2018年10月10日

プラチナの5,000円ラインは侮れない!

12プラチナに関する都市伝説の一つに、〔UEFの書き味は金ペンよりもスチール製ペン先の方が良い〕というのがあった。

一度未調整のスチール製のUEFを書かせてもらったが、ペン先が固いぶん、ブレが少なくて確かに書き味が悪くないと感じた。

最近では14K-UEFの研ぎに凝っているので、いくらなんでも未調整のスチール製UEFの書き味に負けるとは思わない。

しかし実際に確かめてみなくてはならないので、スチール製のUEFを注文したのだが、そちらは在庫確認が出来ていないと言うことで・・・

同時に頼んだスチール製のBニブだけが届いた。

ペン先以外の比較は出来そうなので、#3776 バランス(赤軸)、センチュリー(青軸)、プロシオン(黄軸)で比較をすることにした。

ちなみにペンポイントの太さは、#3776 バランス(B)、センチュリー(C)、プロシオン(M)だ。

3比較のためにそれぞれのパーツの重さを量った物をまとめてみた。

#3776 バランスとセンチュリーは、概ね似たような重量バランスだが、装飾が少ない#3776 バランスの方が各パーツとも軽い。

単に軽いだけではなく、安っぽいと思わせるような軽さだ。ありがたみをほとんど感じない。

一方センチュリーは指に吸い付くようなさわりごこちが素晴らしい。WAGNER 2018 からサンドブラストとシェーパーカットを省いたモデルだ。

過去の限定品のペン先を生かすために特別に作ってもらった軸だが、大人気!残っているのは台南ペンショーに持って行く分だけ。

いやぁ、確保しておいて良かったぁ!これがなければ目玉の無い旅になるところだったな。

プロシオンだけは、重量バランスが異なっており、重心の位置が少し前になっている。

そのせいだろうが、センチュリーとプロシオンを交互に握ってみると、プロシオンの方がずっと軽く感じてしまう。

拙者は重く感じるセンチュリーの方が好みだが、筆記速度が速い人にはプロシオンの方が扱いやすいかもしれないな。

そして肝心のペン先だが・・・まずセンチュリーのCをインク瓶に入れて書き出したのだが、まったく紙にインクがつかないで滑るばかり。

慌てて分解してスリットを広げたら漸くインクが出るようになった。ただあまり気持ちよい書き味では無い。

やはりCのような極太(Pelikanの3B程度の玉の大きさがある)は、パーソナライズしてから使うものだろう。

驚いたのは#3776 バランス(B)と、プロシオン(C)は、全くの未調整でもスラスラとここちよく書けたことだ!

スチール製ペン先は、製造工程での誤差が出にくいので、書き味に差が出ないのかもしれない。

だとするならば、UEFはスチール製の方が書き味が良い・・・という都市伝説は気になるなぁ〜!早く来い・・スチール製UEF!

誤解無きよう言っておきますが、パーソナライズすれば、金ペンの方がはるかに書き味をよく出来るのは事実ですよ。

スチール製ペン先の方がブレ幅が少ないのでは?という単なる仮説じゃ。それを証明するには膨大な量の実験をするか、世界中のSNSから傾向を読み取るかじゃな。ああ、AI付き検索機能が欲しい!


Posted by pelikan_1931 at 23:57│Comments(0)