本日は朝から夕方まで、蔵前の4273で開催された〔手帳の!市〕でペンクリをやった。
以前の萬年筆研究会【WAGNER】で手のり社中さんより【今度手帳のイベントやるからペンクリニックしてねぇ〜】と依頼されていた。
その時は、手帳のイベントとペン・クリニックとの関係がわからぬまま、【はいはい】と適当に返事していた。
場所も確認しないまま、当日の朝を迎え、おもむろに地図を印刷し、荷物を作る。
その荷物を持って集合時刻の40分前に会場前に行くと、手のり社中さんご一行が入口の前でまっている。
開口一番、【小さなリュック一個の軽装?】とチェック入れられる。
まぁ、水道橋大会の時には大きなダンボール+リュックとキャスター付きバッグだから超軽装に見えたのだろう。
【いやぁ、手帳のイベントだから調整依頼は少ないし簡単でしょ!】と聞き流していたのだが・・・
たしかに、最初は手帳の民が2〜3人、おそるおそるペン・クリニックに来ただけ。少しスリスリすれば一丁上がり!という調整がほとんどだったのだが・・・
万年筆&インクcafeの住人です・・・と名乗る人や、WAGNER 会場でよく見る顔の人が現れると、途端に内容が変わってきた。
UEFを書き味良く!とか、左利き調整とか、2:8分けのTWSBIを書き味良くとか・・・いつもの定例会と同じ調整模様となってきた。
手帳の民は〔手帳の!市〕のワンコイン・ペンクリニックの告知を見て、いらした方々。
その他の人は、たまたま〔手帳の!市〕に来たら拙者がいたので万年筆を差し出したという人々。
水道橋のペン・クリニックでは時間のかかる調整は出しにくいので、ちょうどいいやと思ってペン先を差し出されたようだった。いわゆる渡りに船状態。
それにしても、万年筆の民は、思いっきりたくさんの万年筆を持ち歩いていることがわかった。
さらには、〔手帳の!市〕の参加者は7割方(あるいはそれ以上が)女性であるということ。
そういう人で、万年筆にも興味のある方にうかがってみると、何人かは萬年筆研究会【WAGNER】に関してもご存じだった。
【WAGNERは怖いから定例会には行かないで、イベント(ペントレ等)だけに行くと言ってる人が多い】とも聞いた。
こういう方々も万年筆業界の貴重なユーザ。
この人たちを強引にWAGNERに引き込むのではなく、こういう機会(手帳のイベントetc.)にこちらから参加して一緒に楽しむべきだろうなと感じた。
新しい【場】に出かけると、新しい出会いがあり、知らなかった知識が身につく。これが実に面白い。
今後はこういう機会には可能な限り出かけていこうと決心した! 昨日に続き、楽しく気付きも多い1日であった!