2014年03月01日

小説すばる【作家の万年筆】は読み応えがある!

1萬年筆研究会【WAGNER】のkugel_149さんが【小説すばる】2014年3月号の特集である【作家の万年筆】を執筆されたので、さっそく読ませていただいた。

それにしても、この小説すばるの執筆陣には驚くばかり。すげぇ〜!この2.7僂遼椶あれば、二週間くらい楽しめそうだ。
最近は万年筆をいじる時間より、本を読む時間の方が長くなってきているので、一年くらいは読書活動にいそしむかな?
今年は、昨年に比べて萬年筆研究会【WAGNER】の開催回数も少ないし・・・ 

kugel_149さんは、173頁から179頁までの北方鎌三氏へのインタビュー記事【俺と万年筆】 と190頁〜193頁までの【万年筆ライフのススメ】を執筆されている。

また、どうやら井上ひさしさんの娘である井上都さんの【父・井上ひさしの万年筆】 の中に登場している。
『大きな体を喫茶店の小さな椅子に捩こんで座ると・・・』なんて書かれているので間違いはあるまい。

このインタビュー記事を読むと、北方さんのハードボイルドさは小説の中だけではなく、彼が日常生活の上で自分と向き合う姿勢そのものであることがよくわかる。

驚いたことに、北方謙三氏は、万年筆に対してあることをしているらしい。噂では聞いていたが・・・
ちなみに、ペンポイントが無くなって半分くらい金で書いていたPelikanもあったらしい。ま、ハードボイルドだからなぁ・・・万年筆を筆圧で折ったことも。

【万年筆ライフのススメ】 の中には、拙者が趣味文 Vol.29で定義した【いい万年筆】に関して、片岡義男さんが、はるかに深い観点から定義してくださっていることが記されている。

また、万年筆愛好家の集まりとして萬年筆研究会【WAGNER】も紹介されている。萬年筆を愛する人が増えればマーケットは広がり、結果として良い萬年筆が生まれてくる。

拙者の言う良い萬年筆とは、科学技術の粋を集め、調整師など不要の世界にしてくれる萬年筆の開発じゃ。

ネット経由で世界中のインクの粘度と明度を入手し、またインクの乾燥度合いを斟酌し、人体のアドレナリンでも測りながら、その人が求める最高の書き味を提供する萬年筆。

また、書く文字の大きさやスピードからもインクフローを調整し、またスリット間隔を詰めたり寄りを調整したりする。

さらにはペンを倒す角度によって自動的に段差調整したり(初期のロータスのリアクティブ・サスペンション?)、筆圧が強めになると、弾力を減らして強制的に筆圧を低くする?

このように、文章で表現できる仕様は、必ずテクノロジーが進歩すれば実現できる。実現できないのは、文章で具体的にまとめられない仕様なのだ。

ぬるぬるぬらぬら・・・なんてのがその代表だが、それを実現する条件については趣味分Vol.10とVol.29である程度整理した。今度はそれをテクノロジーの概要設計にしたものが上記のようなもの。

それを具体的に実現する詳細設計は拙者には出来ないが、テクノロジーをご存じの方が集まって考えてほしい。電源さえ確保すれば、それほど難しいことはないと思うのだがなぁ・・・
 

Posted by pelikan_1931 at 07:00│Comments(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
この記事へのコメント
おはようございます。
早速「小説すばる」を購入しました。自分も北方謙三氏を真似て『あること』をしてみようかと考えましたが、多分訳が分からなくなりそうなので思い止まりました。
氏が万年筆を試筆する際の流儀や、人から貰いたくない理由などのくだりに感銘を受けました。そこは真似たいと思いましたが、くれると言われるとホイホイ貰ってしまうんだろうなぁ…
Posted by LAMY_1966 at 2014年03月02日 09:27