筆記具関連四方山話 【 発掘されたラベル 】
昨日、スキャナーの後ろ側に落ちた紙の山(中には萬年筆もあった!)をかたづけていたら、WAGNER 2007用のインクラベルを発掘した。これを作成するには莫大な工数がかかっている。
まずはポンちゃんがイラストを起こす。それをパイタンさんとaurora_88さんが特殊な処理をしたインクラベルに印刷する。素人が入手できるものではなく、プロの世界の産物なのじゃ。それほど気合いを入れて作ったもの。
当初はラベルは一種類のはずだったのだが、ポンちゃんがノリでいろいろ作ってくれた。
こちらは当時の調整師ラベル。左が拙者で右はらすとるむさん。
当時の拙者はキャップを外す際に右手でキャップをつかみ、力のある左手で軸を捻っていた。そういう癖をうまく見抜いて書かれている。
またらすとるむさんは右目にルーペをはさみ、左手にヤスリを持ってどう削ってやろうかと思案している様子。こちらも上出来!ただ左手にヤスリを持っていたか、右手にヤスリを持っていたかは定かでは無い。ぜひご本人からの回答を待ちたい。らすとるむさんは、最近慶事が予定されているらしく、家の改装に余念が無い。数十匹の猫に荒らされた家を大改装しているらしいが・・・またすぐに荒らされるのではないかな?
そして極めつけがこちらの2枚。左側は文鎮王子!70g以上の萬年筆は文鎮倶楽部に入会できるが、文鎮王子は手持ちの萬年筆のほとんどが文鎮倶楽部入り!ということでこの称号を得た。
ここ2年ばかり見かけないが元気かな?一説によると職業は傭兵で、カダフィ大佐の信頼が厚かったとも聞いた。無事であれば良いのだが・・・
この文鎮王子のイラストが最も完成度が高かったような気がする。ちゃんと王子様らしく肩の飾りも見事!拙者もこちらの衣装を着せてもらいたかったなぁ・・・
そして誰もが最高傑作と呼ぶのが右側!敢えて名前を言わずとも萬年筆研究会【WAGNER】参加者なら誰でもわかる。最短時間で書き上げたそうだが、書くのに必要な時間とインパクトは無関係とよくわかる逸品じゃ。
実は、ポンちゃんにお願いしてヘンタイ四天王のイラストを描いてもらう準備を始めている。親方、つきみそう。しげお、旅人。ヘンタイ倶楽部は今でこそ大人数になっているが、初期はこの4人しか目立ってなかった。そこでこの4人をモデルにWAGNER 2011インクラベルをつくろうとしている。
残念ながらポンちゃんは彼らに会ったことがない。ポンちゃんは写真から描くのではなく、特徴的な動きを感じてイラストを描くので、本人を実際に見ないとダメ。そこで今月末のペントレで彼らを捕捉し、それをイラストに起こしてもらう予定になっている。
親方の場合は歩いている姿に特徴があるし、しげおちゃんは名札、つきみそうさんは遷都くんのパンチパーマ版をモデルに、そして旅人は後ろ座席でガハハと笑う姿をイメージしているのだが、はたしてポンちゃんはどう彼らを把握するか?今から楽しみじゃ!
Posted by pelikan_1931 at 09:30│
Comments(3)│
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周辺Goods
ちょこっとエイプリルフールネタを入れておきました!
こんばんは。
良く見ると・・・そうですね、左右が逆??
自分は右利きなので万年筆を左で持ってヤスリを右手で加工しています。
しかし、この場面はどう削ろうかと構想中でヤスリを持ち替える前の瞬間を上手く捉えたものだと思っていますヨ。凄い!!
>>数十匹の猫に荒らされた家を大改装しているらしいが・・・またすぐに荒らされるのではないかな?
師匠・・・正解です!!
トホホホホ・・まだ本番前なのに・・・すでに壁紙に穴が2箇所(泣き!)
対猫用に丈夫な壁紙を選び、爪とぎを猫の数だけ用意したのに完敗でした。
猫達との戦い(?)はしばらく続くようです。
なぜか、全種類3セット家にありますが、他のインク瓶が震災時に棚から落ちたのにこの3セットは落ちませんでした。インクではなく、気合いが入っているからでしょうか。