左画像は、最近水道橋や地方大会で実施しているペン先調整講座のテキストじゃ。
クリックすればPDFフォーマットで綺麗に見える。
その状態で印刷すればA4縦に印刷できるはずじゃ。
内容は秋田大会で使ったものに少しだけ修正を加えている。(持ち物検査の項目だけ)
手順は確かに左のとおりなのだが、拙者が説明したり、模範演技をしないと納得がいかない部分は多いはず。
今回はそれを承知で公開に踏み切った。
このBlog自体のそもそもの狙いは、古山画伯のおっしゃった・・・
【調整方法を公開して、皆がそれを真似て失敗し、結果として萬年筆を買う本数を増やす】
であった。その観点からは公開は意図通りなのだが、心配もある。
それは、調整に失敗したサファリが萬年筆研究会【WAGNER】に大量に持ち込まれるというリスク。
それはずーっと以前から想定内。萬年筆研究会【WAGNER】にスチールペンを持ち込んでも原則調整はしないとなっている。例外は学生さんだけ!
なを記載してある内容はスチールペン先の調整がターゲットでっせ。同じ事を金ペンにやったら・・・ペン先がズタズタになります。へたすると隙間ゲージで真っ二つに!
今回、敢えて公開したのは、読みながら・・・何故そのようにするのかを考えて欲しいからじゃ。
ようーく考えてから調整講座を受け、疑問を解消できれば、その考えた事が生きてくる。金ペンであっても、はたまたVintageの萬年筆に対してでも同じように考えれば良いのじゃ。
アマチュアのペン先調整は五郎丸君のルーティーンとは趣が異なる。毎回違う症状に対して、頭を使って方法論を考えるのじゃ。
今回は、その考える癖を付ける第一歩。なんでそうするのかを考えて欲しい。正解は調整講座のライブでお教えしよう!