Graf von Faber-Castell の Pen of the Year シリーズは大好きで発売当初からずーっと買い続けていたが、現在手元に残っているのは左の5本のみ。
当初はPelikanと同じ設計のペン先で、ソケットも同じ、形状も同じだったので好きだった。
しかしPelikanがペン先を内製化したころからペン先のハート穴が無くなってしまった。
となるとなにかデザイン的に拙者の許容範囲を超えてしまい購入をやめた。
これ以外にも翡翠やスネークウッドなどの人気モデルも持っていたのだが手放した。
重量バランスや割れげの恐怖もありけっこうな本数を手放してしまったはずだ・・・なんせ人の万年筆も調整しているので、どれが自分で購入した物だったのかよく覚えていない。
左記の中で最も拙者の趣味に合うのは右端の一本。馬の毛で作られている。尻の毛じゃなくてたてがみだったと記憶しているのだが・・・違うかも?
右から二本目は象牙もの。世界の万年筆まつりでマルイ商店の弟さんとばったり会い、そこで奨められた逸品。
尻キャップの裏にマンモスのイラストが描かれているので、パイタンさんと盛り上がったなぁ。
左から二本目は琥珀。購入当初は軸が乳白色で、だまされた!と思った物だが、時を経るに従ってオレンジが濃くなってきている。
こうなるとエイジングが楽しみで手放せなくなる。途中で何度もお嫁に出そうかと考えていたのだが、保有しておいて良かったぁ〜!
左端は竹細工のような軸。かなり和風で質素な感じだが、これは拙者の壺に嵌まった。
Graf von Faber-Castell の Pen of the Year シリーズらしくないところが気に入っている。翡翠と対極にあるモデルだ。おそらくは見た目は一番質素だろう。
で、最後が真ん中なのだが、正直何者なのかはまったく覚えていない。ただお店で購入したのでは無いのは確か。
おそらくはeBayあたりではないかと思う。適当に入札しておいたら落札できてしまい〔しまったぁ!〕という感じだったのだが・・・
今や一番インクを入れて使ってみたい一本になっている。このシリーズ内だけではなく、拙者が持っている全ての未使用万年筆の中で!
他のモデルよりも若干太く、軸の重さと相まって握りごこちがすごく良いのだ・・・
と、ここまで書いて気づいた。最近の拙者の中華萬(重い中国製万年筆)への傾倒は、こいつをひっきりなしにエアー筆記していたせいかもしれない・・・