2014年09月27日

趣味の文具箱 Vol.31 ・・・ アンケート結果掲示

1趣味文Vol.31が本日くらいから文具店に並んでいるはずじゃ。今回は萬年筆の書き味に対する研究が中心になっている。
先日、皆さんにお願いしたアンケート結果の分析も掲載されているので、ぜひご覧ください。

拙者が書き味に関して書いたのは10頁だが、そこに書き切れなかった事も沢山ある。
それら全て詰め込むと誌面がうるさくなってしまうので断念した分析結果も。
また、他の執筆者の方の文章を読んで、【そうそう!】と思わず膝を打った。
やはり多方面からの意見を集約すると、自分だけの偏った解釈が補強されて、より高度な理論へと昇華されていくように思う。

ペン先調整に四苦八苦している人が、書き味良く調整されたペンポイントの拡大図を見れば、そのコツをパっと理解できる。
同じように、四苦八苦して分析した人が、他人の意見を聞けば、すぐに理論を肉付けできる事もある。

やはり、研究会と呼ぶからには、一年間に何本かは論文を残さなければならないなぁ・・・と感じた号であった。 

今回一番ほっとしたのは、中屋万年筆の万年筆カルテの箇所。17頁の右上の二段目。
筆圧の低い方は軟らかいペン先を求める傾向があるが実は硬いペン先が結果的にフィットする】 という部分。これは実際のお客様の声から集めた事実。

軟らかいペン先は筆圧を上下して線巾の変化を楽しむものなので、筆圧の低い人が上手に使いこなすのは無理・・・と理屈で考えていたのだが、それが中屋の分析で証明された。

また拙者が書いた【スイートスポット】に対する解説よりも、森山さんが書かれた【とても小さな面積で、かつ丸く磨いたペン先に忍ばせた秘密の場所なのです】 という暖かい説明の方に痺れてしまった。

万年筆に対する愛情】 の深さの差だろうなぁ・・・本日だけで、もう何回読み返しただろう。充実した一日だった。

なをアンケート結果の分析に関しては、言いたいことの25%程度しか書けていないので、定期連載計画中の【萬年筆は刃物 V3】 の中で続きを書いてみたい。

また、来年以降はどういうアンケートにすべきかも、今回の特集内容からわかってきた。いずれ次のアンケートをするので、その時のもご協力くださいね。

ちなみに、次回のVol.32インク特集だそうです! 

Posted by pelikan_1931 at 23:30│Comments(3)
この記事へのコメント
kaiさん、清水さん

集計を自動でやってくれるソフトを申し訳ないさんが作ってくれたので楽でした。
難しかったのは集計結果の解釈でしょうか。

それについては、萬年筆は刃物 V3の中で追加分析します。
Posted by pelikan_1931 at 2014年10月03日 22:50
5
集計、分析 、執筆、たいへんおつかれさまでした。
ヘビーユーザーも、初心者も、売り場の店員さんにも
有用なページになったと思っています。
ありがとうございました!
Posted by 趣味の文具箱 清水 at 2014年10月03日 10:02
購入しました。
記事になったものを見ると、
改めて集計作業お疲れ様でした。

今回も、ビギナーに勉強になる素敵な本でした。


最近、再び、最強の染料系黒インクを模索して、
インクの海におぼれているので、
次号も楽しみです。
Posted by kai at 2014年10月01日 17:40