2018年02月08日

インク混合試験の為の実験?

75月3日と4日の休日に開催される第18回ペントレでは、大規模なインク混合実験をやろうと考えている。

左のような1区画で0.8gの氷を作るための製氷皿を4個注文している。

これに pH(酸性、中性、アルカリ性)別、タイプ(古典、顔料、染料)別の組み合わせでMax 9種類のインクを各数色選び、壮大な混合実験を2日にわたって実施する予定。

頼んでからわかったのだが、この製氷皿は中国から出荷するので、到着までにあと1週間以上かかる。泉筆五宝展での実験にしなくて良かったぁ!

中で固まったら洗って再利用できるのか?が不安だったので、今回親方調整シートの土台に使っている0.25个離廛薀好謄ック板の上で混合実験をしてみた。

中国製とはいえ、一個584円するので、使い捨てにするのはもったいない。新しいインクが出たときに再利用したいなぁ〜と思ったのでな。

1まずは2枚の樹脂板を用意し、左側にはKWZインクのIG Blue Blackという最も古典的なインクを8滴落とす。

右側にはそれよりも凶暴な古典インクと思われる古ーいポプラインクを8滴落とす。

それに対し、上の段にはセーラーの顔料インクのストーリアを各4滴、下の段にはプラチナ・カーボンブラックの開封したばかりのインクを各4滴落とす。

量は手の感覚なので適当。従って混合比も一定ではないだろう。

2384使ったインクはこちら。KWZインクは初めて使ったが、実に綺麗な変化を見せてくれる。
書いた直後はブルーで、さほど早い色変化ではない。が30分もたつとBlue Blackらしい色に変化する。これから一週間でどこまで変化するのか見てみたい。

ポプラインクは文具店のたまに長く積まれていた物を分けて貰った。使わないようにとの注意を受けていたので萬年筆には入れない。

他の3本のインクは中身がカラカラに乾いていたが、一本だけ液量が減っていないのを見つけて混合に使った。

こちらも最初は綺麗なブルーだが、過去の実験で顔料インクと混ぜるとすぐに固まることは証明されている。強酸性の古典インクに間違いない。

ストーリアは顔料インクだが、アルカリ性が強くないせいか、強酸性の古典インクと混ぜてもすぐには固まらない。

プラチナ・カーボンインクは最強の顔料インクだが、強アルカリ性なためか、強酸性の古典インクと混ぜるとすぐに固まってくれる。

そもそも性質もpHも違うインクを混ぜることなど愚の骨頂。化学製品なので、溶剤によっては固まるだけではなく、軸を溶かすような変化もあり得る。

過去の例ではパーカーのペンマンインク。中性で素晴らしい発色をする染料インクだったが、溶剤がきつくてMontblancの限定品の樹脂をドロドロに溶かす・・・というよう報告も何度も聞いた。

auroraの透明インク窓は着色され、白濁し、ポキリと折れました。合計4本!これは自分の物なので事実。伝聞ではない。

5こちらは混合してから5分後に、盛り上がったインクをティッシュで上から吸った状態。擦りつけてはおらず、インクを吸い取っただけ。

上側のストーリアとの混合では、固まってはいる物のさほど強固な固まりは残っていない。

しかしプラチナ・カーボンブラックとの混合ではどちらも大きな固まりが残っている。

特にポプラインクはすでにドロドロの固まりがすごい!KWZのIG Blue Blackよりも強烈は古典インクだ!使えないけど・・・

6そして今回の実験の目的。製氷皿は再利用できるのか?ということ。

左は樹脂板に洗面所の65度くらいのお湯のシャワーをかけた状態。古典インクは全て洗い流され、残っているのは顔料インクの固まりだけ。

これならロットリング洗浄液や超電解水で洗い流せるだろう・・・とやってみた。

プラチナのカーボンブラックは超電解水を噴霧し、ティッシュで擦ったら跡形も無く消えた。

しかしセーラーのストーリアはうっすらと紫色が付着したまま。ひょっとしてプラスティックも着色してしまうのか?無水エタノールを噴霧しても落ちない!

ロットリング洗浄液でも変化無し・・・こりゃ再利用できないかも?ストーリアを使うのは一枚だけにしなくては!



Posted by pelikan_1931 at 23:30│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote