2018年11月11日

夜行バスの乗りごこち & セーラーのシャネル戦略?

昨晩21:00に岡山駅前を出て、今朝6:30に東京駅に着く夜行バスに乗ってみた。

以前、金沢から東京までの夜行バスに乗って懲りたはずだったのだが、今回は2つのせざるを得ない理由があった。

ひとつは、昨晩は萬年筆研究会【WAGNER】岡山大会の後で十分に宴会を楽しみたかったので、新幹線では帰れなかったこと。
     また、本日は岡山マラソンが予定されていたためか、帰りの飛行機便が確保出来なかったこと。

もうひとつは、合計38時間45分かけてブリュッセル往復の旅の中で最も長時間降りられないのは11時間50分かかる 羽田➡ドバイ のエミレーツ航空。
     いきなり12時間はきついので、まずは9時間30分を経験して・・・と考えたことじゃ。

まぁ、9時間30分とはいえ、海老名でトイレには行ったので身動きせず9:5時間がんばったわけではない。

しかし、結論からいえば、実に快適な旅だった。体は・・・という意味でですよ。

腰は痛くなることはなく、むしろ座席をフルフラットに近い状態まで倒せたので腰への負担はなかった。ただ頸は凝ったなぁ。

3列の独立シートでけっこう高価な運賃だったので、快適さには合格点を入れられるのだが、若者には多少高価だったせいか、乗っているのがほとんどおっさん!

寝ようとしたのだが、おっさんの靴下の匂いが臭くてかなわん!隣の席の50歳くらいの上着を着たサラリーマンの足が臭かったぁ。やはり革靴はダメだな!

しかも真後ろに座っていた唯一の女性の咳、くしゃみといびきも大きく、耳栓していても波状攻撃をかけられた。

旅行運の悪い拙者は、いつもこういう悪い巡り合わせになるようだなぁ・・・

旅が終わる前に、頸が凝るのを和らげるネックピローをamazonでポチり、夕方には届いた。これでなんとかブリュッセルからは生きて帰れるだろう。

萬年筆研究会【WAGNER】岡山大会では、ケロリンさんが調合した〔とりでぃ鮪ブラック〕という赤黒いインクの量産にも成功した。

ミクサブルインクがあれば、もはや目をつぶってでも調合できるほどになった。ちなみにインクの名称は親方の命名。当初の名前は
とりでぃレッドブラック

本日は、万年筆談話室で、萬年筆研究会【WAGNER】会員でもなく、万年筆&インクcafeの参加者でもなく、twitterもinstagramもやっていないという方2人が同時間帯に来られた。

そこで、たわいもないお話をしながら調整をしていたのだが、セーラーの100色インクの話になった時に、お一人がつぶやいた。

ついにセーラーもインクの名前を考えるのをやめて、番号で呼ぶようにしたんですね。まるで・・・シャネルのよう〜

おお、これは面白い発想だ!とみなで大喜び。けっこう新しいアプローチかも?

モンブランの146などには、昔から番号体系があった。

左端はグレードを表す。すなわちNo.1XXシリーズは最高級グレード
まん中は吸入方式を表す。すなわちNo.x4xは回転吸入方式
右端は大きさを表す。No.14Xには、No.142,144,46,149とあり、No.146は上から二番目の大きさ

だったはず。ただカートリッジ式が出た頃からこの体系はまん中が崩れてしまったが、番号体系としてのモデル名だ。

しかし、セーラーの100色インクは単に色に番号を振っただけで、番号に意味は無い。ただ遊色するNo.123とNo.162がよく売れているとは聞く。

そういう話をしながら、シャネルの5番やシャネルの19番と同じく、セーラーの100色インクも人気色は番号で呼ばれるんだなぁ〜

なんてじいちゃんは考えていたのだが、女性に人気の香水ベスト10には、シャネル製品は一つも入っていない。

シャネル5番と聞いてマリリン・モンローを思い出すのは、もはやじいさん世代だけなのかもしれない。時代はジェニファー・ロペスでんがな・・・


Posted by pelikan_1931 at 23:25│Comments(5) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
この記事へのコメント
ぽちさん

サンライズ出雲は出雲から東京まで乗ったことがあるのですが、安い個室は地下(というか一階)で、線路の振動をモロに受けるうえ、狭くて固くて・・・爺には厳しかったですねぇ。

しかも出発駅での駅弁が早々と売り切れ空腹のまま戻りました。
まるで戦地から引き揚げるための列車のよう。

若くないと無理ですよぅ〜
Posted by pelikan_1931 at 2018年12月06日 09:27
快ショク快ペン さん

ベルギー行きにはネックピローを持参しました。モニターで長時間映画を見ているときには便利ですね。

結局往復に必要だった50時間くらい(待ち時間含む)では一睡もしませんでしたが。
Posted by pelikan_1931 at 2018年12月06日 09:22
お師匠さま、こんちはー。

最近、九州・中国地方へはサンライズ瀬戸・出雲を使っています。九州へは横浜−岡山間をサンライズ、岡山からは新幹線。朝早く到着できて便利です。サンライズは個室が多いし、完全に横になれるので、疲れずにすみますよ。
東京22:00発〜岡山6:27着、岡山22:34発〜東京7:08着ですから、ある意味、日帰りに近いことができて、かつ岡山滞在時間が長いという。師匠向きな気がしますが?


Posted by ぽち at 2018年11月18日 11:15
pelikan_1931さま、岡山帰りからのお疲れのところ、楽しい時間と素晴らしい調整をありがとうございました!手を入れていただいたペリカン 140と400NNは本当に楽しく、試し書きしまくり酔いしれております!
しかしNo.5とかは確かに若い女子にはピンとこないかもかぁ(^_^;)ただ20いくつかのサンプルからシャネル自身が気に入ったサンプルNo.が由来だと思うので、『あなたもココ・シャネルの様にインクを(SNSとかで)プロデュースしよう!』というプロモーションは…やはり古いセンスかなぁ汗
ちなみに、我が家の猫ちゃんは、義母がシャネルの映画を観て影響を受け、それまでのミーちゃんから無理矢理改名した“ココ”ちゃんです。だから連想したのか…
追伸:偶然岡山に研修で行っていた嫁が、藤戸饅頭を買って来てくれました!甘すぎずうま〜い(^-^)
Posted by いまいくう at 2018年11月12日 07:58
おはようございます。3列シートの夜行バスは上高地へ行く時に使うことがありますが、4列とは別ものですよね。しかし臭いやいびき、咳は快適さを損ないます。私は長時間のフライトの時は、マスク、ノイズキャンセリングヘッドホン、薄手のフード付きジャケットを準備します。
マスクはウレタン製の物を使っています。息苦しくなく、耳にも優しいので長時間の装着も辛くないです。ハッカ油のスプレーを吹きかけて使う事もできます。臭いだけではなく、喉の渇きや感染症予防から必需品です。耳栓は個人的に好きではないので、ボーズのノイズキャンセリングヘッドホンを利用しています。これも耳を優しく包んでくれるので長時間の装着も辛くないです。フードも意外と遮音効果はあります。旅先での天候の変化に対応することもできますので、一着鞄に入っていると重宝します。ネックピローも必需品ですが、腰に差し込むために枕を乗務員に追加でお願いもします。
旅慣れた師匠ですから、既にお試しかもしれません。ドバイの飛行場は広くて免税店も超高級品が並んでいました。モンブランの1497もありました。しかし手荷物には、お気を付けください。
Posted by 快ショク快ペン at 2018年11月12日 07:29