2016年05月09日

現在インクを入れて使っている萬年筆

拙者は日常的に文字を書いたりはしないので、インクを入れている萬年筆は10本。そのうち実際に使っている萬年筆は9本じゃ。

残りの1本は中屋の手作り萬年筆で、インナーキャップもスリップシールも無いが、プラチナ・カーボンのカートリッジを使っていても一切乾燥しないもの。従ってめったに使わない。
趣味文の清水編集長もおっしゃっていたが、中屋の萬年筆はペン先が乾かない。3ヶ月キャップを締めたままでも書き出しで掠れない。
すなわちスリップシール並の耐乾燥性能を通常のネジで果たせている。もっとも、拙者の中屋万年筆は、クリップを付けていないせいかもしれないがな。 

1黒インクを入れているのが、この三本。全て国産で、プラチナ製が2本にセーラー製が一本ぁ。

(上)は、ショップチャンネルで販売した、四つ葉のクローバー・クリップが付いたプラチナ#3776センチュリーで、ペン先は14K-M。インクはプラチナ・カーボンブラックのカートリッジ。
キャップを後ろに挿した時の重量バランスが実に好ましい。ペンを寝かせて持つ人にはうってつけの筆記バランスじゃ。

(中)は、y.y Pen Club がセーラーに特注した逸品で、世の中には存在しないペン先が付いてるのだが・・・口が裂けてもその詳細は語れない (*^O^*) ペン先はBとだけ言っておこう。
この軸には大好きなPilotの絵の具の香りがする黒インクを入れている。今や廃盤になったインクらしいが、この匂いを消してはダメでしょう!官能的で実に良い香りじゃ。

(下)は、萬年筆研究会【WAGNER】が最初に作った限定萬年筆で、熊本の肥後象眼の名店【光助】に100本作っていただいた。
ペン先は14K-Music。このペン先は当時大人気で、国内では欠品中との事だったが、急に数百本が工場の隅から出てきた・・・ということで作って貰った。(きっとジョークだと思うがな)
天冠部分が平べったいのが良くてこれに決定した。最近の光助の肥後象眼萬年筆は天冠が丸くなってしまっている。
インクは(上)と同じく、プラチナ・カーボンブラックのカートリッジ。何故かカートリッジを使うとペン先が汚れない。不思議じゃ・・・

2次はブルーのインクを入れている3本。こちらは国産が仲良くプラチナ、セーラー、パイロットと並んでいる。

(上)はプラチナの#3776センチュリーの青軸で、ペン先は14K-UEF(超極細)を微調整したペン先がついている。
この萬年筆を使うときだけはキャップを後ろに挿さない。非常に小さな字を、カスカスのインクフローで書けるように調整しているので力を入れないのがコツ!

(中)は趣味の文具箱の限定萬年筆で、ペン先は21Kのコンコルド。インクはペリカンのロイヤルブルー。ペン先の背中側で太い字を書くときに使用している。

(下)はカスタム74の2016年限定カラー。ペン先は14K-Mで、インクはペリカンのエーデルシュタイン・タンザナイト。
このブルーブラック色のインクとパイロットのペン芯の相性は抜群!まさにインクが滾々と湧き出るような感じのインクフロー。これには誰しも虜になるだろうて・・・

3こちらは黒と青以外のインクが入っている萬年筆軍。ようやく海外製が出てきたな。上からパーカー、プラチナ、ペリカンとなる。

(上)は、パーカー75のバーメイル軸でペン先は14K-XF。インクはペンマン・カートリッジで色はルビー。
パーカー以外のメーカーの萬年筆のインク窓を壊すと呼ばれていたころのインク。従って絶対にParker以外には使用しない。
実際に何本もアウロラをダメにしているのでなぁ・・・。でもインクの色は抜群に綺麗だし、カートリッジも芸術的な美しさ!

(中) は萬年筆研究会【WAGNER】10周年記念萬年筆で、ペン先は14K-Music。インクは先日のペントレで販売され、あっという間に完売した、WAGNER 緑黒。
緑色から黒に色が変化するパーマネントインクで、調合したのはGaryさん。 色の変化が比較的ゆっくりだが、書き味は抜群!定番で使いたいなぁ。

(下)は、もはや(安価での)入手は困難と言われているペリカンM800グランプラス。ペリカンも軸色を変えたM800をどんどん投入するようになってきた。
今回のペン先は18C-EF。中国からの客人は100%がEFを所望するとのことで、EFはあっというまに店頭から消えてしまう。
その希少な18C-EFを極上に研ぎ上げ、それに同じくペントレで販売されたWAGNER 茶黒インクを入れている。
おそらくはM800のEFで、これ以上の書き味のものは、先日お嫁に行ったあれ以外には無いだろうというほど!
最近のPelikanのEFは研ぐと大変貌を遂げるから面白い。

で、使用頻度でいえば、M800グランプラスとy.y penとカスタム74青チェイス軸だろう。ただし書いて楽しいのはプラチナのミュージックニブを持つ2本。
比較すると明らかに10周年記念の方が書き味が良い。おそらくはインクが乾きにくいからだろうな。 

Posted by pelikan_1931 at 23:00│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック