどのような場所で診療するかによって大きく変わる
  地域医療ないし過程医療の場では低く
  紹介患者を引き受ける診断センターでは高

  紹介患者ばかりの集中治療室では著しく高い

 → 調整師に持ち込まれる萬年筆の症状は、どのような場所で診療するかによって大きく変わる
    デパートのペンクリではインク詰まりが多く
    WAGNER表定例会のペンクリでは書き出し掠れインクフロー問題が多く
    萬年筆専門店では字幅変更が多い
 → WAGNER裏定例会ではフォルカンへの改造要望と生贄が多い
 → WAGNERのペンクリに持ち込まれる萬年筆の改善要望は、どの地方で診療するかによって大きく変わる
    東京では つゆだくインクフロー要望が多く
    名古屋・大阪では細字化要望が多い
    熊本や札幌はどうかな?今から楽しみじゃ!


2.将来学問としての医学に携わろうとする医師は、少なくとも1年間はアカデミックセンターから離れ、
  開業医としての経験を持つべきである


 → アマチュア調整師をめざすものは、少なくとも年に一回は【ダメ出しの女王】の萬年筆を調整させていただき、
    世の中の厳しさを知るべきである

 → それを乗り越えれば、どんな苦難に出会っても乗り越えられる自信がつくであろう
 → しかし、翌年には早くも挫折を経験することもあろうが・・・ 


3.医学のスタンダードと見なされている教科書を一冊購入しなさい。
  しかも最新版が出る度に購入すること。一生それを続けなさい


 → 3月21日には【趣味の文具箱 vol.10】を数冊購入しなさい。新しい世界が開けるでしょう
 → 一冊は自分用に、一冊は保存用に、そして一冊は会社のデスクにさりげなく置いておきなさい
 → その本のそばに高そうな萬年筆をころがしておきなさい
 → 【趣味の文具箱】 は最新版が出る度に購入すること。一生それを続けなさい


4.初めて出逢った病気や症状についてはスタンダードな教科書を読みなさい
。一生それを続けなさい

 → 初めて出逢った故障や不具合については、拙者の【調整報告】を読んで目処を立ててから各地のペンクリに持ち込みなされ
 → オークションで初めて出会った萬年筆については必ずず疑い、【バイブル】で確認しなさい
    いまどき珍品が破格の値段でオークションに出るわけがない。理性が無駄使いを救う
 → しかし・・・【物欲は理性を凌駕する】
 → 必ず試し書きしてから買いなさい・・・・・・・【欲しがりません、書くまでは!】


5.紹介を受けた医師は紹介元の医師にのみ意見を述べるべきで、直接患者に伝えてはならない

 → 購入を打診された珍品は、所有者にだけ意志を述べるべきで、仲間に相談してはならない
 → 仲間がいち早く買ってしまうかも知れない
 → 【相談は友情の終焉】 



【過去の記事】

Pen Doctors' Rules その9 
Pen Doctors' Rules その8
 
Pen Doctors' Rules その7 
Pen Doctors' Rules その6 
Pen Doctors' Rules その5 
Pen Doctors' Rules その4 
Pen Doctors' Rules その3 
Pen Doctors' Rules その2 
Pen Doctors' Rules その1 



Posted by pelikan_1931 at 07:00│Comments(9) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 万年筆 
この記事へのコメント
1.重症患者の罹病率はどのような場所で診療するかによって大きく変わる

・地方のホームセンターの文具売り場…低
・地方のデパートの文具売り場…低
・東京の文具売り場…中
・万年筆専門店…高
・交流会やペンクリ…著高

 ただし、治癒することはありえないので、活動場所を変えるごとに合併症が増えていきます。
Posted by しまみゅーら at 2008年03月17日 14:12
怠猫しゃん

たしかに集中治療室は危ない!イニシエーションに似た雰囲気あり・・
Posted by pelikan_1931 at 2008年03月16日 07:12
こんばんは。

>1.紹介患者ばかりの集中治療室では著しく高い

ちび猫も“紹介患猫”の1匹。(笑)
先輩の患者様方にワクチンを勧められますが,症状が更に悪化しているようで...

>pelikan_1931 さま

メールいたしました。
#1931のホワイトゴールドは今でも夢に出ます。
“一期一会”は静物と生物の間にもあるようです。

Posted by 怠猫 at 2008年03月15日 21:16
怠猫しゃん

どんどん【つゆだく極太】の世界に嵌ってきていますな。

まずは、その世界に到達しなければ、展望は開けませんぞ。あ、14C-O3Bが二個あった!
Posted by pelikan_1931 at 2008年03月15日 17:13
Bromfieldしゃん

Gentlemanであっても、【L】ならお買い得! BというよりもBBの幅はありますからな!
Posted by pelikan_1931 at 2008年03月15日 17:10
1.万年筆中毒はどこで罹患したかによってその後の症状の軽重が異なってくる。
骨董市で罹患したか?本屋で罹患したか?オークションで罹患したか?
専門店で罹患したか?ペンクリで罹患というのもあるでしょう?
WAGNERで罹患した場合の重篤度は高いと思いますがいかが??
2.万年筆以外にも興味を持って買いましょう。
それが却って深みに嵌らせることにつながります。
3.限定万年筆には常に目を光らせなさい。
あなたにも興味が持てる万年筆はきっとみんな興味を持っている筈なのですぐ売り切れます。
4.かわった吸入機構に走るのも良いが、たまにはカートリッジ/コンバーター式か回転吸入式に立ち返ってみなさい。
新鮮な驚きがあります。
5.飛ばし
Posted by 二右衛門半 at 2008年03月15日 00:54
>パーカー・デュオフォールドのXB
あ、XXBの間違いでした。
同じペン先でも、文字が少ないと損した気分になります。(笑)
それなのに,三ツBニブは所持してないです。(号泣)
Posted by 怠猫 at 2008年03月14日 23:51
こんばんは。

>4.初めて出逢った病気や症状については〜一生それを続けなさい。

⇒要は、ちび猫はB以下のニブを使ってはいけないということでしょうか。(笑)
初めての万年筆がEF。どうも具合がよろしくないと,某老舗文具店の
マエストロに相談したら,“次は一番太いの行ってみる?”(笑)と出されたのがBB。これが塩梅がよく,最近,お師匠様の診察を受けたらさらに依存性が増しました。最近はカウンセリングの中で“#800のPF付き3Bニブ”を薦められました。パーカー・デュオフォールドのXBもいいとか。
最近はパイロット#845のBBが気になります。

Posted by 怠猫 at 2008年03月14日 23:45
>→ オークションで初めて出会った萬年筆については必ずず疑い、【バイブル】
>  で確認しなさい。
> いまどき珍品が破格の値段でオークションに出るわけがない。
> 理性が無駄使いを救う

以前、Waterman Le Man 100 (L nib) というオークションの広告を見て、良く確認せずに、入札してしまいました。画像もわかりにくく、ただ箱から推察して、ペンの太さ、長さなどおかしな感じがしたのですが、結局「破格の値段」で落札。(結局私以外は誰も入札せず)。不安に思いながら、商品の到着後「バイブル」で確認したところ、Le Man 100ではなく、Gentlemanでした。返品しようと思ったのですが、これはこれで書き味が良いため、現在も所有しております。ただ、これを教訓として、今は気をつけております。この箴言、改めて肝に銘じておきます。
Posted by Bromfield at 2008年03月14日 10:46