火曜日の質問コーナー その52
【万年筆評価の部屋】では毎週火曜日に、質問コーナーを設けているが
第52回目の今回は筆記具全般に関する質問!
拙者の個人メールアドレスに頻繁に質問が入るが、一切回答していない。質問は必ずこのコーナーへ!
昨日、【萬年筆ミシュラン】の準備の為に、【日本版ミシュラン】を注文した。ミシュランが何を狙ってランク付けを始めたのかが知りたかったのじゃ。
ミシュランは料理や素材ではなく、店を格付けしている? もしそうであれば、店は努力によって★の数を増やせることになるし、努力を怠れば★の数は減ってしまう。
読者に良い店を案内する事だけが目的なのか、店を叱咤激励し、継続的に良い味を提供して貰うのが目的なのか・・・
【萬年筆ミシュラン】は萬年筆に対するランク付け。Vintage萬年筆はこれから先改良の余地はないので、叱咤激励しても意味はない。
【萬年筆販売店ミシュラン】の方がミシュランの意図には近いかも知れない。そのあたりを知りたくて本物を注文したわけじゃ。
萬年筆の評価にはワインのランク付けの方が近いかも知れない。【1960年代のNo.149はインク吸入量は4点、耐久性は1点】のような評価はワインのランク付けに近いのかも知れないなぁ・・・と昨夜考え込んでしまった・・・
そこで皆さんから情報を集めたい
【1】ミシュランの真の狙いを知っている人がいたら教えて下さい。
【2】ワインの評価、格付けについて知っている人がいたら簡単にまとめて下さい。
また説明したサイトがあったら教えて下さい。
【3】萬年筆の格付けに似たような格付けの仕組みがあれば教えて下さい。
それでは
GO!
Posted by pelikan_1931 at 07:30│
Comments(24)│
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質問・アンケート
monolith6様 二右衛門半様
ありがとうございます。
またお礼が遅くなり失礼いたしました。
私のニブポイントの外寸をノギスで計りましたところ約1.2mm
で在りました。
紙のインクとの親和性によって線幅は微妙に変わるとは存じますが
概ね0.8mm〜1,2mmで書けると思われます。
monolith6様の仰る通りよく使う丸善の6000では1mm幅でした。
同じ用紙でプラチナのミュージックが1.2mmなのでなかなか太い線が書けていると喜んで(馬鹿ですね)おります。
そうなってくると二右衛門半様にお教え頂いたサイトにあるBroad italic
にが全興味がでて参りました。でも売ってるの見たこと在りませんから
海外行ったときでも探してみます・・・
お二方様ありがとうございました。
みなさん 多くの切り口ありがとしゃん!
ありすぎて余計混乱しそうだが、
・会社や個体は格付けしない
・販売店の格付けはしない
・ペン先調整されていない状態での格付け
・モデルを格付けする
・時代は1950年以降
・限定品も含める(評価者各位が持っていれば)
・Vintageも数がある物は含める
・リスクと背中合わせのような項目は評価しない(インク吸入量)
くらいは、まずは決定しておきたい。
あいあんさん
ペン先のニブの番号についてはアメリカのLih-Tah Wong氏の運営するウェブサイトPaker75.comに詳しい情報が掲載されています。
http://www.parker75.addr.com/Reference/Nibs/Nibs.htm
時代によっても割り振りが違うので気をつけてください。
あいあんさん、デュオのB〜XXBまでの線幅の太さは、おぉっ!と思う程には劇的に太くなったりしません。本来なら、XBとかXXBとか、わざわざ銘打つなら、Bの2〜3倍太く書けるというのが、それらから受けるイメージとして至極当然なのですが、例えばBニブなら幅1ミリの線が書けるとして、XBなら1.1ミリ、XXBなら1.3ミリぐらいと、その差たるやコンマ何ミリという、微々たるものです。
でも、パーカーには出荷前のニブの最終仕上げをする職人が少なくとも3人はおり、それぞれが独特の研ぎ上げ方をしますので、例えばAの人は煎餅のようなペン・ポイントをできる限り生かし紙の接地面積を広く取る研ぎ方、Bの人はペン・ポイントの肩が張らないよう、両端を落とし、どちらかといえば四角っぽく研ぎ、という具合ですから、物によってはやけに太く書ける固体に出会うこともあります。あいあんさんのBはそれに該当するかも知れません。
monolith6さん 詳しいご教授ありがとうございます。
かなり太く感じたのでXBぐらいかなと思っていたのですが
Bだったのですね。
そうするとXXBなどはどれぐらい太いのかすごく興味がわいてきました。
使い始めて1週間、もうコンバーター2本分インク使いました。
太字だと減るのが早いですね。今は貴重なペンマンエメラルドグリーン入れているのですがもったいないのでヌードラーズにでも変えようと思います。
初めて見たとき安っぽいリングとクリップに眉をひそめたのですが今は逆に
それがすっきりしていて好ましく感じます。大事にしたいと思っております。ありがとうございました。
みなさん
いろんな面白い観点ありがとしゃん。
出来るだけシンプルで、笑える評価基準にしたいと思います。日曜日にはよろしく!
stationeryしゃん
参考にさせていただきます。ありがとしゃん!
あいあんさん、質問にお答えします。ペン芯にある84の番号はBニブであることを表します。88年にこのモデルが登場した際、XFは81、Fは82、Mは83の番号が割り振られていました。その後90年ごろに、リングをカマボコ型に変更し、クリップのデザインも現在のようなものに変更した際に、ペン芯への刻印も分かりやすいよう、FやらBやらに変更したと記憶しております。因みにXB(BB)は85で、XXB(3B)は86です。
つきみそう さん
RESありがとうございました。
早速プラチナのカートリッジを買ってきます。
デルタのコンバーターはセーラーのコンバーターのようにお尻の金具が
外せるので球を入れることができます。
しかし、コンバーターの口が小さいので口が球で塞がってしまわないか気になります。
ところで、つきみそう さんの「くまさん」可愛いですねぇ。
拙家がペットOKのマンションだったら、私も飼いたいです。
修理するか、CON-20をカートリッジ使って改造
追伸、プラチナのコンバーターは差込のリングを外したら使えました。しかし長さが長いので軸は収まりませんね、プラチナカートリッジなら問題ないけど、コンバーターが使いたいのですよね。師匠宜しくお願いします。
FERMEのコンバーター、プラチナのコンバーター、プラチナのカートリッジ
みな似たような太さなんですが
使用していたコンバーターの口径はプラチナなんですかね?
師匠
こんばんは ご参考になるかどうか分かりませんが、【2】に関連する情報としてblogに記載しました。
呆さんへ プラチナだと思い入れようとしたんですが軸径が細く入りませんでした・・
手持ちのFERMEならプラチナ互換だが
失礼、WAGNER中部のペン先はFERMEでした。
質問ですが・・
第一回WAGNER中部大会記念(石川金ペン)の萬年筆ですがゴム圧吸入のコンバーターがついておりますが、ゴムが劣化したので、これに合うコンバーターを探していろいろ試したのですがサイズがどれも合いません。入手方法を教えて頂ければ幸いです。
BCNRさん
実はPILOTのCON-50も棚吊りで知られておりまして、他社のインクを入れるとおっしゃるデルタと同様の症状が出ます。
小石やビーズなどをコンバーターの中に入れておくと、そn、強く振るということから解放されるかもしれません。ちなみに私は、プラチナのカートリッジに入っている小さな球を入れて使っております。
評価の問題は難しく考えるときりがないので、類似の評価方法としては
価格コムの製品評価で「ユーザーレビュー」として8角形の評価項目の
グラフのようなものがあります。ちなみにデジカメで私が購入を考えて
いる機種の評価は下記URLです。
http://review.kakaku.com/review/00490111151/
あまりにも月並みで「なーんだ」と思われかもしませんが、月刊誌で
これから購入を考えている人のための「プロが評価する一眼レフ」など
もこれです。この8なり7、6の項目として何を入れるかということでは
ないのでしょうか。
複数の人がこれをやると、その差が面白くて、後はそれを見る人がその
違いをどう考えるかということだと思いますが。
こんばんわ、いつも楽しく拝見しております。
最近パーカーデュオフォールドセンテニアルの1988年頃の
太字ニブを手に入れました。
私の他に持っている1997年頃のオレンジやその後のインターには
ペン芯にニブの太さの表記(Fとか)が在るのですがその88センテには
84と表記してありました。
これは何サイズと考えればよいのでしょうか?
角度がシビアでスキップしやすいのですがとても太くて
気に入っております(^^')
(このセンテニアル各軸リングに厚みが無くクリップも今の
デュオフォールドのようにぷっくり肉厚ではありません、最初パチ
かと思いましたがそうでもなさそうです、それもまた気に入っているのです)
よろしくご教授いただければ幸いです。
こんにちは。
いつもお世話になります。
今回はデルタのコンバーターについての質問です。
現在1990年製のドルチェビターにデルタのコンバーターを付けて使用しているのですが、
通常胸ポケットに差しっぱなしにしている為、インクが減ってくると
筆記時にコンバーターの中のインクが上部に上がりっぱなしになってしまい、
結局軸を強く振ってインクを下に下げないとインク切れになってしまいます。
こうした現象は、初めてなのですがインクとコンバーターの素材の相性でしょうか?
このような場合の対処方法はないでしょうか?
もしも良い方法がありましたら、ご教授どうぞ宜しくお願いいたします。
評価について
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A9%95%E4%BE%A1
官能評価や食味官能試験についても調べるとよい。
ただ、多くの場合で個人の相対的な評価(絶対感覚というのは難しい)。
一人を信頼するか、複数を信頼して併記するか統計的処理をすることになる。
自動車運転者向けのガイドブックがミシュランガイドで、自動車旅行を応援してタイヤの売り上げにつなげるため旅行ガイドやレストラン案内、整備などをまとめて無料で配布した。
しかし、ただなどありがたくないので有料化された。
レストランの格付けの基準は明らかではないが、調理だけが基準ではないのは容易にわかること。
ワインの格付けは基本的に産地なので、これはむしろ笑うべきか?
フランスワインの格付けに関するURLがありましたので添付しました。
ミシュランガイドはタイヤメーカーとして、車でいろんな土地に出かけた際に楽しめる情報ということで作成されたのではないか?と思います。
万年筆の格付けは・・まだまだわかりません。(笑)