昨晩21:00に岡山駅前を出て、今朝6:30に東京駅に着く夜行バスに乗ってみた。
以前、金沢から東京までの夜行バスに乗って懲りたはずだったのだが、今回は2つのせざるを得ない理由があった。
ひとつは、昨晩は萬年筆研究会【WAGNER】岡山大会の後で十分に宴会を楽しみたかったので、新幹線では帰れなかったこと。
また、本日は岡山マラソンが予定されていたためか、帰りの飛行機便が確保出来なかったこと。
もうひとつは、合計38時間45分かけてブリュッセル往復の旅の中で最も長時間降りられないのは11時間50分かかる 羽田➡ドバイ のエミレーツ航空。
いきなり12時間はきついので、まずは9時間30分を経験して・・・と考えたことじゃ。
まぁ、9時間30分とはいえ、海老名でトイレには行ったので身動きせず9:5時間がんばったわけではない。
しかし、結論からいえば、実に快適な旅だった。体は・・・という意味でですよ。
腰は痛くなることはなく、むしろ座席をフルフラットに近い状態まで倒せたので腰への負担はなかった。ただ頸は凝ったなぁ。
3列の独立シートでけっこう高価な運賃だったので、快適さには合格点を入れられるのだが、若者には多少高価だったせいか、乗っているのがほとんどおっさん!
寝ようとしたのだが、おっさんの靴下の匂いが臭くてかなわん!隣の席の50歳くらいの上着を着たサラリーマンの足が臭かったぁ。やはり革靴はダメだな!
しかも真後ろに座っていた唯一の女性の咳、くしゃみといびきも大きく、耳栓していても波状攻撃をかけられた。
旅行運の悪い拙者は、いつもこういう悪い巡り合わせになるようだなぁ・・・
旅が終わる前に、頸が凝るのを和らげるネックピローをamazonでポチり、夕方には届いた。これでなんとかブリュッセルからは生きて帰れるだろう。
萬年筆研究会【WAGNER】岡山大会では、ケロリンさんが調合した〔とりでぃ鮪ブラック〕という赤黒いインクの量産にも成功した。
ミクサブルインクがあれば、もはや目をつぶってでも調合できるほどになった。ちなみにインクの名称は親方の命名。当初の名前は〔とりでぃレッドブラック〕
本日は、万年筆談話室で、萬年筆研究会【WAGNER】会員でもなく、万年筆&インクcafeの参加者でもなく、twitterもinstagramもやっていないという方2人が同時間帯に来られた。
そこで、たわいもないお話をしながら調整をしていたのだが、セーラーの100色インクの話になった時に、お一人がつぶやいた。
〔ついにセーラーもインクの名前を考えるのをやめて、番号で呼ぶようにしたんですね。まるで・・・シャネルのよう〜〕
おお、これは面白い発想だ!とみなで大喜び。けっこう新しいアプローチかも?
モンブランの146などには、昔から番号体系があった。
左端はグレードを表す。すなわちNo.1XXシリーズは最高級グレード
まん中は吸入方式を表す。すなわちNo.x4xは回転吸入方式
右端は大きさを表す。No.14Xには、No.142,144,46,149とあり、No.146は上から二番目の大きさ
だったはず。ただカートリッジ式が出た頃からこの体系はまん中が崩れてしまったが、番号体系としてのモデル名だ。
しかし、セーラーの100色インクは単に色に番号を振っただけで、番号に意味は無い。ただ遊色するNo.123とNo.162がよく売れているとは聞く。
そういう話をしながら、シャネルの5番やシャネルの19番と同じく、セーラーの100色インクも人気色は番号で呼ばれるんだなぁ〜
なんてじいちゃんは考えていたのだが、女性に人気の香水ベスト10には、シャネル製品は一つも入っていない。
シャネル5番と聞いてマリリン・モンローを思い出すのは、もはやじいさん世代だけなのかもしれない。時代はジェニファー・ロペスでんがな・・・