10月25日(土)、26日(日)には、年に一回のフェンテ交流会が開催される。
全国からフェンテ会員が【北欧の匠:中央区銀座1-15-13 / Tel:03-5524-5657】に集まって、ペンクリ、萬年筆販売、革製品販売、オークション、講演会などを楽しむ。
講演会は26日(日)15:00から 【六善】の吉村さんから【古い国産萬年筆は面白いなぁ〜】というテーマで行われる。
吉村さん自体が面白い人なので、講演も爆笑に包まれるかもしれない。
オークションは26日(日)15:50〜終了まで。仲間同士のオークションは熱くなることなく、遠慮がちなので、驚くほど安い落札価格になる。25日からオークション出品商品を見ることが出来るので目星はそこで!
会場にはフェンテ会員しか入れないが、会場での入会も出来るのでお気軽に。
なを昨年10月27日の拙者のBlogには以下のように書かれている。
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いよいよ本日からの2日間、万年筆くらぶ【フェンテ】 が主催する【フェンテ交流会】が銀座の【北欧の匠】で開催される。
悪魔の館【ユーロボックス】もこの2日間は【北欧の匠】に出店するため、臨時休業じゃ。もっとも【ユーロボックス】と【北欧の匠】は目と鼻の先。徒歩2分程度。
WAGNER会員の半分以上はフェンテの会員ではないので、ここで、フェンテとWAGNERとPen Collectors of Japan の関係について整理しておこう。
★萬年筆くらぶ【フェンテ】
1994年に結成されたと想像している。年3回(4月、8月、12月)発行される会報【 fuente 】の2007年8月版がNo.41である事から逆算すれば、No.1は1994年4月に発行されたはず。拙者が会員になった時の号にmonolith6しゃんのインクの話が掲載されていたのを記憶している。【 fuente 】は最近のもの以外は全て実家で管理しているので手元に無いが、たしかNo.10【1997年の4月号】だったはず。
活動は、年3回の【 fuente 】へ会員が記事を投稿し、会長のでべそ氏が会報を製本し、会員に送っている。運営資金は会員からのカンパのみ。
そして秋に全国の会員を集めて開催されるのが【フェンテの集い】。10月の最終週の土・日に開催される。すなわち今年は今日と明日じゃ。
毎年趣向を凝らしたイベントが企画されている。旧交を温めるチャンスでもある。ここではらすとるむしゃんと拙者もペンクリという形で協力している。
会員数400人(定期的に会員のクリーニングをした上での400人)の最大団体
★Pen Collectors of Japan【PCJ】
2000年12月26日に結成された、日本初のペンコレクターの会。発端はでべそ会長から【フェンテでは萬年筆そのものが好きな人のニーズを満たしてあげられないので、萬年筆コレクターのための受け皿も必要】という要請を受け、拙者が代表幹事として発足させた。発足時は100%フェンテ会員だったが、その後、出入りがあり、現状ではフェンテとの重複は半分程度。
活動は春に実施される【ペントレーディング in 東京】だけ。第1回目は2001年2月に実施(3日間)された。ずっと白金台の画廊で実施していたが、あまりの混雑状況を緩和する為、本年4月の第7回目は恵比寿のEBIS303の大会場で実施した。2日間の開催だったが1テーブルの売上が100万円に迫るバイヤーもいた。会員間のコミュニケーションは全くない状態で会員応募もしていない。会員の60%はWAGNERと重複している。登録会員数64名。
★萬年筆研究会【WAGNER】
WAGNERはこのBlog開始以降に作られた団体。
2005年12月17日に発足し、最近では月に2回の定例会を実施している。2008年には37回の会合が予定されている。現在会員数は170人。そのうち158人が定例会かペントレに参加した経験がある。平均年齢は若い。ネット時代の倶楽部と言って良かろう。
ひとことでまとめてしまえば
【WAGNER】がすそ野を広げ
【PCJ】が物欲を満たし
【フェンテ】が心を満たす
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その後、WAGNER会員は一度の会員継続確認を経て、現在では会員数271名、参加経験会員数263人になっている。1年間で100人増えた勘定になる。
萬年筆を慈しみ、萬年筆業界内でモラルある行動をし、仲間を攻撃しないという当たり前の行動が出来る事、そして電子メールでの連絡がすぐにとれる事が参加資格。年齢制限も入会金も必要無い。
入会は、現在ではWAGNER 表 / 裏 / 地方の交流会受付、ペントレ受付、そしてフェンテ交流会のペンクリ現場でのみ受け付けている。お気軽にどうぞ!