福山大会で発見したこと・・・プラチナ 富士五湖シリーズ〔西〕のこだわり
拙者はプラチナのセンチュリー・シリーズは、ほぼ全て保有しているはずだ。
ショップオリジナルや通販サイト限定や趣味文限定や萬年筆研究会【WAGNER】限定を含めてほぼ全て。
ただし、海外サイトまではチェックしていないので、ひょっとすると抜けがあるかもしれない。
そういう中にあって、いままで〔FM(中細)のペン先バリエーションがある〕ということ以外は全く評価していなかった〔西〕が急遽評価No.1を獲得した。
福山大会で調整希望の方の〔西〕を眺めていて体が凍り付きそうになった! ヤ・ラ・レ・タ・・・
〔西〕といえば、キャップリングを節約してキャップに筋を入れただけ〜なんて、残念な限定品の代表だと思っていた。失礼しました!あなたがNo.1です!
それは・・・
上が本栖で下が〔西〕。もうおわかりでしょう!〔西〕の尻軸は胴軸と一体化しているのじゃ。通常は尻軸を(リングをはさんで)胴軸に接着剤で接着している。
ところが、〔西〕では胴軸を一体成型している。これめちゃめちゃお金をかけてそう。前頁の写真を見てもわかるとおり、他にこういう尻軸の仕上げにしているものは1本たりとも無い。こちらのナガサワ文具センターのサイトでも、忍野と西の違いを書いているが、尻軸の違いについての記載は無い。〔西〕半端ないって! 来年の限定品の仕様は決定しているので、再来年は〔西〕型の尻軸とFMのペン先でお願いするかな?(*^O^*)
この尻軸の変化についての記載は、実は発売前にされている。それがこちら http://www.pen-info.jp/platinum_3776_sai.html 軽ーく読み飛ばしていた。不覚!
ちゃんと、こちらで拙者もレポートを書いているし、上記記事も読んでいたのになぁ・・・ヤレヤレ。
ちなみに、上の記事で書いた首軸の斜めに走る筋は、現在の製品では綺麗に改善されている。
WAGNER会員からのたってのお願いとして2016年4月23日のペントレで中田社長にお願いした。
その半年後に出たショップオリジナルでは、この筋は見事に消滅していたのじゃ。仕事速し!
Posted by pelikan_1931 at 23:14│
Comments(3)│
mixiチェック
たしかにアイドロッパー改造やデコレーションには最適!
一体成型した胴軸はeyedropper改造したとき映えるなぁ...
と思ってしまう小生は,罰当たり者でしょうか?
^_^;
今さらですが、初代没後50年なんですね。