結果は・・・
1 関西版
2 関東版
3 北海道版
4 西日本版
であった。
これで報告が終わっていれば、単なる一発企画として忘れ去られたであろう。
しかし、食い物に対しての研究心が旺盛なyoppee!さんは、それでは終わらせなかった!
一番、まずいとの評価を下した西日本版に対して、味の改良案を考え、実験してみたのじゃ。
明日から岡山の実家に一週間滞在し、なんどか西日本版を食べなければならない拙者に取っては非常にありがたい情報であった。
個人的にいただいた味改造計画であったが、タメになるので、本人の了解を得て、ここに紹介することにした。
ところどころに多少の脚色はありますが・・・
こんにちは、ボクです。
赤いきつね研究中のyoppee!です。
あれから、「西日本ヴァージョンは『旨味』が不足しているもの」という仮説の元、いろいろと実験してみました。
まず、旨味をどういう時に感じるか?
1. イノシン酸・グルタミン酸などのうまみ成分が十分含まれている時
2. 出汁などについては、『適量』の塩を入れてある時
(これは知り合いのフランス料理シェフがフォンドヴォ―の味を決める時に「あと一振りの塩の勇気」と言って、この一振りでグンと旨味が増すことを実際に飲ませてもらいながら教えてもらいました)
3、 苦みなどが伴うときは、甘み(砂糖)を若干入れることでうまみが増す
等を参考に次のことをやってみました。
ア. ほんだしを2g(ティースプーン摺り切り一杯)を入れる。
→旨味は増したように感じるが、塩気がないのかぼやけた味になってしまい変化なし。
イ. ティースプーン半分の砂糖を入れる。
→これは北関東では「甘しょっぱい」味を好む所があるので甘みを足してみた結果、甘みを少し増しただけで大して変化はない。
そこでこれまたティースプーン半分の丸大豆醤油を足してみた所、甘しょっぱくはなったものの味が濃くなっただけで旨味は増していない。
ウ. 以前岡山で購入したペットボトル入りあご出汁をティースプーン1杯入れてみた。西日本には西日本の出汁を!
http://shop.dashidouraku.com/?pid=43796501
→どこがどうとは言い難いのだが、見違えるほど美味くなった。
ただ、これはあご出汁を冷蔵庫で一年間寝かして使ったからで、新品を使用しても同じ効果が表れるかは保証できません。
また個人的見解なので、成分等科学的に検証はできていませんのでご参考までに。
追伸:このペットボトル入りのあご出汁は通販で買えますが、なんと自動販売機でも売っているところが面白いところですね。
以上、 yoppee! がお送りしました
yoppee! さん、ありがとう! 明日、さっそく自販機で購入してみます。
欲しい方がいらっしゃればコメントで連絡ください。まとめて東京まで取り寄せます!