昨日の羽田からソウルまでの旅程はひどかった。
羽田空港に行くと、19:55発の便の出発時刻が遅れて20:30と表示されていた。
え〜!到着が22:25の予定だったから、遅れると地下鉄でホテルに到着するのが24時近くになるなぁ〜と、あわててホテルに到着時刻変更を入れた。
空港で時間をつぶし、20:30になってもいっこうに搭乗は始まらない。ようやく搭乗が開始されたのは21:00くらいになってから。
3時間前はガラガラだったはずなのに、もはや満席! どうなっているんだろう?
そして食事の時間になるとかなり揺れ始めた。まるで、暴れ馬の上でジュースを飲むみたいに食料が飛び回る。
おかげでフォークでうまくつかめないで、何度も食料を落下させる。やむなく荷物の中から、長い割り箸を出し、ようやく機内食にありつけるが、メインディッシュは海老のオンパレードなので食事は断念。
拙者はいつも機内では音楽や映画は見ず、もっぱらフライト情報の画面ばかり見ているのだが、半分ほど行程が進んだとき、よく見ると行き先空港が仁川と表示されている。
金浦なのに仁川とは、ずいぶん手抜きのフライト情報だわい・・・と思った。
空港に着陸する10分前になると、急にエンジン音が聞こえなくなり静かになる。ん?エンジンが停止してグライダー状態かな?と焦ったが、つばを飲み込んだら音が聞こえるようになった。
どうやら気圧の加減で耳が聞こえにくくなっていただけらしい。
そして、イヨイヨ着陸してみると、オイオイ、やたら広い空港ではないか!これは金浦空港ではない!
メーデー! という飛行機事故の海外番組が好きな拙者はとっさにいろんな事を考えた。そもそもなんで金浦じゃなく仁川に降りたわけ?それほど離れていないのに!
飛行機が走っている間に、隣の席の韓国人の若い女性から・・・
【おせっかいかもしれませんが・・・いまどこにいらっしゃるかわかりますか?】
と尋ねられたので、【仁川ですよね。でもなぜお子に着陸したのか理由がわかりませんが・・・】と聞くと、
【そもそも出発が1時間ほど遅れました。さらに先ほど経験したような悪天候もあって遅れが重なり、金浦空港の営業時間を過ぎてしまったんです。ソウルまでは臨時バスが出ますので安心してください】
どうやら韓国語だけで着ないアナウンスがされたらしい。いつもはJALで飛ぶのだが、出発時間が遅い大韓航空を使ったので、日本語アナウンスがなかった!
まぁ、たとえあったとしてもエンジンの真後ろの窓側の席、しかも悪天候に負けないようパワーを上げていたのでうるさくて何も聞こえなかったのも事実だが、日本語は聞き逃しませんぜ!
機内持ち込み手荷物だけだったのと、到着したのが我々の瓶だけだったので、すぐにインフォメーションカウンターに行く。
この時間帯は日本語のわかるオペレータがいないらしく、英語で生きたいホテル名を聞くと・・・
【この時間ではすでに列車の運行時間は過ぎています。バスがあそこから出ますので、それに乗ってソウルまで!】というが、それではホテル到着がいつになるからないし、ソウルに到着しても結局はタクシーに乗ることになる。
そこでタクシーカウンターに行って、日本語のわかる運転手を手配してもらう。料金は65,500ウォン。約6,700円。
これなら24歳くらいの時、六本木から鷺沼までの深夜タクシーと同じ。ああ、ソウルはタクシーが安くて良かった!(日本語のわかるタクシーは料金が倍くらいなしいがよく知らん)
とにかく漢字に詳しい運転主で時速120Kほどで走りながら運転席横に取り付けたiPad画面に手書きで漢字を入力しながら字の出来た起源を教えてくれようとする。
拙者はそっと、生まれて初めて?後部座席でシートベルトうぃ自主的に着用したわ・・・
ホテルに到着したのは1時前!なんと45分とかからず仁川からホテルまで到着!
急いで受付に行くと、【何かあったんですか?日本人のお客様が何人も到着していないんです】ていとおっしゃる。どうやら拙者が最初に到着した日本人らしい。
ほかの方々はツアー会社のマイクロバスに乗るか、連絡バスでソウルに行ってから目的地に行く方法を選んだのだろう。
良かった良かった・・・はやめにBlogを書こうと思ったら、パソコンの電源を忘れてきている。TYPE-Cの入力なので、借りるわけにもいかない。
しかたなので、残った電池のパワーでこの記事を書いている。
もう、残り少ないので、明日の記事は短いですよ!そして明後日の記事は帰国してから・・・
とりあえず、お疲れさんと言って!本日は拙者の65回目の誕生日。
だが、乾燥しきった部屋に暖房を入れて寝たので、のどはガラガラ、鼻は詰まるし、風邪の症状はひどくなっている。
やはり、マスクしてソウルペンショーに参加するしかない。もちろん対面調整は無理!やれやれ!
そういえば、本日の仁川から桃園の便も大韓航空で、さらに遅い時間に出発する。大丈夫か爺さん?