2017年01月02日

これは誰が注文したものかな?

改めまして、2017年明けましておめでとうございます。

本年も、高みに堕ちたり沼に嵌まったりしましょうね!


1左の萬年筆は、Pelikan M1005 Demonstratorに漆塗りを施したもの。

昨年、M800への螺鈿装飾でWAGNER内で有名なペンホリックさんが、依頼者からM1005 Demoを預かり塗りを施したもの。

依頼者の名前を控えていなかったため、誰に頼まれたのかわからないということで、捜索依頼がペンホリックさんから年末バザールで舞い込んだ。

M1005 Demo は依頼者のもの。塗りの料金は未回収とのこと。
こころあたりの方は、拙者までメールや画面左列最下段のメッセージで連絡下さるか、当記事へのコメントにハンドル名または会員番号で書き込んで下され。

Demonstratorを購入したものの、首軸やピストンの後ろに回り込むインクが気になって使えない方からの依頼かな?

この気持ちはよくわかる。いったん気になり出すとDemonstratorの内部汚れは気になって仕方ない方もいらっしゃるだろう。
とすれば、塗りを施せば、汚れはまったく気にならなくなる。これは良い解決策じゃな。

それと写真を良く眺めて欲しいのだが、キャップがキッチリと尻軸に挿せる。しかもかなり深く挿せるのじゃ。

これは漆を塗る前に、軸を少々削っていると思われる。すなわち漆の厚みを計算して、その分だけ軸を研磨してから漆をかけているのだろう。実に手が込んでいる!

この技法は汚れた軸、傷が出来た軸、割れた軸にも適用できるので、そういう萬年筆をお持ちの方は、関東地区で開催される萬年筆研究会【WAGNER】でペンホリックさんに相談されてはいかがかな?

2この個体のペン先は綺麗に研がれている。
ただし、ペン芯とペン先の位置関係はベストポジションではない。
またペンポイント先端部に段差が出来ている。調整戻りかも知れない。
紙にペンポイントを下ろしたときに、ペキペキと音がする場合がある。これはペンポイントが寄りすぎたニブで良く発生する音じゃ。
従って、スリット調整をすれば、音は嘘のように消すことが出来る。
こちらの調整も萬年筆研究会【WAGNER】でされてはいかがかな?ヌメヌメで柔らかい書き味が実現出来ますぞぅ〜!


Posted by pelikan_1931 at 19:40│Comments(2)
この記事へのコメント
Euさん

このペンホリックさんが、螺鈿Pelikanの作成者です。

旭光・月光が出来る以前からPelikanへの螺鈿貼りをやられていたとか。
Posted by pelikan_1931 at 2017年01月03日 20:08
お師匠様 改めまして 明けましておめでとうございます。

M800への螺鈿装飾でWAGNER内で有名なペンホリックさんがいらっしゃり
しかも漆の厚みを計算して、その分だけ軸を研磨してる。
それ程のお方なら 昨年の M805 の胴軸の純銀ストライプを綺麗に仕上げるのは可能ですね。
コストの問題でしょうか?
もし実現の際には参加させて頂ければ幸いです。

追伸
 
お師匠様の本年のご健勝とご活躍をお祈りいたしております。
Posted by Eu at 2017年01月02日 20:32