2014年11月19日

Pelikan M600 ヴァイブラント・グリーンを入手したのだが・・・

1Pelikan M600 ヴァイブラント・グリーンを入手したので、色味の確認のために、左画像のように並べてみた。
一番上はアウロラの プリマベーラ だが、これは基本となる緑のベースがPelikan M600 ヴァイブラント・グリーンとは違う。
が、こちらの方が綺麗!やはり色使いは伊太利亜の方が独逸よりも一歩だなぁ・・・
その下はPelikan M320 グリーンで、こちらがM600 ヴァイブラント・グリーンと同じ色合いじゃ。左画像では色味や模様が違うように見えるが、肉眼で見ると同じ色と言って良い。
一番下はM600 グリーン・オ・グリーンでやや渋い緑。拙者はこの色が一番好きだ。
通常Pelikanの数量限定モデルを購入する時には何本かまとめて購入するのだが、今回はある予感があって一本にしておいた。

2この明るすぎる緑の軸は、拙者には似合わないようじゃ。
M320 グリーンの時には気にならなかったブライト・グリーンだが、M600には少し派手だなぁ・・・
ペンケースでも一本だけ浮いた感じになってしまっている。そもそもM600は(拙者の中ではスーベレーン・シリーズの中での)鬼っ子。
ただし、この子はキャップがきっちりと尻軸に挿さる。しかもキャップの口の内側が少し丸まっている。従ってサンドペーパーで丸めなくとも軸に傷が付かない。
拙者のブツだけ特殊なのか、このモデルから変わったのかは不明だが、これなら鬼っ子扱いを取り下げても良いぞ!

34ペン先は購入当初は大きな段差と背開きがあった。その状態から(ペン芯を外さず)ペン先だけを曲げて段差を直したのが右側画像。
この画像ではスリットが開きすぎており、満足にインクが出ないのでは?という気もするが・・・そうでもない。
スイートスポットを作り込まずとも、そこそこの書き味を提供してくれる。まぁ・・・Bだし、インクフローが良いので、七難隠すというところかな。

まぁ、絶妙というほどの書き味でもないのできちんと分解し、本気で調整してみよう!

それにしてもPelikanのペン先の作りは最近は良くなった。 この個体だけではないと思うが、切り割りが縁先刻印のちょうど中央にきているではないか!偉いぞPelikan!

Posted by pelikan_1931 at 22:30│Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
この記事へのコメント
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こんばんは、Twitterでフォロワーさんとお話しした時にもあれっ、と思ったのですが、M600はある時期より前はキャップが後ろに付かなかったのでしょうか…一応私のM600ボルドー(今年の春ぐらいに購入したはずです)はすんなりついてしまうので…でも、万年筆の変化に敏感な皆様がそんなに前からの変化に気づかないとも思いにくいなあと。
私が無理矢理さしてつくようになっちゃったのかな、とか、傷付いてるけど気づかず使っているだけなのかな、とか思ってそのままでいるのですが…気になります。
Posted by 茉莉花の香 at 2014年11月24日 00:27
 何なのでしょう,このマーブル・グリーンをまとったペリカン万年筆の佇まいにどうも違和感を覚えるのです。

 メーカーとして似つかわしくないというか,やはり長年ストライプの軸に色無地キャップを出してきたメーカーなので,マーブル柄をまとってみると,貸衣装を着ているのがバレバレ,或いは服に着られている感が拭えません。都市シリーズだったかにもっと落ち着いた色の,ベージュっぽいのがあった気がしますが,その時の印象よりももっと強烈です。

 やっぱデュオフォールドの緑マーブルとか,シェーファー・バランスの緑マーブルの方がドンピシャという感じです。あるのかないのか分かりませんが,モンブランに仮にこの柄のモデルがあったならば,やはり同様に体がモゾモゾしそうな感じがします。
Posted by monolith6 at 2014年11月21日 19:02