2018年11月18日

万年筆談話室の記念インク用のボトルの候補

@02最近のインクブームのせいか、万年筆談話室の限定インクを出して欲しいという要望がたくさんくるようになってきた。

作るのはインクを混ぜればすぐに出来るのだが、限定インクには物語と、瓶と箱が必要になる。

物語は文章がうまい会員に頼めばすぐにでっち上げてくれる。箱も設計さえすれば小口で作ってくれる会社もあるようだ。

問題は瓶なのだ。これがなかなか良いのがない。ちなみにアリババではエーデルシュタイン用クラスのQualityの瓶を一個100円以内で売っている。

ただし最低受注個数が8000個とか20000個。インクを入れて150gの瓶を10,000個在庫すると1.5トンになる。

万年筆談話室で必要なのはせいぜい1年間で200本分程度・・・

ちなみに、画像中央の瓶はペントレ限定インクで60cc入り。年間約100本ほど作られ、半分は韓国で、半分は日本で販売されている。

ただ万年筆談話室で販売するインクは25〜30cc入り。ということでその辺りの瓶を市販品から捜してみると、両側の二つ。左が30ccで右が25cc。

2018-11-18右側のピンクキャップはあまりに実験用器具っぽいので、多少重いこちらの瓶にしようと考えているのだが・・・

瓶の口が狭いので萬年筆を指し込んで吸入することは出来ない。

ただ、万年筆談話室にいらっしゃるインスタグラム世代のキャピキャピ女子の方々の話を聞くと、コンバーターにタミヤ瓶から注射器で入れることが多いのだとか。

では、注射器とセットで販売するかなぁ・・・と考え、今せっせと注射器を中国から取り寄せている。一個18円ほどなので負担は軽減される。

写真の注射器は10ml用だが、セットで入れる注射器は2ml用。これだけあればどんなコンバータでも満腹に出来る。

瓶は100円以内なので、ここまでで120円以内。それにインク代、ラベル代、箱代を含めても30ccを1,000円で販売できる可能性が出てきた。

今日は拙者の66歳の誕生日だが、それとは関係なく万年筆談話室には大勢遊びに来て下さるようだ。ソウルから帰ったばかりだが頑張ろう!


Posted by pelikan_1931 at 11:00│Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
この記事へのコメント
手捻りプラスティックは100gで1000円弱しますので、結構高価なインク容器になりそうですよ。
Posted by pelikan_1931 at 2018年12月06日 09:28
師匠、こんばんは。

このような形の小瓶からインクを吸入する時は、倒れやしないかといつもドキドキです。

そこで考えたのですが、
11月15日に紹介されていた手びねりプラスチックを直径4センチ程度の中華饅頭の形に整形し、
まだ柔らかいうちに中心に瓶の底を埋め込むように押し付ければ、ピッタリサイズのベースができあがり
安定・安心の吸入ができるのではないでしょうか?

Posted by butsudan at 2018年11月19日 18:50