火曜日のアンケート調査 【 軸の素材は何が好き?】 in 2016
今回のアンケート調査は 萬年筆の軸素材として何が好きかを問うもの。
昨年も同時期に同じ質問をしているが、今回は螺鈿・蜻蛉塗りに説明を追加した。もちろん意図あり!
それぞれの軸の特徴を理解した上で回答して頂きたい。
また全ての素材を提示するのではなく、素材としてポピュラーなものだけなので、あくまでも提示した範囲内で答えて欲しい。
それでは、以下の素材で好きなものを記載下さい
重さ/軽さ、手触り、見映え、痩せ具合、耐久性・・・など、数多くの観点が存在しそう・・・
1:蒔絵 金属やエボナイトの軸に漆で下地を塗り、その上に絵柄を各種蒔絵手法で描いたもの。模様ではなく何らかの絵柄であること。
2:螺鈿・蜻蛉塗り等 金属やエボナイトの軸に漆で下地を塗り、それを蜻蛉柄に加工したり、螺鈿を貼り付ける加工を施した物。
金属を漆で貼りつける物も含む。
3:漆塗り 金属やエボナイトの軸に漆を塗った物。溜塗りも含む。また鎌倉彫のような塗りも含む。
4:エボナイト(塗り無し) エボナイトの削りだし。経年変化や温度変化での寸法の狂いが少ないが、日光や蛍光灯、熱で薄茶入りに変色する。
5:木軸 ブライヤーやカエデ、黒柿、スネークウッドなどで軸の外壁を覆ったり、棒から削りだしたもの。汚れやすい、割れやすい、不潔・・・などの欠点はあるが、温もりがある。
6:金属軸 純銀、金貼り、チタンなど。丈夫なのがポイントだが、あたり傷が出来やすいので、Vintageでは完品はほとんどない。
7:セルロイド 綺麗で比較的安価だが、経年変化による寸法変化が激しい。Vintage Montblancのトラブルは素材がセルロイド製であることに起因している。
8:アクリル マーブル軸は実に綺麗に仕上がる。ただし旋盤を当てると小さな割れが無数に入る可能性が高く、スケルトン軸ではリスクがある。
9:プラスティック(一般) 定番品は金型加工が出来るプラスティック軸を使うケースが多い。軸の製作コストがさげられるので、ペン先に贅沢できる。
10:その他 具体的に(カゼインなど)
なを好きな理由などもお書き下さい。 それでは Go!
Posted by pelikan_1931 at 21:45│
Comments(29)│
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こんばんは。
3 の漆塗りが好みです。
長時間や大量の筆記の際、私にはエボナイトに漆の触感、質感がまさにジャストフィットです。
ちょっと高いけど・・・
最近、アンケートの回答をさぼっていました。すいません。
このアンケートだけは、さぼることができません。
1、蒔絵(プラス沈金)
です。
日本の伝統工芸の素晴らしさを少しでも広められれば、と思い、これからも展示を続けていきたいです。
9 プラスティックです。
軽くて、化学変化に強く、丈夫で安価という昔の職人が求めても求められなかった素材が、プラスティックだという思い込みがあっとりしますので(笑)。
カスタム74の2016限定チェイス柄は、持った感じがなんとなくマイカルタのようで吃驚しました。
複数回答可のようなので1、2、3、4、5、6、8です。順番は付けられません。理由は、以下のように、特定の美軸が好きだからです。
1 パイロット天皇即位記念の鳳凰に魅せられています。蒔絵としては、こ れより余程高級なものがあります(持っていません)が、自分の中では、こ れで満足です。
2 ペリカンM800月光、旭光です。持っていませんが・・・。
3 パイロット845青漆にやられました。プラチナ出雲「八雲塗り」も素晴 らしいです(むしろ、蒔絵の方に入れるべきでしょうか。)。
4 エボヤの鏡花インク止め式には惚れました。素のエボナイトの手触りがこ んなにも良いとは知りませんでした。
5 パイロットキャップレス「カエデ」を毎日愛用し、木肌をなでています。 セーラープロフィット30周年のブライアー軸も深みを増して手放せない1 本となっています。セーラー島桑も素晴らしいです。拭き漆が塗られていま すが、深みが出てきた中、カーボン繊維のように黄金色が底光りします。木 軸には間違いなく精神安定化作用があると思います。
6 セーラー・クラシックペンズCP7パシフィックの完璧な美しさには脱帽 です。パイロットカスタム748バーリーコーンは縁があって、嫁に出して しまいましたが、恋しくて夢に出てきます。
8 パーカーのモザイクブルー、DNA、セーラー・クラッシックペンズ
LB5の美しいアクリル樹脂にはため息しか出ません。
6 金属軸です。
パイロット シルバーン、ペリカン 1931ゴールド、同ホワイトゴールド、M750ロールシルバー、パーカー プリミエブラック、モンブラン トルストイ などを愛用しています。バランスが良ければ重さは気になりません。
セルロイドやエボナイトも大好きですが。
3 漆塗りです。
エボナイトに漆塗り、は数本持っています。
握りやすく、かつすべりにくいのがいいです。
1です。
The万年筆を読んで、梅田晴夫氏のパイロットの話題に
魅了されましたが、中でも、ダンヒルナミキの物語に
魅かれました。
長いこと蒔絵が好きな割に、全然持っていませんが。
9:プラスティック
スケルトンが好きです。
プラスティックだからこそでしょうか。
綺麗な軸が好きなので、8:アクリルと7:セルロイドです。
まだ持っていませんが、2:螺鈿が憧れです。
訂正。
> 次点で1、3、4、5。
1、2、3、5。でした。(未だエボの魅力には開眼できておりません;修行不足)
やはり断トツは6です。金属光沢らびゅー。
次点で1、3、4、5。甲乙付け難し。最近、木軸が気になりだしておりまして、色んな種類の木の万年筆を集めるのもありかなぁ…あわわわ。(汗
セルロイドは耐久性が難なのですが、あの美しさは他の素材では替えがたいです。ああ、耐久性さえあればなあ。(慨嘆)
3:漆塗り です。
手触りが落ち着きます。
が、木軸や金属軸、プラスティック軸にもそれぞれのよさがあり、迷ってしまいます。
4と5です。
エボも好きですが,やはり木軸を手にした時の感触はなんとも言えず好きです。先日水道橋で目にした3776のサンドブラストのブライヤー軸と同じものを持ってますが,良いですねえ。
お師匠様 お疲れ様です。
見映え 芸術作品の観点(触らない、ペン先も芯もなくても可)からなら
1と2
インクを入れ使用する観点からなら
Pelikan 900系のような、重心の近くに質量があり
慣性モーメントの大きくない設計ができる複合素材
が好きです。
お師匠様、皆様、残暑お見舞い、申し上げます。
10を選択させて頂きます。
私は材質よりも、持ち味重視なので特に材質には、
こだわりません。
4:エボナイト(塗り無し)です。
手に持った時の感触のなんともいえないところがすきです。
お師匠さま、皆さま、おはようございます。
9:プラスティック(一般)
です。しかし、(一般)という部分が目にとまりました。
今まで、気にもしてませんでしたが、アウロロイドやプレシャスレジンは
9(一般)に含まれるのでしょうか?
あるいは、ペリカンスーヴェレーンはセルロースアセテート(セルロイド?)
とプレキシグラス(アクリルの一種?)の貼り合わせだったと思いますが、
どのカテゴリーに入るのでしょうか?うーん、悩みます ^_^;
お師匠さま、こんちはー。
使っているのは8:アクリルが多いですが、好きなのは
3:漆塗り
です。
手にしっくりとなじむ感触がいいですね。
美しいセルロイドの軸は好きですが、やはり経年変化が気になります。
銀軸は黒ずんだり、あたり傷があっても、Vintageの趣が気に入っています。ただそれ以外の金属は…。
一応銀軸ということでお願いします。
8です。
アクリルは、発色が良く耐候性があるので日常使いに最適です。
シルバーの金属軸が好きだったが、最近は漆塗りに興味が移ってきた。
おはようございます、お師匠様。
4.エボナイトの塗りなしです。
前回はエボナイトに漆塗りだったのですがmasahiro 万年筆を入手してから宗旨替えしました。
新品の艶を愛でるもよし、経年変化で変色してもなお実用的な堅牢さを讃えるもよし、派手さはないけれど永く付き合えるところが良いです。
師匠、皆様、おはようございます。
3 漆塗り
が好きです。
金属程重くなくて良いから、
軽すぎない軸に
長時間持っていても嫌にならない漆塗り。
が、
大量筆記に最も快適だと感じています。
(^o^)/
8:アクリル
です。
発色が綺麗で耐久性もある。
ま、好きなDUOFOLDがアクリライトだからなんですけれど。
師匠、皆様こんばんわ。
私は
5 木軸
です。
種類によって手触りや香りが異なるので気に入っていますが、金銭的な問題で所有数は少ないです。
むしろ、エボ漆塗りがほとんどを占めています。
こんばんは〜
3・5・6です。
3と5はその触感。5はかつて物議を醸しましたが(私はやってませんぞ)。木製品は、なんだかんだで馴染みます。
6はピカイチの頑丈さと重さに、安心します。
材質がよく分かりませんが、アウロラ・オプティマのブルーとか、ペリカンのヴァイブラント・ブルーとかのマーブル模様が好きです。
なので、たぶん、7,8,9あたり。
反対に金属は嫌い。重いし冷たいし堅いし。
皆様、こんばんは。
所有しているものでは「3:漆塗り(エボナイト)」です。
重厚なようで軽く、漆の経年変化も楽しんでいます。
3です。
溜塗とか根来が好き。
ただ、好きと言うだけで本数も内容もあまり伴っていません。
実際に持っているのでは銀軸が多いですね。