
キャップが無いものには、WAGNER 11周年記念モデルのキャップをつけてみた。
現状では水色ボディにはサンドブラストもシェーパーカットも施されていないが、完成品には両方が施され、さながら水色NICEとなる。
もちろん、キャップリングにはエッチング加工で "WAGNER 2018 WAGNER 2018" という刻印が入っている。
また現状のペン先は14金のままだが、完成品ではピンクゴールドがペン先、キャップリング、クリップ、コンバーターや、その他の金属パーツに施される。
なので、ピンクゴールドメッキが施されていないこの3本は超レアなプロトタイプなのだが・・・来週には返却しなればならない。しょうがないなぁ〜
来週返却すれば良いので、3月3日の水道橋大会には持って行くことが出来そうだ。ZUCA ALL TERRAIN の単独バージョンに入れて持って行くことにしよう。

犬とペンの重なる部分の出来が心配だったのだが、見事に線で分離されている。
プラチナが1万円以上の萬年筆にレーザー刻印を初めて施したのは WAGNER 創立10周年記念モデルだったはず。
その時と比べるとペン先へのレーザー刻印の技術は格段に進歩している。素晴らしい仕上がりだ。
ちなみに、刻印の状態を確かめるためのプロトタイプなので、刻印とペンポイントの大きさは、この段階では無関係なので悪しからず。MよりFの方が玉が小さいと言わないでね!
プラチナのSFはFと比較するとはっきりと違いがわかるほど弾力がある。筆圧を徐々に加えていくと、早い段階で反りが始まる。
勘違いしてはいけないのは、ソフトニブの方が書き味が良いわけではないこと。
筆圧が極めて弱い人にとっては、硬いペン先でインクフローが良いもの(細字)で書く方が長時間筆記しても疲れない。またひっかかりの少ない調整もやりやすい。
筆圧の強弱をつけながら線幅が自在に変化するような字を書く人にはSF(細軟)が向いている。ただし、筆記時のひっかかりが気になる人は避けた方が無難。
素材から柔らかいペン先はエッジが紙に当たりやすいので、ひっかかりを排除することは無理。従って筆圧コントロールでひっかかりと折り合いをつけられる人でないと使いこなせないかも?

しかし左側のスケルトン軸の状態も悪くない。水道橋で希望が多ければなんらかの対応がとれるかもしれないので、どんどんご意見を下され。
会員へのご案内は、サンドブラストとシェーパーカットが終わった段階のサンプルが届いたときに始めます。
いましばらくお待ち下さいね。なを、ペントレ当日用として各何本かは確保しておきますので、会員以外でも入手するチャンスはあります。お楽しみに!