本日は万年筆談話室の開室日だったが、それ以外にも我が家にとっては二つの行事があり、朝早くから忙しかった!
最初は、室内の配水管の清掃。これには自宅と万年筆談話室のあるマンションの配水管清掃を1階から順番にやるという行事で、1年に一回やっている。
3人ほどが室内に入って作業されるので、それなりにかたづけておかねばならなかった。さすがに2部屋清掃するのは結構疲れた。
途中で、万年筆談話室の窓が汚れてるのにも気付き、慌てて大掃除。こいつは暑かったが、まぁ今までよりも涼しい日だったので助かった。
さらには、自宅のクーラーが水漏れするようになったので買い換えたのだが、本日が工事日。
そして10時からは、萬年筆研究会【WAGNER】会員の方中心に開室日に合わせていらして下さった。
修理・調整の要望があったり、会員間の情報交換などが、(お子様がいらっしゃらなかったこともあり)ビールを交えて大いに盛り上がっていた。
そんな中での貴重な映像がこちら!
先日配付した、万年筆談話室開室記念万年筆の【タイプQ3】についていたSMニブ!
なんとペン芯とペン先とが大きく離れている物が持ち込まれた。
実は、これは珍品。最期のペン先とペン芯との寄せを忘れたまま出荷されたものだった。
通常の製品ならこういう事はあり得ないが、軸と過去のペン先を合わせて出荷という特殊な工程なので、チェック漏れしたのだろう。
この写真はSMのペン先の特長をよく示している。プラチナの中軟のペン先は製造直後はこういう形になっている。
この後、ペン先とペン芯を沿わせる工程を経て初めて出荷出来る状態になる。
この最期の工程にとても時間がかかり、人件費などの追加コストを考えれば、本来なら他のペン先のモデルよりも1万円高くても不思議は無いはずなのだ。
これが中軟のモデルに万年筆愛好家の人気が集中する理由。
何故中軟が他のペンポイントのモデルと同じ価格で売られているのかが不思議でならない。
薫風で海外向けに中軟を出したのを機に、ぜひ中軟を復活して欲しいなぁ・・・もちろん1万円ほど高くなってもかまわないので!
こちらは、懇親会に出かける直前に届いた水ペン。
明日の新潟大会でマッチ画伯が行う【万年筆画コーナー】で使うものだ。
明日は、ひょっこり訪問【新潟】。昨年は39度以上の熱波の中、ランチ難民となって大変だったが、今回は繁華街?
ランチや宴会に苦労することはなさそうじゃ!ああ、楽しみ!
近隣の方もぜひおいで下さいね!