先日、フェンテのでべそ会長と古山画伯が万年筆談話室にいらっしゃり、〔万年筆談義〕用の対談をしたのだが、その際に古山画伯が持っていたのが〔Kaweco SUPRA エコブラス〕。
真鍮製の軸でかなり精密感がある。往年のKeweco はこんな金属軸の万年筆作っていなかったような気もするが、これを見ればそんなことどうでもよくなるくらい惚れた。
一番気に入ったのは胴軸が二つに分かれること。カートリッジ一個だけの胴にもコンバーター仕様の胴にも変えられる。
しかもスペアのペン先も準備されており、BBのニブを追加購入することもできた。
さらにいいのは胴軸の延長部品はいくらでも延長できる仕組みになっているので超長軸を作ることも可能。
これが画伯の琴線に触れた。絵筆のような長い万年筆にできるかららしい。
しかし問題もある。別の個体の軸を連結しようとするとうまく連結出来ないこともある。
どうもネジの精度が今一歩。少なくとも匠の技ではない。
ペン先がWAGNERのペン先と同じくらいの大きさだなぁ〜と思ったので比べてみた。
ペン先はボック製のスチールペン先ということだが、春の泉筆五宝展記念萬年筆についていたJoWo製のスチール製ペン先とほぼ同じ大きさで形も酷似。
それにしても胴体の径からしてものすごく大きなペン先という感じがした。こりゃインナーキャップを入れるのは無理だなと思ったら案の定インナーキャップはなかった。ひょっとするとペン先の乾燥が早いかもな。
本当はもっと感想を書きたかったのだが、今日も美味しいお酒を2合も飲んでしまったので、もう限界。
本日はこれにて終了!