先日大量購入(500ccボトル10本)したマクロゴール400を小分けにして頒布するための準備が着々と進行中。あとはスポイトと袋が届けば完璧となる。
本日は、小分け瓶と実際に使うボトル(ドロッパーボトル)のラベル貼りと、原液3,000ccを50ccの小分け瓶60個に充填する作業にいそしんだ。
インク誘導液の原液(マクロゴール400 = ポリエチレングリコール400)は比重が1.0以上なので50gを計ってもそれでは50ccにならない。
まずはメスシリンダーで50mlを量り、それを小分け瓶に入れた時の重量も計っておく必要がある。
その重量が計測できたら、次々と空ボトルを秤の上に乗せ、マクロゴール400を規定の重さになるまで注いでいく。
きっちりと重さを合わせるこつは、あと1cc程度のところで瓶から注ぐのをやめ、メスシリンダーに入れたマクロゴール400で補充すること。
こちらは拙者の使い方だ。ドロッパーボトルのニードルカバーは外したままにしておく。この方がとっさの際に便利だ。
乾燥しきったペン先にニードルの先からインク誘導液をポタポタとたらし、あふれそうになったらそこで止め、5秒待ってから流水洗浄約10秒。
これで濡れ特性のあるペン芯となり、乾燥しにくい。ペン芯はいつも濡れているような状態となり、書き出しかすれの確率が下がるはずだ。
セーラーがこのインク誘導液をつけて販売した萬年筆は、万年筆道楽だけだったと記憶しているが、ほかにもあったかなぁ?
長原Jr.先生が、いつも常備しているようなので、今度その真の狙いは何だったのかを聞いてみようと思う。
一足先に確認された方がいらしたら、コメントで教えてね〜。
このインク誘導液(原液)50cc + インク誘導使用液 + ミニロート + 10ccスポイトをセットにして500円で頒布する。
ただし行商するには嵩張るので、来週以降に万年筆談話室に取りに来てくださった方だけに(袋入りで)頒布することにしたい。
10年ほど前に頒布した際には、ものすごく高いボトルを使ったため、頒布価格が1000円〜1500円になった教訓から、今回は徹底的に安いボトルを使ったので500円が実現できた!