2011年09月17日

故事ことわざ辞典 その65

2011-02-26 00拙者は四文字熟語や故事・ことわざが大好き!
そこに書かれている本来の意味を曲解すると爆笑ネタになる事も多い。

まずは、故事・ことわざを赤字、それの正しい意味を青字で示す。

それに対する拙者の曲解を下に黒字で書いておく。
これを真似て、青字の部分に関する【浅はかで愚かな解釈】をコメント欄に書いて下され。


1:年は寄れども心は寄らぬ;
  年こそ取ってはいるが、気力は少しも衰えない。まだまだ若い者には負けないぞということ。 

  → 年は寄れども心は寄らぬ・・・なんて気持ちになったことはないなぁ・・・
     韓国に行ってから、年寄りの方がいいやと思えるようになった。

  → 若いから許されることや、年取っているからこそ許されないことも多い。
     傍若無人な年寄りにはなりたくないなぁ・・・と思っていたが、そういう年寄りに確実になっていく自分に気付いた。

  → そういう時には、【年には勝てねぇなぁ・・・】と言い訳して自分を許す。
     都合良く自分を正当化するようになるのが年とるということとわかった。

  → どうやら、オッサンは、オバハン化することが年をとるということらしい。
     自動収納機に別のモノを押し込んだり、ラーメン券売機を壊すのは老化ではないらしい。


2:年寄りの冷や水;
  年寄りが年不相応な無茶をしたり、いかにも元気そうにふるまったりすることを冷やかしていう言葉。
  年寄りが強がって冷たい水を浴びたり、体に良くない冷たい水を無理して飲む意から。 

  → 年寄りのガリガリ君
     炎天下から帰ってきて、すぐにガリガリ君を2本食べるような行為を老人が繰り返すと・・・糖尿病になるという古くからの言い伝え。

  → HbA1cが6.8の【りっぱな糖尿病】に一時的になってしもうた・・・不覚
     冷蔵庫にある12個のガリガリ君を消費したら、禁ガリガリDayを週に2日くらい作ろう!

  → 年寄りは家の宝と言われたのはずいぶんと昔。見識のある老人に対して言われた言葉。【見識】って何だろう?
     まさか老人にとって都合の良いコトではないよなぁ・・・そういう見識ならいっぱい持ち合わせているのに。


3:年寄りの達者、春の雪;
  いくら元気だといっても年寄りは、春の雪が消えやすいのといっしょで、当てにならないというたとえ。 

  → 昼は【しばいたろか】でも、夜の宴会では【もう、あかん】。だが三次会になると【しばくどぅ】、最後は首振り・・・こりゃ、当てにならない元気さでっせ!

  → ヘンタイルーペよりもマイクロスコープ
     いくら良いレンズを使っても、眼を通して再現される画像は、年とともに当てにならなくなる。やはり画面での拡大の方が精度が高い。

  → 年寄りの大食:若いもんに負けないぞと大食をくりかえしていると、長生きできないという言い伝え。反省を込めて自分のために作りました・・・


4:年寄りの物忘れ、若者の無分別;
  年寄りはとかく物忘れをしがちだし、若者は考えのないふるまいをしがちだということ。
    The old forget, the young don't know.(老いは忘れ、若きは知らず) 

  → 年寄りの無分別
     解釈その1:多くの発明は無分別から始まったので、年をとっても無分別でいなければならないということ。

  → 年寄りの無分別
     解釈その2:年をとるにつれ、経験に裏打ちされた分別が備わってくるモノなのに、ごくマレに無分別な年寄りもいる。貴重な存在なので大切に保護しよう!


  → 年寄りの無分別を地でいく男:拙者
     年寄りの物忘れで、せっかく身についた分別をどんどん忘れていくのじゃ・・・


5:隣の餅も食ってみよ;
  世の中のことは実際に経験してみないと、わからないというたとえ。どんなにおいしそうに見えても隣の家の餅の味は食べてみなければわからない意から。。 

  → 他人の萬年筆で書いてみよ!
     ペン先は自分用に調整しないと最高の書き味にはならないよという深い教え

  → 隣の万年筆で知れ!
     自分の限定万年筆は未開封のまま保存しているので、どんな万年筆か知りたければ人に見せてもらう(by 箱様)

  → 会場の餅で歯が抜けた
     萬年筆研究会【WAGNER】会場で粘度の高い餅を食ったら奥歯の詰め物が取れた。
     詰め物を呆然と眺めていると、まわりから【それ、14金ですか?】・・・発想がおかしいだろぅ!
    
    
6:所の神様ありがたがらず;
  自分の身近にあって、良く知っているものはありがたみを感じないというたとえ。【所の神様】はその土地の神様の意。 

  → 三島にはお世話になっています。
     それにしても【かみさま】と入力して変換キーを押と【神様】より先に【紙様】と出てくるのは何故?

  → 神々しすぎて声もかけられなかった親方ではあったが、毎週末つるんでお出かけするようになると、ありがたみを感じなくなり、親方から提示された値段を値切れるようになった(by ケロリン)

  → その昔、長原先生は神様と呼ばれ、川口さんは法王と呼ばれていた。
     では質問:【仏(ほとけ)さんになるまでがんばるわ】と言ったのはどっち?
     ちなみに死んだら誰でも仏様になるか千の風になります。


Posted by pelikan_1931 at 07:00│Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 先人の教え 
この記事へのコメント
Taiwanese さん
では今度、老人力コンテストでもやりますか?
どこまで離せば文字が読めるか?BMIを年齢で割った数値の競争。
血糖値、血圧・・・これも萬年筆と同じように項目がいっぱいありそうです。
Posted by pelikan_1931 at 2011年09月18日 09:55
そういうときは、赤瀬川原平の、「老人力があがったぞ」
と使うのがよろしいかと・・・
Posted by 白髪猫 at 2011年09月17日 10:24