左は昨日届いたファンテの71号の表紙じゃ。
フェンテは創刊以来、年間3冊のペースで発行されているので、既に23年と8ヶ月が経過していることになる。
ペントレが2017年で17回目、萬年筆研究会【WAGNER】が2017年12月17日で13年目に突入することから考えれば23年の重みがわかる。
フェンテが無ければ萬年筆研究会【WAGNER】は存在しなかったのは間違いない。
拙者が初めてフェンテに投稿したのは10号か11号だったと記憶している。定かではないが・・・
fuenteという会員向けのミニコミ誌中心のフェンテは、年に一回だけ銀座で交流会を開いている。
左がその案内だが、読めばわかるようにフェンテの会員でなくとも参加できる。
またユーロボックスの大廉売?や、オークションも開催される。
そして今年の目玉は、【刈谷の巨匠】というハンドルネームを持つ、岡本さんの講演会(質疑応答形式)
のめり込み時代から断捨離の時代までの歩みをたんたんと話してくれるはずだ。コレクターとしての技やたしなみも伝授してくれるだろう。楽しみ!
そしてらすとるむさんと拙者の無料ペンクリも従来通り開催される。(ただし修理は無し)
萬年筆研究会【WAGNER】よりは参加しやすい雰囲気なので、まずはこちらで萬年筆愛好家の持つ匂いを嗅いでみられてはいかがだろう?
では、本日の萬年筆の紹介。上にも出てきた第17回のペントレを記念して作った限定萬年筆。
今後、ペントレ記念の萬年筆を作る計画は無いので、最初で最後のペントレ記念萬年筆となるだろう。
NICEタイプでは無いので、比較的安価な萬年筆だが、キャップリングの刻印は、実はエッチング加工。高価な春暁などと同じ仕上げなのじゃ。
そしてペン先にはペンを咥えたスッポンの図柄のレーザー刻印が入っている。
ペントレでの、一度掴んだ物は雷が鳴っても離すな!という教訓を図柄に起こしたもの。
先日、台湾を訪問した際、台南ペンショーの主催者の方にお見せしたらいたく気に入られたようで、彼のFacebookで紹介された。
それに対し、カワイイ!という台湾語のメッセージが多数寄せられていた。
どうやら日本よりも海外の方が人気なようだ・・・ということで、このスッポンも何匹かはソウルと台南に連れて行くことにする。
拙者はこいつに、プラチナ純正の緑のカートリッジを挿して使っている。この若葉色のインクが大好きで、毎日いたずら書きをしている。
めったに萬年筆を使って字を書かない拙者にしては珍しい!そう、お気に入りなんです、この組み合わせが!