らすとるむさんの2015年07月29日の記事にある【SAILOR ハイクラスなデスクペン 18K】についに出会った。
興味津々だったのだが、水道橋ではお互いに忙しく調整をしているので、見せてもらう機会が無かった。
その後、ずーっと忘れていたのだが、ある方の万年筆をまとめて清掃しているときに偶然見つけた。その中に入っていたのじゃ。
首軸には確かにSailorのロゴが入っている。昨今の日本三大メーカーのデスクペンから考えると豪華な仕上げじゃ。
このSailorのロゴも印刷ではなく、ちゃんと彫られている。今ではありえへん世界観だ。こんなところに凝ってどうする?しかし、嬉しい!
当時いくらで販売していたのかしらないが、実に豪華なデスクペン、そしてペン先じゃ!
ペン先には18Kの刻印が入っている。マニアの間ではセーラーで一番書き味が良いのは、14金でも21金でもなく18金ペン先!と言われている。
このデスクペンも噂に違わずしなやかな書き味となっている。
筆圧をかけるとペン先が上に撓る。けっして横に拡がったりはしない。この1960年代のNo.74と似たタッチじゃ。
またペンポイントがまん丸いので、いかようにでも調整可能じゃ。ええよぅ・・・
と、ここまで書いたところで気がついた。らすとるむさんの個体とはペン先のデザインが違う。
ペン先の太さを示す刻印が無いし、JISマークがど真ん中に入っている。不思議〜!
持ち主は、きっとらすとるむさんの記事を見た影響で、このデスクペンを購入したと思われる。
その余波がついに拙者のところまで届いたようじゃな・・・