本日は、相模大野の女子大正門前の喫茶店で〔万年筆&インクcafe〕のオフ会が行われたので出かけてきた。
男前な女子と、女子力の高い男子が合計19人ほど集まって盛り上がりその店の名物カレーを食べ尽くした。
拙者は、まずはパスタを食べ、おやつにカレーを食べるかな・・・なんて鷹揚に構えていたらカレーにありつけなかった、トホホ!
今回のオフ会に合わせて急遽作ったのが、左画像下のピンクゴールド鍍金の春暁。今朝早くに60分ほどかけて鍍金した。
クリップリング、クリップ、キャップリング、尻軸リングとペン先を、ルナ・ピンクゴールドNo.3 で鍍金した。
ピンクゴールドの中では比較的イエローゴールドに近い色じゃ。
今回のcafeで女子に〔なんで春暁に魅力を感じなかったの?〕と問うたところ、〔ブルゴーニュと色が一緒でかわりばえしない〕との回答が!
実際の春暁は金属パーツはロジウム鍍金だし、軸の彫りも浅くてNICEのように握っても痛いわけではない。
しかも天冠と尻軸にだけサンドブラストをかけている。こちらはNICEで好評の仕上がり。
でも、女子的にみれば、〔だって軸の色もペン先も同じ〜!〕となるらしい。早い話が凝った部分が全て否定された・・・ということ。
これには拙者もショックを受けた。だって拙者は春暁一押しだったから。機能的には・・・
ただ、鍍金をロジウム鍍金よりピンクゴールドがいいなぁ〜とは思っていたので改造してみた。
上がオリジナルの春暁(ただしペン先は薫風から移植)で、下がルナ・ピンクゴール鍍金を施した軸じゃ。
鍍金する部分は5箇所有り、それらをパーツ毎に、脱脂しては鍍金する・・・という工程を繰り返した。
鍍金後の春暁には、WAGNER 創立11周年のアポロ11号の軌跡をかたどったペン先を装着した。
元々は普通のピンクゴールドだったものを、もう少し金色が強いルナ・ピンクゴールドNo.3で鍍金した。
結論から言えば、ますますブルゴーニュに似てしまったので、ペン先を除けば失敗かな?
ただ、このピンクゴールド鍍金を生かした状態で、もう少しオレンジに寄った軸色だったらどうだったろう。
最近の若者、特に女性は、口紅を集める感覚で軸を集める。仕様が変わったからえらい!と考えるのは男性的考え方なのだろう。
富士山に関わるシリーズはロジウム鍍金・・・と決めているのだろうが、どこにも公開していないので、思い切って変えてはどうだろう?
春暁の軸の彫りは気品が有り、是非復活したいと考えている。プラチナでは薫風の成功をうけて、薫風風の彫りに方向転換するはずだ。
とするならば、この春暁のパターンの色違いを限定品に提供して欲しいなぁ〜。もう来年のカラーと仕様はFIXしているので、再来年のパターンに・・・ということだがな。
あと、本日cafeで気付いたことなのだが、薫風のUEFは字幅が広く書き味が良い・・・のだが、UEF本来の細さが出ていないようだ。
細さを追求するか、書き味を追求するかで、今回は書き味に走ったようだ。かなりの確率でUEFのペンポイントのスリットが開いている。さて、みなさんはどちらが好みかな?