2014年07月27日

萬年筆研究会【WAGNER】九州地区大会@熊本 ・・・ 気圧測定

恒例の飛行機に乗っての気圧測定

12今回の 羽田空港 ⇒ 熊本空港  の飛行機は737-800というかなり小さな機体。座席配置はコチラで、スカイマークの座席配置とよく似ている。
と思ったら、スカイマークも737-800が福岡便や新千歳便に使われていた。
機内ドリンクサービスがはじまるころに最低気圧になった。左画像の右側がそれで、790 hPa (上空2,100m程度の気圧)を指した。
先日のANAでは、ここまで気圧が下がらなかった。会社によって、飛行する高度が違うのか?はたまた気圧コントロールの方針が違うのか?
ちなみに、今回、羽田の滑走路でダッシュを始めたとたん、気圧が少し(3〜4目盛り)上がった。そして、上昇するにしたがって徐々に下がり、上空38,000フィート(11,600m)で最低気圧を示した。
その時の走行スピードは830km。ジェット機だから当然なのだが、ゼロ戦やノースアメリカン P-51 マスタングよりも速い。
プロペラ機でもっとも速度が速かっただろうと言われているのが、P-51 マスタングのH型らしい。wiki によれば・・・

最終生産型となったP-51Hは新型のV-1650-9エンジンを積んでいた。これはマーリンエンジンの一種で、自動スーパーチャージャー制御を備え、水メタノール噴射によって最大出力は2,000 HP (1,490 kW)に達した。数百ポンドの機体軽量化・出力の増加・ラジエーター形状の改善によって、P-51Hは高度7,600 m (25,000 ft)で784 km/h (487 mph)に達することができ、おそらく当時世界一速いプロペラ推進戦闘機となった。日本への侵攻作戦において、全てのマスタングのモデルをP-51Hによって置き換え、USAAF標準の戦闘機とすることが計画されていた。生産は増加したが、555機が前線に送られたところで終戦となり、予約済みだった追加発注分はキャンセルされた。】 だとか。

今回は萬年筆は専用のケースに入れ、常にペン先が上を向くような位置で手提げ鞄に入れ、機内でも足下に鞄毎立てて置いていた。すなわち、完璧な状態で運んだはずだったのだが・・・・

31本だけ漏れた。キャップを外して試し書きしようとした会員が悲鳴を上げて、超電解水を捜していた。
ペン芯がしょぼいレバーフィラー式が全部無事なのに、カートリッジ式のセーラーから漏れた・・・おかしいなぁと全部チェックしていて気づいた。
このセーラー以外には全て前日にインクを継ぎ足して満タンにしていた。このセーラーだけはチェックしていなかった。気圧の変化がかなりあったので、それで漏れたのかもしれない。
プロフィット型のペン芯よりもかなりインクのオーバーフローに弱そうな形状のペン芯だしなぁ・・・

45帰りもJALだが、こちらは777-200という大型機。海外航空会社とのコードシェア便なので、ファーストクラスも付いていた。席は全て革張り! 
座席はコチラの W51と同じ。拙者はJ-Classの12Aだったと思う。かなり快適さが向上したなぁ・・・という感じかな?たぶん初めての777-200への搭乗であった。

737-800と比べるとかなり大きな機体なのだが、機内の気圧は737-800と同じく790 hPa 近くまで下がった。うーん、どうやら気圧変化のプログラムは航空会社によっても違うとしか思えないなぁ。
次回はANAやスカイマークの同じ経路の飛行機にも搭乗して気圧を計測してみよう。

この気圧計測をやるためには、飛行機に乗り込んでから降りるまでの間、ほぼ気圧計とにらめっこしていなければならない。つまりは、機内で眠れないのじゃ・・・

睡眠時間2時間で、羽田から熊本に飛び、そこから1時間以上バスに乗って熊本駅前の会場に到着。お昼は熊本駅の新幹線側にある桂花ラーメンで、東京の店の味との違いをチェックしたがまったく同じだった!

宴会が終わると、すぐに九州新幹線に乗り博多駅へ。そこで地下鉄に乗り換えて福岡空港。そこからJALで羽田に戻った。帰宅したのは23:00過ぎ。
結局22時間一睡もしなかったが、就寝後9時間眠り続けたところすっかり体は楽になった。しかし・・・・
外気温35度以上、室内の設定温度21度の会場に6時間以上いたので、喉をやられてしまった。拙者は暑さには強いのだが、鹿児島の白熊のように暑さに弱い人が会議室の空調機を支配していたのでしかたあるまい。 
Posted by pelikan_1931 at 22:30│Comments(8) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
この記事へのコメント
シロクマはいただきました。暑い日でしたのでおいしかったです。「ベビー」サイズでしたが。
Posted by そりとん at 2014年07月28日 23:50
師匠、会員の皆様

九州大会お疲れさまでした。いつもながら皆様のお話しを傍らで聞かせていただき、ただただ頷くばかりでしたが、とても楽しく過ごさせていただきました。今回は所用があり1次会終了前に失礼しましたが、帰りの新幹線では後髪を引かれる思いでした。10月の九州大会も楽しみにしています。


Posted by ケンタウル at 2014年07月28日 21:41
ふふふ( *´艸`)

皆様、お暑い中、遠くからお疲れさまでした。


そりとんさん、

本場の白熊はご賞味されましたか?
Posted by キサラギ@鹿児島 at 2014年07月28日 13:00
IloveHappyです。与圧プログラムはJALとANAで違うという噂は昔からありましたね。今回B777-200も「790hPa近くまで下がった」というのはちょっと意外。室内の快適性を採るか、空中分解のリスク低減を採るかで各社(あるいは各機長)悩んでいるような気がします。
ラーメンは桂花だけでしたか。当然太肉麺? 私としては山都町のニンニクが利いたおちかなどもお勧めだったんですが。
Posted by IloveHappy at 2014年07月28日 12:59
師匠、会員の皆様おはようございます。熊本大会も旧友の方との再会や九州各地からの参加で活気がありました。これも師匠をはじめ皆様のおかげです。好きなことを好きなだけ感じ取られる場の提供にいつも感謝です。
Posted by こうのすけ at 2014年07月28日 08:11
お師匠様、皆様、おはようございます(^^)

ちなみに最速のレシプロ機は、F8Fベアキャットのレース仕様が、
850km/hで、世界記録を持っています。

睡眠用に、気圧計用データレコーダーが欲しいですね(^_^;)

気圧説の空気膨張説を確認するの為、最低気圧時万年筆を確認されては如何でしょう?
この状態でダダ漏れ状態なら、空気膨張説が証明されるかと思います。

Posted by 杜のあくま at 2014年07月28日 07:22
二人ともじゃろうな・・・
Posted by pelikan_1931 at 2014年07月28日 05:58
> 鹿児島の白熊のように暑さに弱い人が

それはaurora88さん,それとも私....
Posted by そりとん at 2014年07月27日 22:44