2018年08月06日

金属軸万年筆の利点

1こちらは何年か前のパイロット・エラボーの限定品。金色ボディに14K-SBのペン先がついている。

これを購入した時、売り場の人に色違いの軸で限定品て作ってくれるのかなぁ〜?と聞いたところ・・・

〔金属軸の場合は色を塗装で出すので、指定していただければどんな色にでも出来ますよ。樹脂よりもロット数の縛りは緩いですよ〕と聞いた。

軸の色を変えるだけの限定品は当時から一本も作っていなかったので、ふーんと聞いていただけだった。

6しかし、プロシオンがアルミ製だと知って、もしや狙いがあるのでは?と邪推している。

金属軸であれば、塗装で色を出すので軸色は無限に変えられる。年度色などが出しやすい。

金属軸がNC旋盤を使って作られているのであれば、プログラムを変えればその瞬間から違う形の軸を作る事が出来る。
 

プロシオンで一番の魅力はペン先の柔らかさと品質の安定度合い。まるでLAMYのようにムラのない仕上がりになっている。

ペン先の素材がスチールということで、金製のペン先よりも加工時のブレが少ないのか、刻印の位置もスリットの位置もペンポイントの左右の形状にもまったく乱れが無い。

また首軸の設計はセンチュリーと互換性があるので問題は無いし、量産効果でコストを下げられる。

以上から考えられることは・・・

★人気色と不人気色が出れば、不人気色の製造本数を減らし、人気色の製造本数を増やし、さらに別の色を少しだけ投入して飢餓感を煽り、人気が出たら増産する。

★軸の形状を無難な形からスタートし、売れ行きが落ちたらすかさずPart. 兇侶燭吠僂┐襦その後も著名デザイナーに依頼した型を順次投入する。

★軸はまとめて作り置きし、人気に応じて色を塗って出荷する。半製品在庫は製造委託先企業の在庫とし、カンバン方式で最終製品化の直前に納品して貰う。 
 これによってプラチナの在庫が減り同時に財務リスクも小さくなる。

★ある程度の軸在庫がたまったら、製造機械は次のモデルの製造にシフトし、新しい軸もストックする。
 そして新軸の在庫がたまった頃に一挙にプロモーションし、新軸を一挙に市場投入する。
 その際には軸のデザイン、クリップのデザインでも冒険する?

20人以上の万年筆愛好家(滓多くのメーカーの現在過去のモデルを使っているひと)の意見をまとめると・・・

★プロシオンのペン先の書き味は金ペンに負けないほど良い。特にMは秀逸!
★一方で胴体のデザインには全く魅力を感じない。学生なら値段が同じでもサファリを買いたいはず。
★欲しいのはディープシーがダントツ!二位はターコイズ。オレンジは売れないだろう。
★インクの吸入がペン芯の半分の位置から出来るようになったのはありがたい。またペン芯を完全分解できるので洗浄が楽になった。
★初心者はサファリのキャップを引っ張って抜き、インクを飛び散らすことがあるが、プロシオンは回転式なので安心。
★しばらく使わなくともインクが乾かないので書き出し掠れのリスクが小さくて助かる。

これらをさらに集約すると・・・

機能的には5,000円の万年筆としては超優秀だが、1ヶ月に国内で1万本以上売るには、もっとハートに響くデザインにしたほうが良い!(ポルシェデザイン / 深澤直人  
山中俊治 / 佐藤オオキ etc.)

ということだった。ひょっとするとそれは織り込み済みなのかも?顧客の声に反応してどんどん改良していく会社・・・というイメージを演出したいがために、金属軸にしたのかな?
まぁ、萬年筆ヲタクの感性は往々にして若者のおれと乖離しているので当てにならんかもしれんがな。

とまぁ、こういう予言を書いておいて、プラチナ社のお手並み拝見といこう。

すぐに型を変えられるリスクが多少あるので、とりあえず全色M付きを購入しておくことにする。

Posted by pelikan_1931 at 23:11│Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
この記事へのコメント
すいどうさん

計画中でーす!
Posted by pelikan_1931 at 2018年08月07日 23:42
カヴェコスポーツの様にアルミ地むき出しのモデルが出来たら楽しそうです。
逆にアルミ缶みたいな賑やかなプリントを施すのもアリではないかと思います。
子犬座の戌年なので犬柄などは如何でしょうか(笑)。
Posted by すいどう at 2018年08月07日 23:24