2011年01月06日

筆記具関連四方山話 【 TWSBI Diamond 530 ちょっと変態してみました・・・ 】

2011-01-06 01本日は、多少変態(昆虫のそれに近い)をしたTWSBIを紹介しよう。いずれも変態してはや一ヶ月以上たつ。なんの問題も生じなかったのでここに紹介することにした。

やっとeBayでも発売が開始されたTWSBIのカラー軸。今回はオレンジ軸(黄軸?)と赤軸を変態させてみたモノの経過報告じゃ。

2011-01-06 02まるで透明の液体を入れたかのような状態。インクの透明度が高いのでこういう状態に見える。

通常の回転吸入動作をしてもある程度空気が残ってしまうのがDiamond 530の弱点なのだが、それを補完する仕組みも持っている。首軸を外して胴軸に直接注射器でインクを入れることが出来るようになっている。実際そうやってインクを吸入出来る専用ボトルも既に設計されている。

ずっと前から、吸入時に首軸に付着するインクを拭うのがもったいないなぁ・・・と思っていたのだが、この方式を使えばそれが見事に解消される。

Pilotではハート穴までをインクに浸せば吸入は出来るのだが、上からインク瓶を覗き込んでいても、はたしてハート穴まで浸されているのかは見えないのじゃ。結局は安全のため首軸まで浸してあとで拭っている・・・

吸入後に注射器を洗うという作業が残るが、不思議と苦にならない。これは、小さい頃からお医者さんごっこに勤しんでいたからかな?またインク瓶内に雑菌を持ち込む確率も格段に減ってくる。

2011-01-06 03このペン先はTWSBI Diamond 530に標準でついているMニブ。多少インクフローを改善させてはいるが、研磨は一切施していない。

ペン先を見れば想像がつくかもしれないが、これには黄色のインクを入れている。そうPelikanの蛍光インクじゃ。本来専用の萬年筆が準備されていたのだが、ありきたりでおもしろくないのと、拙者の筆圧では軸が軽すぎて疲れてしまう。

2011-01-06 04それで試しにDiamond 530に入れて使っているのだが、実に具合がよい。BBではなくMなので比較的細い線になるが、
けっこう明るい色なので白い紙の上では十分に目立つ!特に、日常的に多用している相馬屋の原稿用紙との相性が良い。

固まった時に何で溶かせるのかが不明なので、構造の複雑なパイロットやセーラーのペン芯では試せない。このTWSBIの単純明快なペン芯(清掃しやすい)だからこそ出来る冒険だったが、冬場の1ヶ月間の使用では問題は発生していない。使用頻度は毎日5分低度。これが夏場に一週間放置しても大丈夫か?がわかれば大手を振って推薦できるのだが、まだ実験段階じゃ。

2011-01-06 05もうひとつ実験しているのがこちら。こちらはiroshizukuの山葡萄で書いた。この筆記感覚はまさに夢のよう。

関西の【良識あるヘンタイ倶楽部】の間ではやっている遊びだが確かにすばらしい。

2011-01-06 06まずはTWSBI Diamondの新ピストン弁だが、何度か注射器で吸入を繰り返すほど使っているが、インクが弁から後ろにはまったく回っていない。ほぼ完璧にインクをブロックしている。これが吸入作業を繰り返していたらどうなったかは不明。注射器で注入する方式だから大丈夫なのかもしれない。

もっともそういう場合でも分解工具が付属しているDiamond 530なので、清掃すれば良いだけ。たしかに良くできている!

2011-01-06 072011-01-06 08ミソは何かと言えば、Pilot ヘリテイジ91から14金ペン先を移植していること。最初にこれを見たときには【素人がぁ~】と半ばあきれていたのだが、まったく問題がないとの意見を聞き、半信半疑で試してみた。

通常、スチール製ペン先の方が金ペン先よりも肉厚なので、ペン先を入れ替えるとスカスカになってしまう。またペン芯とペン先のカーブの違いからペン先が左右にぐらついたり、ペン先とペン芯の先端部との間に隙間が出来たりと、ろくな事にはならない。

従ってそういうお遊びは、ラピタのおまけで卒業していたつもりだったのだが・・・今回ははまった!

Diamond 530のペン芯にはペン先の位置を固定するストッパーがあるのだが、それがパイロットの5号ペン先とピッタリマッチする。またペン先とペン芯の間にも隙間は出来ず、ぐらつきもない。適合性はパーフェクト!

もちろんペン芯の性能はPilotの方が遙かに優れているので、胸に挿して持ち運んだ場合のトラブルは十分ありうる。特にインクが少なくなってきた場合は要注意!そして冬場はさらに注意!拙者の場合は机の上でしか使わないので問題なし!

2011-01-06 092011-01-06 10なんといっても筆圧の低い拙者にとっては、軸が重いTWSBI Diamond 530の方が筆記が楽。筆圧無しでも軸の重みでインクがにゅるにゅると出てくる。

ペン芯が違うので、当初ペン先を移植した段階では、多少カリカリとエッジが紙に当たったが、ペーパーでスリスリと5~6回やるだけでエッジは取れた。

オリジナルのTWSBI Diamond 530と書き比べてみると、金ペン先とスチールペン先の潜在能力の違いを実感できる。というかPilotの5号ペン先はすごい!

どうせなら全ペン先をTWSBI Diamond 530で試してみたい!ということでさっそく追加で8本のヘリテイジ91を注文した。予感としてはSFかSFMあたりが拙者との適合性が良いような気がする。

ちなみにTWSBIのペン先をヘリテイジ91に挿してもユルユルでダメですよぅ!ペン先の根元の幅が違います。それにペン先ダウングレイドは拙者の改造ポリシーに反しますからな。

そういえば改造大魔王が、TWSBIですごいことをしているとの噂が・・・見たいなぁ。


Posted by pelikan_1931 at 10:30│Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 万年筆 
この記事へのコメント
らすとるむしゃん
それってシンプルな改造なんですかぁ?

いずれにせよ、今回のはジャブでした!
Posted by pelikan_1931 at 2011年01月09日 19:48
こんばんは。

師匠、お呼びになりましたか??
おっと、その噂は何かの間違えでは??
すみません、TWSBIにはいたってシンプルな改造しかしておりません。
フローアップや裏削り、ウェーバリーやクーゲルやスタブ調への改造などです。
期待はずれで.申し訳ございません。
Posted by らすとるむ at 2011年01月06日 20:06