2013年07月11日

萬年筆研究会【WAGNER】を上手に使って万年筆ライフをエンジョイする方法

2013年6月18日(火)のBlogでの【WAGNER入会時の不安は何?】というアンケートには60人もの方々から意見をお寄せいただいた。

それらをじっくりと読ませてもらうと、いろんな事が見えてくる。

★入会するのを逡巡する一番のポイントは、萬年筆研究会【WAGNER】に対する妄想にも似た格式感 
  ・萬年筆を数十本は所有していないと歯牙にもかけられないのではないか?
  ・みんな字が上手なので、受付で字を書いた段階で”お引き取り下さい”と言われるのではないか?
  ・登録が終わって部屋に入ると、いきなり質問が飛んできて、答えられないと馬鹿にしたような眼で笑われるのではないか?
  ・自分で調整に失敗した萬年筆をペンクリに持ち込むと怒られたり、皮肉を言われるのではないか?
  ・高齢の初心者は煙たがられるのではないか? 

 これらは全て杞憂です。
  ・まずごく一部の人を除いて、みなさん字が下手です。下手だからこそ萬年筆でごまかそうという方が多いです。拙者も自分で筆記した字は読めません。
    また入会申込書に書かれた字が読めないで往生することも度々。そのせいで当方からのメールが届かず入会意向確認が出来ない方も多数! 
  ・萬年筆研究会【WAGNER】創設の目的は萬年筆に嵌まる人を増やす事ですので、持っている本数が少ない人はかわいがられます。
    既存会員の方々は、すべからく自分の萬年筆を褒められるか、笑われるのが好きです。 関東は前者、関西は後者が多いかな?
  ・溶け込むコツは人のペンケースの中の萬年筆に興味を持って【見せて頂けますか】 と言うこと。たいていの場合、見せてくれるだけではなく、試し書きさせてくれます。
    またそれを見た他の会員がワシのも書いてみて!と試し書きの押し売りをしてきます。そこでまた驚いてみせれば、名前やハンドル名を聞かれ、さしつかえなければメアド交換アドに発展。
  ・おもむろに自分が持ち込んだ萬年筆の不具合などを話すと、それなら誰に調整を頼んだほうがよいとかのアドバイスもいただける。
  ・中学生や高校生、大学生はかわいがられます。中には萬年筆をプレゼントしてくれる人もいますよ。
  ・高齢者の初心者の方こそが、萬年筆業界のカモ。こういう方は大事にされます。幼少時代の萬年筆の想い出や、年配になってから萬年筆に嵌まった話などは大ウケします! 
    人の不幸は蜜の味!調整に失敗した話や、壊した話、妻にバレて怒られた話などは定番ネタ。特に最後は日本全国どこでも大爆笑を誘います! 
  ・調整師自身が萬年筆を壊して一人前になっているので、壊れた萬年筆を持ち込まれると狂喜乱舞!特に自己調整の失敗物はオモロイ!怒るわけないでしょ。

入会しようと決心し、入口に立ったときの緊張感・・・もしも内部が大騒ぎ状態ならビビリますよね。部屋に入ったとたん、全員の会話が止まり、静寂の中で全員の眼がいぶかしげに自分を見つめる・・・なんて不安も?

1回の定例会で平均約5人の新規参加の方がいらっしゃいます。それに会員であれ、顔は見たことはあっても名前までは覚えていないというケースがほとんどなので、誰が新規参加かはネームタグでしかわかりません。
誰も入口の状態などに気付きもせず、おしゃべりに夢中です。しかも大音響で!とても【研究会】という雰囲気ではありません。

緊張せずに参加する方法のNo.1は夫婦で参加すること

★夫婦で萬年筆がお好きならお二人でどうぞ
★奥様が萬年筆好きだが、一人で大半が男性の会合には参加しにくい場合は、最初は夫同伴で!二回目からは安心して一人で参加出来ます。
★旦那様が萬年筆好きで、奥様を同伴されるケースは危険です!【萌えるゴミ】なんてジョークで書かれた文字を見て、ヘンタイ集団と間違えられたケースもありました。当たらずといえども遠からずですが・・・

親子や友人同伴もお奨め

★萬年筆好きの親子も問題なし(最近は父ちゃんと娘というパターンが増加中)
★学生さんなら同い年くらいの友人がいると心強いでしょう。でも結局は一人で参加した時に最高の充実感が生まれますよ。諸先輩に進路相談、健康相談、法律相談なども出来ますしね。
 若い人にとっては貴重な経験になるでしょう。年の差を超えて自由闊達な雰囲気で意見交換できる場は、これから先は、そう無いはずですから。

たった一人で参加する場合

★まずは受付で調整票を貰い、調整師に自分の萬年筆を検品してもらう(検品無料)
★調整すれば書き味が格段に良くなると調整師がアドバイスすれば受付でコインを購入して調整して貰う。
★調整師に話し相手を紹介してもらう(あるいは同好の士や、同じ年齢層の方)
★積極的に他人の萬年筆に興味を示し、書かせてもらう(たいていは喜ぶ)
★その人から別のコーナーの人を紹介してもらい行って話をしてみる。


そして究極の慣れ方は・・・ 

★最初から二次会に参加してみる。二次会は固定メンバーで開催しているのではなく、いつも新入会員の方々に参加して頂きたいと待ち構えています。
  一度参加されると次回からは古顔気取りで名前で呼び合えます。一気に打ち解けあえるのが二次会。
お時間のある方は開催地区にかかわらず二次会に参加下さいね! 

萬年筆研究会【WAGNER】は閉鎖的な集団【固定メンバー】ではなく、出入り自由な【場】です。そこでどういう楽しみ方をするかは自分次第。

友達づきあいが苦手な方の中には、調整師との面談が終われば帰宅する人もいます。 
また同好の士と小旅行に行く人もいます。
平日にいっしょに飲み歩く人や、万年筆店で待ち合わせて食事に行く人もいます。

いろんな人がいて、いろんな付き合い方があって、それに加わるも自由、孤高も自由・・・制約の無いのが萬年筆研究会【WAGNER】です。

怖い集団ではありませんので、安心して扉をくぐり、受付においで下さい。

Posted by pelikan_1931 at 05:00│Comments(9)
この記事へのコメント
ZEP_REMさん

松山大会は参加者が少ない割りに調整師の数が多いので、何本持ち込んでいただいてもけっこうですよ。
お待ちしています!
Posted by pelikan_1931 at 2016年05月30日 08:55
初めて書き込みします。

貴ホームページを最近知り、WAGNERの活動も最近知った万年筆初心者です。Pelikan M800の分解調整をして頂けることも初めて知り、興味を持ちました。

6/25 松山でWAGNERが開催されることを知りました。いきなりのぶしつけな質問で失礼かと思いますが、1度に調整してもらえるのは何本程度なのでしょうか。普通の方は何本くらい調整してもらっているのでしょうか。
Posted by ZEP_REM at 2016年05月29日 10:25
>まずごく一部の人を除いて、みなさん字が下手です。
 別に気にすることないです。
 猫は極めてますけど、そんなことどうでもいいです。
 (猫自身は高校時代に全国書道展で首席です。)
 万年筆のいいところは、書いた文字に個性が出るところ。
 綺麗な字を書きたければパソコンを使えばいい話です。
 手書きの文字は味わいがありますよ。
 そこが万年筆の魅力です。
 しかも毛筆と違って初期投資が少なくてすみます。
 (毛筆は、満足な道具を揃えるだけで車一台買えます。)
 ま、万年筆は所有する喜びがありますよ。
 職場で使えば、インテリに見られるし、いいこといっぱい。
 
Posted by 猫 at 2015年06月09日 22:48
今日は、シェ-ファ-の万年筆の修理をしていただき、ありがとうございました。初めてお伺いしたのにも、関わらずすぐに修理をしていただき本当に感謝しております。ありがとうございました。今後とも宜しくお願いいたします。
Posted by 久芳和彦 at 2015年01月24日 19:43
久しぶりぶりです。
出会いがあるのが楽しみです(^^)
Posted by モンブラン32年目 at 2014年05月03日 09:53
久し振りに参加予定です。三島のうなぎを食するのも忘れずに行きたいと思います。
Posted by takechanfavor at 2013年07月29日 10:09
こんばんは。
ふと、以前『ヘリテイジ92オレンジ』差しあげた大宮の学生さんを思い出しました。
万年筆増えてるかなあ〜。
Posted by 蓮覇fe500rs at 2013年07月12日 20:37
先日の例会はこっそりと参加する気満々だったのですが
仕事のトラブルで泣きました……

最近はなかなか参加出来ないので、たまに例会に参加すると
知らない方ばかり。

それでも楽しめるという事は、確かに敷居は低いんだと
思います。

おおさか、新入会員どっさりで盛り上がるといいですね!
Posted by ポンちゃん at 2013年07月11日 23:02
 先日表参道にある文房具カフェで「書斎館に行こう」というイベントがあり、行ってきました。私自身はこのイベントの前にも書斎館に行ったことはありますが、殆どの方は初めてだったようです。
 そこでのイメージもやはりここにあるような取っつきにくさでした。同時に高級万年筆に対するイメージも似たものがありました。wagnerを知っているけど行ったことない人もいて、まさにこういう印象です。
 モンブランやペリカンに興味はあるけど触ったこともない人も多くて、持ってたのを試筆に供しましたが、私物をどうぞどうぞと勧める私にビックリされていましたね。それに価格を聞いてくる方も多く、ペントレなどでの価格が以外に安価なのもビックリされていました。あと、セネターの評価がとても高いです。

 7月16日にも万年筆関連のイベントがあるので参加する予定です。入門用万年筆、何を勧めるか考え中です。
Posted by Mike at 2013年07月11日 12:49