2008年03月06日

解説【萬年筆と科學】 その71のかわりに【 Sheaffer Imperial VIII Set 】 

2008-03-06 01  ついに巡り会った!http://pelikan.livedoor.biz/archives/50701760.html で紹介したSheaffer インペリアル金鍍金軸!今までカートリッジ式にはなんどか遭遇したが、タッチダウン式の金鍍金軸は初めて!しかもMintということでうれしくなってしまった。

 拙者のように【調整が趣味】、コレクションは【次世代に伝える義務】と達観?してくると、次世代に伝える価値がある!と判断する萬年筆以外には、さほど興味が無くなってくる。従って萬年筆購入本数は極端に落ちている。また自分で欲しい!とおもう萬年筆も少なくなってきた。

 そうした中にあって、ひさかたぶりに、【欲しい!】と思わせてくれたのがコレじゃ。次世代に伝える意味はなく、単なる拙者のノスタルジーと物欲のたまもの・・・

2008-03-06 02 胴体にはラベルが貼られたまま。どうやら$17.5だったようじゃ。1ドル=360円としても6,300円。冒頭で紹介したカタログでの値段21,000円よりもかなり安い。

 物品税だけではなく、関税とか、輸入にかかる諸経費、はたまた一本当たりの販売店・問屋利益が大きかったのであろう。当時は流通も複雑だったからな・・・

 ペンシルのラベルの文字はすり切れていて、もはや何が書いてあったか読み取れない。ま、モデル名と芯の太さ(0.9弌砲斑傭覆阿蕕い任△蹐Αこのペンシルは非常に好き。重くなく、軽くなく、スムーズに出てくる芯は絶品。

2008-03-06 03 かなり長い間、棚に残っていたにしては、ペン先に傷がない。インクを入れて使った形跡もない。キャップを開け閉めすると首軸に傷がつくのがSheafferの弱点だが、それもほとんど無かった。これはプラスティック磨き布で、ゴシゴシ擦ればすぐに消えてしまうのでおためしあれ。

2008-03-06 04 ペン先は少し上に反っているのはこのタイプのSheafferの特徴。硬そうなペン先なのに依頼とタッチが柔らかいのは、この反りに秘密があるようじゃ。

 このタイプは筆圧をかけてもペン先が左右にずれることはない。従ってかなり左に捻って書くような人にも使えるのが特長!

2008-03-06 05  ペンポイントは【M】。日本に輸入されたモデルは、ほとんどがXFFだったと思われる。萬年筆を集め始めたころ、Sheafferのインペリアル(金キャップや純銀軸)を数十本アメ横で購入したが、【M】は一本も残っていなかった・・・

 この丸い玉のようなペンポイントはいかようにでも研げる。今から研ぐ日が楽しみじゃ!


Posted by pelikan_1931 at 08:00│Comments(5) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 万年筆 
この記事へのコメント
御回答有り難うございました。こちらには、東急ハンズのような店がないので、思いも及びませんでした。
Posted by Bromfield at 2008年03月19日 06:12
Bromfield しゃん

Oリングは東急ハンズで各種売っているので心配は無用じゃよ。
Posted by pelikan_1931 at 2008年03月18日 19:51
 ついにSheafferの魅力に加えて、円高の後押しもあり、深みにはまっていきそうになっております。早速、Sheaffer LegacyのBを持ち歩き用に購入しました。(現行品のHeritageにBニブがないのは残念です)
 シェーファー初心者の私、軸をはずしたところ、輪ゴムのようなOリング状のガスケットが装着されているのを初めて知りました。このパーツ、スペアを用意しておいた方がよいのでしょうか。また以前「問題は修理用部品が国内入手は難しいということじゃがな」とお書きになっておられたので、このパーツ(あるいは代用品)は、日本では入手が難しいのでしょうか。もしそうであるならば、アメリカで探して購入しようと思います。
 今週の質問コーナーはモンブランに限られておりましたので、こちらの方に書き込みさせていただきました。ご教示いただければ幸いです。
Posted by Bromfield at 2008年03月18日 18:15
Bromfield しゃん

SheafferのBは日本では、最近の物以外は、手に入らない・・・
良いなぁ・・・
Posted by pelikan_1931 at 2008年03月06日 19:39
このブログと「みーにゃ」さんのブログを拝見し、どうしてもシェーファー・インペリアルのシルバーが欲しくなり、先日ペンポイント「B」のものを入手しました。反ったペン先の滑らかでソフトな書き味を実感しはじめております。何か、ハマってしまいそうな予感が・・・。

メンテナンスの点から私はできるだけカートリッジ・コンバーター式のものを探し求めたのですが、ブログをさかのぼって拝見すると、タッチダウン式もマニュアルがあれば自分で修理可能とのこと。上述のペンを入手以来、しばらく沈静化していた物欲がまた沸々とわき上がってきてしまいそうです。
Posted by Bromfield at 2008年03月06日 16:49