工具箱を見ていたらパコさんがインド駐在中に企画したGAMAのミニ万年筆がいっぱい出てきた。
どうやらメールで拙者まで申込み、受取に来ていない方の分らしい。みなさん既にお金は支払っているようだ。
アイドロッパー式なので壊れる機構がなく、寿命は長い萬年筆のはずだが、ペン先の鍍金はかなり痛み始めている。
身に覚えのある方は申し出て欲しい。神戸ペンショーや水道橋や年末大バザールで良ければお渡しできます。
また郵送希望であれば、その旨メールかメッセージでお知らせ下さい。どなたが何を申し込まれているかは把握していますが、既に会員資格を失った方の住所はわかりませんので!
こちらはいただいた人は覚えているのだが、何に使ったんだろうとしばらくは思い出せなかった。
実は軸に名前を彫るための道具だ。こんな簡単な道具で、どうやってあのような難しい刻印が彫れるのか不思議だが、昔は商売道具だったのだろう。
プラチナのシープに似た軸に差し込んであるので、自作かな?くださったかたはN御大のライバルだったプラチナの営業の方。
ということは、昔の萬年筆業界の営業さんは軸に名前を入れる技術を身につけていたんだなぁ〜。
当時は萬年筆業界は絶頂期!今の日本で言えば Google Japan のような就職人気企業だったので優秀な人材が集まっていたのだろうな。
噂では三越の世界の万年筆祭りの際、P社は社内から選りすぐりの美人さんを参加させるのだとか。
そして、当時の萬年筆業界の営業のターゲットは地方文具店のおかみさん。
彼女たちに気に入られるよう、選りすぐりの美男子を営業にアサインしたのだという都市伝説がまことしやかに水道橋あたりでささやかれている。国産両P社ですがね・・・