2018年05月13日

【万年筆談話室】開室までのスケジュール

【万年筆談話室】が開室するのは2018年8月18日(土)だが、先日 Shadow Cabinet の面々が【万年筆談話室】予定地に集まって検討してくれた結果、以下のようになった。

正式開室日:2018年08月18日(土) 暑い日!

準備室開室:2018年07月02日(月) ただし前日の裏定例会(@大宮)で準備室(仮想)開室の催し

2018年07月02日(月)〜8月17日(金)までは、WAGNER開催に伴う遠征が無い限りは、毎日 12:00〜21:00 の開室となる。

また、その間は、室内整備が完成していない可能性もあるので、萬年筆評価の部屋からLinkをつける別のBlogで内容を確認して下さい。

お子様用のこたつ程度の低いテーブル設置や、フローリングから絨毯のような素材に変更なども計画されているようだ。

正式な提案は Shadow Cabinet から近日中に届く予定。仕様が決まったらすぐに工事や調達に入るので、7月のかなり早い段階で設備は整う予定。

談話室スペースでは、集まった人々が自由に万年筆談義が出来る。12人くらいまでならオフ会などにも使えるので、事前に予約をして下さい。

一方、調整スペースは万年筆を調整するにしては、かなり広いスペースを取っている。

★ライカのズーム顕微鏡、モニターへ映し出せるマイクロスコープが新規に設置する機材
 
 ・ライカのズーム顕微鏡は四国の調整師ぼっちゃんが使っていたもの。購入先を教えて貰って入手した。今まででいちばんペンポイントが見やすい。
  先日シロウさんが覗いて嬌声をあげていたほど!覗いたまま調整出来るのはボーグルーペと同じだが、見え方が天と地ほど違う。

 ・モニターへ映し出せるマイクロスコープは、以前ハイテク調整師のwavioさんが使っていたセットのVersion-Up版。
  より高精度のマイクロスコープと万年筆固定台、19.5インチ専用モニターでペンポイントの拡大画像をお見せしながら調整の方向性をお話しするための物。
  こちらもシロウさんから是非復活させて欲しいとの要望で再現するもので、本日、マイクロスコープとモニターを発注した。

★各種研磨機を設置

 ・メーカー・ペンクリで使っている、いわゆる【チャーチャー】。持ってはいたのだが、ほとんど使ったことが無かった。
  理由は狭い机の上では使いにくかったから。しかし今度は十分に広い場所で使うので、やっと日の目を見そう!
  なにより見栄えがする!これが第一の理由です。第二の理由は一番静かなこと。特に夜の調整はこちらが最適。

 ・ポケッチャー。これもペン先を細く削る際には重宝するのだが、やはり場所を取るのであまり定例会には持参しなかった。
  こちらも万年筆談話室では十分なスペースがあるので、酷使されることだろう。

 ・Carちゃん。こちらは拙者が遠征で使っている物。軽くて便利なのだが、ヤスリを車軸に嵌めるのにコツがいる。
  ちゃんとまっすぐに押し込めないと、回転がブレてしまう。そこでアルミクイックバイスを準備し、ヤスリがまっすぐに押し込めるようにした。

 ・ミニ旋盤。こちらはまだ入れるかどうかは検討中。というのも目的が一つしか無いから。それはセンチュリーの首軸と胴軸っとの段差を滑らかに削るだけ!
  WAGNERの限定萬年筆の一部は継続してセンチュリーを前提としているが、首軸と胴軸との段差が指に痛いとの意見は多い。
  実は拙者も削って使ったこともあるのだが、手で削ると仕上がりが悪い。また綺麗に研磨面を磨くにはやはり旋盤が一番。
  しかしちゃんとした旋盤は重いし、数十万円するので、どうするかなぁ〜。1万円程度の旋盤はamazonでも販売されてるが評価がメチャクチャ悪いので購入する気にはなれないし・・・
  まずは、必要な機材を並べた後の余りスペースを見ながら決定しようと思う。お急ぎの方は【筆記具工房】にお願いすれば研磨してくれるようですよ。
  ちなみに、あの部分を削るとスリップシールの効果が減じられるように思われるので、素人研磨は危険だとは考えているが、痛くて使えないよりはいいかなと・・・

【万年筆談話室】の調整設備は、研究室を除けば世界最高水準になると自負している。
修理に関しては世界中に素晴らしい設備があるが、調整に特化すれば良いとこ行っていると思いま〜す。

過去20年以上他人の万年筆の調整を行っていますが、そのデータの75%はデジタル化されています。
ペンポイントと書き癖を見てパッと調整の方向性を見極める芸術的な調整師の方もいらっしゃるが、そういう記憶は歳を重ねる毎に薄れていく。
拙者は昔から忘れっぽいので、ずーっとデジタルデータに頼ってきたのだが、おかげで今でも進歩しているなぁと実感している。
調整は数をこなさなければ上達はしないのは事実。数ではプロにかなわないので、過去の実績を分析し、年代別の調整の好みの傾向や変化を分析し調整に役立てている。

修理は職人技だが、調整は科学の世界。理屈を理解し、定石を知り、練習すればだれでも一定レベルまでは到達できる。
自分の萬年筆用の調整ならそれだけで十分だろう。それを他人の萬年筆の調整にまで拡げようとすれば、データの蓄積と、分析眼と道具が必要だ。

万年筆談話室の調整部屋にはそれが全てそろうことになる。WAGNER認定調整師の方々にはこの部屋の調整設備を使っていただくことが可能ですので、ふらりと訪問して下さいね。

また、調整を勉強したい方には、定期的に調整講座を開催しますので、そちらにもご参加下さい。


どなたか、10万円以内で、素材を回転させ、軸のエッジを研磨するだけの機能に適した旋盤を紹介して下さーい!


Posted by pelikan_1931 at 23:07│Comments(0)