今回は、最近拙者が頻繁に使っている萬年筆を紹介しよう。
通常は仕事で萬年筆を使う事は少ないのだが、6月に入ってから構想を練ったり、採点したりする事態が頻発している。
その中でも出番の多い萬年筆は・・・
【1】 Pelikan M800 黒軸 現行18C-M
WAGNER 2010 クラシック・ブルーブラック
会議でのメモ取りに頻繁に利用。
アイスコーヒーをこぼしても書いた文字が消えない性能に何度も助けられた。
【2】 Pelikan 四神 フェニックス 18C-BB (p.f.)
Omas ベスプッチレッド
大きな構想図をA3用紙に書く際に利用。
ヌラヌラのインクフローでストレス無く書ける。
でも一番の用途は、構想に行き詰まった時のストレス発散。
【3】 WAGNER 2009 18C-B
プラチナ 顔料・青
これも飲み物をこぼす恐れのあるコピー用紙に筆記する際に利用。
ペコしゃんの調整師検定合格品!手抜きのない調整は見事!書き出し掠れが一切無いので【2】とともに構想図書きに利用。
【4】 WAGNER 2010 21K-Zoom
スティピュラ グリーン
調整のベンチマーキング用。調整が終わった萬年筆の書き味を確認するための比較用。
多少インクフローを絞った調整。これを基準にインクフローの多い・少ないを微調整している。
ただ、これも書き味に溺れてしまい、ハッと気付くと原稿用紙3枚ほど無駄にしている。
【5】 WAGNER 2008 14K-Music
プラチナ・カーボンブラック カートリッジ
仕事でお礼状(葉書)を書く機会が頻発しているので、表も裏もこれ一本で書いている。
耐水性、字が格段に上手に見える事がポイント。大嫌いな文字書きを楽しくしてくれる貴重な一本!
カートリッジのカーボンブラックは、ボトルインクと成分が違うのか、ペン先が汚れないのも良い!
【6】 Aurora ローラーボール (純正黒インク)
実は、これの使用頻度が一番高い。入手したのはペントレ。丸い缶に入っていた3本セットの中のローラーボール。
手帳に高速筆記でメモを取る場合に愛用。筆記間隔が20分空いても掠れもせずすぐに書ける。
油性ボールペンの王者であるDupontのDefi用のレフィルと比較しても、全ての面でこちらが上。安い買い物であった!