以前から気になっていた事がある。萬年筆研究会【WAGNER】では公平性の観点から、受付の時点で、
【一本目の調整が終わってから二本目の調整依頼を書いてください】 とお伝えする場合がある。
大会場で参加者が多い大会や、調整師の数が少ない大会などで、臨機応変に。
しかし、本日公開した5回の萬年筆研究会【WAGNER】の案内Blogの実施内容の項には・・・・・
複数本お持ち込みの方はまとめて調整依頼の記入を! ・・・・と書かれている。これは以前から変わっていない。
Blogを見て何本も調整をしてもらおうとやってきたのに、受付で一本ずつ調整依頼を書いて・・・と言われて、理不尽に感じている人がいるかも知れない。
あまりルールで縛るのは好きではないが、混乱したり、あまりに不公平というのもまずいので、ゆるーいルールを作ってみた。
【1】 萬年筆研究会【WAGNER】のペンクリで当日中に行うのはペン先調整(曲がり直しやペン幅直し含む)のみとする。
修理に関しては、回復可能性や修理部品の有無から、持ち帰り修理(生贄扱い)か、修理拒否(修理出来る所を紹介)かを判断する。
【2】 萬年筆研究会【WAGNER】会場で受け付けた生贄は、次回以降の萬年筆研究会【WAGNER】会場でしか受け渡さない。
Blogの調整報告に掲載されていない物は、まだ未修理と考えられたし。
Blogに調整報告が掲載されたら、依頼者はコメントまたはメールで受取日(参加日)を直ちに拙者まで連絡されたし。
【3】 まとめて調整依頼を書く本数は2本まで。その2本は同じ調整師が処理する。
これは書き癖を複数人の調整師が判断するという時間の無駄を防ぐため。
その2本の調整が終了したら、改めて2本までの調整依頼を書く。その際、前回と同じ調整師指名で申込用紙を記入する。
すなわち、一つの会場で複数人の調整師が同じ人の萬年筆を触らないようにする。
例外は委託された調整師が別の調整師を指名する場合(得意・不得意があるので)
【4】 年間3回以上の開催がある会場(大宮、水道橋、横浜、名古屋、元町)では、一日当たりの調整本数/人は原則4本まで。
地方会場は調整師の数と、調整依頼の出具合を見ながら受付で判断する。
同じ萬年筆愛好家同士なので、互いに譲り合いながら楽しんでいきましょうや。