2017年03月03日

Pilot カスタム URUSHI vs Montblanc No.149 その3

1昨日の記事で、カスタム URUSHIもNo.149も、キャップを後ろに挿さないで書く方が良い(挿すと傷がつく)と記した。

では、そうやって書く際の重心位置がどうなのかを計測してみた。

左画像の赤い円の部分が重心じゃ。起点は首軸先端部。どちらも首軸先端部からペンポイントまでの長さに差は1伉度なので誤差の範囲。

比べてみると、ほぼ同じ位置に重心がある。回転吸入式のNo.149は吸入機構が重いので重心が後ろへよるというのはわかるが・・・
何でカスタム URUSHIの重心がこんなに後ろなの?と不思議に思い、首軸を外してみると、胴軸最後部には金属が入っている!

どうやら、この金属部品で重心位置を調整していると思われる。その結果がNo.149と同じ位置とは!

1970年代初期のMontblancは、既にNo.149などの大型萬年筆の”持ちやすい位置”についての結論を出していたと思われる。 

それが今回のカスタム URUSHIで証明されたと言うことかな?実は・・・恐るべしMontblanc! これは再評価せねばな。 

2キャップを挿さない状態では、スキャナーの上に萬年筆を固定できない。
そこで、撮影の際にブツを固定するのに使うMuseum Gel を使った。上の画像でねじのあたりにモヤっとしているもの。

これは、まさにMuseumなどで転がりやすい物を固定するもの。これが撮影には実に使いやすい。
普通はカメラから見えないところに貼り付けるのだが、スキャナーでは見えるところに貼り付けないと固定できない。

このGelの素晴らしいところは、対象物には一切付着しない。
そして使用後、瓶にもどせば、いつしか瓶の中のGelと一体化してくれること。まるで、偉大なるつながりみたいだ。 

Posted by pelikan_1931 at 11:45│Comments(4)
この記事へのコメント
URUSHI買います。それほどまでにバランスが良いとなれば。

金属を入れてまで149と同等のバランスをとるPIlOTも、実に素晴らしい企業ですね。
Posted by さにう at 2017年03月04日 23:39
両者の万年筆を1本も持ってないとなると、両方欲しくなるなぁ〜
大散在の予感・・・
Posted by Eu at 2017年03月04日 07:48
継蓬さん

まさにそれ!
Posted by pelikan_1931 at 2017年03月03日 22:33
お師匠様
こんなに連日URUSHIが取り上げられると、いつのまにか欲しくなって来ました。
は...これは壮大な釣りですか?
 ^_^;
Posted by 継蓬 at 2017年03月03日 12:31