大騒ぎの関西地区大会が終了しました!
本日のメインは14:00から開始・・・という予定でしたが13:30の購入順位決定のくじ引きの直後に始まった、約200本以上の遺品バザール。
依頼主の【初盆(8月)】までには整理を終了させたいとの意向を受けて開催した筆記具関係の遺品整理バザール。
このほかにナイフがダンボールに何倍もありそちらの整理には伝手が無く、途方に暮れていらっしゃるとのことだった。
万年筆関係の整理(EXCEL表にまとめる)には、4人で1日+2人で1日かかり、疲れ果ててしまった。
そこで整理したもののうち、関西地区でニーズのありそうなもの中心に250本ほどの海外製萬年筆とペンシルを持ち込んだ。
事前の広報が実を結んだのか、大勢の方が参加して下さったが、皆さんが希望の物を入手できたわけではなかった。
まずは、筆記具の山を盛った。万年筆1本の山、2本の山、8本(ペリスケ)の山、十数本の山(秘密)・・・・などと100程度に分けた。
そしてクジをひき、番号の若い人から・・・
山は最低で3山は選ぶ、そして最高でも5山までしか選べないという条件で選んでいただき、その場で支払いというルール。
一番クジをひいたのはカーボさんで、遠隔地のがまさんからの指示で、十数本の山(秘密)を始め、きっちりと5山を選ばれた。
最初からMontblancやPelikan、特にPIXのペンシルに人気が集中したこともあり、欲しいものが無くなって選択権を放棄されたかたも3人ほどいらっしゃった。
30分で終わるはずが、2巡目に入り結局は45分ほどで落ち着いた。
持ち込んだブツも85%程度はお嫁に行き、パンパンで重かったZUCAのバッグもパソコンの重さだけになり帰りはずいぶんと楽だった!
これだけ盛り上がった原因はなんといっても値段の安さ!一本50円の14金ペン先付き万年筆とかって普通はあり得ないのだけど・・・
同じモデルがヤフオクで500円で回転寿司状態になっているのを知っているので、この値段にしていただいた。
萬年筆に関しては全て現状渡し。すなわち不備があっても返品できないという掟。その分、内覧会の時間を10:00〜13:30まで十分に設けた。
また、並んでいる同等品と比べて極端に値段が安い場合はその理由も事前にお伝えした。
今回、始めて遺品整理をお手伝いしたが、一番大変なのは・・・
明らかにリスト作りじゃ。モデル名やペン先の状態、ボディの不具合などを一瞬で把握してまとめないと何百本もをまとめるには時間がかかってしまう。
なぜ遺品整理が、箱ごと一括で〇〇万円!と査定されるのかよくわかった。
販売利益よりも整理工数の方がはるかに高いからじゃ!今回は半分ボランティアだったが,次回やるときには覚悟がいるなぁ・・・と感じた。
6月2日(土)の水道橋用にもたくさん残してあるのでお楽しみ下さいね!