2010年07月22日

筆記具関連四方山話 【 Pelikan M205 DUO First Impressions 】

2010-07-22 01昨日、歩行中に電話があり【先日ご注文いただいたものが、本日入荷します!】との連絡を受け、帰宅時に受け取ってきた。

これはどこでも品薄のようですよ】と聞いた。定価¥13,650と、今までのスケルトンよりも3割ほど高価なのだが、今回は触手が動いた。

2010-07-22 02DUOというのは、ラインマーカーとしても、通常の萬年筆としても使えるということらしい。箱には【It is a highlighter & a fountain pen】と書かれている。

箱を開けるとラインマーカー用のインクも入っている。この箱とインクが3,000円かぁ・・・。特殊インクを使うからといって特殊なペン芯のようには見えない。

しかし、このラインマーカー用のインクはかなり耐水性が高い。原稿用紙に塗っていたのを6時間ほど乾かして、超電解水を噴霧して擦ってから、ロットリング洗浄液でゴシゴシ擦っても、しっかりと色は残っている。複数本購入したので、一本だけはインクを入れて、実際に使って見て、ラインマーカーインクがペン芯の中で乾燥した場合にどうなるかなどを観察してみよう。

2010-07-22 03本体は非常に美しい黄色。透明感があって美しい。イエロートレドのインク窓の色に似ているかもしれない。

今回インクを入れてみて認識したのだが、Pelikanのピストンフィラーは非常に優秀。ピストンの上げ下げを2回やっただけで、気泡一つ残して全ての空間が黄色いインクで埋まってしまった。

ピストン吸入式がコンバーターよりも優れているのは、インク吸入量と言われているが、吸入空間の大きさよりも、その空間をどこまで埋められるかの方が大切。コンバーターはこの効率の面で大きく劣っているものがほとんどじゃな。

2010-07-22 04ペンポイントはBBだが、完全な丸研ぎ。立派なことに、ちゃんと腹開きの状態で出荷されている。とはいえ、丸研ぎなので線巾はそれほど太くない。

出来ればイタリックの3ミリ巾のようなペン先も交換で付けて欲しかったなぁ。それなら15,000円でも良かった。たしかPelikanはカリグラフィー用のニブも発売しているので、可能のようにも思えるのだが・・・

2010-07-22 05実際に使って見ると、ラインマーカーとしてのインクの鮮やかさは最高!さすが歴史のあるインクメーカーじゃ!

ただ線巾が狭いので、たったこれだけを塗るのに何度も重ね塗りが必要であった。その際の裏移りは惨いくらい。

どうやらスタビロの巾広ラインマーカーのように文字列を覆うように塗のではなく、重要と思われる箇所をチョイチョイと2回ほどなぞる程度の使い方を推奨しているようじゃ。

美的に相当検討したのであろう! と感心したのは、胴体の色とインクの色がまったく同じということ。気泡がなければインクが入っているかどうかの認識が難しいほどじゃ。

すなわち気泡すら飾りに昇華させていると言えるのかも?天冠が透明樹脂に黄色いペリカン・・・だったら言うこと無かったな!いずれにせよ、今年出てくるというPelikan新製品の中で、最も期待していたのが、このM205 DUOだったが、その期待を裏切らない出来じゃ!



Posted by pelikan_1931 at 06:00│Comments(12) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 萬年筆紹介 
この記事へのコメント
とても遅いレスですが、、、、、

私はアメ横で1本、もう一本はイギリスの某ウェブショップで購入しました。

なんと、イギリスのショップでは9月7日の時点で、まだ "IN STOCK" です。
80ポンドの値段が付いていますが、付加価値税17.5%を引くと66ポンド。
それに送料10ポンドで76ポンド(約9800円)です。

日本とは違い、ニブはFからBBまで選択できます。また、+40ポンド(税を引けば33ポンド)でM400用のニブへの変更も可能です。でもオリジナルのBBが狙い目でしょうね。

今からでも欲しい方は頑張って探してみてください。FPNにも時々名前の載るわりあい有名なショップです。しかもPayPalが使えます。


ちなみに295ポンドで "M800 Blue o'Blue" も普通に売られています。
日本円で33,000円ぐらいになりますが、これは「買い」?でしょうか
(もっとも、高価なものにあまり興味のない私には縁がありませんが)

Posted by TorPelikan at 2010年09月07日 18:49
第一入荷が売り切れたと聞いていたので、追加入荷があるのかと思っていたら、どうやら打ち止めのようです。インクは後日販売されるが、ペンは終わりとか!
Posted by pelikan_1931 at 2010年08月04日 06:54
すみません。「道具箱」では大工さんですね。「文具箱」でした!(汗)
Posted by Xantos at 2010年07月27日 22:32
Xantos しゃん

情報、ありがとしゃん!
ペン芯を詳細に見てみましたが、特に変わったところは無いようにも思われた。
誰か自己責任で、イエロー・トレドなんぞで試さないかな・・・
Posted by pelikan_1931 at 2010年07月27日 06:22
今月発売の趣味の道具箱の紹介記事ではインクのみ1050円(税込み)で発売予定とあり、今日伺った丸の内丸善では「秋頃発売」とのことでしたが・・。
Posted by Xantos at 2010年07月26日 23:24
IloveHappy しゃん
インクについては、そのうち動きがあるはずです。買っておいて損はありませんぞ。
Posted by pelikan_1931 at 2010年07月26日 22:06
 昨日、鹿児島山形屋にPelikan M760の修理上がりを引き取りに行ったところ、このM205 DUOが5本入荷したところだが4本は予約済みで売れるのは展示品1本だけ、との話。インクは普通の黄色でなくちゃんと蛍光色で、「只者でない」との印象があり相当に心が揺れ動いたのですが、物欲に切りがないので購入には至りませんでした。インク単品の販売が今のところない、というのが止めた決め手です。もし販売されても、ブルーのM205との値段差から随分と高いインクのような気もしますし。(しかも30ml)
 M760の修理はピストンからインクが後ろに回り、尻軸ノブから漏れて来るというもの。オリジナルの白いピストンが現行品の黒いピストンに取り替えられてしまったのはショックでしたが、漏れて使えないよりは良しとして、今日から手帳記入に使い始めています。
Posted by IloveHappy at 2010年07月26日 16:51
きゃんでぃ小海老爺しゃん

おお、こちらにおいでですか!ならぜひ!
Posted by pelikan_1931 at 2010年07月25日 07:49

文献にアンダーラインを引くのに、
サファリにデルタのイエローを呑ませたものを愛用しております。

軸色は黄色にしようかとも思いましたが、
サプライズ性を高めたくて、
補色であるブルー軸にしました。

黄色のインクが入っているのに気付いた人の
驚いた顔が楽しいです。

DUO はインクと軸色が完全な同色ですか。
そそられますね。
良いですよね。


明後日の恵比寿、
微妙ですが参加できるかもしれません。
ちょっと頑張ってみます。
欲しくなりますよね。

(^-^;)
Posted by きゃんでぃ小海老爺です。 at 2010年07月23日 12:25
たかや しゃん

拙者が入手したアメ横の店は、日本一早い入荷!とおっしゃってましたが、予約無しでの入荷はむつかしいかも?まずは確保予約してからいったほうが良いかと。
Posted by pelikan_1931 at 2010年07月23日 05:28
斬新な企画ですね これは注目ですね
モンブランにドキュメントマーカーってありましたよね
板坂元氏が愛用されてたとか あれはリフィルがマーカーというだけですけど
万年筆というスタイルでマーカー仕様はインクとの連動でよくできた企画ですね
ほしいけど 本にアンダーラインを引く習慣がないので・・・
これを機会にやってみるのも手ですね 検討します
Posted by kammy at 2010年07月22日 22:25
昨日、会社を早退して(ここだけの秘密です)、アメ横とオアゾを回ったのですが、未だ入荷されておりませんでした。

師匠のレポートを参考に今度の土・日で購入検討したいと思っていますが・・・是非、恵比寿にてお披露目をお願いします。

そうですか、丸研ぎでしたか。
Posted by たかや at 2010年07月22日 21:12